テニス歴だけはそこそこ長いのに、ちゃんと「テニスラケット ガット張替え」を意識し始めたのは、ここ数年の話です。
それまでは年イチどころか、「切れたら張り替える」くらいのノリ。今思えば完全にテンション迷子沼でした。
ボールは飛ばない、腕は痛い、なのに新しいラケット買えば解決すると思って散財…。
実際は、ガット張替えと選び方をちゃんと把握してなかっただけというオチです。
ここでは、そんな僕がガット沼をさまよいながらいろんなガットや張り機を試してきた、ゆるゆるな体験談をメモしておきます。
プロでもコーチでもない、ただのテニス好きの一人の記録として読んでもらえればうれしいです。
- テニスラケット ガット張替えをサボって起きた「ボール失踪事件」
- まずはナイロンでリセット:やさしい打感に救われた話
- スピン欲しさにポリ沼へ:ガチホスイング地獄
- ナチュラルガットで一瞬だけ王子様:でも財布が即死
- ハイブリッドでいいとこ取り?やってみた正直レビュー
- ついに自宅ガット工房ごっこへ:ストリングマシン導入記
- 僕なりのゆるい結論:ガット張替えでテニスの気分はかなり変わる
- テニスラケット ガット張替えをサボって起きた「ボール失踪事件」
- まずはナイロンでリセット:やさしい打感に救われた話
- スピン欲しさにポリ沼へ:ガチホスイング地獄
- ナチュラルガットで一瞬だけ王子様:でも財布が即死
- ハイブリッドでいいとこ取り?やってみた正直レビュー
- ついに自宅ガット工房ごっこへ:ストリングマシン導入記
- 僕なりのゆるい結論:ガット張替えでテニスの気分はかなり変わる
テニスラケット ガット張替えをサボって起きた「ボール失踪事件」
社会人になってから、週1〜2回のテニスが楽しみで仕方なかった時期。
でもある日を境に、「あれ?ボール伸びなくない?」問題が発生しました。
同じスイングのつもりなのに、ベースラインからのショットがネットに刺さる。
スピンをかけたつもりが、ただのスローボール。必死に腕の力で振り回してたら、ついに軽いテニス肘をやらかしました。
そのときショップの店員さんに言われた一言が刺さりました。
「ガット、いつ張り替えました?」
「えっと…半年前…かな…?」
そこから僕のガット寿命ブラックアウトが始まりました。
まずはナイロンでリセット:やさしい打感に救われた話
店員さんに勧められて、いわゆる王道ナイロンからやり直すことに。
最初に張ってもらったのが
ヨネックス エアロンスーパー850。
「柔らかめで、スクール生とか社会人プレーヤーの定番ですよ〜」と言われて半信半疑で打ってみたら、
これがもう、ボール生還事件。同じスイングでちゃんとベースラインまで飛ぶ。腕も楽。
次に試したのが、ちょっとしっとり系って聞いて気になっていた
バボラ ブリオ テニス ガット。
さらに、ちょっと高級感のある打感が欲しくて
テクニファイバー X-ONE BIPHASE
にも手を出しました。
この3つをローテーションして分かったのは、
- 週1〜2回なら、2〜3か月ごとにナイロンを張替えれば、打感のヘタりにイライラしない
- ナイロンは「迷ったらコレ」でいいくらい、バランスが良い
ってこと。
この時点で、僕の「ラケット買い替えたい病」はかなりおさまりました。
スピン欲しさにポリ沼へ:ガチホスイング地獄
調子に乗った僕は、「もっと回転かけたい!」欲が爆発。
そこで手を出したのがポリガットたち。
まず定番と言われた
ヨネックス ポリツアープロ125。
スピンがかかるというウワサの
バボラ RPMブラスト 125。
そして、ハードヒッター御用達っぽい雰囲気の
ルキシロン アルパワー125。
この3つを順番に試してみた結果――
- たしかにスピンはかかるし、軌道をいじるのが楽しい
- でも張ってから2〜3週間で「なんか急に飛ばない…」ってなる
- 無理やり振り抜こうとして、腕にドンとくる衝撃がヤバい
完全にガチホスイング地獄。
部活並みに週4とかで打つ人ならいいけど、僕みたいな週2社会人には、
「こまめなガット張替え」とセットじゃないとキツいな…と実感しました。
それでも、試合前だけ
バボラ RPMブラスト 125
を新品で張ってテンション高めにしておくと、「今日だけは守備範囲が広い気がする」モードに入れるので、
ここぞというときの秘密兵器としてはアリです。
ナチュラルガットで一瞬だけ王子様:でも財布が即死
ポリで肘が悲鳴を上げ始めたとき、最後の切り札として試したのがナチュラルガット。
まず、憧れの
バボラ タッチVS ガット。
打った瞬間、「ボールを持っていく」感じがエグい。
ストロークが勝手に伸びるし、ボレーが普段の1.5倍くらい上手くなった錯覚に陥ります。
調子に乗って
ルキシロン ナチュラルガット
や
プリンス ナチュラルガット 7J80000
も打たせてもらいましたが、とにかく打感が柔らかくて肘に優しい。
ただし、ここで新たな問題が発生。そう、ガット貧乏ループです。
- 1張りの値段がナイロンの何倍もする
- 雨の日の試合でビクビクする(濡れると寿命が…)
- 「このガットでミスるとお金の音がする」感覚
結果、普段使いにはビビってしまい、
「年に一度の草トー決勝用」みたいな扱いになりました。
王子様タイムは最高だけど、僕の財布には常用はムリでした…。
ハイブリッドでいいとこ取り?やってみた正直レビュー
そこで気になったのが、ポリとナチュラル(or ナイロン)を組み合わせるハイブリッド。
プロっぽい雰囲気にひかれて試したのが
バボラ RPM BLAST TOUCH VS ハイブリッド。
縦にポリ、横にナチュラルを入れると、
- スピンはちゃんとかかる
- 打感もフルポリより全然マイルド
- でもテンション維持は、どうしてもナチュラル側に引きずられる
という感じで、確かに「いいとこ取り感」はありました。
もう一つ面白かったのが、錦織モデルとして話題になった
ウイルソン KEI’S CHOICE PREMIER。
これは「なんかプロっぽいセッティングだぞ…!」という自己暗示効果がすごくて、
実力以上に振り抜けてしまう勘違いブーストガットでした(笑)。
ハイブリッドは、ポリの良さとナチュラル/ナイロンのやさしさの間を狙いたい人にはアリ。
ただし値段もそれなりなので、「ここ一番の大会用」にとっておくのが僕の落としどころになりました。
ついに自宅ガット工房ごっこへ:ストリングマシン導入記
「こんなにテニスラケット ガット張替えで悩むなら、もう自分で張ったほうがよくない?」
と、ある日ふと思ってしまったのが運の尽き(?)。
最初に候補に上がったのが、ガチ勢御用達っぽい
ゴーセン オフィシャルストリンガー25EX。
電動でカッコいいし、ショップ感がすごい。
でも値段を見て、いきなりストリング破産予備軍になりそうだったので、
現実路線で
ストリングマシン CB10
や
テニスラケット ストリングマシン ハンドル式 ガット張り機
あたりを調べ始めました。
最終的には、手動タイプのマシンで落ち着きましたが、
自分でガットを張るようになってからは、
- 「テンション何ポンドが自分に合うか」が実験し放題
- トアルソン アスタリスタ130
や
ヨネックス エアロンスーパー850
をまとめ買いしてコスパもアップ - 余裕があるときは、友だちにバボラ RPMブラスト 125
を張ってあげて「プチショップごっこ」
みたいな遊び方ができるようになりました。
もちろん、最初は失敗も多くて、
ポンド数を間違えて「板ガットラケット」を量産したりもしましたが(笑)、
その失敗も含めてかなり楽しい趣味になっています。
僕なりのゆるい結論:ガット張替えでテニスの気分はかなり変わる
長々とテニスラケット ガット張替えの黒歴史と沼話を書いてきましたが、
今のところの僕なり結論はこんな感じです。
- 迷ったらナイロン
→ ヨネックス エアロンスーパー850、
バボラ ブリオ テニス ガット、
トアルソン アスタリスタ130
あたりから始めるとハズレが少ない - スピンで攻めたい試合前だけポリ
→ ヨネックス ポリツアープロ125、
バボラ RPMブラスト 125、
ルキシロン アルパワー125 - 腕が限界&ごほうびデーにはナチュラル or ハイブリッド
→ バボラ タッチVS ガット、
ルキシロン ナチュラルガット、
プリンス ナチュラルガット 7J80000、
バボラ RPM BLAST TOUCH VS ハイブリッド、
ウイルソン KEI’S CHOICE PREMIER - ガット張替えの頻度に悩むくらいテニスが好きなら、
ゴーセン オフィシャルストリンガー25EX
みたいな本格機から、
ストリングマシン CB10、
テニスラケット ストリングマシン ハンドル式 ガット張り機
みたいな手動タイプまで、自分専用のガット工房を作るのもアリ
ガットを変えるだけで、「今日のテニスちょっと楽しみだな」というワクワク感が全然違います。
もし昔の僕みたいに、よく分からないまま古いガットで頑張っているなら、
どれか1つでも気になったガットを張ってみて、テンション迷子沼から抜け出してみてください。
テニスラケット ガット張替えでテンション迷子沼にはまった僕の逆転劇
テニス歴だけはそこそこ長いのに、ちゃんと「テニスラケット ガット張替え」を意識し始めたのは、ここ数年の話です。
それまでは年イチどころか、「切れたら張り替える」くらいのノリ。今思えば完全にテンション迷子沼でした。
ボールは飛ばない、腕は痛い、なのに新しいラケット買えば解決すると思って散財…。
実際は、ガット張替えと選び方をちゃんと把握してなかっただけというオチです。
ここでは、そんな僕がガット沼をさまよいながらいろんなガットや張り機を試してきた、ゆるゆるな体験談をメモしておきます。
プロでもコーチでもない、ただのテニス好きの一人の記録として読んでもらえればうれしいです。
テニスラケット ガット張替えをサボって起きた「ボール失踪事件」
社会人になってから、週1〜2回のテニスが楽しみで仕方なかった時期。
でもある日を境に、「あれ?ボール伸びなくない?」問題が発生しました。
同じスイングのつもりなのに、ベースラインからのショットがネットに刺さる。
スピンをかけたつもりが、ただのスローボール。必死に腕の力で振り回してたら、ついに軽いテニス肘をやらかしました。
そのときショップの店員さんに言われた一言が刺さりました。
「ガット、いつ張り替えました?」
「えっと…半年前…かな…?」
そこから僕のガット寿命ブラックアウトが始まりました。
まずはナイロンでリセット:やさしい打感に救われた話
店員さんに勧められて、いわゆる王道ナイロンからやり直すことに。
最初に張ってもらったのが
ヨネックス エアロンスーパー850。
「柔らかめで、スクール生とか社会人プレーヤーの定番ですよ〜」と言われて半信半疑で打ってみたら、
これがもう、ボール生還事件。同じスイングでちゃんとベースラインまで飛ぶ。腕も楽。
次に試したのが、ちょっとしっとり系って聞いて気になっていた
バボラ ブリオ テニス ガット。
さらに、ちょっと高級感のある打感が欲しくて
テクニファイバー X-ONE BIPHASE
にも手を出しました。
この3つをローテーションして分かったのは、
- 週1〜2回なら、2〜3か月ごとにナイロンを張替えれば、打感のヘタりにイライラしない
- ナイロンは「迷ったらコレ」でいいくらい、バランスが良い
ってこと。
この時点で、僕の「ラケット買い替えたい病」はかなりおさまりました。
スピン欲しさにポリ沼へ:ガチホスイング地獄
調子に乗った僕は、「もっと回転かけたい!」欲が爆発。
そこで手を出したのがポリガットたち。
まず定番と言われた
ヨネックス ポリツアープロ125。
スピンがかかるというウワサの
バボラ RPMブラスト 125。
そして、ハードヒッター御用達っぽい雰囲気の
ルキシロン アルパワー125。
この3つを順番に試してみた結果――
- たしかにスピンはかかるし、軌道をいじるのが楽しい
- でも張ってから2〜3週間で「なんか急に飛ばない…」ってなる
- 無理やり振り抜こうとして、腕にドンとくる衝撃がヤバい
完全にガチホスイング地獄。
部活並みに週4とかで打つ人ならいいけど、僕みたいな週2社会人には、
「こまめなガット張替え」とセットじゃないとキツいな…と実感しました。
それでも、試合前だけ
バボラ RPMブラスト 125
を新品で張ってテンション高めにしておくと、「今日だけは守備範囲が広い気がする」モードに入れるので、
ここぞというときの秘密兵器としてはアリです。
ナチュラルガットで一瞬だけ王子様:でも財布が即死
ポリで肘が悲鳴を上げ始めたとき、最後の切り札として試したのがナチュラルガット。
まず、憧れの
バボラ タッチVS ガット。
打った瞬間、「ボールを持っていく」感じがエグい。
ストロークが勝手に伸びるし、ボレーが普段の1.5倍くらい上手くなった錯覚に陥ります。
調子に乗って
ルキシロン ナチュラルガット
や
プリンス ナチュラルガット 7J80000
も打たせてもらいましたが、とにかく打感が柔らかくて肘に優しい。
ただし、ここで新たな問題が発生。そう、ガット貧乏ループです。
- 1張りの値段がナイロンの何倍もする
- 雨の日の試合でビクビクする(濡れると寿命が…)
- 「このガットでミスるとお金の音がする」感覚
結果、普段使いにはビビってしまい、
「年に一度の草トー決勝用」みたいな扱いになりました。
王子様タイムは最高だけど、僕の財布には常用はムリでした…。
ハイブリッドでいいとこ取り?やってみた正直レビュー
そこで気になったのが、ポリとナチュラル(or ナイロン)を組み合わせるハイブリッド。
プロっぽい雰囲気にひかれて試したのが
バボラ RPM BLAST TOUCH VS ハイブリッド。
縦にポリ、横にナチュラルを入れると、
- スピンはちゃんとかかる
- 打感もフルポリより全然マイルド
- でもテンション維持は、どうしてもナチュラル側に引きずられる
という感じで、確かに「いいとこ取り感」はありました。
もう一つ面白かったのが、錦織モデルとして話題になった
ウイルソン KEI’S CHOICE PREMIER。
これは「なんかプロっぽいセッティングだぞ…!」という自己暗示効果がすごくて、
実力以上に振り抜けてしまう勘違いブーストガットでした(笑)。
ハイブリッドは、ポリの良さとナチュラル/ナイロンのやさしさの間を狙いたい人にはアリ。
ただし値段もそれなりなので、「ここ一番の大会用」にとっておくのが僕の落としどころになりました。
ついに自宅ガット工房ごっこへ:ストリングマシン導入記
「こんなにテニスラケット ガット張替えで悩むなら、もう自分で張ったほうがよくない?」
と、ある日ふと思ってしまったのが運の尽き(?)。
最初に候補に上がったのが、ガチ勢御用達っぽい
ゴーセン オフィシャルストリンガー25EX。
電動でカッコいいし、ショップ感がすごい。
でも値段を見て、いきなりストリング破産予備軍になりそうだったので、
現実路線で
ストリングマシン CB10
や
テニスラケット ストリングマシン ハンドル式 ガット張り機
あたりを調べ始めました。
最終的には、手動タイプのマシンで落ち着きましたが、
自分でガットを張るようになってからは、
- 「テンション何ポンドが自分に合うか」が実験し放題
- トアルソン アスタリスタ130
や
ヨネックス エアロンスーパー850
をまとめ買いしてコスパもアップ - 余裕があるときは、友だちにバボラ RPMブラスト 125
を張ってあげて「プチショップごっこ」
みたいな遊び方ができるようになりました。
もちろん、最初は失敗も多くて、
ポンド数を間違えて「板ガットラケット」を量産したりもしましたが(笑)、
その失敗も含めてかなり楽しい趣味になっています。
僕なりのゆるい結論:ガット張替えでテニスの気分はかなり変わる
長々とテニスラケット ガット張替えの黒歴史と沼話を書いてきましたが、
今のところの僕なり結論はこんな感じです。
- 迷ったらナイロン
→ ヨネックス エアロンスーパー850、
バボラ ブリオ テニス ガット、
トアルソン アスタリスタ130
あたりから始めるとハズレが少ない - スピンで攻めたい試合前だけポリ
→ ヨネックス ポリツアープロ125、
バボラ RPMブラスト 125、
ルキシロン アルパワー125 - 腕が限界&ごほうびデーにはナチュラル or ハイブリッド
→ バボラ タッチVS ガット、
ルキシロン ナチュラルガット、
プリンス ナチュラルガット 7J80000、
バボラ RPM BLAST TOUCH VS ハイブリッド、
ウイルソン KEI’S CHOICE PREMIER - ガット張替えの頻度に悩むくらいテニスが好きなら、
ゴーセン オフィシャルストリンガー25EX
みたいな本格機から、
ストリングマシン CB10、
テニスラケット ストリングマシン ハンドル式 ガット張り機
みたいな手動タイプまで、自分専用のガット工房を作るのもアリ
ガットを変えるだけで、「今日のテニスちょっと楽しみだな」というワクワク感が全然違います。
もし昔の僕みたいに、よく分からないまま古いガットで頑張っているなら、
どれか1つでも気になったガットを張ってみて、テンション迷子沼から抜け出してみてください。

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