バブアーのビデイルって、欲しくなった瞬間からサイズの沼に落ちる服だと思う。乗馬用がルーツのオイルドジャケットだから、そもそも細身でピタッと着る発想じゃなくて、ざっくり重ね着前提のパターンで作られている。いわゆる定番ど真ん中のオイルドモデルだと、いまだに英国の空気をまとったゆるさが残っていて、そこに日本企画のスリム版やらオーバーサイズ版やらが加わるから、ネットで「バブアー サイズ感 ビデイル」と調べても、真逆のことが書いてあったりする。
いちばん教科書的なイメージに近いのが、王道オイルドのBarbour（バブアー） ビデイル Bedale ワックスドコットンジャケット MWX0018。もう少し渋く着たい人が惹かれがちなのが、色味も少し落ち着いたBarbour（バブアー） クラシック ビデイル ワックス ジャケット。このあたりが「クラシックフィット」と呼ばれるゆったりシルエットで、英国の人たちがツイードジャケットや厚手ニットの上からバサっと羽織るイメージの元ネタになっている感じがする。
でも今の日本の街中で多いのは、やっぱりスリム寄りだと思う。細身でスッとした見た目を狙うならビデイルSL系で、オイルド派はバブアー ビデイル Bedale SL MWX0318／MWX0580 ワックスコットン ジャケット、ノンオイルで軽く着たい人はバブアー BEDALE SL 2LAYER ビデイル SL 2レイヤー ノンオイルド ジャケットのほうに目が行くはず。逆に「もうちょっとコートっぽく着たい」という人が手を伸ばすのがバブアー オーバーサイズ ビデイル ワックス コットン ジャケット（OS BEDALE）。さらに真冬寄りに振ると中綿入りのバブアー ビデイル パデッド カジュアル ジャケット（PADDED BEDALE CASUAL）や、フード付きが便利なバブアー HOODED BEDALE SL 2LAYER フーデッド ビデイル SL 2レイヤーなんかもあって、同じ「ビデイル」でも事情がだいぶ違う。
こういう背景を踏まえると、サイズ感の迷いどころもだんだん見えてくる。クラシックフィットのBarbour（バブアー） ビデイル Bedale ワックスドコットンジャケット MWX0018やBarbour（バブアー） クラシック ビデイル ワックス ジャケットは、身幅も袖もたっぷりで「おじさんっぽく見えるのが味」と思うか、「いや、さすがに大きすぎて野暮ったい」と思うかで印象が一気に変わる。スリム派の目線で見ると、普段のTシャツやスウェットの感覚で選ぶと一つ上のサイズがただのビッグシルエットになってしまって、鏡を見て首をかしげるパターンが想像できる。逆にクラシックが好きな人からすると、「細身のバブアー ビデイル Bedale SL MWX0318／MWX0580 ワックスコットン ジャケットは、ビデイルらしさが薄まってるように見える」という感想も出てきそう。
個人的には、街で見かけるバランスで一番好みなのは、普通体型の人がビジネスシャツの上からバブアー BEDALE SL 2LAYER ビデイル SL 2レイヤー ノンオイルド ジャケットをジャスト寄りで着ているようなシルエット。着丈はヒップを半分〜三分の二くらい隠して、肩幅もそこまで落とさず、でも前を閉めるとほんの少し余裕があって、冬にはミドルゲージのニットを挟めそうな感じ。オーバーサイズでゆるく着るなら、あえてバブアー オーバーサイズ ビデイル ワックス コットン ジャケット（OS BEDALE）でサイズを上げて、スウェットパーカーや厚手フリースを詰め込んで「丸いシルエット」を楽しむのもアリだと思う。真冬に駅のホームでじっとしているときなんかは、中綿入りのバブアー ビデイル パデッド カジュアル ジャケット（PADDED BEDALE CASUAL）くらいぬくもりがあると、もはや頼もしいダウンコート代わりという雰囲気。雨がちの日や自転車通勤なら、フード付きのバブアー HOODED BEDALE SL 2LAYER フーデッド ビデイル SL 2レイヤーを選ぶ人の気持ちもすごく分かる。
最後に、サイズ選びの“性能”っぽい話をラフにまとめておきたい。クラシックフィットのBarbour（バブアー） ビデイル Bedale ワックスドコットンジャケット MWX0018やBarbour（バブアー） クラシック ビデイル ワックス ジャケットは、身幅がかなりゆるめに作ってある前提なので、普段Mサイズの人が「インナー薄めで街着メインにしたい」なら一つ下の表記サイズを候補にしてもおかしくない。一方で、ジャケットや厚手ニットを中に挟みたい人は、ヌード寸法より胸囲に10cm以上ゆとりが出るサイズを選ぶと動きやすさに余裕が出そう。
スリムラインのバブアー ビデイル Bedale SL MWX0318／MWX0580 ワックスコットン ジャケットやバブアー BEDALE SL 2LAYER ビデイル SL 2レイヤー ノンオイルド ジャケットは、普段のジャケットサイズか、場合によってはワンサイズ上くらいまでを想定しながら、肩幅と袖丈のバランスを優先して決めるイメージ。オーバーサイズのバブアー オーバーサイズ ビデイル ワックス コットン ジャケット（OS BEDALE）や中綿入りのバブアー ビデイル パデッド カジュアル ジャケット（PADDED BEDALE CASUAL）、フード付きのバブアー HOODED BEDALE SL 2LAYER フーデッド ビデイル SL 2レイヤーは、最初から「大きめで着る前提」の型なので、肩が落ちることを前提に、着丈が長くなりすぎないところで止めておくと全身のバランスが取りやすい。
数字だけを見ると不安になるけれど、ビデイルは多少サイズを外してもそれなりにサマになってしまう懐の深い服でもあるので、どのモデルを選ぶか、どれくらいゆるく着たいかをイメージしながら、自分なりの“ちょうどいい野暮ったさ”を探す気持ちでサイズを決めると楽しくなってくると思う。
バブアー ビデイルのサイズ感に迷ったときのラフな目安帳
バブアーのビデイルって、欲しくなった瞬間からサイズの沼に落ちる服だと思う。乗馬用がルーツのオイルドジャケットだから、そもそも細身でピタッと着る発想じゃなくて、ざっくり重ね着前提のパターンで作られている。いわゆる定番ど真ん中のオイルドモデルだと、いまだに英国の空気をまとったゆるさが残っていて、そこに日本企画のスリム版やらオーバーサイズ版やらが加わるから、ネットで「バブアー サイズ感 ビデイル」と調べても、真逆のことが書いてあったりする。
いちばん教科書的なイメージに近いのが、王道オイルドのBarbour（バブアー） ビデイル Bedale ワックスドコットンジャケット MWX0018。もう少し渋く着たい人が惹かれがちなのが、色味も少し落ち着いたBarbour（バブアー） クラシック ビデイル ワックス ジャケット。このあたりが「クラシックフィット」と呼ばれるゆったりシルエットで、英国の人たちがツイードジャケットや厚手ニットの上からバサっと羽織るイメージの元ネタになっている感じがする。
でも今の日本の街中で多いのは、やっぱりスリム寄りだと思う。細身でスッとした見た目を狙うならビデイルSL系で、オイルド派はバブアー ビデイル Bedale SL MWX0318／MWX0580 ワックスコットン ジャケット、ノンオイルで軽く着たい人はバブアー BEDALE SL 2LAYER ビデイル SL 2レイヤー ノンオイルド ジャケットのほうに目が行くはず。逆に「もうちょっとコートっぽく着たい」という人が手を伸ばすのがバブアー オーバーサイズ ビデイル ワックス コットン ジャケット（OS BEDALE）。さらに真冬寄りに振ると中綿入りのバブアー ビデイル パデッド カジュアル ジャケット（PADDED BEDALE CASUAL）や、フード付きが便利なバブアー HOODED BEDALE SL 2LAYER フーデッド ビデイル SL 2レイヤーなんかもあって、同じ「ビデイル」でも事情がだいぶ違う。
こういう背景を踏まえると、サイズ感の迷いどころもだんだん見えてくる。クラシックフィットのBarbour（バブアー） ビデイル Bedale ワックスドコットンジャケット MWX0018やBarbour（バブアー） クラシック ビデイル ワックス ジャケットは、身幅も袖もたっぷりで「おじさんっぽく見えるのが味」と思うか、「いや、さすがに大きすぎて野暮ったい」と思うかで印象が一気に変わる。スリム派の目線で見ると、普段のTシャツやスウェットの感覚で選ぶと一つ上のサイズがただのビッグシルエットになってしまって、鏡を見て首をかしげるパターンが想像できる。逆にクラシックが好きな人からすると、「細身のバブアー ビデイル Bedale SL MWX0318／MWX0580 ワックスコットン ジャケットは、ビデイルらしさが薄まってるように見える」という感想も出てきそう。
個人的には、街で見かけるバランスで一番好みなのは、普通体型の人がビジネスシャツの上からバブアー BEDALE SL 2LAYER ビデイル SL 2レイヤー ノンオイルド ジャケットをジャスト寄りで着ているようなシルエット。着丈はヒップを半分〜三分の二くらい隠して、肩幅もそこまで落とさず、でも前を閉めるとほんの少し余裕があって、冬にはミドルゲージのニットを挟めそうな感じ。オーバーサイズでゆるく着るなら、あえてバブアー オーバーサイズ ビデイル ワックス コットン ジャケット（OS BEDALE）でサイズを上げて、スウェットパーカーや厚手フリースを詰め込んで「丸いシルエット」を楽しむのもアリだと思う。真冬に駅のホームでじっとしているときなんかは、中綿入りのバブアー ビデイル パデッド カジュアル ジャケット（PADDED BEDALE CASUAL）くらいぬくもりがあると、もはや頼もしいダウンコート代わりという雰囲気。雨がちの日や自転車通勤なら、フード付きのバブアー HOODED BEDALE SL 2LAYER フーデッド ビデイル SL 2レイヤーを選ぶ人の気持ちもすごく分かる。
最後に、サイズ選びの“性能”っぽい話をラフにまとめておきたい。クラシックフィットのBarbour（バブアー） ビデイル Bedale ワックスドコットンジャケット MWX0018やBarbour（バブアー） クラシック ビデイル ワックス ジャケットは、身幅がかなりゆるめに作ってある前提なので、普段Mサイズの人が「インナー薄めで街着メインにしたい」なら一つ下の表記サイズを候補にしてもおかしくない。一方で、ジャケットや厚手ニットを中に挟みたい人は、ヌード寸法より胸囲に10cm以上ゆとりが出るサイズを選ぶと動きやすさに余裕が出そう。
スリムラインのバブアー ビデイル Bedale SL MWX0318／MWX0580 ワックスコットン ジャケットやバブアー BEDALE SL 2LAYER ビデイル SL 2レイヤー ノンオイルド ジャケットは、普段のジャケットサイズか、場合によってはワンサイズ上くらいまでを想定しながら、肩幅と袖丈のバランスを優先して決めるイメージ。オーバーサイズのバブアー オーバーサイズ ビデイル ワックス コットン ジャケット（OS BEDALE）や中綿入りのバブアー ビデイル パデッド カジュアル ジャケット（PADDED BEDALE CASUAL）、フード付きのバブアー HOODED BEDALE SL 2LAYER フーデッド ビデイル SL 2レイヤーは、最初から「大きめで着る前提」の型なので、肩が落ちることを前提に、着丈が長くなりすぎないところで止めておくと全身のバランスが取りやすい。
数字だけを見ると不安になるけれど、ビデイルは多少サイズを外してもそれなりにサマになってしまう懐の深い服でもあるので、どのモデルを選ぶか、どれくらいゆるく着たいかをイメージしながら、自分なりの“ちょうどいい野暮ったさ”を探す気持ちでサイズを決めると楽しくなってくると思う。
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