外房のヒラマサキャスティングを本格的にやってみたくて、思い切って手に入れたのが MCワークス エクスプロージョン 704SS です。
プロのテスターでも何でもない、ただの週末アングラーの正直な感想を書いてみます。
なぜ 704SS を選んだのか?他のロッドとの迷い
最初は、同じシリーズの MCワークス エクスプロージョン 804HR や MCワークス エクスプロージョン 836CTR とめちゃくちゃ迷いました。
ロングロッドの飛距離は魅力だけど、実際に乗合船の「胴の間」に入ることが多い自分には、取り回しの良さが優先。そこで7ftというレングスの MCワークス エクスプロージョン 704SS を選びました。
比較対象には、キャスティングロッドとして定番の ヤマガブランクス ブルースナイパー 82/4 や、若干マニアックな テンリュウ スパイク SK822S-MH も候補にしていましたが、最終的には「外房スペシャル」という名前のロマンにやられました。
実際に振ってみた感想:短いけどしっかり飛ぶ
初めて MCワークス エクスプロージョン 704SS を船上で振ったとき、一番びっくりしたのは「思ったより楽に飛ぶ」こと。
7ftだから飛距離は妥協かな…と覚悟していたのですが、コンパクトなテイクバックからでもロッドがスッと曲がって、ルアーがスパーンと前に飛んでいく感じで、かなり気持ちいいです。
アンダーハンド気味にキャストしても、ブランク全体が素直に追従してくれるので、混み合っている船上でもストレス少なめ。
長時間投げ続けても腕がパンパンになりにくいのも、このロッドのありがたいところです。
組み合わせているリールとライン
自分がメインで合わせているのは、ハイエンド寄りだと シマノ 20 ステラ SW 14000XG、少し現実的なところでは シマノ 21 ツインパワー SW 14000XG や シマノ 21 ツインパワー SW 8000HG あたり。
ダイワ派の友人は ダイワ 20 ソルティガ 14000-XH と組ませていて、「パワーのバランスがちょうどいい」と言っていましたし、少し価格を抑えるなら ダイワ キャタリナ 8000H も相性が良さそうです。
ラインはPE4〜5号を中心に、
- キャスティングPEは バリバス アバニ キャスティングPE Si-X 5号 300m
- コスパ重視では YGK スーパージグマン X8 5号 300m
リーダーは
- フロロ寄りの質感が好きなら バリバス オーシャンレコード ショックリーダー 80lb
- しなやかさ重視なら サンライン システムショックリーダー ナイロン 80lb
こんな組み合わせで使っています。
ドラグをガチガチに締めるタイプではなく、ほどほどに出しながらファイトするスタイルの人にはちょうどいいバランスだと思います。
投げているルアーたち
実際に MCワークス エクスプロージョン 704SS で投げているルアーは40〜80g前後が中心です。
- 王道ど真ん中のダイペンとして シマノ オシアペンシル 別注平政 160F
- ちょっと海が荒れ気味のときや存在感を出したいときの シマノ オシアペンシル 別注平政 190F
- ナブラ打ちやベイトが小さいときに強い Maria レガート F165
- 水噛みが良くて引きやすいポッパー系として Maria ダックダイブ F190
- ちょっとマグロも意識したセッティングの日は ダイワ ソルティガ ドラドペンシル 14F
- ロングジャークで食わせたいときは デュエル ランカーハンター ロングジャーク 160
このあたりをローテーションさせています。
どれも704SSの許容範囲ド真ん中という感じで、フルキャストしても怖さがありません。
ファイト中の曲がり方と安心感
実際にヒラマサを掛けてみると、MCワークス エクスプロージョン 704SS は「いきなりガチンと止める」というより、じわっと胴に乗っていく印象です。
バットはしっかりしているのに、無理やりこちらが力でねじ伏せる感じではなく、ロッド全体で魚の突っ込みを受け止めてくれるので、体へのダメージが少ないです。
船長から「もっとロッドを曲げて大丈夫!」と言われても、怖くてなかなか踏み込めないタイプの自分でも、このロッドは不思議と安心して曲げ込めます。
それでいて、根から一気に剥がしたい場面ではしっかり踏ん張ってくれるので、「外房専用」と名乗るだけのことはあるなと感じました。
704SS がハマる人・他番手が向いていそうな人
704SS が向いていると感じた人
- 胴の間に入ることが多く、取り回しを最優先したい人
- ロッドを思い切り振り回すより、コンパクトキャストを多用する人
- 一日中投げ続けても腕が死なないタックルを組みたい人
他のロッドも検討したほうが良さそうな人
- とにかく飛距離命で、長いストロークでぶん投げたい人は MCワークス エクスプロージョン 804HR や MCワークス エクスプロージョン 836CTR のようなロングレングス寄りが合うかもしれません。
- 汎用性重視で、ショアからも投げたいなら ヤマガブランクス ブルースナイパー 82/4 や テンリュウ スパイク SK822S-MH も選択肢になると思います。
まとめ:外房の「胴の間アングラー」には本当にちょうどいい一本
自分なりに MCワークス エクスプロージョン 704SS を使い倒してきましたが、
「外房の乗合船で胴の間に入ることが多い」「コンパクトキャスト主体」「PE4〜5号でヒラマサを狙う」
というスタイルの人には、かなりハマる一本だと思います。
タックル全体としては、
- リール:
シマノ 21 ツインパワー SW 14000XG もしくは ダイワ 20 ソルティガ 14000-XH - ライン:
バリバス アバニ キャスティングPE Si-X 5号 300m + バリバス オーシャンレコード ショックリーダー 80lb - ルアー:
シマノ オシアペンシル 別注平政 160F や Maria ダックダイブ F190 を中心にローテーション
こんな組み合わせにすると、外房ヒラマサのスタートセットとしてはかなり安心感があると思います。
プロ目線のガチガチなインプレではなく、あくまで「週末アングラーが実際に使ってみてどう感じたか」というレベルですが、MCワークス エクスプロージョン 704SS が気になっている人の参考になればうれしいです。
MCワークス エクスプロージョン 704SS 外房ヒラマサど素人目線インプレ
外房のヒラマサキャスティングを本格的にやってみたくて、思い切って手に入れたのが MCワークス エクスプロージョン 704SS です。
プロのテスターでも何でもない、ただの週末アングラーの正直な感想を書いてみます。
なぜ 704SS を選んだのか?他のロッドとの迷い
最初は、同じシリーズの MCワークス エクスプロージョン 804HR や MCワークス エクスプロージョン 836CTR とめちゃくちゃ迷いました。
ロングロッドの飛距離は魅力だけど、実際に乗合船の「胴の間」に入ることが多い自分には、取り回しの良さが優先。そこで7ftというレングスの MCワークス エクスプロージョン 704SS を選びました。
比較対象には、キャスティングロッドとして定番の ヤマガブランクス ブルースナイパー 82/4 や、若干マニアックな テンリュウ スパイク SK822S-MH も候補にしていましたが、最終的には「外房スペシャル」という名前のロマンにやられました。
実際に振ってみた感想:短いけどしっかり飛ぶ
初めて MCワークス エクスプロージョン 704SS を船上で振ったとき、一番びっくりしたのは「思ったより楽に飛ぶ」こと。
7ftだから飛距離は妥協かな…と覚悟していたのですが、コンパクトなテイクバックからでもロッドがスッと曲がって、ルアーがスパーンと前に飛んでいく感じで、かなり気持ちいいです。
アンダーハンド気味にキャストしても、ブランク全体が素直に追従してくれるので、混み合っている船上でもストレス少なめ。
長時間投げ続けても腕がパンパンになりにくいのも、このロッドのありがたいところです。
組み合わせているリールとライン
自分がメインで合わせているのは、ハイエンド寄りだと シマノ 20 ステラ SW 14000XG、少し現実的なところでは シマノ 21 ツインパワー SW 14000XG や シマノ 21 ツインパワー SW 8000HG あたり。
ダイワ派の友人は ダイワ 20 ソルティガ 14000-XH と組ませていて、「パワーのバランスがちょうどいい」と言っていましたし、少し価格を抑えるなら ダイワ キャタリナ 8000H も相性が良さそうです。
ラインはPE4〜5号を中心に、
- キャスティングPEは バリバス アバニ キャスティングPE Si-X 5号 300m
- コスパ重視では YGK スーパージグマン X8 5号 300m
リーダーは
- フロロ寄りの質感が好きなら バリバス オーシャンレコード ショックリーダー 80lb
- しなやかさ重視なら サンライン システムショックリーダー ナイロン 80lb
こんな組み合わせで使っています。
ドラグをガチガチに締めるタイプではなく、ほどほどに出しながらファイトするスタイルの人にはちょうどいいバランスだと思います。
投げているルアーたち
実際に MCワークス エクスプロージョン 704SS で投げているルアーは40〜80g前後が中心です。
- 王道ど真ん中のダイペンとして シマノ オシアペンシル 別注平政 160F
- ちょっと海が荒れ気味のときや存在感を出したいときの シマノ オシアペンシル 別注平政 190F
- ナブラ打ちやベイトが小さいときに強い Maria レガート F165
- 水噛みが良くて引きやすいポッパー系として Maria ダックダイブ F190
- ちょっとマグロも意識したセッティングの日は ダイワ ソルティガ ドラドペンシル 14F
- ロングジャークで食わせたいときは デュエル ランカーハンター ロングジャーク 160
このあたりをローテーションさせています。
どれも704SSの許容範囲ド真ん中という感じで、フルキャストしても怖さがありません。
ファイト中の曲がり方と安心感
実際にヒラマサを掛けてみると、MCワークス エクスプロージョン 704SS は「いきなりガチンと止める」というより、じわっと胴に乗っていく印象です。
バットはしっかりしているのに、無理やりこちらが力でねじ伏せる感じではなく、ロッド全体で魚の突っ込みを受け止めてくれるので、体へのダメージが少ないです。
船長から「もっとロッドを曲げて大丈夫!」と言われても、怖くてなかなか踏み込めないタイプの自分でも、このロッドは不思議と安心して曲げ込めます。
それでいて、根から一気に剥がしたい場面ではしっかり踏ん張ってくれるので、「外房専用」と名乗るだけのことはあるなと感じました。
704SS がハマる人・他番手が向いていそうな人
704SS が向いていると感じた人
- 胴の間に入ることが多く、取り回しを最優先したい人
- ロッドを思い切り振り回すより、コンパクトキャストを多用する人
- 一日中投げ続けても腕が死なないタックルを組みたい人
他のロッドも検討したほうが良さそうな人
- とにかく飛距離命で、長いストロークでぶん投げたい人は MCワークス エクスプロージョン 804HR や MCワークス エクスプロージョン 836CTR のようなロングレングス寄りが合うかもしれません。
- 汎用性重視で、ショアからも投げたいなら ヤマガブランクス ブルースナイパー 82/4 や テンリュウ スパイク SK822S-MH も選択肢になると思います。
まとめ:外房の「胴の間アングラー」には本当にちょうどいい一本
自分なりに MCワークス エクスプロージョン 704SS を使い倒してきましたが、
「外房の乗合船で胴の間に入ることが多い」「コンパクトキャスト主体」「PE4〜5号でヒラマサを狙う」
というスタイルの人には、かなりハマる一本だと思います。
タックル全体としては、
- リール:
シマノ 21 ツインパワー SW 14000XG もしくは ダイワ 20 ソルティガ 14000-XH - ライン:
バリバス アバニ キャスティングPE Si-X 5号 300m + バリバス オーシャンレコード ショックリーダー 80lb - ルアー:
シマノ オシアペンシル 別注平政 160F や Maria ダックダイブ F190 を中心にローテーション
こんな組み合わせにすると、外房ヒラマサのスタートセットとしてはかなり安心感があると思います。
プロ目線のガチガチなインプレではなく、あくまで「週末アングラーが実際に使ってみてどう感じたか」というレベルですが、MCワークス エクスプロージョン 704SS が気になっている人の参考になればうれしいです。

コメント