グレイルブーツのサイズ感ってむずかしい？ムートンからロングまでゆるっと考えてみた

グレイルのブーツって、値段もデザインもかわいくて、ついカートに放り込みたくなるのに、最後の最後で「これ、サイズどうする…？」と手が止まることが多い気がする。とくに冬場はモコモコ系やロング系が増えてくるから、ただのスニーカー感覚でサイズを選ぶと、届いてから「きつい」「ぶかぶか」となりやすい。
最近も、ムートン系の厚底ムートンショートブーツやムートン厚底ショートブーツみたいなアイテムを見て、「このボリューム感、かわいいけど何センチにすればいいんだろう…」と延々サイズ表とにらめっこしてしまう、そんな状況になりがちだと思う。

ロング系も同じで、スッキリ細見えしそうなストレッチ厚底ロングブーツや、ペタんこ寄りで歩きやすそうなストレッチフラット厚底ロングブーツ、脚長効果がありそうなウルトラストレッチチャンキーヒールロングブーツあたりも、ふくらはぎの太さやタイツ・ソックスの厚みまで考え出すと、一瞬で沼にハマる。しかも、似たようなムートンでも厚底アウトシームムートンショートブーツと厚底ムートンサイドゴアショートブーツでは、同じサイズ表記でも履き口や足入れの感じが変わりそうで、余計に迷う。

そんなサイズ迷子になりがちなグレイルブーツだけど、いろいろレビューを眺めたり、型ごとの特徴を見ていると、「なんとなくこう選ぶと失敗しにくそう」という雰囲気は見えてくる。ここからは、あくまでラフな主観として、「こういうタイプならこのサイズの考え方かなあ」という感想をメモするような気持ちでまとめてみる。

まずムートン系。ふわふわモコモコがぎゅっと詰まっていそうな厚底ムートンショートブーツやムートン厚底ショートブーツ、ステッチが外側に出ている厚底アウトシームムートンショートブーツ、サイドゴア仕様の厚底ムートンサイドゴアショートブーツあたりは、見た目からして足全体を包み込むタイプなので、ジャストサイズだとピッタリを通り越してギュッとしそうなイメージがある。甲高さんや幅広さんはもちろん、普通足でも、厚手ソックスで履きたいなら半サイズかワンサイズ上げて、インソールや靴下で微調整する前提で選ぶ方が気が楽そうだな、という印象。

ロング系は少し違って、ストレッチ厚底ロングブーツやストレッチフラット厚底ロングブーツ、ウルトラストレッチチャンキーヒールロングブーツ、さらにニーハイ寄りの厚底ムートンニーハイブーツなんかは、足首〜ふくらはぎのフィット感が見た目に直結するから、とにかく「入るかどうか」が最初の関門になるイメージ。ストレッチ系は筒が伸びるとはいえ、あまりにジャストすぎると脱ぎ履きで汗だくになりそうなので、足長は普段どおりでも、ふくらはぎが太めならストレッチ多めのデザインを優先したい気持ちが強くなる。

ショートブーツ系だと、シンプルな厚底ストレッチショートブーツや、ソックス風の厚底ヒールソックスショートブーツあたりは、足首がすっきりしている分、ロングほど筒回りを心配しなくて良さそう。そのぶん、甲とかかと周りのフィット感が目立ちやすいので、素足やストッキングでピタッと履きたいのか、厚手ソックスでガシガシ歩きたいのか、履き方のイメージを先に決めてからサイズを選ぶと、イメージのズレが少なそうだなと思う。

ここからは、ざっくり「性能」というほど大げさなものではないけれど、タイプ別にどうサイズを考えるといいかを、ラフにまとめてみる。ムートン系、たとえば厚底ムートンショートブーツ、ムートン厚底ショートブーツ、厚底アウトシームムートンショートブーツ、厚底ムートンサイドゴアショートブーツ、さらに膝上にくる厚底ムートンニーハイブーツなんかは、内側のボア量を想像しながら、普段スニーカーより「やや余裕をもたせる」くらいのサイズ選びが無難そう。厚手ソックス前提なら、思い切ってワンサイズ上げて、あとはインソールで微調整する作戦がとりやすいタイプだと思う。

ロング系のストレッチ厚底ロングブーツ、ストレッチフラット厚底ロングブーツ、ウルトラストレッチチャンキーヒールロングブーツは、足長はいつものサイズを基準にしつつ、ふくらはぎに自信がないならストレッチがしっかり効いていそうなデザインを選んだり、スキニーをインするならワンサイズ上げるなど、「どのボトムスと合わせるか」を先に決めると判断しやすい。タイツ合わせだけで履くなら、ジャスト寄りで選んだ方がシルエット的にはすっきりしやすそう。

ショートタイプの厚底ストレッチショートブーツや厚底ヒールソックスショートブーツは、歩きやすさと見た目のバランスをどう取りたいか次第でサイズの方向性が変わりそう。ピタッとしたソックスブーツ風シルエットを狙うならジャスト寄り、ゆるっと厚手ソックスでストリートっぽく履きたいなら少し余裕を持たせる、といった感じで、ファッションの「ノリ」に合わせて選ぶイメージが近いかもしれない。

結局のところ、グレイルのブーツは「とりあえず普段サイズ」でギャンブルするより、「どの季節に・どんな靴下やボトムスで・どのぐらい歩くのか」をざっくり妄想してから、タイプ別に半サイズ〜ワンサイズの余裕を見ておくと、サイズ感の失敗が減りそうだな、というのが全体的な印象。ムートン系は余裕多め、ストレッチロングは筒周り重視、ショートは履き方のイメージ重視。このあたりを頭の片隅に置きながら、気になるモデルを眺めてみると、自分に合うグレイルブーツのサイズ感が少しつかみやすくなるかもしれない。

グレイルブーツのサイズ感ってむずかしい？ムートンからロングまでゆるっと考えてみた

グレイルのブーツって、値段もデザインもかわいくて、ついカートに放り込みたくなるのに、最後の最後で「これ、サイズどうする…？」と手が止まることが多い気がする。とくに冬場はモコモコ系やロング系が増えてくるから、ただのスニーカー感覚でサイズを選ぶと、届いてから「きつい」「ぶかぶか」となりやすい。
最近も、ムートン系の厚底ムートンショートブーツやムートン厚底ショートブーツみたいなアイテムを見て、「このボリューム感、かわいいけど何センチにすればいいんだろう…」と延々サイズ表とにらめっこしてしまう、そんな状況になりがちだと思う。

ロング系も同じで、スッキリ細見えしそうなストレッチ厚底ロングブーツや、ペタんこ寄りで歩きやすそうなストレッチフラット厚底ロングブーツ、脚長効果がありそうなウルトラストレッチチャンキーヒールロングブーツあたりも、ふくらはぎの太さやタイツ・ソックスの厚みまで考え出すと、一瞬で沼にハマる。しかも、似たようなムートンでも厚底アウトシームムートンショートブーツと厚底ムートンサイドゴアショートブーツでは、同じサイズ表記でも履き口や足入れの感じが変わりそうで、余計に迷う。

そんなサイズ迷子になりがちなグレイルブーツだけど、いろいろレビューを眺めたり、型ごとの特徴を見ていると、「なんとなくこう選ぶと失敗しにくそう」という雰囲気は見えてくる。ここからは、あくまでラフな主観として、「こういうタイプならこのサイズの考え方かなあ」という感想をメモするような気持ちでまとめてみる。

まずムートン系。ふわふわモコモコがぎゅっと詰まっていそうな厚底ムートンショートブーツやムートン厚底ショートブーツ、ステッチが外側に出ている厚底アウトシームムートンショートブーツ、サイドゴア仕様の厚底ムートンサイドゴアショートブーツあたりは、見た目からして足全体を包み込むタイプなので、ジャストサイズだとピッタリを通り越してギュッとしそうなイメージがある。甲高さんや幅広さんはもちろん、普通足でも、厚手ソックスで履きたいなら半サイズかワンサイズ上げて、インソールや靴下で微調整する前提で選ぶ方が気が楽そうだな、という印象。

ロング系は少し違って、ストレッチ厚底ロングブーツやストレッチフラット厚底ロングブーツ、ウルトラストレッチチャンキーヒールロングブーツ、さらにニーハイ寄りの厚底ムートンニーハイブーツなんかは、足首〜ふくらはぎのフィット感が見た目に直結するから、とにかく「入るかどうか」が最初の関門になるイメージ。ストレッチ系は筒が伸びるとはいえ、あまりにジャストすぎると脱ぎ履きで汗だくになりそうなので、足長は普段どおりでも、ふくらはぎが太めならストレッチ多めのデザインを優先したい気持ちが強くなる。

ショートブーツ系だと、シンプルな厚底ストレッチショートブーツや、ソックス風の厚底ヒールソックスショートブーツあたりは、足首がすっきりしている分、ロングほど筒回りを心配しなくて良さそう。そのぶん、甲とかかと周りのフィット感が目立ちやすいので、素足やストッキングでピタッと履きたいのか、厚手ソックスでガシガシ歩きたいのか、履き方のイメージを先に決めてからサイズを選ぶと、イメージのズレが少なそうだなと思う。

ここからは、ざっくり「性能」というほど大げさなものではないけれど、タイプ別にどうサイズを考えるといいかを、ラフにまとめてみる。ムートン系、たとえば厚底ムートンショートブーツ、ムートン厚底ショートブーツ、厚底アウトシームムートンショートブーツ、厚底ムートンサイドゴアショートブーツ、さらに膝上にくる厚底ムートンニーハイブーツなんかは、内側のボア量を想像しながら、普段スニーカーより「やや余裕をもたせる」くらいのサイズ選びが無難そう。厚手ソックス前提なら、思い切ってワンサイズ上げて、あとはインソールで微調整する作戦がとりやすいタイプだと思う。

ロング系のストレッチ厚底ロングブーツ、ストレッチフラット厚底ロングブーツ、ウルトラストレッチチャンキーヒールロングブーツは、足長はいつものサイズを基準にしつつ、ふくらはぎに自信がないならストレッチがしっかり効いていそうなデザインを選んだり、スキニーをインするならワンサイズ上げるなど、「どのボトムスと合わせるか」を先に決めると判断しやすい。タイツ合わせだけで履くなら、ジャスト寄りで選んだ方がシルエット的にはすっきりしやすそう。

ショートタイプの厚底ストレッチショートブーツや厚底ヒールソックスショートブーツは、歩きやすさと見た目のバランスをどう取りたいか次第でサイズの方向性が変わりそう。ピタッとしたソックスブーツ風シルエットを狙うならジャスト寄り、ゆるっと厚手ソックスでストリートっぽく履きたいなら少し余裕を持たせる、といった感じで、ファッションの「ノリ」に合わせて選ぶイメージが近いかもしれない。

結局のところ、グレイルのブーツは「とりあえず普段サイズ」でギャンブルするより、「どの季節に・どんな靴下やボトムスで・どのぐらい歩くのか」をざっくり妄想してから、タイプ別に半サイズ〜ワンサイズの余裕を見ておくと、サイズ感の失敗が減りそうだな、というのが全体的な印象。ムートン系は余裕多め、ストレッチロングは筒周り重視、ショートは履き方のイメージ重視。このあたりを頭の片隅に置きながら、気になるモデルを眺めてみると、自分に合うグレイルブーツのサイズ感が少しつかみやすくなるかもしれない。