ミネトンカのサイズ感って結局どうなの？ゆるっと語ってみる

ミネトンカのモカシンやブーツって、写真を見るだけで「これ絶対かわいいやつだ…」ってなるのに、いざ買おうとすると一番引っかかるのがサイズ感じゃないかなと思います。とくにネットで人気のミネトンカモカシン KILTYやミネトンカサンダーバードモカシン (Thunderbird)、フリンジがかわいいミネトンカブーツ BACK ZIPPER BOOTあたりは、口コミを眺めていると「大きめだから小さめを」「いや、甲高なら普段サイズで」みたいな声が入り乱れていて、サイズ表を見るほど沼にハマるタイプのブランドだなあという印象があります。

もう少しモデルを広げて見ても、定番のミネトンカモカシン KILTY SUEDE MOC HARDSOLEや、少しアップデートされたミネトンカモカシン KILTY PLUS、車移動が多い人が気になりそうなミネトンカレディースクラシックドライビングモカシン、ちょっときれいめ寄りのミネトンカレディース Discover Classic モカシンあたりまで含めて見ていくと、どれも「革が柔らかくて伸びる」「最初きつめ、後からちょうどよくなる」「大きめにしたらぶかぶかになった」というコメントが目立って、サイズ選びがゲームみたいになっているなと感じます。

ミネトンカのサイズ感を口コミベースで眺めてみた感想

まずざっくり言うと、多くの人が履き心地を語るときに「大きめ」という単語を使っていることが多いです。特にミネトンカモカシン KILTYやミネトンカモカシン KILTY SUEDE MOC HARDSOLEは、レビューを眺めていると「普段23.5だけどUS6でぴったり」「普段24だけどハーフサイズ下げた」という話が多くて、基本的にはジャストより少し下のサイズを勧める声が多い雰囲気です。

ただ、足の形で意見が割れているのも面白いところで、幅広・甲高さんの感想を追いかけていくと、「ミネトンカモカシン KILTY PLUSを小さめにしたら甲が痛くて泣いた」とか、「ミネトンカレディースキャンバスモックモカシンは細身だから普段サイズでちょうどよかった」みたいな話もあって、単純に『ミネトンカ＝小さめを選べばOK』とは言い切れないな…という印象です。

ふわふわのルームシューズっぽいミネトンカ Cally Slipper（キャリースリッパ）については、「厚手ソックスで履きたいからあえて大きめを選んだ」「素足で履くから普段サイズでぴったりだった」など、どんなシチュエーションで履くかによって選び方も変わってきていて、同じモデルでも生活スタイルでサイズ感の評価が変わるのが面白いところです。

ブーツ系もクセがあって、ミネトンカブーツ BACK ZIPPER BOOTやミネトンカ Double Fringe Tramper Boot（ダブルフリンジトランパーブーツ）、脚長効果がありそうなミネトンカオーバーニーフリンジブーツあたりを見ていると、「モカシンより細身で、同じサイズだときつく感じた」という声もあれば、「スキニーに合わせるから少し余裕がほしくてハーフサイズ上げた」という意見もあって、ファッションの合わせ方込みでサイズを決めている人が多いように感じました。

メンズや子ども用も同じで、ミネトンカメンズモカシンは「細めなのでジャスト〜ハーフサイズアップ」という感想を見かける一方、ミネトンカキッズモカシンやミネトンカベビーモカシンは「ちょっと大きめを買っても革が馴染んでちょうどよくなる」「来年も履けるようにワンサイズ上を買った」という声が多くて、大人とは少し違う選び方になっている感じがあります。

素材と作りから見た、ミネトンカの「伸びる」性能とサイズ選び

ミネトンカ全体の雰囲気として、「履いているうちにフィットしてくる靴」というキャラクターがあると思います。とくにミネトンカモカシン KILTYやミネトンカサンダーバードモカシン (Thunderbird)のようなスエードモカシン、ミネトンカモカシン KILTY SUEDE MOC HARDSOLEのようなハードソールタイプは、とにかくアッパーが柔らかくて、横にも縦にもじわじわ伸びていくイメージです。なので、最初から「少し余裕あるな」と感じるサイズを選ぶと、履き込んだときにゆるゆるになる、という話が出てきがちです。

逆に、ドライビング用っぽいミネトンカレディースクラシックドライビングモカシンや、キャンバス素材もミックスされたミネトンカレディースキャンバスモックモカシンのようなモデルは、ソールやステッチの入り方が少し違っていて、足をぐるっとホールドする作りになっているものも多い印象です。このあたりは「革は伸びるけど、ホールド感はしっかり残る」という声もあって、サイズダウンしすぎると窮屈に感じやすいのかな、という想像もできます。

もこもこ系のミネトンカ Cally Slipper（キャリースリッパ）は、内側のボアが最初ふわふわで、そのうち落ち着いてくるという話が多いので、「最初はふわふわでキツめ、慣れるとちょうどいい」という二段階の変化がありそうです。ここは冬に靴下を重ねるかどうかで、普段サイズかハーフサイズアップか判断が分かれそうだなと思います。

ブーツ系のミネトンカブーツ BACK ZIPPER BOOTやミネトンカ Double Fringe Tramper Boot（ダブルフリンジトランパーブーツ）、ミネトンカオーバーニーフリンジブーツは、筒周りやふくらはぎとのバランスも絡んでくるので、「足先はちょうどいいのにふくらはぎがきつい」「筒がゆるくて落ちてくる」みたいな話も混ざってきます。個人的には、ブーツはモカシンよりも“コーデとの相性”を優先して選ぶ靴だと思うので、厚手タイツやデニムをインする前提なら少し余裕を見たサイズ、素足や薄手ソックスでスッキリ履くつもりならモカシンと同じか、ほんの少しだけ小さめ…くらいのイメージで考えるのがちょうどいい気がします。

メンズのミネトンカメンズモカシンは、割と素足でも履く人が多いのか、「最初はタイトだけど馴染むと気持ちいい」「大きめにしたらかかとが抜ける」という感想がよく見つかります。子ども用のミネトンカキッズモカシンやミネトンカベビーモカシンは、成長を見越してワンサイズ上を選ぶパターンが圧倒的で、「最初は少し大きいけど、すぐちょうどよくなる」という流れがテンプレみたいになっている感じです。

ざっくりまとめると、ミネトンカのサイズの付き合い方

いろいろなモデルを眺めていると、ミネトンカは「ジャストを狙うなら、最初はちょいタイト目から始めるブランド」という印象が強いです。とくにミネトンカモカシン KILTYやミネトンカモカシン KILTY PLUS、スエード系の定番モカシンたちは「普段のスニーカーよりハーフサイズ下げて、最初はちょっときついくらい。でも数日で馴染んでちょうどよくなる」というストーリーを想像しておくと、レビューの感想とけっこうしっくりきます。

一方で、足幅がしっかりある人や甲が高めの人、厚手ソックス前提で履きたい人がミネトンカレディースクラシックドライビングモカシンやミネトンカレディース Discover Classic モカシン、ミネトンカ Cally Slipper（キャリースリッパ）あたりを選ぶ場合は、無理にサイズダウンしないで、普段サイズか、場合によってはハーフサイズアップくらいで選んでいる人も多そうです。

ブーツ好きならミネトンカブーツ BACK ZIPPER BOOTやミネトンカ Double Fringe Tramper Boot（ダブルフリンジトランパーブーツ）、目を引くミネトンカオーバーニーフリンジブーツの口コミを見比べつつ、「どんなボトムスと合わせたいか」「素足寄りで履くか、レギンスやデニムを入れるか」をイメージしてサイズを決めると、後悔しにくいかなと思います。

結局のところ、ミネトンカのサイズ選びは「革が伸びる前提で、最初どう感じたいか」を決める作業に近くて、きっちりした数字だけでは語りきれない部分が大きいです。きゅっと足に吸い付くようなフィット感からスタートしたいのか、それとも最初からリラックスして履きたいのか。自分の足のタイプと生活スタイルをちょっと振り返りつつ、気になるモデル、たとえばミネトンカモカシン KILTYやミネトンカサンダーバードモカシン (Thunderbird)、ミネトンカ Cally Slipper（キャリースリッパ）あたりのレビューをつまみ食いしながら、自分なりの答えを探していくのがいちばんしっくりくるのかな、というのが今のところの結論です。