気づけばネットで「giro サイズ感 ヘルメット」と検索して、カタログやレビューをぼんやり眺めている時間が長くなってきました。GIROのヘルメットって見た目がカッコいいし、GIRO SYNTAX MIPS AFとかGIRO ARIES SPHERICAL AFみたいなモデル名を見ているだけでも、なんとなく速く走れそうな気がしてくるんですよね。
ただ、いちばん気になるのはやっぱり「サイズ感」。特に日本人に多い丸い頭の形だと、「海外ブランドはキツそう…」というイメージが根強いみたいで、SNSやブログを見ていても「どのサイズを選べばいいのか分からない」という声がすごく多いです。
そこで、自分なりに情報をかき集めながら、GIROヘルメットのサイズ感についてラフに整理してみました。
事情編:GIROヘルメットのサイズ表とアジアンフィットの話
まず前提として、GIROのロード用やMTB用ヘルメットは、だいたいS・M・L(モデルによってはXL)の展開になっていて、頭囲の目安はSが51〜55cm、Mが55〜59cm、Lが59〜63cmくらいというのが定番のサイズ表です。GIRO SYNTAX MIPS AFもそうだし、上位グレードのGIRO AETHER SPHERICAL AFやGIRO ARIES SPHERICAL AFも、だいたい同じレンジで案内されています。
で、日本人が特に気にしているのが「アジアンフィット(AF)」というやつ。これは、横幅が広めで前後はやや短めという、いわゆる“丸い頭”向けの形。上のグレードだとGIRO ARIES SPHERICAL AF、GIRO AETHER SPHERICAL AF、GIRO HELIOS SPHERICAL AFあたりが有名で、エアロ寄りならGIRO ECLIPSE SPHERICAL AFもアジアンフィットがあります。
もう少し価格を抑えたモデルだと、GIRO SYNTAX MIPS AFや、クラシックな形のGIRO SYNTHE MIPS AFあたりが“AF代表選手”的な存在。スポーツバイク入門でよく名前が出てくるGIRO REGISTER IIやGIRO FIXTURE IIも、日本向けの展開だとアジアンフィット寄りの設計になっていると紹介されることが多いです。
あと、大きいサイズ難民にとっては、ワンサイズ設計のGIRO REGISTER II XLやGIRO FIXTURE II XLがけっこう救世主的な存在らしくて、「今までほとんど選択肢がなかったけど、これは入った」という声もしばしば見かけます。
感想編:口コミを眺めて見えてきた「giro サイズ感 ヘルメット」のリアル
サイズ感についていろいろなレビューを眺めていると、だいたい共通しているのは「グローバルフィットはタイト、アジアンフィットは思ったより余裕あり」という印象でした。
たとえば、細身の欧州ブランドのヘルメットしか知らない人がGIRO SYNTAX MIPS AFを試すと、「同じMサイズでも横の締めつけがぜんぜん違う」と書いていることが多くて、特にこめかみ付近の圧迫感がかなり軽くなる、という感想がよく出てきます。
上位モデルのGIRO ARIES SPHERICAL AFやGIRO AETHER SPHERICAL AFについては、「見た目はシュッとしてるのに、被ると横に逃げ場がある」という書かれ方をしていることが多くて、まさに“日本人の頭データを元に作りました”的な雰囲気が伝わってきます。写真だけ見ると、かなりレーシーで細長いシルエットに見えるのに、実際のサイズ感は丸い頭でも許容範囲、というギャップがおもしろいところです。
一方、価格帯が抑えめなGIRO REGISTER IIやGIRO FIXTURE IIの感想を追いかけていくと、「普段づかい用でフリーサイズだけど、Roc Locのおかげで56〜60cmくらいまでは普通にいける」「GIRO REGISTER II XLは“頭大きい勢”の最後の砦、GIRO FIXTURE II XLもかなり余裕あった」といった声が多くて、“とりあえずGIROで一個持っとく”ならこの辺りかな、という雰囲気があります。
おもしろいのは、同じMサイズでも「キャップをかぶるとキツい派」と「キャップありでも余裕派」が分かれるところ。たとえばGIRO SYNTAX MIPS AFのMで頭囲58〜59cmあたりだと、ギリギリ派と余裕派がちょうど半々くらいで、「冬場にキャップを重ねたいならLでもいいかも」というコメントも見かけます。このあたりは、まさに頭の形や好み次第という感じで、サイズ表だけでは割り切れない世界だなぁと感じました。
上位グレードのGIRO HELIOS SPHERICAL AFやGIRO ECLIPSE SPHERICAL AFの感想を見ていると、「被りが深めで安心感がある」「エアロなのにキノコ頭になりにくい」というコメントが目立ちます。見た目重視でヘルメットを選びたい人には、「丸顔だけどキノコ頭は避けたい」という難しい願望があるので、そういう人たちにはこの辺のモデルが候補になっている雰囲気です。
性能編:フィットシステムと“サイズ選びのコツ”をざっくり整理
サイズ感の話をするとき、欠かせないのがRoc Loc(ロックロック)というGIROの調整システム。上位モデルだとGIRO ARIES SPHERICAL AFやGIRO AETHER SPHERICAL AF、GIRO HELIOS SPHERICAL AF、GIRO ECLIPSE SPHERICAL AF、もう少しリーズナブルなGIRO SYNTAX MIPS AFやGIRO SYNTHE MIPS AFにも、バージョン違いのRoc Locが搭載されています。
このRoc Loc、基本的には後頭部のダイヤルで締めていくと、細いバンドが頭をぐるっと一周してフィットする構造。レビューを読んでいると、「ギュッと締めても一点だけ強く当たる感じが少ない」という感想が多くて、いわゆる“痛くないフィット感”を目指した仕組みなんだろうな、という印象があります。
ただ、Roc Locがどれだけ優秀でも、ベースとなるシェルのサイズ選びを外すとどうにもならない、というのも正直なところ。たとえば頭囲が59cmでGIRO REGISTER IIのフリーサイズを使うのと、同じ59cmでGIRO REGISTER II XLを選ぶのとでは、締め付けの“余裕”がまったく違うはずですし、GIRO FIXTURE IIとGIRO FIXTURE II XLでも同じような差が出るはずです。
だからこそ、サイズ選びのコツとしてよく言われているのが、まずはメジャーで頭囲を測ること。それから、できれば鏡の前で頭の横幅もチェックして、「自分はどちらかというと丸い頭か、細長い頭か」をざっくり把握しておくと、アジアンフィットかどうかの判断がしやすくなります。丸い頭だと感じる人は、GIRO SYNTAX MIPS AFやGIRO HELIOS SPHERICAL AFみたいなAFモデルを候補にすると安心感が高そうですし、逆に細長い頭で欧州ブランドのMがちょうど良い人なら、GIRO SYNTHE MIPS AFやGIRO ECLIPSE SPHERICAL AFでもうまくハマる可能性が高そうです。
個人的には、「迷ったら小さめより少し大きめ寄り」が安心かな、と感じています。ヘルメットは安全装備なので、グラグラなのは論外としても、こめかみが常に痛いレベルのキツさは長い目で見るとけっこうストレスになりそうです。Roc Locでギュッと締めれば多少はごまかせるので、境界サイズの人はワンサイズ上も候補に入れておくと良さそうです。特に冬場にビーニーやキャップをかぶる予定があるなら、GIRO REGISTER II XLやGIRO FIXTURE II XLみたいな余裕あるモデルを最初から視野に入れておくのもアリだと思います。
こんな感じで、カタログや口コミをあれこれ眺めながら、giroヘルメットのサイズ感について自分なりに整理してみました。きっちりした実測レビューというより、趣味のメモに近い内容ですが、「giro サイズ感 ヘルメット」で迷子になっている人のヒントになればうれしいです。
giroヘルメットのサイズ感が不安な人へ。アジアンフィットって結局どうなの?
気づけばネットで「giro サイズ感 ヘルメット」と検索して、カタログやレビューをぼんやり眺めている時間が長くなってきました。GIROのヘルメットって見た目がカッコいいし、GIRO SYNTAX MIPS AFとかGIRO ARIES SPHERICAL AFみたいなモデル名を見ているだけでも、なんとなく速く走れそうな気がしてくるんですよね。
ただ、いちばん気になるのはやっぱり「サイズ感」。特に日本人に多い丸い頭の形だと、「海外ブランドはキツそう…」というイメージが根強いみたいで、SNSやブログを見ていても「どのサイズを選べばいいのか分からない」という声がすごく多いです。
そこで、自分なりに情報をかき集めながら、GIROヘルメットのサイズ感についてラフに整理してみました。
事情編:GIROヘルメットのサイズ表とアジアンフィットの話
まず前提として、GIROのロード用やMTB用ヘルメットは、だいたいS・M・L(モデルによってはXL)の展開になっていて、頭囲の目安はSが51〜55cm、Mが55〜59cm、Lが59〜63cmくらいというのが定番のサイズ表です。GIRO SYNTAX MIPS AFもそうだし、上位グレードのGIRO AETHER SPHERICAL AFやGIRO ARIES SPHERICAL AFも、だいたい同じレンジで案内されています。
で、日本人が特に気にしているのが「アジアンフィット(AF)」というやつ。これは、横幅が広めで前後はやや短めという、いわゆる“丸い頭”向けの形。上のグレードだとGIRO ARIES SPHERICAL AF、GIRO AETHER SPHERICAL AF、GIRO HELIOS SPHERICAL AFあたりが有名で、エアロ寄りならGIRO ECLIPSE SPHERICAL AFもアジアンフィットがあります。
もう少し価格を抑えたモデルだと、GIRO SYNTAX MIPS AFや、クラシックな形のGIRO SYNTHE MIPS AFあたりが“AF代表選手”的な存在。スポーツバイク入門でよく名前が出てくるGIRO REGISTER IIやGIRO FIXTURE IIも、日本向けの展開だとアジアンフィット寄りの設計になっていると紹介されることが多いです。
あと、大きいサイズ難民にとっては、ワンサイズ設計のGIRO REGISTER II XLやGIRO FIXTURE II XLがけっこう救世主的な存在らしくて、「今までほとんど選択肢がなかったけど、これは入った」という声もしばしば見かけます。
感想編:口コミを眺めて見えてきた「giro サイズ感 ヘルメット」のリアル
サイズ感についていろいろなレビューを眺めていると、だいたい共通しているのは「グローバルフィットはタイト、アジアンフィットは思ったより余裕あり」という印象でした。
たとえば、細身の欧州ブランドのヘルメットしか知らない人がGIRO SYNTAX MIPS AFを試すと、「同じMサイズでも横の締めつけがぜんぜん違う」と書いていることが多くて、特にこめかみ付近の圧迫感がかなり軽くなる、という感想がよく出てきます。
上位モデルのGIRO ARIES SPHERICAL AFやGIRO AETHER SPHERICAL AFについては、「見た目はシュッとしてるのに、被ると横に逃げ場がある」という書かれ方をしていることが多くて、まさに“日本人の頭データを元に作りました”的な雰囲気が伝わってきます。写真だけ見ると、かなりレーシーで細長いシルエットに見えるのに、実際のサイズ感は丸い頭でも許容範囲、というギャップがおもしろいところです。
一方、価格帯が抑えめなGIRO REGISTER IIやGIRO FIXTURE IIの感想を追いかけていくと、「普段づかい用でフリーサイズだけど、Roc Locのおかげで56〜60cmくらいまでは普通にいける」「GIRO REGISTER II XLは“頭大きい勢”の最後の砦、GIRO FIXTURE II XLもかなり余裕あった」といった声が多くて、“とりあえずGIROで一個持っとく”ならこの辺りかな、という雰囲気があります。
おもしろいのは、同じMサイズでも「キャップをかぶるとキツい派」と「キャップありでも余裕派」が分かれるところ。たとえばGIRO SYNTAX MIPS AFのMで頭囲58〜59cmあたりだと、ギリギリ派と余裕派がちょうど半々くらいで、「冬場にキャップを重ねたいならLでもいいかも」というコメントも見かけます。このあたりは、まさに頭の形や好み次第という感じで、サイズ表だけでは割り切れない世界だなぁと感じました。
上位グレードのGIRO HELIOS SPHERICAL AFやGIRO ECLIPSE SPHERICAL AFの感想を見ていると、「被りが深めで安心感がある」「エアロなのにキノコ頭になりにくい」というコメントが目立ちます。見た目重視でヘルメットを選びたい人には、「丸顔だけどキノコ頭は避けたい」という難しい願望があるので、そういう人たちにはこの辺のモデルが候補になっている雰囲気です。
性能編:フィットシステムと“サイズ選びのコツ”をざっくり整理
サイズ感の話をするとき、欠かせないのがRoc Loc(ロックロック)というGIROの調整システム。上位モデルだとGIRO ARIES SPHERICAL AFやGIRO AETHER SPHERICAL AF、GIRO HELIOS SPHERICAL AF、GIRO ECLIPSE SPHERICAL AF、もう少しリーズナブルなGIRO SYNTAX MIPS AFやGIRO SYNTHE MIPS AFにも、バージョン違いのRoc Locが搭載されています。
このRoc Loc、基本的には後頭部のダイヤルで締めていくと、細いバンドが頭をぐるっと一周してフィットする構造。レビューを読んでいると、「ギュッと締めても一点だけ強く当たる感じが少ない」という感想が多くて、いわゆる“痛くないフィット感”を目指した仕組みなんだろうな、という印象があります。
ただ、Roc Locがどれだけ優秀でも、ベースとなるシェルのサイズ選びを外すとどうにもならない、というのも正直なところ。たとえば頭囲が59cmでGIRO REGISTER IIのフリーサイズを使うのと、同じ59cmでGIRO REGISTER II XLを選ぶのとでは、締め付けの“余裕”がまったく違うはずですし、GIRO FIXTURE IIとGIRO FIXTURE II XLでも同じような差が出るはずです。
だからこそ、サイズ選びのコツとしてよく言われているのが、まずはメジャーで頭囲を測ること。それから、できれば鏡の前で頭の横幅もチェックして、「自分はどちらかというと丸い頭か、細長い頭か」をざっくり把握しておくと、アジアンフィットかどうかの判断がしやすくなります。丸い頭だと感じる人は、GIRO SYNTAX MIPS AFやGIRO HELIOS SPHERICAL AFみたいなAFモデルを候補にすると安心感が高そうですし、逆に細長い頭で欧州ブランドのMがちょうど良い人なら、GIRO SYNTHE MIPS AFやGIRO ECLIPSE SPHERICAL AFでもうまくハマる可能性が高そうです。
個人的には、「迷ったら小さめより少し大きめ寄り」が安心かな、と感じています。ヘルメットは安全装備なので、グラグラなのは論外としても、こめかみが常に痛いレベルのキツさは長い目で見るとけっこうストレスになりそうです。Roc Locでギュッと締めれば多少はごまかせるので、境界サイズの人はワンサイズ上も候補に入れておくと良さそうです。特に冬場にビーニーやキャップをかぶる予定があるなら、GIRO REGISTER II XLやGIRO FIXTURE II XLみたいな余裕あるモデルを最初から視野に入れておくのもアリだと思います。
こんな感じで、カタログや口コミをあれこれ眺めながら、giroヘルメットのサイズ感について自分なりに整理してみました。きっちりした実測レビューというより、趣味のメモに近い内容ですが、「giro サイズ感 ヘルメット」で迷子になっている人のヒントになればうれしいです。

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