筋トレ歴がそこそこ長くなってきたころから、ジムでいろんなサポーターを使うようになりました。最初は「ガチ勢が使うもの」というイメージで、正直ちょっと気が引けていたんですが、思い切って トレーニングベルト を買ってから一気に世界が変わりました。今日は完全に趣味レベルのトレーニーとして、僕が実際に使っている筋トレサポーターたちの感想や選び方を書いてみます。
ベルト系サポーターとの出会い
いちばん最初に買ったのが、定番の トレーニングベルト です。スクワットとデッドリフトが好きなんですが、重量が伸びてくるとどうしても腰が不安になってきて、フォームも少し怖くなるんですよね。そこで思い切って、やや厚手の ウェイトトレーニング ベルト を導入しました。
最初は「つけるだけでそんなに変わるの?」と半信半疑でしたが、腹圧を意識してベルトにお腹を押し付けるように力を入れると、バーを担いだときの安定感がまるで違いました。今までは腰で受け止めていた重さを、体幹全体で支えているような感覚です。とはいえ頼り過ぎも怖いので、ウォーミングアップセットはベルトなし、本番セットだけ ウェイトトレーニング ベルト を巻く、というルールにしています。
腰の違和感が強かった時期には、日常生活でも 腰サポーター や、しっかり固定したいとき用の 腰用コルセット も試しました。仕事中のデスクワークでは薄めの 腰サポーター を、重い荷物を運ぶ日や腰が特に不安な日は 腰用コルセット をガッチリ巻く、という感じで使い分けています。ただ、ずっと巻きっぱなしにすると自分の筋肉がなまる感じがするので、調子が戻ってきたらなるべく外すようにしています。
握力と手首を守るギアたち
背中の日に欠かせなくなってきたのが、 パワーグリップ と リストストラップ です。ラットプルダウンやデッドリフトで、先に握力が終わってしまうのがずっと悩みでした。そこでまず パワーグリップ を導入したところ、手のひらの痛みがかなり減って、広背筋に意識を集中しやすくなりました。
よりガチガチにバーを固定したい高重量デッドのときは リストストラップ を使います。巻き方に少しコツは要りますが、一度慣れると「バーが手に貼り付いている」みたいな安心感があって、バーを落とす不安がかなり軽くなります。逆に、握力そのものを鍛えたい日はあえて何も使わず、素手で行うようにして「今日は前腕の日」と割り切っています。
ベンチプレスやショルダープレスで手首が反り返って痛くなることがあったので、プレス系には リストラップ と 手首サポーター を使っています。しっかり固定したいときは厚手の リストラップ を巻き、軽めのダンベル種目や日常使いには柔らかい 手首サポーター くらいにとどめるイメージです。サポーターなしだと手首がぐらつく重量でも、 リストラップ があると「押し切れるかも」と思えるのが不思議です。
膝・足首を支えるサポーター
脚トレは嫌いじゃないんですが、年々膝の存在感が増してきました。スクワットやランジで膝に違和感が出ることがあり、そこから導入したのが 膝サポーター 系のアイテムです。日によって使い分けていますが、軽めの日は伸縮性のある ニースリーブ を、ガチガチに固定して攻めたい日は ニーラップ を選んでいます。
ニースリーブ は膝全体を包み込むような適度な圧で、動きの邪魔をしないのが気に入っています。膝の温まりも早い気がして、冬場のトレーニングでは特に手放せません。対して ニーラップ は、巻き方次第でかなり強く固定できるので、重いスクワットに挑戦するときの安心感がダンチです。ただ、きつく巻きすぎると血が止まりそうになるので、セットごとに巻き直すようにして、自分なりのちょうどいい締め具合を探しています。
足首まわりには 足首サポーター や ふくらはぎサポーター を併用しています。カーフレイズやランジ系で、足首がぐらついたりアキレス腱あたりに違和感があるときは 足首サポーター を、ふくらはぎの張りが強いときは ふくらはぎサポーター を使う感じです。体感としては、翌日の疲労感が少しマイルドになる印象があります。
足裏と姿勢を整えるアイテム
思った以上に効果を感じたのが、シューズの中に仕込む スポーツ用インソール です。スクワットやレッグプレスのとき、足裏のどこに体重が乗っているかが意識しやすくなり、フォームの安定感が変わりました。特に土踏まずが落ち気味の人は、 スポーツ用インソール を入れるだけで膝の入り方が変わるので、脚トレ好きなら一度試してみる価値はあると思います。
普段の姿勢ケアには 姿勢矯正ベルト も使っています。これはトレーニング中というより、パソコン作業のときに「猫背になってきたな」と感じたらサッと装着する感じです。 姿勢矯正ベルト をつけていると、自然と胸が開いて肩が引けるので、その姿勢のまま胸トレのフォームをイメージしたりしています。ただし、これも頼りすぎると自分の背筋がサボりそうなので、1日中つけっぱなしにはしません。
肘や細かい関節用のサポーター
地味に助かっているのが、プル系やプレス系で使う エルボーサポーター です。懸垂やロウイングで肘の内側がツンと痛くなることがあったのですが、軽く圧迫してくれる エルボーサポーター を巻くと、痛みの不安が少し和らぎます。もちろん痛みが強いときは無理にトレーニングせず休むのが大前提ですが、「ちょっと違和感あるけど様子を見たい」というレベルの日には心強い味方です。
僕なりのサポーター選びのポイント
完全に個人的な意見ですが、筋トレ用のサポーターを選ぶときは、以下の順番で考えることが多いです。
- まず目的をはっきりさせる
「記録を伸ばすために高重量を安全に扱いたい」のか、「今ある痛みを悪化させたくない」のか、「単に不安だからなんとなく巻きたい」のかで、選ぶギアが変わります。高重量スクワットなら トレーニングベルト と ニースリーブ、デッドリフトなら パワーグリップ や リストストラップ、日常の腰ケアなら 腰サポーター や 腰用コルセット という具合に、目的から逆算しています。 - サイズとフィット感を重視する
サポーターは締め付けすぎると逆効果だし、ゆるすぎると意味がありません。レビューを見ながら、自分の体型に近い人のサイズ感を参考にしつつ、迷ったらサイズ違いで試すこともあります。たとえば 膝サポーター や 足首サポーター は、実際に動いてみてズレないかどうかがかなり重要でした。 - 通気性と着け心地も大事にする
夏場のジムはかなり汗をかくので、通気性の悪い 腰用コルセット や厚手の ニーラップ は、長時間つけると蒸れてつらくなります。そんなときは薄手の ニースリーブ や、メッシュ素材の 手首サポーター に切り替えたりして、季節とトレーニング内容で使い分けています。 - あくまで主役は自分の筋肉だと忘れない
どんなに良い トレーニングベルト や パワーグリップ を持っていても、フォームや筋力が伴っていなければ意味がありません。僕は「ウォーミングアップはできる限りサポーターなし」「重量を攻めるセットだけサポーターあり」というルールをゆるく設けて、できるだけ自分の体で支えられる範囲を広げていこうと意識しています。
まとめ:サポーターは“相棒”、でも依存しすぎない
いろいろ書きましたが、僕にとって筋トレサポーターは「トレーニングの相棒」みたいな存在です。 トレーニングベルト や ニースリーブ を巻くと、自然と「よし、やるぞ」というスイッチが入りますし、 パワーグリップ を握ると背中の日のテンションが上がります。腰が不安な日は 腰サポーター や 腰用コルセット に助けてもらい、脚が重い日は 足首サポーター や ふくらはぎサポーター を巻いて、なんとか一歩ジムに向かう気力をひねり出しています。
ただし、どのギアも「つければすべて解決」という魔法のアイテムではないので、違和感や痛みが強いときは、無理せず休んだり、専門家に診てもらうことが大事だと思っています。そのうえで、自分の弱点や不安を補ってくれる道具として、 膝サポーター や リストラップ 、 姿勢矯正ベルト などを上手に取り入れていくと、筋トレがもっと楽しく長く続けられる気がしています。
これから筋トレサポーターを試してみようかな、という方は、まずは自分が一番不安を感じている部位から、気になるアイテムを一つ選んでみるのがおすすめです。僕も最初の一歩は トレーニングベルト からでしたが、そこから少しずつ パワーグリップ や ニースリーブ などを買い足していって、自分なりの「筋トレ装備セット」が出来上がりました。サポーター選びも含めて、筋トレライフを楽しんでもらえたらうれしいです。
筋トレ サポーターの効果と選び方|失敗しない趣味トレギア日記
筋トレ歴がそこそこ長くなってきたころから、ジムでいろんなサポーターを使うようになりました。最初は「ガチ勢が使うもの」というイメージで、正直ちょっと気が引けていたんですが、思い切って トレーニングベルト を買ってから一気に世界が変わりました。今日は完全に趣味レベルのトレーニーとして、僕が実際に使っている筋トレサポーターたちの感想や選び方を書いてみます。
ベルト系サポーターとの出会い
いちばん最初に買ったのが、定番の トレーニングベルト です。スクワットとデッドリフトが好きなんですが、重量が伸びてくるとどうしても腰が不安になってきて、フォームも少し怖くなるんですよね。そこで思い切って、やや厚手の ウェイトトレーニング ベルト を導入しました。
最初は「つけるだけでそんなに変わるの?」と半信半疑でしたが、腹圧を意識してベルトにお腹を押し付けるように力を入れると、バーを担いだときの安定感がまるで違いました。今までは腰で受け止めていた重さを、体幹全体で支えているような感覚です。とはいえ頼り過ぎも怖いので、ウォーミングアップセットはベルトなし、本番セットだけ ウェイトトレーニング ベルト を巻く、というルールにしています。
腰の違和感が強かった時期には、日常生活でも 腰サポーター や、しっかり固定したいとき用の 腰用コルセット も試しました。仕事中のデスクワークでは薄めの 腰サポーター を、重い荷物を運ぶ日や腰が特に不安な日は 腰用コルセット をガッチリ巻く、という感じで使い分けています。ただ、ずっと巻きっぱなしにすると自分の筋肉がなまる感じがするので、調子が戻ってきたらなるべく外すようにしています。
握力と手首を守るギアたち
背中の日に欠かせなくなってきたのが、 パワーグリップ と リストストラップ です。ラットプルダウンやデッドリフトで、先に握力が終わってしまうのがずっと悩みでした。そこでまず パワーグリップ を導入したところ、手のひらの痛みがかなり減って、広背筋に意識を集中しやすくなりました。
よりガチガチにバーを固定したい高重量デッドのときは リストストラップ を使います。巻き方に少しコツは要りますが、一度慣れると「バーが手に貼り付いている」みたいな安心感があって、バーを落とす不安がかなり軽くなります。逆に、握力そのものを鍛えたい日はあえて何も使わず、素手で行うようにして「今日は前腕の日」と割り切っています。
ベンチプレスやショルダープレスで手首が反り返って痛くなることがあったので、プレス系には リストラップ と 手首サポーター を使っています。しっかり固定したいときは厚手の リストラップ を巻き、軽めのダンベル種目や日常使いには柔らかい 手首サポーター くらいにとどめるイメージです。サポーターなしだと手首がぐらつく重量でも、 リストラップ があると「押し切れるかも」と思えるのが不思議です。
膝・足首を支えるサポーター
脚トレは嫌いじゃないんですが、年々膝の存在感が増してきました。スクワットやランジで膝に違和感が出ることがあり、そこから導入したのが 膝サポーター 系のアイテムです。日によって使い分けていますが、軽めの日は伸縮性のある ニースリーブ を、ガチガチに固定して攻めたい日は ニーラップ を選んでいます。
ニースリーブ は膝全体を包み込むような適度な圧で、動きの邪魔をしないのが気に入っています。膝の温まりも早い気がして、冬場のトレーニングでは特に手放せません。対して ニーラップ は、巻き方次第でかなり強く固定できるので、重いスクワットに挑戦するときの安心感がダンチです。ただ、きつく巻きすぎると血が止まりそうになるので、セットごとに巻き直すようにして、自分なりのちょうどいい締め具合を探しています。
足首まわりには 足首サポーター や ふくらはぎサポーター を併用しています。カーフレイズやランジ系で、足首がぐらついたりアキレス腱あたりに違和感があるときは 足首サポーター を、ふくらはぎの張りが強いときは ふくらはぎサポーター を使う感じです。体感としては、翌日の疲労感が少しマイルドになる印象があります。
足裏と姿勢を整えるアイテム
思った以上に効果を感じたのが、シューズの中に仕込む スポーツ用インソール です。スクワットやレッグプレスのとき、足裏のどこに体重が乗っているかが意識しやすくなり、フォームの安定感が変わりました。特に土踏まずが落ち気味の人は、 スポーツ用インソール を入れるだけで膝の入り方が変わるので、脚トレ好きなら一度試してみる価値はあると思います。
普段の姿勢ケアには 姿勢矯正ベルト も使っています。これはトレーニング中というより、パソコン作業のときに「猫背になってきたな」と感じたらサッと装着する感じです。 姿勢矯正ベルト をつけていると、自然と胸が開いて肩が引けるので、その姿勢のまま胸トレのフォームをイメージしたりしています。ただし、これも頼りすぎると自分の背筋がサボりそうなので、1日中つけっぱなしにはしません。
肘や細かい関節用のサポーター
地味に助かっているのが、プル系やプレス系で使う エルボーサポーター です。懸垂やロウイングで肘の内側がツンと痛くなることがあったのですが、軽く圧迫してくれる エルボーサポーター を巻くと、痛みの不安が少し和らぎます。もちろん痛みが強いときは無理にトレーニングせず休むのが大前提ですが、「ちょっと違和感あるけど様子を見たい」というレベルの日には心強い味方です。
僕なりのサポーター選びのポイント
完全に個人的な意見ですが、筋トレ用のサポーターを選ぶときは、以下の順番で考えることが多いです。
- まず目的をはっきりさせる
「記録を伸ばすために高重量を安全に扱いたい」のか、「今ある痛みを悪化させたくない」のか、「単に不安だからなんとなく巻きたい」のかで、選ぶギアが変わります。高重量スクワットなら トレーニングベルト と ニースリーブ、デッドリフトなら パワーグリップ や リストストラップ、日常の腰ケアなら 腰サポーター や 腰用コルセット という具合に、目的から逆算しています。 - サイズとフィット感を重視する
サポーターは締め付けすぎると逆効果だし、ゆるすぎると意味がありません。レビューを見ながら、自分の体型に近い人のサイズ感を参考にしつつ、迷ったらサイズ違いで試すこともあります。たとえば 膝サポーター や 足首サポーター は、実際に動いてみてズレないかどうかがかなり重要でした。 - 通気性と着け心地も大事にする
夏場のジムはかなり汗をかくので、通気性の悪い 腰用コルセット や厚手の ニーラップ は、長時間つけると蒸れてつらくなります。そんなときは薄手の ニースリーブ や、メッシュ素材の 手首サポーター に切り替えたりして、季節とトレーニング内容で使い分けています。 - あくまで主役は自分の筋肉だと忘れない
どんなに良い トレーニングベルト や パワーグリップ を持っていても、フォームや筋力が伴っていなければ意味がありません。僕は「ウォーミングアップはできる限りサポーターなし」「重量を攻めるセットだけサポーターあり」というルールをゆるく設けて、できるだけ自分の体で支えられる範囲を広げていこうと意識しています。
まとめ:サポーターは“相棒”、でも依存しすぎない
いろいろ書きましたが、僕にとって筋トレサポーターは「トレーニングの相棒」みたいな存在です。 トレーニングベルト や ニースリーブ を巻くと、自然と「よし、やるぞ」というスイッチが入りますし、 パワーグリップ を握ると背中の日のテンションが上がります。腰が不安な日は 腰サポーター や 腰用コルセット に助けてもらい、脚が重い日は 足首サポーター や ふくらはぎサポーター を巻いて、なんとか一歩ジムに向かう気力をひねり出しています。
ただし、どのギアも「つければすべて解決」という魔法のアイテムではないので、違和感や痛みが強いときは、無理せず休んだり、専門家に診てもらうことが大事だと思っています。そのうえで、自分の弱点や不安を補ってくれる道具として、 膝サポーター や リストラップ 、 姿勢矯正ベルト などを上手に取り入れていくと、筋トレがもっと楽しく長く続けられる気がしています。
これから筋トレサポーターを試してみようかな、という方は、まずは自分が一番不安を感じている部位から、気になるアイテムを一つ選んでみるのがおすすめです。僕も最初の一歩は トレーニングベルト からでしたが、そこから少しずつ パワーグリップ や ニースリーブ などを買い足していって、自分なりの「筋トレ装備セット」が出来上がりました。サポーター選びも含めて、筋トレライフを楽しんでもらえたらうれしいです。

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