「筋トレ 石井ゆかり」で検索してこのページにたどり着いた人って、私と同じタイプが多いんじゃないかなと思います。
ジム通いの筋トレ情報を探していたはずが、いつの間にか星占いサイト「筋トレ」に迷い込んで、その文章にドハマりしてしまった人。あるいは、昔「筋トレ」を読んでいて、最近また読みたくなって検索した人。
ここでは、完全にファン目線・趣味全開で、石井ゆかりさんの世界と、そこから派生して私が実際に買って良かった本や星ダイアリーを、思い出話を交えながら語っていきます。
途中で本のタイトルがたくさん出てきますが、全部Amazonへの広告リンクにしてあります。気になったらそのままポチッと見に行けるようにしてあるので、星読みの「物欲筋トレ」も一緒に楽しんでもらえたらうれしいです。
私にとっての「筋トレ」と石井ゆかりさん
最初にハマったのは、石井さんの代表作ともいえる12星座シリーズでした。書店の占いコーナーで何気なく手に取ったのがきっかけで、「星座の本って、こんなにやさしくて、こんなに言葉が綺麗なんだ」とびっくりしたのを今でも覚えています。
そのあとでネット検索していて、「筋トレ」というちょっと変わった名前の星占いサイトにたどり着きました。当時はまだブログ文化の匂いが強くて、サイトもいかにも“個人サイト”という雰囲気。そこに載っていた長文の週間占いや、さらっとした一言のようで深いフレーズに、何度も救われました。
いまはサイト名が変わって、「石井ゆかりの星読み」という公式サイトになっていますが、私の中では今でも「筋トレ」の印象が強いです。星占いで心の筋肉を鍛える、みたいなイメージ。
そして、サイトだけじゃ物足りなくなって、どんどん本や手帳系のアイテムにも手を出していきました。以下はその中から、実際に使ってきたもの、今もリピート買いしているものを中心に、かなり主観的に語っていきます。
まず押さえたい定番本たち
1. 星の世界の入り口としての「読み物系」
星占いそのものより、「石井さんの文章」をじっくり味わいたい人にまず推したいのが、読み物寄りの本たちです。
- ふわっとした月への憧れを、見事に言葉にしてくれた一冊が『新装版 月のとびら』でした。
夜の散歩とか、電車の窓から月を見つけたときに思い出すフレーズが多くて、「ああ、私が言語化できなかった気持ちはこれだ…」となる本です。 - 「ちょっと気分が沈んでいるときに開きたくなる本」といえば『青い鳥の本』。
星占いの本というより、人生のちいさな物語集みたいな感覚で読んでいます。落ち込んだ日、ランダムに開いたページに書いてある一文が、その日の“お守りの言葉”になったり。 - 星を通して世界を見る、という感覚を教えてくれたのが『星をさがす』です。
「星占い」というより「星と人間の関係についてのエッセイ」に近くて、少し哲学っぽいことをぼんやり考えたい夜にすごく合います。
占い本って、どうしても「当たる・当たらない」の話になりがちなんですが、これらの本は単純な「占いの結果」を知るために読むというより、日常を少しだけ違う角度から眺めさせてくれる感じ。どの本もコーヒーと一緒にゆっくり味わいたいタイプです。
2. 子どもの頃の自分に会いに行く本
大人になってから改めて読んでよかったなと思ったのが、『子どもの自分に会う魔法 大人になってから読む児童文学』。
タイトルのとおり、いろんな児童文学をとおして、自分の中の「子どもだったころの感覚」を思い出させてくれる本です。星占いというより、人生の棚卸しをそっと手伝ってくれる感じ。
私はこの本を読んだあと、子どもの頃に好きだった物語を読み返したくなって、図書館に通いまくりました。星占いのファンじゃなくても、本好きの人ならかなり刺さると思います。
星占いガチ勢への道:星座別シリーズの沼
星占いとしてしっかり読み込みたい人にとって避けて通れないのが、星座別の本たちです。
1. 自分の太陽星座を深掘りする
自分の星座本を最初に一冊持っておくと、「筋トレ」や「星読み」の文章がぐっと立体的に感じられます。私の場合は水のサインなので、星座本は何冊も読み比べました。
- 水のサインの中でも一番最初に買ったのが『蟹座』です。
「蟹座って、優しいだけじゃなくて、殻も固いし、意外と頑固なんだよな…」と自覚していた部分を、やさしく、でもかなり的確に言語化されていて、読んでいてちょっと照れます。 - 友人へのプレゼントとして買ったのが『乙女座』。
仕事で完璧主義になりがちな彼女に、「その慎重さも、ちゃんと星の物語の一部なんだよ」と渡したくて選びました。実際、かなり喜ばれました。 - 土のサイン推しとして密かに好きなのが『山羊座』。
一見ストイックに見える山羊座の内側にある情の深さとか、「時間をかけて山を登る」という生き方の美しさが丁寧に描かれていて、読んでいると自分の中の“真面目さ”も悪くないな、と思える本です。
こういう星座別の本って、自分用はもちろんですが、友だちの誕生日プレゼントにもすごく使いやすいんですよね。星座をテーマにした贈り物って、相手のことをちゃんと考えて選んだ感じが出るので、ちょっとしたお礼にもぴったりです。
2. シリーズで揃えたくなる危険な魅力
星座本を一冊買うと、次は「どうせならシリーズで揃えたい…」という欲望がムクムク湧いてきます。そこで強力な沼になるのが12星座シリーズです。
カバーのデザインもかわいくて、本棚に12冊並べるとそれだけでテンションが上がります。私は最初、自分の星座と家族の星座だけ買うつもりだったのに、気づいたら半分以上持っていました。
「このキャラの星座って何だろう?」と、漫画やゲームのキャラに当てはめて読み込むのも楽しくて、もはや趣味の一部になっています。
毎日の生活に星を組み込む:ダイアリー&年占い
1. スケジュール帳としての星ダイアリー
日々の予定管理に星を混ぜたい人にとっての定番は、なんといっても『星ダイアリー2025』と『星ダイアリー2026』です。
普通の手帳としても使いやすいレイアウトなのに、月の満ち欠けや主な天体の動きがちゃんと書き込まれていて、「今日はちょっとゆっくりしたほうがいい日かな」「ここは思い切って予定を詰め込んでもいいかも」といった感覚を掴むのにすごく役立ちます。
私は「新月の日に新しいノートを使い始める」とか「満月の日は夜に少し長めに散歩する」とか、星ダイアリーを見ながらささやかな“儀式”を作るのが好きです。やっていることは地味なんですけど、生活にリズムができて、妙な安心感が生まれます。
2. 1年を俯瞰する星栞シリーズ
もう少し長いスパンで自分の流れを把握したいときに頼りになるのが、星座別の年占いシリーズです。私は自分の星座分だけ毎年買う派ですが、とくに最近気に入っているのが以下のあたり。
- おひつじ座の友人にプレゼントした『星栞 2026年の星占い 牡羊座』
- 家族用に買った『星栞 2026年の星占い 蟹座』
- 個人的にお気に入りの『星栞 2026年の星占い 魚座』
どの本も、1年をいくつかの時期に区切って、その時期ごとのテーマを丁寧に説明してくれます。私は年始にざっと通読して、手帳の年間ページに「ここは攻め」「ここは休憩」みたいなメモを書き込んでいます。
もちろん、全部が全部その通りにいくわけではないけれど、「なんとなくしんどい時期がちゃんと“星の流れ”として説明されている」と、それだけで気持ちが少し軽くなります。
3. 3年単位で人生を見渡す「3年の星占い」
もっと長期的な視点が欲しいときに便利なのが『3年の星占い 2023-2025』や『3年の星占い 2024-2026』です。
仕事を変えたいとか、引っ越ししたいとか、大きな決断を考えているときに、この3年シリーズを読むと、「あ、ここ数年はそういう“変化の時期”なんだな」と腹落ちしやすいです。
私は転職を考えていた時期に『3年の星占い 2023-2025』を読み込んで、「焦って今年中に動かなくてもいいんだ」と思えたことで、かなり救われました。星に背中を押してもらうというより、「慌てなくていい」と肩の力を抜いてもらった感覚に近いです。
ちょっとマニアックだけど推したい一冊たち
1. 射手座推し必携の大ボリューム本
射手座の友人に貸してもらって面白かったのが『射手座大百科』です。
タイトル通り「大百科」という感じで、射手座の性質や人間関係、仕事での傾向など、射手座に関するあらゆる角度からの考察が詰まっています。自分が射手座じゃなくても、「射手座ってこういうところあるよね~」と頷きながら読むのが楽しい本でした。
いつか自分の星座版「○○座大百科」が出たら、迷わず買うと思います。
2. 筋トレ愛好家としてのコレクション欲
星座本や年占いに加えて、私が個人的に“集めてしまう”のが、星座別の小さめの本たちです。さっき挙げた『蟹座』、『乙女座』、『山羊座』あたりは、サイズ感も手軽で、カバンに入れて持ち歩きやすいんですよね。
カフェでぼんやりしたい日にランダムに開いて読むと、その日の出来事をちょっと違う角度から眺められて面白いです。「あ、今日関わったあの人、めちゃくちゃ山羊座っぽいな…」みたいな発見もあります。
私なりの「筋トレ」的・星占いとの付き合い方
ここまで、かなり勢いでいろいろな本と12星座シリーズ、『星栞 2026年の星占い 牡羊座』、『星栞 2026年の星占い 魚座』、『星ダイアリー2025』、『3年の星占い 2024-2026』、『新装版 月のとびら』、『青い鳥の本』、『星をさがす』、『子どもの自分に会う魔法 大人になってから読む児童文学』、『射手座大百科』などを並べてきましたが、最後に、私なりの「星占いとの距離感」を少しだけ書いておきます。
石井さんの文章に出会うまでは、「占いって娯楽として読むもの」「当たる・当たらないで盛り上がるもの」というイメージが強かったんです。でも、12星座シリーズや『星をさがす』を読んでからは、「占いって、自分の気持ちを整理するための“言葉の道具”なんだな」と思うようになりました。
たとえば、仕事で落ち込んでいるときに『星ダイアリー2026』のその日のページを開いて、星の動きに関する一文を読む。それが直接の答えになるわけじゃないけれど、「あ、こういう流れの中に自分がいるのか」と感じられるだけで、気持ちが少し整う。
あるいは、人生の方向性に迷っているときに、『3年の星占い 2023-2025』をパラパラっと読み返して、「この数年は土台を固める時期なんだな」と理解したうえで、具体的な行動を考えてみる。
そんなふうに、星占いを「未来の予言」として受け取るのではなく、「自分の感情や選択を言葉で整理するためのフレーム」として使うのが、自分にはいちばんしっくりきています。
これから「筋トレ」を始める人へ
もしあなたがまだ一冊も本を持っていないなら、まずは
- 読み物として楽しみたい人は
→ 『青い鳥の本』 or 『新装版 月のとびら』 - 自分の星座を深掘りしたい人は
→ 自分の星座の一冊(例:蟹座なら『蟹座』、乙女座なら『乙女座』 など) - 日常に星のリズムを取り入れたい人は
→ 手帳感覚で使える『星ダイアリー2025』 or 『星ダイアリー2026』
あたりから始めるのがおすすめです。
そして、気づいたら本棚の一角が12星座シリーズや『星栞 2026年の星占い 牡羊座』、『3年の星占い 2024-2026』、『射手座大百科』などで埋まっていく…それが“筋トレ沼”の自然な流れだと思います。
私自身、完全にアマチュアの一読者として、石井ゆかりさんの言葉に何度も助けられてきました。これからもきっと、しんどい夜には『青い鳥の本』や『星をさがす』を開いて、ゆっくりページをめくるんだろうなと思います。
そんなささやかな「心の筋トレ」を、一緒に続けていけたらうれしいです。
筋トレから星読みへ──石井ゆかりさんとの付き合い方と愛用アイテム紹介
「筋トレ 石井ゆかり」で検索してこのページにたどり着いた人って、私と同じタイプが多いんじゃないかなと思います。
ジム通いの筋トレ情報を探していたはずが、いつの間にか星占いサイト「筋トレ」に迷い込んで、その文章にドハマりしてしまった人。あるいは、昔「筋トレ」を読んでいて、最近また読みたくなって検索した人。
ここでは、完全にファン目線・趣味全開で、石井ゆかりさんの世界と、そこから派生して私が実際に買って良かった本や星ダイアリーを、思い出話を交えながら語っていきます。
途中で本のタイトルがたくさん出てきますが、全部Amazonへの広告リンクにしてあります。気になったらそのままポチッと見に行けるようにしてあるので、星読みの「物欲筋トレ」も一緒に楽しんでもらえたらうれしいです。
私にとっての「筋トレ」と石井ゆかりさん
最初にハマったのは、石井さんの代表作ともいえる12星座シリーズでした。書店の占いコーナーで何気なく手に取ったのがきっかけで、「星座の本って、こんなにやさしくて、こんなに言葉が綺麗なんだ」とびっくりしたのを今でも覚えています。
そのあとでネット検索していて、「筋トレ」というちょっと変わった名前の星占いサイトにたどり着きました。当時はまだブログ文化の匂いが強くて、サイトもいかにも“個人サイト”という雰囲気。そこに載っていた長文の週間占いや、さらっとした一言のようで深いフレーズに、何度も救われました。
いまはサイト名が変わって、「石井ゆかりの星読み」という公式サイトになっていますが、私の中では今でも「筋トレ」の印象が強いです。星占いで心の筋肉を鍛える、みたいなイメージ。
そして、サイトだけじゃ物足りなくなって、どんどん本や手帳系のアイテムにも手を出していきました。以下はその中から、実際に使ってきたもの、今もリピート買いしているものを中心に、かなり主観的に語っていきます。
まず押さえたい定番本たち
1. 星の世界の入り口としての「読み物系」
星占いそのものより、「石井さんの文章」をじっくり味わいたい人にまず推したいのが、読み物寄りの本たちです。
- ふわっとした月への憧れを、見事に言葉にしてくれた一冊が『新装版 月のとびら』でした。
夜の散歩とか、電車の窓から月を見つけたときに思い出すフレーズが多くて、「ああ、私が言語化できなかった気持ちはこれだ…」となる本です。 - 「ちょっと気分が沈んでいるときに開きたくなる本」といえば『青い鳥の本』。
星占いの本というより、人生のちいさな物語集みたいな感覚で読んでいます。落ち込んだ日、ランダムに開いたページに書いてある一文が、その日の“お守りの言葉”になったり。 - 星を通して世界を見る、という感覚を教えてくれたのが『星をさがす』です。
「星占い」というより「星と人間の関係についてのエッセイ」に近くて、少し哲学っぽいことをぼんやり考えたい夜にすごく合います。
占い本って、どうしても「当たる・当たらない」の話になりがちなんですが、これらの本は単純な「占いの結果」を知るために読むというより、日常を少しだけ違う角度から眺めさせてくれる感じ。どの本もコーヒーと一緒にゆっくり味わいたいタイプです。
2. 子どもの頃の自分に会いに行く本
大人になってから改めて読んでよかったなと思ったのが、『子どもの自分に会う魔法 大人になってから読む児童文学』。
タイトルのとおり、いろんな児童文学をとおして、自分の中の「子どもだったころの感覚」を思い出させてくれる本です。星占いというより、人生の棚卸しをそっと手伝ってくれる感じ。
私はこの本を読んだあと、子どもの頃に好きだった物語を読み返したくなって、図書館に通いまくりました。星占いのファンじゃなくても、本好きの人ならかなり刺さると思います。
星占いガチ勢への道:星座別シリーズの沼
星占いとしてしっかり読み込みたい人にとって避けて通れないのが、星座別の本たちです。
1. 自分の太陽星座を深掘りする
自分の星座本を最初に一冊持っておくと、「筋トレ」や「星読み」の文章がぐっと立体的に感じられます。私の場合は水のサインなので、星座本は何冊も読み比べました。
- 水のサインの中でも一番最初に買ったのが『蟹座』です。
「蟹座って、優しいだけじゃなくて、殻も固いし、意外と頑固なんだよな…」と自覚していた部分を、やさしく、でもかなり的確に言語化されていて、読んでいてちょっと照れます。 - 友人へのプレゼントとして買ったのが『乙女座』。
仕事で完璧主義になりがちな彼女に、「その慎重さも、ちゃんと星の物語の一部なんだよ」と渡したくて選びました。実際、かなり喜ばれました。 - 土のサイン推しとして密かに好きなのが『山羊座』。
一見ストイックに見える山羊座の内側にある情の深さとか、「時間をかけて山を登る」という生き方の美しさが丁寧に描かれていて、読んでいると自分の中の“真面目さ”も悪くないな、と思える本です。
こういう星座別の本って、自分用はもちろんですが、友だちの誕生日プレゼントにもすごく使いやすいんですよね。星座をテーマにした贈り物って、相手のことをちゃんと考えて選んだ感じが出るので、ちょっとしたお礼にもぴったりです。
2. シリーズで揃えたくなる危険な魅力
星座本を一冊買うと、次は「どうせならシリーズで揃えたい…」という欲望がムクムク湧いてきます。そこで強力な沼になるのが12星座シリーズです。
カバーのデザインもかわいくて、本棚に12冊並べるとそれだけでテンションが上がります。私は最初、自分の星座と家族の星座だけ買うつもりだったのに、気づいたら半分以上持っていました。
「このキャラの星座って何だろう?」と、漫画やゲームのキャラに当てはめて読み込むのも楽しくて、もはや趣味の一部になっています。
毎日の生活に星を組み込む:ダイアリー&年占い
1. スケジュール帳としての星ダイアリー
日々の予定管理に星を混ぜたい人にとっての定番は、なんといっても『星ダイアリー2025』と『星ダイアリー2026』です。
普通の手帳としても使いやすいレイアウトなのに、月の満ち欠けや主な天体の動きがちゃんと書き込まれていて、「今日はちょっとゆっくりしたほうがいい日かな」「ここは思い切って予定を詰め込んでもいいかも」といった感覚を掴むのにすごく役立ちます。
私は「新月の日に新しいノートを使い始める」とか「満月の日は夜に少し長めに散歩する」とか、星ダイアリーを見ながらささやかな“儀式”を作るのが好きです。やっていることは地味なんですけど、生活にリズムができて、妙な安心感が生まれます。
2. 1年を俯瞰する星栞シリーズ
もう少し長いスパンで自分の流れを把握したいときに頼りになるのが、星座別の年占いシリーズです。私は自分の星座分だけ毎年買う派ですが、とくに最近気に入っているのが以下のあたり。
- おひつじ座の友人にプレゼントした『星栞 2026年の星占い 牡羊座』
- 家族用に買った『星栞 2026年の星占い 蟹座』
- 個人的にお気に入りの『星栞 2026年の星占い 魚座』
どの本も、1年をいくつかの時期に区切って、その時期ごとのテーマを丁寧に説明してくれます。私は年始にざっと通読して、手帳の年間ページに「ここは攻め」「ここは休憩」みたいなメモを書き込んでいます。
もちろん、全部が全部その通りにいくわけではないけれど、「なんとなくしんどい時期がちゃんと“星の流れ”として説明されている」と、それだけで気持ちが少し軽くなります。
3. 3年単位で人生を見渡す「3年の星占い」
もっと長期的な視点が欲しいときに便利なのが『3年の星占い 2023-2025』や『3年の星占い 2024-2026』です。
仕事を変えたいとか、引っ越ししたいとか、大きな決断を考えているときに、この3年シリーズを読むと、「あ、ここ数年はそういう“変化の時期”なんだな」と腹落ちしやすいです。
私は転職を考えていた時期に『3年の星占い 2023-2025』を読み込んで、「焦って今年中に動かなくてもいいんだ」と思えたことで、かなり救われました。星に背中を押してもらうというより、「慌てなくていい」と肩の力を抜いてもらった感覚に近いです。
ちょっとマニアックだけど推したい一冊たち
1. 射手座推し必携の大ボリューム本
射手座の友人に貸してもらって面白かったのが『射手座大百科』です。
タイトル通り「大百科」という感じで、射手座の性質や人間関係、仕事での傾向など、射手座に関するあらゆる角度からの考察が詰まっています。自分が射手座じゃなくても、「射手座ってこういうところあるよね~」と頷きながら読むのが楽しい本でした。
いつか自分の星座版「○○座大百科」が出たら、迷わず買うと思います。
2. 筋トレ愛好家としてのコレクション欲
星座本や年占いに加えて、私が個人的に“集めてしまう”のが、星座別の小さめの本たちです。さっき挙げた『蟹座』、『乙女座』、『山羊座』あたりは、サイズ感も手軽で、カバンに入れて持ち歩きやすいんですよね。
カフェでぼんやりしたい日にランダムに開いて読むと、その日の出来事をちょっと違う角度から眺められて面白いです。「あ、今日関わったあの人、めちゃくちゃ山羊座っぽいな…」みたいな発見もあります。
私なりの「筋トレ」的・星占いとの付き合い方
ここまで、かなり勢いでいろいろな本と12星座シリーズ、『星栞 2026年の星占い 牡羊座』、『星栞 2026年の星占い 魚座』、『星ダイアリー2025』、『3年の星占い 2024-2026』、『新装版 月のとびら』、『青い鳥の本』、『星をさがす』、『子どもの自分に会う魔法 大人になってから読む児童文学』、『射手座大百科』などを並べてきましたが、最後に、私なりの「星占いとの距離感」を少しだけ書いておきます。
石井さんの文章に出会うまでは、「占いって娯楽として読むもの」「当たる・当たらないで盛り上がるもの」というイメージが強かったんです。でも、12星座シリーズや『星をさがす』を読んでからは、「占いって、自分の気持ちを整理するための“言葉の道具”なんだな」と思うようになりました。
たとえば、仕事で落ち込んでいるときに『星ダイアリー2026』のその日のページを開いて、星の動きに関する一文を読む。それが直接の答えになるわけじゃないけれど、「あ、こういう流れの中に自分がいるのか」と感じられるだけで、気持ちが少し整う。
あるいは、人生の方向性に迷っているときに、『3年の星占い 2023-2025』をパラパラっと読み返して、「この数年は土台を固める時期なんだな」と理解したうえで、具体的な行動を考えてみる。
そんなふうに、星占いを「未来の予言」として受け取るのではなく、「自分の感情や選択を言葉で整理するためのフレーム」として使うのが、自分にはいちばんしっくりきています。
これから「筋トレ」を始める人へ
もしあなたがまだ一冊も本を持っていないなら、まずは
- 読み物として楽しみたい人は
→ 『青い鳥の本』 or 『新装版 月のとびら』 - 自分の星座を深掘りしたい人は
→ 自分の星座の一冊(例:蟹座なら『蟹座』、乙女座なら『乙女座』 など) - 日常に星のリズムを取り入れたい人は
→ 手帳感覚で使える『星ダイアリー2025』 or 『星ダイアリー2026』
あたりから始めるのがおすすめです。
そして、気づいたら本棚の一角が12星座シリーズや『星栞 2026年の星占い 牡羊座』、『3年の星占い 2024-2026』、『射手座大百科』などで埋まっていく…それが“筋トレ沼”の自然な流れだと思います。
私自身、完全にアマチュアの一読者として、石井ゆかりさんの言葉に何度も助けられてきました。これからもきっと、しんどい夜には『青い鳥の本』や『星をさがす』を開いて、ゆっくりページをめくるんだろうなと思います。
そんなささやかな「心の筋トレ」を、一緒に続けていけたらうれしいです。

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