「ケープホーン気になるけど、サイズ感がよく分からないんだよなあ」と思いながら、あちこちのショップ説明やレビューを眺めているうちに、頭の中がだいぶ整理されてきたので、ラフに書き残しておきます。
とくにレディースは40・42・44・46というヨーロッパ表記なので、日本のS・M・Lとパッと対応しないし、モデルさんは細くて当てにならないし、「ケープホーン サイズ感」で検索したくなる気持ちがすごく分かるんですよね。
ざっくり全体像だけ先に言ってしまうと、ケープホーンのダウンは、どのモデルを見ても基本は細身・タイト寄り。ふわっとモコモコではなく、縦にスッと落ちるシルエットが多いです。だから「いつものサイズでいけるかな?」と軽く考えるより、「肩・バスト・二の腕に余裕がほしいかどうか」でワンサイズ上を検討する感じだな、というのが今のところの自分の印象です。
そんな前置きを踏まえつつ、よく名前が挙がるモデルを中心に、サイズ感のイメージをラフに並べてみます。
まずレディースでいちばん見かけるのが、ショート丈の王道っぽい存在のケープホーン STELLA。ウエストにくびれがあって、ヒップをちょうど隠すくらいの丈感で、説明文を読んでいるだけでも「細く見せたい人向けだな〜」という雰囲気が全開です。マットな質感が好きな人には、ほぼ同じノリで見た目が落ち着いたケープホーン MAT STELLAもよく候補に上がると思います。どちらも写真を見る限り、前を閉めるとかなりスッキリしていて、インナーを盛りすぎると一気に窮屈になりそうなタイプ。
ロング丈の人気どころだと、やっぱりケープホーン SANTACRUZ。タイトめのシルエットなのに、ストレッチが効いていて動きやすいと言われていて、さらにフードまわりがふわっとしているケープホーン SANTACRUZ ECO FURは、真冬の旅行とか寒い地方に行く人がよくチェックしている印象があります。レビューを読んでいくと、SANTACRUZ系は「普段のサイズだとジャストだけど厚手ニットを着るとピタピタ」という声がちらほらあって、「じゃあワンサイズ上でいいのでは?」と思わせてくるモデルです。
少し雰囲気が違うのが、ハイブリッド系のケープホーン CASABLANCAとかケープホーン CANDELARIAあたり。上半身にスキューバ素材が使われていたりして、スポーティーさとダウンの暖かさを混ぜたようなデザインで、写真を眺めていると肩周りはコンパクトだけど腕は少しゆとりがありそうに見えます。店頭コメントなんかでも「スッキリだけど動きやすい」を推していて、ただし肩幅が広い人はサイズを上げるとバランスが良さそうだな、という雰囲気です。
そしてフードのボリューム感で気になりやすいのがケープホーン SALTA ECO MURMASKYやケープホーン SALTA MURMASKYみたいなSALTA系。もこっとしたファーが主役なので、全体のシルエットは抑えめにしてあるのかなという印象で、ボディはそこまで太くなく、やはり「細身だけどストレッチが効いているから意外と着やすい」というコメントが多めなイメージです。
メンズ側だと、カジュアルに使いやすそうなケープホーン TROPICO ダウンジャケットがよく出てきます。モデルさんの着画を見ると、細身の人が46サイズ(S相当)を着ていて、肩が落ちすぎずスッキリ。標準体型の人は48か50あたりで迷うんだろうな、という感じ。レディースと同じで、こちらも「きれいめな細身ダウンを探している人向け」という印象が強いです。
全体を眺めていると、ケープホーン ダウン レディース全般に、「暖かさはしっかりだけどシルエット優先」という思想を感じます。ボリュームを抑えた分、中にどれくらい着込むかでサイズ感の印象がかなり変わるブランドだな、というのが正直なところです。
ここからは、あくまで自分がサイズ表とレビューを見て想像している「こんな選び方がしっくり来そう」という話になります。完全に主観なので、参考程度にぼんやり読んでもらえたら。
まず小柄〜標準体型の人で、「とにかくすっきり着たい」「厚手ニットをあまり着ない」というタイプなら、ケープホーン STELLAやケープホーン MAT STELLAあたりは、普段の感覚に近い数字を選んでジャスト寄りに着るイメージです。たとえば普段S〜細めMなら40、標準Mなら42あたりを軸にして、あとは肩幅とバストで微調整する感じ。腰回りは元々タイトなので、ヒップが気になる人はワンサイズ上に振ってもいいかな、という妄想をしています。
対してロングのケープホーン SANTACRUZやケープホーン SANTACRUZ ECO FURは、丈が長い分「ジャストすぎると前を閉めたときに余裕がなくなる」モデルだと思うので、冬場に厚手ニットやスウェットを着る前提ならワンサイズ上を基準にしたくなります。とくに160cm前後で肩や二の腕にボリュームがある体型の人は、サイズ表の数字だけ見るより、レビューで上半身のサイズ感をチェックしてから決めたいところです。
ハイブリッドなケープホーン CASABLANCAやケープホーン CANDELARIAは、腕まわりに少し余裕がありそうなので、「車移動が多いからゴワつくのは嫌」「でも細く見せたい」という人向けのバランス感覚だなと感じています。上半身の素材があまり伸びないタイプだと、肩幅が広めの人はジャストサイズだとキツく感じるかもしれないので、自分だったら迷ったらワンサイズ上かな、という気持ちになります。
ボリュームフードが主役のケープホーン SALTA ECO MURMASKYとケープホーン SALTA MURMASKYは、見た目が華やかなので、「普段の自分より少しだけ余裕のあるシルエット」で着たほうがバランスが良さそうに見えます。フードに視線が行くぶん、ボディがピタピタだと上半身が詰まって見えそうで、個人的には小さめよりも気持ち大きめの選択に寄せたいモデルです。
メンズのケープホーン TROPICO ダウンジャケットは、ビジネス兼用というより完全にタウンユース寄りの印象なので、普段ジャケットを細身で着ている人なら、いつものサイズ感の数字からスタートして良さそうだなと思います。逆にパーカーの上から羽織ったり、ニットを厚めにしたい人は、ワンサイズ上の数字も視野に入れてサイズ表を眺めたいところです。
最後に、「ケープホーン サイズ感」で悩んでいる人に向けて、自分なりのざっくりしたまとめを一言で言うと、「数字よりも上半身のゆとりをどうしたいかで決めるブランド」という感じです。
ケープホーン ダウン レディース全体を見ても、スッキリ細身で着ることを前提にしている雰囲気があるので、薄手ニット中心であればジャスト、真冬にしっかり着込むならワンサイズ上、という二段構えで考えると、だいぶ迷いが減る気がします。
もちろん、実際には同じ40でもケープホーン STELLAとケープホーン CASABLANCAでは着心地が変わるはずだし、ケープホーン SANTACRUZとケープホーン SALTA ECO MURMASKYでも印象は違うと思います。それでも、「細身ブランドだからワンサイズ上も視野に入れる」「肩・バスト・二の腕の余裕を最優先する」という二つだけ頭に置いておくと、自分に合った一着にかなり近づけるんじゃないかな、というのが今のところの素直な感想です。
ケープホーン サイズ感にずっとモヤモヤしていた話と、自分なりの答え
「ケープホーン気になるけど、サイズ感がよく分からないんだよなあ」と思いながら、あちこちのショップ説明やレビューを眺めているうちに、頭の中がだいぶ整理されてきたので、ラフに書き残しておきます。
とくにレディースは40・42・44・46というヨーロッパ表記なので、日本のS・M・Lとパッと対応しないし、モデルさんは細くて当てにならないし、「ケープホーン サイズ感」で検索したくなる気持ちがすごく分かるんですよね。
ざっくり全体像だけ先に言ってしまうと、ケープホーンのダウンは、どのモデルを見ても基本は細身・タイト寄り。ふわっとモコモコではなく、縦にスッと落ちるシルエットが多いです。だから「いつものサイズでいけるかな?」と軽く考えるより、「肩・バスト・二の腕に余裕がほしいかどうか」でワンサイズ上を検討する感じだな、というのが今のところの自分の印象です。
そんな前置きを踏まえつつ、よく名前が挙がるモデルを中心に、サイズ感のイメージをラフに並べてみます。
まずレディースでいちばん見かけるのが、ショート丈の王道っぽい存在のケープホーン STELLA。ウエストにくびれがあって、ヒップをちょうど隠すくらいの丈感で、説明文を読んでいるだけでも「細く見せたい人向けだな〜」という雰囲気が全開です。マットな質感が好きな人には、ほぼ同じノリで見た目が落ち着いたケープホーン MAT STELLAもよく候補に上がると思います。どちらも写真を見る限り、前を閉めるとかなりスッキリしていて、インナーを盛りすぎると一気に窮屈になりそうなタイプ。
ロング丈の人気どころだと、やっぱりケープホーン SANTACRUZ。タイトめのシルエットなのに、ストレッチが効いていて動きやすいと言われていて、さらにフードまわりがふわっとしているケープホーン SANTACRUZ ECO FURは、真冬の旅行とか寒い地方に行く人がよくチェックしている印象があります。レビューを読んでいくと、SANTACRUZ系は「普段のサイズだとジャストだけど厚手ニットを着るとピタピタ」という声がちらほらあって、「じゃあワンサイズ上でいいのでは?」と思わせてくるモデルです。
少し雰囲気が違うのが、ハイブリッド系のケープホーン CASABLANCAとかケープホーン CANDELARIAあたり。上半身にスキューバ素材が使われていたりして、スポーティーさとダウンの暖かさを混ぜたようなデザインで、写真を眺めていると肩周りはコンパクトだけど腕は少しゆとりがありそうに見えます。店頭コメントなんかでも「スッキリだけど動きやすい」を推していて、ただし肩幅が広い人はサイズを上げるとバランスが良さそうだな、という雰囲気です。
そしてフードのボリューム感で気になりやすいのがケープホーン SALTA ECO MURMASKYやケープホーン SALTA MURMASKYみたいなSALTA系。もこっとしたファーが主役なので、全体のシルエットは抑えめにしてあるのかなという印象で、ボディはそこまで太くなく、やはり「細身だけどストレッチが効いているから意外と着やすい」というコメントが多めなイメージです。
メンズ側だと、カジュアルに使いやすそうなケープホーン TROPICO ダウンジャケットがよく出てきます。モデルさんの着画を見ると、細身の人が46サイズ(S相当)を着ていて、肩が落ちすぎずスッキリ。標準体型の人は48か50あたりで迷うんだろうな、という感じ。レディースと同じで、こちらも「きれいめな細身ダウンを探している人向け」という印象が強いです。
全体を眺めていると、ケープホーン ダウン レディース全般に、「暖かさはしっかりだけどシルエット優先」という思想を感じます。ボリュームを抑えた分、中にどれくらい着込むかでサイズ感の印象がかなり変わるブランドだな、というのが正直なところです。
ここからは、あくまで自分がサイズ表とレビューを見て想像している「こんな選び方がしっくり来そう」という話になります。完全に主観なので、参考程度にぼんやり読んでもらえたら。
まず小柄〜標準体型の人で、「とにかくすっきり着たい」「厚手ニットをあまり着ない」というタイプなら、ケープホーン STELLAやケープホーン MAT STELLAあたりは、普段の感覚に近い数字を選んでジャスト寄りに着るイメージです。たとえば普段S〜細めMなら40、標準Mなら42あたりを軸にして、あとは肩幅とバストで微調整する感じ。腰回りは元々タイトなので、ヒップが気になる人はワンサイズ上に振ってもいいかな、という妄想をしています。
対してロングのケープホーン SANTACRUZやケープホーン SANTACRUZ ECO FURは、丈が長い分「ジャストすぎると前を閉めたときに余裕がなくなる」モデルだと思うので、冬場に厚手ニットやスウェットを着る前提ならワンサイズ上を基準にしたくなります。とくに160cm前後で肩や二の腕にボリュームがある体型の人は、サイズ表の数字だけ見るより、レビューで上半身のサイズ感をチェックしてから決めたいところです。
ハイブリッドなケープホーン CASABLANCAやケープホーン CANDELARIAは、腕まわりに少し余裕がありそうなので、「車移動が多いからゴワつくのは嫌」「でも細く見せたい」という人向けのバランス感覚だなと感じています。上半身の素材があまり伸びないタイプだと、肩幅が広めの人はジャストサイズだとキツく感じるかもしれないので、自分だったら迷ったらワンサイズ上かな、という気持ちになります。
ボリュームフードが主役のケープホーン SALTA ECO MURMASKYとケープホーン SALTA MURMASKYは、見た目が華やかなので、「普段の自分より少しだけ余裕のあるシルエット」で着たほうがバランスが良さそうに見えます。フードに視線が行くぶん、ボディがピタピタだと上半身が詰まって見えそうで、個人的には小さめよりも気持ち大きめの選択に寄せたいモデルです。
メンズのケープホーン TROPICO ダウンジャケットは、ビジネス兼用というより完全にタウンユース寄りの印象なので、普段ジャケットを細身で着ている人なら、いつものサイズ感の数字からスタートして良さそうだなと思います。逆にパーカーの上から羽織ったり、ニットを厚めにしたい人は、ワンサイズ上の数字も視野に入れてサイズ表を眺めたいところです。
最後に、「ケープホーン サイズ感」で悩んでいる人に向けて、自分なりのざっくりしたまとめを一言で言うと、「数字よりも上半身のゆとりをどうしたいかで決めるブランド」という感じです。
ケープホーン ダウン レディース全体を見ても、スッキリ細身で着ることを前提にしている雰囲気があるので、薄手ニット中心であればジャスト、真冬にしっかり着込むならワンサイズ上、という二段構えで考えると、だいぶ迷いが減る気がします。
もちろん、実際には同じ40でもケープホーン STELLAとケープホーン CASABLANCAでは着心地が変わるはずだし、ケープホーン SANTACRUZとケープホーン SALTA ECO MURMASKYでも印象は違うと思います。それでも、「細身ブランドだからワンサイズ上も視野に入れる」「肩・バスト・二の腕の余裕を最優先する」という二つだけ頭に置いておくと、自分に合った一着にかなり近づけるんじゃないかな、というのが今のところの素直な感想です。

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