KEEN NEWPORT H2のサイズ感をゆるっと語るメモ

「keen ニューポートh2 サイズ感」で検索していると、だいたいみんな同じところで引っかかっている雰囲気がある。サンダルなのにスニーカー並みにガチっとした見た目だし、つま先がガードされていて、写真だけだと大きいのか小さいのか全然イメージしづらい。KEEN NEWPORT H2 メンズもKEEN NEWPORT H2 レディースも、ショップの説明では「やや小さめ」「ジャストサイズ推奨」「ハーフサイズアップ推奨」みたいに言っていることがバラバラで、結局どれを信じるのが正解なのか分からない。しかも家族でおそろいにしたくてKEEN NEWPORT H2 キッズまで視野に入れると、もうサイズ表とにらめっこ状態になってしまう。

同じKEEN NEWPORT H2でも、人によって「ぴったり」「キツい」「大きい」と感想が割れているので、ここではいろんなレビューやスペックを眺めたうえで、「こういうイメージでサイズを選ぶと良さそうだな」というラフなまとめを書いておく。あくまでサンダル選びに迷っているときのメモ代わり、という感じでゆるく読んでもらえれば十分だと思う。

事情：NEWPORT H2がサイズ選びで迷いやすい理由

まず前提として、KEEN NEWPORT H2は見た目がサンダルでも中身はかなりシューズ寄りのつくりになっている。つま先のゴムガードがしっかりしていて、指先が守られている代わりに、普通のスポーツサンダルみたいな「指先の逃げ」はそこまでない。アッパーのベルトも水遊び前提でキュッと締まるタイプなので、ふにゃふにゃのビーチサンダルとは別物と考えたほうが分かりやすい。

そこで出てくるのが「普段スニーカーと同じでいいのか問題」。ナイキやアディダスのランニングシューズと同じ感覚で選ぶと、KEEN NEWPORT H2 メンズは幅や甲がタイトに感じやすいと言われているし、逆にゆったりめのスニーカーに慣れている人だと「小さくない？」となりやすい。

さらにややこしいのが、同じKEENの別モデルと比べたときの差だ。KEEN UNEEKやキーンユニークサンダルみたいなコード編みサンダルは、足の形に沿って伸びてくれる分、少しタイトでもなじみやすい。一方でKEEN HYPERPORT H2やKEEN HYPERPORT H2 メンズのような軽量モデルは、同じブランドでも着用感がけっこう違うと言われているので、「ユニークはこのサイズだったからニューポートH2も同じで大丈夫でしょ」と決め打ちするとズレることがある。

つまり、「普段のスニーカー」「他のKEENサンダル」といった基準が人によってバラバラだからこそ、KEEN NEWPORT H2のサイズ感が余計分かりにくくなる、というのが最初の事情だと思う。

感想：ネットの声をざっくり眺めたサイズ感の雰囲気

たくさんのレビューを眺めていると、KEEN NEWPORT H2のサイズ感については、「全体的にはやや小さめ・タイト寄り」という空気感が強めに出ている。普段26cm前後の人がKEEN NEWPORT H2 メンズを選ぶとき、「26cmだと少しキツい」「26.5cmにしたらちょうどよかった」というコメントはかなり多いし、甲高・幅広の人ほどハーフサイズアップ〜1cmアップで落ち着くパターンが目立つ。

レディース側でも同じような傾向があって、KEEN NEWPORT H2 レディースは「素足メインなら普段サイズか0.5cmアップ」「靴下を合わせるなら0.5〜1cmアップ」でちょうどいい、という感想が多い印象。つま先のプロテクションのおかげで安心感はあるものの、つま先の余裕が少なすぎると指が当たりやすいので、コメント全体としては「ほんの少し余裕を見たサイズ選び」のほうに流れている感じがする。

一方で、KEEN NEWPORT H2 キッズに関しては、「大人よりもワンサイズ上げ過ぎないほうがいい」という声も多い。子どもの場合、成長を見越して大きめを買いたくなるけれど、サンダルとはいえホールド感が強めなので、あまり余らせ過ぎると前滑りしやすくなってしまう、という話がちょこちょこ出てくる。

他のモデルと比べた話もよく見かける。例えばKEEN HYPERPORT H2 レディースは軽量で柔らかくて、KEEN HYPERPORT H2 キッズも含めて「同じセンチを選んでもニューポートH2より少し楽」という声があったり、KEEN HYPERPORT H2 メンズは同じサイズでも足入れがスッとしやすい、みたいな話もある。

こういう比較を見ていると、KEEN NEWPORT H2は「安心感の代わりに少しタイトさを許容するモデル」という立ち位置なんだろうな、という印象になる。ユルく履くKEEN UNEEKやキーンユニークサンダルと並べると、同じサンダルでもキャラの違いがけっこうはっきりしていて、そこがまた面白いところでもある。

性能：足型別・用途別にざっくりサイズ感をイメージしてみる

性能というと大げさだけれど、KEEN NEWPORT H2の「サイズの出方」を足型や用途ごとにざっくり言葉にすると、だいたいこんな雰囲気になりそうだ。

まず標準的な足型の人をイメージすると、KEEN NEWPORT H2 メンズもKEEN NEWPORT H2 レディースも、「普段スニーカーと同じか、0.5cmだけ上げる」がベースラインになりやすい。素足や薄手ソックスで街履き中心なら、ジャスト〜0.5cmアップあたりでつま先に5〜10mmくらいの余裕を作っておくと、指先が当たりにくくて安心そうだ。

次に甲高・幅広タイプをイメージすると、ここは少し攻めたサイズ選びをするより、余裕を持たせたほうがストレスが少なそうだと感じる。足のボリュームがしっかりある人の場合、KEEN NEWPORT H2 メンズなら普段より1cmアップを視野に入れてもいいし、厚めのソックスでキャンプやフェスに連れ出すなら、「0.5cmアップじゃ物足りないかも」という想像もできる。レディースでも同じで、足幅でいつも上のサイズを選びがちな人は、KEEN NEWPORT H2 レディースを普段サイズにすると、つま先や甲のあたりにタイトさを感じやすい印象がある。

逆に細身の足の場合は、KEEN NEWPORT H2みたいなホールド感の強いサンダルは相性が良さそうだ。ゆとりを取り過ぎるとカカトが浮きやすくなってしまうので、素足メインなら普段サイズ、靴下ありで0.5cmアップくらいを上限に考えるイメージ。どうしてもゆるさが気になるなら、軽めのフィット感重視でKEEN HYPERPORT H2やKEEN HYPERPORT H2 レディースのようなモデルに気持ちが向くかもしれない。

子どもの場合、KEEN NEWPORT H2 キッズはつま先まで守ってくれる分、サイズを上げ過ぎると中で足が泳ぎやすくなると言われている。成長を見越しつつも、足の甲がベルトでちゃんと押さえられていて、つま先に少し余裕があるくらいを目安にするイメージがしっくり来る。すぐにサイズアウトが心配なときは、軽くて柔らかいKEEN HYPERPORT H2 キッズという選択肢も頭の片隅に置いておくと、比較しやすいかもしれない。

用途で分けて考えると、川遊びやSUP、キャンプ場のぬかるみみたいな「足場が不安定で、サンダルに頼る場面」が多いなら、KEEN NEWPORT H2のフィット感の強さはむしろ武器になる。少しタイト目でもホールド重視で選びたくなるタイプだと思う。一方で、街中でコンビニやカフェにふらっと出かけるぐらいなら、軽快さを優先してKEEN HYPERPORT H2 メンズやKEEN HYPERPORT H2 レディースに気持ちが傾く人もいそうだし、よりラフに楽しみたいならKEEN UNEEKやキーンユニークサンダルのほうが自分のライフスタイルに合う、というパターンも普通にありそうだ。

ざっくりまとめると、KEEN NEWPORT H2は「サンダルに安心感とホールド感を求める人向け」で、そのぶんサイズ感はスニーカーより少しタイト寄り、というイメージでとらえておくと迷いにくい。標準的な足で0.5cmアップ、甲高・幅広なら1cmアップをスタート地点にして、つま先のゆとりが5〜10mmくらいになるかどうかをチェックする、というラフな基準で考えると、「keen ニューポートh2 サイズ感」で沼にはまらずに済むんじゃないかな、という感じがしている。