筋トレを始めたとき、目標として一番わかりやすかったのが「ベンチプレスで80kg挙げる」でした。ジムに行くたびに、80kgのプレートが付いたバーを見ては「いつかあそこまで行きたいなあ」と眺めていたんですが、仕事の都合でジム通いが難しくなってしまい、結局自宅に環境を整えることにしました。
そのときに最初に買ったのが、胸トレの土台になるベンチプレス台と、当面の目標にちょうどいい重さのバーベルセット 80kgです。正直、床にプレートがゴロゴロ転がっているだけでもテンションが上がります。最初は軽めの重量でフォーム確認をしていたので80kg全部は使わないんですが、「いつか全部付けて挙げるんだぞ」と自分にプレッシャーをかける意味でも、あえて80kgセットを選びました。
安全面を考えて後から追加したのが、セーフティバー付きのパワーラックと、ジムっぽさが一気に増すオリンピックバー 20kgです。正直、ここまでそろえると部屋の半分が筋トレスペースになってしまって、生活感はかなり薄れます。でも一度ラックを入れてしまうと、「潰れても大丈夫」という安心感があるので、80kgチャレンジに向けて思い切って攻められるようになりました。
僕の筋トレ80kgチャレンジ用の愛用ギアたち
自宅で高重量を触るようになってから、「道具でかなり変わるな」と実感したものがいくつかあります。まずは腰の安定感が段違いになったトレーニングベルト。締めると自然とお腹に力が入るので、ブリッジを組んだときの安定感が全然違います。最初は「見た目だけプロっぽくなって恥ずかしいかも」と思っていたんですが、一度使うと手放せません。
次に手首を守ってくれているのがリストラップ。ベンチプレスで重量を伸ばしていくと、どうしても手首が寝やすくなってしまって、変な方向に負荷がかかるんですよね。これを巻いてからは痛みが出なくなったので、80kgを目指すなら早めに導入してよかったアイテムのひとつです。
握り心地を良くしてくれるトレーニンググローブも、地味にモチベーションにつながっています。バーのローレットがきつめだと手のひらがすぐガサガサになってしまうんですが、グローブを付けておくとマメができにくくて助かります。
補助種目用には、重量を細かく変えられる可変式ダンベルも置いています。フラットな胸トレの日はフラットベンチと組み合わせてダンベルプレスをしたり、上部狙いの日はインクラインベンチに角度を付けてダンベルフライを入れたり。ベンチプレスだけだと飽きてしまうので、こういうバリエーションを作れる道具は本当に便利です。
脚のトレーニングや有酸素用に置いているエルゴメーターバイクも、地味に筋トレ習慣に効いています。「とりあえず10分だけ漕ぐか」と思ってまたぎ、そのままテンションが上がってベンチプレスまでやってしまう、みたいなパターンがけっこうあります。
床を傷つけないために敷いているのがトレーニングマット。プレートを落としても音が少しマイルドになるので、賃貸民としては必須装備でした。
プル系の種目の日には握力のサポートとしてパワーグリップも使っています。これはベンチプレスの直接の重量アップには関係なさそうに見えるんですが、背中の筋量が増えると全体的な押す力も上がってくるので、巡り巡って80kgチャレンジに効いてくる感じです。
サプリとケア用品で回復力を底上げ
筋トレ80kgを目標にしたとき、意外と大事だなと思ったのが回復力でした。仕事しながら週3くらいで押し系の種目をやっていると、どうしても疲労が溜まります。そこで取り入れたのが、定番のホエイプロテイン。トレーニング後に一杯飲んでおくだけで、なんとなく筋肉痛の抜け方が違う気がします。
トレ中のドリンクにはBCAA サプリメントを溶かして飲むようにしています。正直、効果の体感は人それぞれだと思いますが、僕の場合は疲れのダルさが少し軽くなる感じがあって気に入っています。
さらに筋力アップの味方として取り入れたのがクレアチン サプリメント。高重量の最後の1〜2レップを押し切れるかどうかのところで、「もうひと踏ん張りできるかな」と思う瞬間が増えました。
体調管理のベースとしては、普段からマルチビタミン サプリメントも飲んでいます。食事だけだとどうしても偏りが出るので、「とりあえず最低限の栄養は確保しておこう」という保険のような位置づけです。
ケア用品の中で一番出番が多いのは、言わずと知れたフォームローラー。胸や背中よりも、意外と肩の前側や脇の下あたりをゴリゴリすると、ベンチプレスの可動域が広がった気がします。セットの合間にもコロコロ転がしてほぐしておくと、次のセットが楽に挙がったりするのでかなり重宝しています。
飲み物関連では、粉をシェイクするためのプロテインシェイカーもいくつか持っています。洗うのが面倒なので、色違いで何個か用意しておくと「洗うのがイヤだから今日は飲まなくていいや」というサボりを防げておすすめです。
記録を付けるようになってからの変化
トレーニングの内容をメモするために使っているのがトレーニングノート。スマホアプリも試したんですが、僕は紙に書いた方がしっくりきました。何kgで何回できたか、体調のメモ、睡眠時間などを簡単に書いておくだけでも、後から読み返すと「この時期は仕事が忙しくて伸び悩んでたな」とか「ここで一気に重量が伸びたのは、たんぱく質を増やしたからかも」といった気づきがあります。
ウォームアップ前には、ケガ防止と関節の準備を兼ねてまたフォームローラーのお世話になりつつ、軽いダンベルでのショルダープレスやサイドレイズを入れています。可動域が広がると、80kg近い重量でも「重いけど怖くない」感覚が出てくるので、メンタル面でもかなり違います。
僕なりの筋トレ80kgへのロードマップ
実際に「筋トレ 80kg」を目標にして感じたのは、重量そのものよりも「どれだけ丁寧に積み上げられるか」が勝負だということでした。最初の頃はつい、MAXチャレンジばかりしたくなってしまうんですが、今振り返ると伸びたタイミングは決まって、フォームを見直したり、補助種目をしっかりやったり、睡眠と食事を整えた時期なんですよね。
自宅にパワーラックやベンチプレス台を導入するのは、スペース的にも金銭的にもそれなりの覚悟がいります。でも、一度環境を作ってしまえば、仕事が遅くなった日でも「寝る前にサクッと1時間だけやるか」と思えるようになって、結果的にトレーニング継続のハードルがかなり下がりました。
もちろん、ジムに通うのが好きな人はジムの方が楽しいと思います。ただ、僕みたいに「通うのが面倒で結局サボってしまうタイプ」には、自宅にバーベルセット 80kgをドンと置いてしまうスタイルも悪くないなと感じています。
そんなこんなで、まだ100kgには遠いですが、80kgはだいぶ現実味を帯びてきました。これからもホエイプロテインを片手に、トレーニングベルトを巻いて、マイペースにベンチプレスの記録を伸ばしていこうと思っています。
筋トレ80kgを目指して自宅でベンチプレスを続けてみた話
筋トレを始めたとき、目標として一番わかりやすかったのが「ベンチプレスで80kg挙げる」でした。ジムに行くたびに、80kgのプレートが付いたバーを見ては「いつかあそこまで行きたいなあ」と眺めていたんですが、仕事の都合でジム通いが難しくなってしまい、結局自宅に環境を整えることにしました。
そのときに最初に買ったのが、胸トレの土台になるベンチプレス台と、当面の目標にちょうどいい重さのバーベルセット 80kgです。正直、床にプレートがゴロゴロ転がっているだけでもテンションが上がります。最初は軽めの重量でフォーム確認をしていたので80kg全部は使わないんですが、「いつか全部付けて挙げるんだぞ」と自分にプレッシャーをかける意味でも、あえて80kgセットを選びました。
安全面を考えて後から追加したのが、セーフティバー付きのパワーラックと、ジムっぽさが一気に増すオリンピックバー 20kgです。正直、ここまでそろえると部屋の半分が筋トレスペースになってしまって、生活感はかなり薄れます。でも一度ラックを入れてしまうと、「潰れても大丈夫」という安心感があるので、80kgチャレンジに向けて思い切って攻められるようになりました。
僕の筋トレ80kgチャレンジ用の愛用ギアたち
自宅で高重量を触るようになってから、「道具でかなり変わるな」と実感したものがいくつかあります。まずは腰の安定感が段違いになったトレーニングベルト。締めると自然とお腹に力が入るので、ブリッジを組んだときの安定感が全然違います。最初は「見た目だけプロっぽくなって恥ずかしいかも」と思っていたんですが、一度使うと手放せません。
次に手首を守ってくれているのがリストラップ。ベンチプレスで重量を伸ばしていくと、どうしても手首が寝やすくなってしまって、変な方向に負荷がかかるんですよね。これを巻いてからは痛みが出なくなったので、80kgを目指すなら早めに導入してよかったアイテムのひとつです。
握り心地を良くしてくれるトレーニンググローブも、地味にモチベーションにつながっています。バーのローレットがきつめだと手のひらがすぐガサガサになってしまうんですが、グローブを付けておくとマメができにくくて助かります。
補助種目用には、重量を細かく変えられる可変式ダンベルも置いています。フラットな胸トレの日はフラットベンチと組み合わせてダンベルプレスをしたり、上部狙いの日はインクラインベンチに角度を付けてダンベルフライを入れたり。ベンチプレスだけだと飽きてしまうので、こういうバリエーションを作れる道具は本当に便利です。
脚のトレーニングや有酸素用に置いているエルゴメーターバイクも、地味に筋トレ習慣に効いています。「とりあえず10分だけ漕ぐか」と思ってまたぎ、そのままテンションが上がってベンチプレスまでやってしまう、みたいなパターンがけっこうあります。
床を傷つけないために敷いているのがトレーニングマット。プレートを落としても音が少しマイルドになるので、賃貸民としては必須装備でした。
プル系の種目の日には握力のサポートとしてパワーグリップも使っています。これはベンチプレスの直接の重量アップには関係なさそうに見えるんですが、背中の筋量が増えると全体的な押す力も上がってくるので、巡り巡って80kgチャレンジに効いてくる感じです。
サプリとケア用品で回復力を底上げ
筋トレ80kgを目標にしたとき、意外と大事だなと思ったのが回復力でした。仕事しながら週3くらいで押し系の種目をやっていると、どうしても疲労が溜まります。そこで取り入れたのが、定番のホエイプロテイン。トレーニング後に一杯飲んでおくだけで、なんとなく筋肉痛の抜け方が違う気がします。
トレ中のドリンクにはBCAA サプリメントを溶かして飲むようにしています。正直、効果の体感は人それぞれだと思いますが、僕の場合は疲れのダルさが少し軽くなる感じがあって気に入っています。
さらに筋力アップの味方として取り入れたのがクレアチン サプリメント。高重量の最後の1〜2レップを押し切れるかどうかのところで、「もうひと踏ん張りできるかな」と思う瞬間が増えました。
体調管理のベースとしては、普段からマルチビタミン サプリメントも飲んでいます。食事だけだとどうしても偏りが出るので、「とりあえず最低限の栄養は確保しておこう」という保険のような位置づけです。
ケア用品の中で一番出番が多いのは、言わずと知れたフォームローラー。胸や背中よりも、意外と肩の前側や脇の下あたりをゴリゴリすると、ベンチプレスの可動域が広がった気がします。セットの合間にもコロコロ転がしてほぐしておくと、次のセットが楽に挙がったりするのでかなり重宝しています。
飲み物関連では、粉をシェイクするためのプロテインシェイカーもいくつか持っています。洗うのが面倒なので、色違いで何個か用意しておくと「洗うのがイヤだから今日は飲まなくていいや」というサボりを防げておすすめです。
記録を付けるようになってからの変化
トレーニングの内容をメモするために使っているのがトレーニングノート。スマホアプリも試したんですが、僕は紙に書いた方がしっくりきました。何kgで何回できたか、体調のメモ、睡眠時間などを簡単に書いておくだけでも、後から読み返すと「この時期は仕事が忙しくて伸び悩んでたな」とか「ここで一気に重量が伸びたのは、たんぱく質を増やしたからかも」といった気づきがあります。
ウォームアップ前には、ケガ防止と関節の準備を兼ねてまたフォームローラーのお世話になりつつ、軽いダンベルでのショルダープレスやサイドレイズを入れています。可動域が広がると、80kg近い重量でも「重いけど怖くない」感覚が出てくるので、メンタル面でもかなり違います。
僕なりの筋トレ80kgへのロードマップ
実際に「筋トレ 80kg」を目標にして感じたのは、重量そのものよりも「どれだけ丁寧に積み上げられるか」が勝負だということでした。最初の頃はつい、MAXチャレンジばかりしたくなってしまうんですが、今振り返ると伸びたタイミングは決まって、フォームを見直したり、補助種目をしっかりやったり、睡眠と食事を整えた時期なんですよね。
自宅にパワーラックやベンチプレス台を導入するのは、スペース的にも金銭的にもそれなりの覚悟がいります。でも、一度環境を作ってしまえば、仕事が遅くなった日でも「寝る前にサクッと1時間だけやるか」と思えるようになって、結果的にトレーニング継続のハードルがかなり下がりました。
もちろん、ジムに通うのが好きな人はジムの方が楽しいと思います。ただ、僕みたいに「通うのが面倒で結局サボってしまうタイプ」には、自宅にバーベルセット 80kgをドンと置いてしまうスタイルも悪くないなと感じています。
そんなこんなで、まだ100kgには遠いですが、80kgはだいぶ現実味を帯びてきました。これからもホエイプロテインを片手に、トレーニングベルトを巻いて、マイペースにベンチプレスの記録を伸ばしていこうと思っています。

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