最初に買ったのが、定番のダンベルです。重さ固定のものを選んだのですが、慣れてくると物足りなくなるだろうなと思い、少し遅れて可変式ダンベルも追加しました。可変式はプレートを付け替えるだけで重量を調整できるので、「今日は軽めでフォーム重視」「週末はちょっと重め」みたいに、その日の体調や気分で変えられるのがすごく便利です。
床に直置きでトレーニングしていた時期もありますが、肩の種目やベンチプレスの真似事をし始めると限界が来ます。そこで導入したのがトレーニングベンチ。インクラインやフラットに角度を変えられるタイプにしたら、ダンベルプレスもダンベルフライもできるようになり、胸まわりの張りが目に見えて変わりました。40代になると「Tシャツを着たときのシルエット」がほんの少し良くなるだけでも、けっこう気分が上がります。
自宅トレ環境で意外とよく使っているのがレジスタンスバンドとトレーニングチューブです。仕事で疲れて「今日は重いものは触りたくないな」という日でも、バンドだけなら不思議とやる気が出るんですよね。ドアアンカーを使えばラットプルダウン風の動きもできるし、肩に優しいローイングもできるので、40代のややガタが来始めた関節にはちょうどいい感じです。
トレーニングスペースにはヨガマットを敷いていましたが、そのうちスクワットやランジで結構ボロボロになってきたので、厚めのトレーニングマットも買い足しました。マットを変えただけなのに、膝つきの種目(プランクとかブルガリアンスクワットの準備とか)がかなり快適に。防音にもなるので、家族からのクレームも減りました。
握力と手のひらの保護のために導入したのがトレーニンググローブです。最初は素手でやっていたのですが、ダンベルのナックル部分で手のひらがガサガサになってしまい、マウスを握るときも違和感が…。グローブをつけるとグリップも安定して、引く種目で重量を伸ばしやすくなりました。さらに背中の日にはパワーグリップも使っています。広背筋狙いの種目で「握力が先に終わる」問題がかなり解消されて、懸垂もなんとか数回はこなせるようになりました。
腰まわりの不安が強かったので、デッドリフトやスクワットを重めにするときはトレーニングベルトを巻いています。本格的にやる日は、厚手のウエイトリフティングベルトも用意しておくと安心感が違います。もちろんベルトを巻いたからといって無茶をして良いわけではないのですが、「お腹にしっかり圧をかける感覚」がつかみやすくなって、フォームが安定しました。
トレーニングを続けていると、40代の体は想像以上に張りやすいことを痛感します。ふくらはぎや背中がパンパンで、夜中につりそうになることもしばしば。そんなときに重宝しているのがフォームローラーと筋膜リリースローラーです。脚の裏側やお尻まわりをゴロゴロとほぐしておくと、翌日の疲労感がかなり違います。テレビを見ながらでもできるので、「ながらケア」としてほぼ毎日使っています。
食事面では、最初は「普通に食べていれば大丈夫でしょ」と思っていたのですが、意識してタンパク質を増やしてみたら筋肉の張りがぜんぜん違いました。今は朝とトレ後を中心にプロテインパウダーを飲んでいます。味にこだわりたい人はフレーバーが豊富なホエイプロテインを選ぶと、ちょっとしたおやつ感覚で続けられます。外出先でも飲めるように、シェイク用のプロテインシェイカーをバッグに忍ばせておくと、「コンビニでつい菓子パン」というパターンが減って、ダイエット面でもかなり助かりました。
こんな感じで、気づけば部屋の一角がちょっとしたホームジムになっています。
全部そろえる必要はまったくなくて、個人的には
この3つがあるだけでも、40代男性の筋トレ環境としてはかなり満足度が高いと思います。そこに余裕があれば、関節に優しいレジスタンスバンドやトレーニングチューブ、ケア用のフォームローラーあたりを足していくイメージですね。
40代になると、「若い頃のように一気に追い込んで、翌日ちょっと筋肉痛でニヤニヤ」というわけにはいかなくなります。無理をすると、そのまま腰痛や膝痛に直行してしまう危険も。だからこそ、道具の力も借りながら、ほどよくサボりつつ続けるのが一番だと感じています。お気に入りのトレーニンググローブやパワーグリップ、頼れるトレーニングベルトやウエイトリフティングベルトがあると、「せっかくだから今日も使おうかな」という気持ちになりやすいです。
正直、見た目が劇的に変わったわけではありません。それでも、40代に入ってから「なんとなく体が重い」「疲れが抜けない」と感じていた頃と比べると、今は朝の目覚めも良くなったし、階段もスイスイ登れるようになりました。何より、仕事で嫌なことがあった日でも、ダンベルを握って数セットこなすと、不思議と頭がスッキリしてくるんですよね。
もし同じ40代男性で、「そろそろ体をなんとかしたい」と思っているなら、まずは自宅に1つだけでも道具を置いてみるのがおすすめです。最初の一歩としてヨガマットを敷いてストレッチをするところからでもいいし、思い切って可変式ダンベルとトレーニングベンチをそろえてもいい。自分の性格に合いそうなアイテムを選んで、少しずつ「筋トレのある生活」に寄せていくのが、長く楽しむコツだと感じています。
40代になってから本気で筋トレを始めました。
きっかけは健康診断の「メタボ予備軍」という一言と、階段を上っただけで息が上がる自分にショックを受けたこと。とはいえいきなりジム通いはハードルが高かったので、まずは自宅に最低限の道具をそろえるところからスタートしました。
最初に買ったのが、定番のダンベルです。重さ固定のものを選んだのですが、慣れてくると物足りなくなるだろうなと思い、少し遅れて可変式ダンベルも追加しました。可変式はプレートを付け替えるだけで重量を調整できるので、「今日は軽めでフォーム重視」「週末はちょっと重め」みたいに、その日の体調や気分で変えられるのがすごく便利です。
床に直置きでトレーニングしていた時期もありますが、肩の種目やベンチプレスの真似事をし始めると限界が来ます。そこで導入したのがトレーニングベンチ。インクラインやフラットに角度を変えられるタイプにしたら、ダンベルプレスもダンベルフライもできるようになり、胸まわりの張りが目に見えて変わりました。40代になると「Tシャツを着たときのシルエット」がほんの少し良くなるだけでも、けっこう気分が上がります。
自宅トレ環境で意外とよく使っているのがレジスタンスバンドとトレーニングチューブです。仕事で疲れて「今日は重いものは触りたくないな」という日でも、バンドだけなら不思議とやる気が出るんですよね。ドアアンカーを使えばラットプルダウン風の動きもできるし、肩に優しいローイングもできるので、40代のややガタが来始めた関節にはちょうどいい感じです。
トレーニングスペースにはヨガマットを敷いていましたが、そのうちスクワットやランジで結構ボロボロになってきたので、厚めのトレーニングマットも買い足しました。マットを変えただけなのに、膝つきの種目(プランクとかブルガリアンスクワットの準備とか)がかなり快適に。防音にもなるので、家族からのクレームも減りました。
握力と手のひらの保護のために導入したのがトレーニンググローブです。最初は素手でやっていたのですが、ダンベルのナックル部分で手のひらがガサガサになってしまい、マウスを握るときも違和感が…。グローブをつけるとグリップも安定して、引く種目で重量を伸ばしやすくなりました。さらに背中の日にはパワーグリップも使っています。広背筋狙いの種目で「握力が先に終わる」問題がかなり解消されて、懸垂もなんとか数回はこなせるようになりました。
腰まわりの不安が強かったので、デッドリフトやスクワットを重めにするときはトレーニングベルトを巻いています。本格的にやる日は、厚手のウエイトリフティングベルトも用意しておくと安心感が違います。もちろんベルトを巻いたからといって無茶をして良いわけではないのですが、「お腹にしっかり圧をかける感覚」がつかみやすくなって、フォームが安定しました。
トレーニングを続けていると、40代の体は想像以上に張りやすいことを痛感します。ふくらはぎや背中がパンパンで、夜中につりそうになることもしばしば。そんなときに重宝しているのがフォームローラーと筋膜リリースローラーです。脚の裏側やお尻まわりをゴロゴロとほぐしておくと、翌日の疲労感がかなり違います。テレビを見ながらでもできるので、「ながらケア」としてほぼ毎日使っています。
食事面では、最初は「普通に食べていれば大丈夫でしょ」と思っていたのですが、意識してタンパク質を増やしてみたら筋肉の張りがぜんぜん違いました。今は朝とトレ後を中心にプロテインパウダーを飲んでいます。味にこだわりたい人はフレーバーが豊富なホエイプロテインを選ぶと、ちょっとしたおやつ感覚で続けられます。外出先でも飲めるように、シェイク用のプロテインシェイカーをバッグに忍ばせておくと、「コンビニでつい菓子パン」というパターンが減って、ダイエット面でもかなり助かりました。
こんな感じで、気づけば部屋の一角がちょっとしたホームジムになっています。
全部そろえる必要はまったくなくて、個人的には
この3つがあるだけでも、40代男性の筋トレ環境としてはかなり満足度が高いと思います。そこに余裕があれば、関節に優しいレジスタンスバンドやトレーニングチューブ、ケア用のフォームローラーあたりを足していくイメージですね。
40代になると、「若い頃のように一気に追い込んで、翌日ちょっと筋肉痛でニヤニヤ」というわけにはいかなくなります。無理をすると、そのまま腰痛や膝痛に直行してしまう危険も。だからこそ、道具の力も借りながら、ほどよくサボりつつ続けるのが一番だと感じています。お気に入りのトレーニンググローブやパワーグリップ、頼れるトレーニングベルトやウエイトリフティングベルトがあると、「せっかくだから今日も使おうかな」という気持ちになりやすいです。
正直、見た目が劇的に変わったわけではありません。それでも、40代に入ってから「なんとなく体が重い」「疲れが抜けない」と感じていた頃と比べると、今は朝の目覚めも良くなったし、階段もスイスイ登れるようになりました。何より、仕事で嫌なことがあった日でも、ダンベルを握って数セットこなすと、不思議と頭がスッキリしてくるんですよね。
もし同じ40代男性で、「そろそろ体をなんとかしたい」と思っているなら、まずは自宅に1つだけでも道具を置いてみるのがおすすめです。最初の一歩としてヨガマットを敷いてストレッチをするところからでもいいし、思い切って可変式ダンベルとトレーニングベンチをそろえてもいい。自分の性格に合いそうなアイテムを選んで、少しずつ「筋トレのある生活」に寄せていくのが、長く楽しむコツだと感じています。

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