最初の1週間くらいは、とにかく全身が筋肉痛で、階段を降りるときに太ももが震えるし、くしゃみをするだけで腹筋が悲鳴を上げるレベルだった。男として「こんなに貧弱だったのか…」と軽くショックを受けたけれど、その痛みがなんだか気持ちよくて、「あ、ちゃんと効いてるんだな」と妙にテンションが上がったのを覚えている。トレメニューは自己流で、ジムではベンチプレス、ラットプルダウン、スクワット、ショルダープレス、家では可変式ダンベルとプッシュアップバーを使って、週3回を目標にコツコツ続けた。最初はベンチプレスも軽い重量でギリギリ、スクワットもフォームが怪しくて、鏡に映る自分を見て「全然かっこよくないな」と苦笑いしていた。
食事はそこまでストイックではなくて、外食も普通にするし、飲み会もゼロにはしていない。ただ、意識したのは「タンパク質だけは切らさない」ということ。朝はトーストと卵、そしてホエイプロテイン パウダーをプロテイン シェイカーで一杯。昼はなるべく肉か魚が多めの定食を選ぶようにして、間食にはプロテインバー。トレーニング前後にBCAAやクレアチンを飲むのも、正直どこまで効果が出ているのかは分からないけれど、「ちゃんとやってる感」が出るのでモチベーション的にはかなり大きかった。夜は炭水化物を少し控えめにして、鶏むね肉や豆腐を多めにする、くらいのゆるいルールでやっている。
では、2ヶ月で実際どれくらい変化したのかというと、まず数字から言うと体重はほぼ変わっていない。スタートが68kgで、今もだいたい68〜69kgをウロウロしている感じ。ただ、ウエストはベルトの穴が一つ分締まるようになったし、Tシャツを着たときに肩と胸あたりの張りが少し出てきて、自分的には「お、なんかちょっと男っぽくなった?」とニヤッとしてしまうレベルの変化はある。鏡で横から見ると、うっすらと胸板の厚みが出てきて、腹筋の上の方がうすーく割れてきたかな…程度。インスタのビフォーアフター写真みたいな劇的な変化ではないので、他人から見たら「言われればそうかも」くらいだと思う。
一番分かりやすい変化は、扱える重量と回数だ。最初ベンチプレスはバー+両側5kgで10回が限界だったのが、今は+10kgでも10回いけるようになったし、腕立て伏せもプッシュアップバーを使って15回×3セットこなせるようになった。スクワットも、最初は自重でヘロヘロだったのが、今はダンベルを持ってもしっかりしゃがめるようになった。数字にすると大したことないかもしれないが、自分の中ではかなり大きな進歩で、「あの頃より確実に強くなっている」という感覚がある。これは筋トレを続けていて一番うれしい瞬間かもしれない。
見た目の変化に関しては、写真を撮っておくと違いが分かりやすい。筋トレを始めた日にスマホで上半身の写真を撮っておいたのだが、2ヶ月経って撮り直して並べてみると、肩のラインと胸のあたりが少し盛り上がってきているのが分かる。腹周りも、最初は完全に「おじさんのお腹」だったのが、今は少しだけ締まってきた感じ。まだまだ理想の逆三角形にはほど遠いけれど、「このまま続けたらいけるかも」という希望が見えてきた。正直、1ヶ月目くらいまでは自分でもよく分からなかったが、2ヶ月目の途中あたりから「あれ?ちょっと違うかも」と思い始めた。
メンタル面の変化も意外と大きい。仕事でストレスが溜まった日でも、ジムに行ってダンベルを握ると、「今日も一日ちゃんとやり切ったな」という満足感がある。男って割と単純で、鏡の前でパンプした腕を見て「おー」とか言ってるだけで気分が上がる生き物だと思う。筋トレを始める前は、夜にダラダラとスマホを眺めて気づいたら日付が変わっていた、なんてことが多かったが、今は「明日もトレあるから」と考えて自然と寝る時間も早くなった。睡眠が整うと、翌日の仕事の集中力も上がるから、筋トレって意外と生活全体に効いてくるんだなと実感している。
もちろん、いいことばかりではなくて、サボりたくなる日も普通にある。雨の日とか、残業で遅くなった日とか、「今日はもういいかな…」と心の中の弱い自分が囁いてくる。そんなときは、部屋の隅に置いてある可変式ダンベルとトレーニングベンチやトレーニングマットが目に入って、「せめて腕だけでも」「スクワットだけでも」と自分を説得して、10分だけでも動くようにしている。不思議なことに、一度動き始めるとテンションが上がってきて、結局30分くらいやってしまうことが多い。道具を部屋に置いておくのは、サボり防止の意味でもかなり大きいと感じた。
2ヶ月やってみて思うのは、「劇的な変化はないけど、確実に別人への入口には立てた」という感覚だ。体重がドカンと落ちたわけでもないし、腹筋がバキバキになったわけでもない。でも、Tシャツ姿が少しだけ様になってきて、姿勢が良くなり、体を動かすこと自体が以前より楽しくなった。何より、「自分はちゃんと続けられている」という小さな自信が、じわじわと生活のいろんな場面に染み出してきている気がする。仕事でプレゼンをするときも、以前より落ち着いて話せるようになったし、人前に立つのがそこまで苦じゃなくなった。
これから先どうするかというと、まずはこのまま週3回ペースをキープしつつ、もう2ヶ月、3ヶ月と続けてみようと思っている。理想は、半年くらい続けて「久しぶりに会った友達に、なんか変わった?」と言われること。そのために、これからもホエイプロテインやプロテインバーをうまく使いつつ、BCAAやクレアチン、マルチビタミンでコンディションを整えながら、地味にダンベルを上げたり下げたりしていくつもりだ。筋トレはよく「裏切らない」と言われるけれど、2ヶ月続けてみて、その言葉が少し分かってきた気がする。派手さはないけれど、やった分だけちゃんと返ってきて、その積み重ねがだんだん形になっていく感じが、なんともクセになる。
もしこの記事を読んでいる男の人で、「筋トレを始めてみたいけど、2ヶ月で本当に変化なんて出るの?」と迷っている人がいたら、個人的には「思っているほど劇的ではないけど、やる価値はめちゃくちゃある」と伝えたい。最初の一歩として、プロテインを用意して、家に置ける範囲でダンベルやマットを揃えてみるだけでも、だいぶ気持ちが変わるはずだ。あとは、完璧を目指さずに、週2〜3回、30分でもいいから体を動かし続けること。2ヶ月後、鏡の前でちょっとだけ逞しくなった自分を見て、ニヤッとできたら、それだけで十分元は取れると思う。
筋トレを本気で始めて2ヶ月がたった男の正直な記録として書いてみる。検索すると「筋トレ 2ヶ月 変化 男」とか出てくるけど、実際どうなのよ?ってずっと疑っていたタイプだ。最初の頃は半信半疑で、とりあえず形から入ろうと思って、ジムに入会したその足でいろいろ買い込んだ。家に帰って並べてみるとちょっと笑えるくらいの量で、まずタンパク質確保のためにホエイプロテイン パウダー、それを振るためのプロテイン シェイカー、間食用にプロテインバー、トレ中ドリンク用にBCAA アミノ酸サプリ、パワーアップ目当てでクレアチン サプリメント、栄養バランスを気にしてマルチビタミン サプリメント、家トレ用には可変式ダンベルとトレーニング ベンチ、腕立てのためにプッシュアップバー、背中と肩をいじめる用にトレーニングチューブ、ケア用にフォームローラー、握力保護とマメ対策にトレーニング グローブ、床での腹筋やストレッチ用にトレーニングマットまで揃えた。完全に形から入るタイプだが、こうやって一気に買うと「ここまでやったんだから続けないと」と自分を追い込めて、結果的には良かったと思っている。
最初の1週間くらいは、とにかく全身が筋肉痛で、階段を降りるときに太ももが震えるし、くしゃみをするだけで腹筋が悲鳴を上げるレベルだった。男として「こんなに貧弱だったのか…」と軽くショックを受けたけれど、その痛みがなんだか気持ちよくて、「あ、ちゃんと効いてるんだな」と妙にテンションが上がったのを覚えている。トレメニューは自己流で、ジムではベンチプレス、ラットプルダウン、スクワット、ショルダープレス、家では可変式ダンベルとプッシュアップバーを使って、週3回を目標にコツコツ続けた。最初はベンチプレスも軽い重量でギリギリ、スクワットもフォームが怪しくて、鏡に映る自分を見て「全然かっこよくないな」と苦笑いしていた。
食事はそこまでストイックではなくて、外食も普通にするし、飲み会もゼロにはしていない。ただ、意識したのは「タンパク質だけは切らさない」ということ。朝はトーストと卵、そしてホエイプロテイン パウダーをプロテイン シェイカーで一杯。昼はなるべく肉か魚が多めの定食を選ぶようにして、間食にはプロテインバー。トレーニング前後にBCAAやクレアチンを飲むのも、正直どこまで効果が出ているのかは分からないけれど、「ちゃんとやってる感」が出るのでモチベーション的にはかなり大きかった。夜は炭水化物を少し控えめにして、鶏むね肉や豆腐を多めにする、くらいのゆるいルールでやっている。
では、2ヶ月で実際どれくらい変化したのかというと、まず数字から言うと体重はほぼ変わっていない。スタートが68kgで、今もだいたい68〜69kgをウロウロしている感じ。ただ、ウエストはベルトの穴が一つ分締まるようになったし、Tシャツを着たときに肩と胸あたりの張りが少し出てきて、自分的には「お、なんかちょっと男っぽくなった?」とニヤッとしてしまうレベルの変化はある。鏡で横から見ると、うっすらと胸板の厚みが出てきて、腹筋の上の方がうすーく割れてきたかな…程度。インスタのビフォーアフター写真みたいな劇的な変化ではないので、他人から見たら「言われればそうかも」くらいだと思う。
一番分かりやすい変化は、扱える重量と回数だ。最初ベンチプレスはバー+両側5kgで10回が限界だったのが、今は+10kgでも10回いけるようになったし、腕立て伏せもプッシュアップバーを使って15回×3セットこなせるようになった。スクワットも、最初は自重でヘロヘロだったのが、今はダンベルを持ってもしっかりしゃがめるようになった。数字にすると大したことないかもしれないが、自分の中ではかなり大きな進歩で、「あの頃より確実に強くなっている」という感覚がある。これは筋トレを続けていて一番うれしい瞬間かもしれない。
見た目の変化に関しては、写真を撮っておくと違いが分かりやすい。筋トレを始めた日にスマホで上半身の写真を撮っておいたのだが、2ヶ月経って撮り直して並べてみると、肩のラインと胸のあたりが少し盛り上がってきているのが分かる。腹周りも、最初は完全に「おじさんのお腹」だったのが、今は少しだけ締まってきた感じ。まだまだ理想の逆三角形にはほど遠いけれど、「このまま続けたらいけるかも」という希望が見えてきた。正直、1ヶ月目くらいまでは自分でもよく分からなかったが、2ヶ月目の途中あたりから「あれ?ちょっと違うかも」と思い始めた。
メンタル面の変化も意外と大きい。仕事でストレスが溜まった日でも、ジムに行ってダンベルを握ると、「今日も一日ちゃんとやり切ったな」という満足感がある。男って割と単純で、鏡の前でパンプした腕を見て「おー」とか言ってるだけで気分が上がる生き物だと思う。筋トレを始める前は、夜にダラダラとスマホを眺めて気づいたら日付が変わっていた、なんてことが多かったが、今は「明日もトレあるから」と考えて自然と寝る時間も早くなった。睡眠が整うと、翌日の仕事の集中力も上がるから、筋トレって意外と生活全体に効いてくるんだなと実感している。
もちろん、いいことばかりではなくて、サボりたくなる日も普通にある。雨の日とか、残業で遅くなった日とか、「今日はもういいかな…」と心の中の弱い自分が囁いてくる。そんなときは、部屋の隅に置いてある可変式ダンベルとトレーニングベンチやトレーニングマットが目に入って、「せめて腕だけでも」「スクワットだけでも」と自分を説得して、10分だけでも動くようにしている。不思議なことに、一度動き始めるとテンションが上がってきて、結局30分くらいやってしまうことが多い。道具を部屋に置いておくのは、サボり防止の意味でもかなり大きいと感じた。
2ヶ月やってみて思うのは、「劇的な変化はないけど、確実に別人への入口には立てた」という感覚だ。体重がドカンと落ちたわけでもないし、腹筋がバキバキになったわけでもない。でも、Tシャツ姿が少しだけ様になってきて、姿勢が良くなり、体を動かすこと自体が以前より楽しくなった。何より、「自分はちゃんと続けられている」という小さな自信が、じわじわと生活のいろんな場面に染み出してきている気がする。仕事でプレゼンをするときも、以前より落ち着いて話せるようになったし、人前に立つのがそこまで苦じゃなくなった。
これから先どうするかというと、まずはこのまま週3回ペースをキープしつつ、もう2ヶ月、3ヶ月と続けてみようと思っている。理想は、半年くらい続けて「久しぶりに会った友達に、なんか変わった?」と言われること。そのために、これからもホエイプロテインやプロテインバーをうまく使いつつ、BCAAやクレアチン、マルチビタミンでコンディションを整えながら、地味にダンベルを上げたり下げたりしていくつもりだ。筋トレはよく「裏切らない」と言われるけれど、2ヶ月続けてみて、その言葉が少し分かってきた気がする。派手さはないけれど、やった分だけちゃんと返ってきて、その積み重ねがだんだん形になっていく感じが、なんともクセになる。
もしこの記事を読んでいる男の人で、「筋トレを始めてみたいけど、2ヶ月で本当に変化なんて出るの?」と迷っている人がいたら、個人的には「思っているほど劇的ではないけど、やる価値はめちゃくちゃある」と伝えたい。最初の一歩として、プロテインを用意して、家に置ける範囲でダンベルやマットを揃えてみるだけでも、だいぶ気持ちが変わるはずだ。あとは、完璧を目指さずに、週2〜3回、30分でもいいから体を動かし続けること。2ヶ月後、鏡の前でちょっとだけ逞しくなった自分を見て、ニヤッとできたら、それだけで十分元は取れると思う。

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