トラディショナルウェザーウェアのサイズ感「38」をゆるっと考える話

トラディショナルウェザーウェアのアウターって、見ているだけでもう雰囲気があって、秋冬になるとどうしても気になってしまいますよね。けれど実際にネットで探し始めると、サイズ表記が「36」「38」「40」みたいな数字ばかりで、いきなり迷路に放り込まれた感じになります。特に人気のキルティング系、たとえばメンズの定番っぽい雰囲気のあるトラディショナルウェザーウェア WAVERLY メンズ 38とか、少しAラインで今っぽいシルエットのトラディショナルウェザーウェア WAVERLY A-LINE 38、コンパクトでクラシックなトラディショナルウェザーウェア ARKLEY ジャケット 38、少し裾広がりのトラディショナルウェザーウェア ARKLEY A-LINE 38あたりを見比べていると、「結局38ってどのくらいの大きさなんだろう…？」という素朴な疑問がむくむく湧いてきます。ブランド全体の雰囲気をふわっと眺めたいときは、とりあえずトラディショナルウェザーウェアと検索してずらっとアイテムを眺めて、そこから気になるモデルを掘っていくのが一番わかりやすいかもしれません。

自分なりにサイズ表やショップのコメントを眺めていると、「38」はだいたい日本のメンズM相当、という雰囲気がなんとなく見えてきます。トラディショナルウェザーウェア WAVERLY メンズ 38のスペックを眺めると、身幅や着丈がいかにも“標準体型の人がそのまま着てサマになる”バランスになっていて、タイトでもオーバーでもない、ちょうど真ん中あたりの立ち位置っぽいです。トラディショナルウェザーウェア WAVERLY A-LINE 38になると、名前どおり少しAラインなので裾にかけてほんのり余裕が出るイメージで、「お腹周りは隠したいけど肩周りはスッキリさせたい」みたいな欲張りな気持ちをいい感じに拾ってくれそうな雰囲気があります。

一方、よりコンパクトでクラシックに寄せたいならトラディショナルウェザーウェア ARKLEY ジャケット 38の方がイメージしやすくて、キルティングのステッチがぎゅっと詰まって見える分、同じ38でも少しシャープに映ります。逆に、ゆるっと女性っぽいシルエットで着たい人が選びがちなトラディショナルウェザーウェア ARKLEY A-LINE 38は、体を包み込むように裾に向かって広がる想像ができて、「細身パンツ＋ボリュームアウター」の鉄板バランスを作りやすそうだなあ、なんて妄想が膨らみます。こうやってモデルごとの写真とサイズ表を見比べながら、「自分のいつものM感覚」をどこに合わせるかを考えていく時間が結構楽しかったりします。

じゃあ実際、サイズ感「38」をどう選び分けるかをざっくり言葉にしてみると、普段ユニクロや国内ブランドでMを着ている人が、薄手〜中厚のニットやシャツの上から着るならトラディショナルウェザーウェア WAVERLY メンズ 38あたりが“いちばんイメージしやすい基準のサイズ”になりそうな印象です。同じくM感覚でも、もう少し丈が短めでコンパクトに見せたい人はトラディショナルウェザーウェア ARKLEY ジャケット 38に目が行きやすいし、逆に腰回りまでしっかり包んでほしい人はトラディショナルウェザーウェア WAVERLY A-LINE 38やトラディショナルウェザーウェア ARKLEY A-LINE 38の方がイメージに近いかもしれません。厚手のローゲージニットやジャケットの上から着込むことを前提にすると、38だと肩や腕周りが窮屈になる可能性もあるので、その場合はワンサイズ上げて40をメインで考える…みたいな感じで、まず38を軸に“自分の冬のレイヤードのクセ”を当てはめていくと判断しやすいです。

ちなみに、同じ「38」でも靴の話になるとまったく別物で、トラディショナルウェザーウェア SIDE GORE RAIN BOOTS 38やトラディショナルウェザーウェア SIDE GORE RAIN BOOTS MID 38などのブーツ系は、だいたい24.0cm前後くらいのサイズとして扱われていることが多いです。なので、アウターの「38＝Mサイズ」という感覚でブーツの「38」を見ると、まったく話が噛み合わないので要注意。雨の日用にトラディショナルウェザーウェア SIDE GORE RAIN BOOTS 38を眺めつつ、「アウターはトラディショナルウェザーウェア WAVERLY メンズ 38で、足元はほんのりボリュームのあるトラディショナルウェザーウェア SIDE GORE RAIN BOOTS MID 38を合わせたら、雨の日でもちょっと英国の田舎風コーデになるのでは…」と、ついコーディネート妄想までセットで楽しみたくなります。

最終的に「トラディショナルウェザーウェアサイズ感 38」をどう捉えるかをざっくりまとめると、標準体型で普段Mを選んでいる人が、日常使いのアウターとして“ちょうど良くてちょっと余裕もある”あたりを狙うサイズ、というイメージが一番しっくりきます。そのうえで、少し長め丈でクラシックに行くならトラディショナルウェザーウェア WAVERLY メンズ 38、裾広がりでこなれ感を出したいならトラディショナルウェザーウェア WAVERLY A-LINE 38やトラディショナルウェザーウェア ARKLEY A-LINE 38、コンパクトで軽快にまとめたいならトラディショナルウェザーウェア ARKLEY ジャケット 38、そして雨の日の足元にはトラディショナルウェザーウェア SIDE GORE RAIN BOOTS 38やトラディショナルウェザーウェア SIDE GORE RAIN BOOTS MID 38を添えてみる。そんなふうに、自分の生活や服の好みに「38」という数字をゆるく当てはめていくと、ちょっとだけ選びやすくなる気がします。

トラディショナルウェザーウェアのサイズ感「38」をゆるっと考える話