「筋トレの時間さえ英語に使えたら、もっと上達するのになあ」とずっと思っていて、数年前から“筋トレしながら英語学習”を趣味で続けています。完全に自己流なんですが、失敗も含めてけっこう面白いので、どんな感じでやっているかを書いてみます。
うちの“英語筋トレ部屋”の道具たち
まずは環境づくりから。
自宅のメインの負荷はダンベルなので、最初に買ったのが
PROIRON ダンベル10kg 可変式 です。プレートを付け替えれば重さを変えられるので、肩トレの日は軽め、スクワットの日は重め、みたいな使い分けができて便利でした。
そのあと調子に乗って、少し本格的な鉄ダンベルも欲しくなり
IROTEC(アイロテック) ラバー ダンベル 20kg
も追加。ゴム付きなので床を傷つけにくくて助かっています。
ベンチがあるとできる種目が一気に増えるので、フラットベンチも導入しました。今使っているのは
Soomloom フラットベンチ 耐荷重300kg 。
折りたためて、部屋の隅に立てかけておけるのが地味にうれしいポイントです。
床にはヨガマット代わりに
adidas ヨガマット 10mm
を敷いています。厚さがそこそこあるので、プランクや腹筋のときも肘が痛くなりにくいです。
心拍数を軽くチェックしたいので、運動中は
Garmin Venu Sq スマートウォッチ
をつけています。英語とは関係ないようで、インターバルタイマー代わりにもなるので、結果的に英語の“勉強時間”を計るのにも役立っています。
英語音声を流す相棒たち
筋トレ英語学習で一番大事なのは、実はイヤホンかもしれません。コードがあるとダンベルと絡まってイライラするので、完全ワイヤレスが必須でした。
メインで使っているのは
【第2世代】Soundcore Liberty Neo 。
軽くてフィット感もよく、多少汗をかいても落ちないので、デッドリフト中でもあまり気になりません。
外でウォーキングしながら英語ポッドキャストを聴くときは、耳をふさぎすぎないタイプが良くて、最近は
Anker Soundcore AeroFit
を使っています。オープンイヤー型なので、車の音もちゃんと聞こえるのが安心ポイントです。
筋トレと相性がよかった英語教材
発音・リスニング系
筋トレ中は、長い文法説明より「聞いて真似する」系の教材が合うなと感じています。発音をちゃんとやりたいなと思って買ったのが
【音声ダウンロード付き】改訂3版 英語耳 発音ができるとリスニングができる 。
これは母音や子音ごとにトレーニング用の音声が入っているので、「今日は胸の日だから“r”と“l”の日」みたいに、一日一テーマで回すとけっこう楽しいです。ベンチプレスのインターバル中に、書いてある口の形をササっと確認して、実際の音はプッシュアップしながら聞く…みたいな感じで使っています。
語彙は昔からお世話になっている
アルク キクタン 英単語【Basic 4000】改訂版
を「腹筋の日」に回しています。1ユニットが短いので、クランチ1セット→キクタン1チャプター→プランク1セット、みたいなリズムでやると、気づいたらけっこうなページ数を進められます。
フレーズ系
会話フレーズを増やしたくて買った本が何冊かあります。なかでも筋トレと相性がよかったのが、
あたりです。
これらは1フレーズが短く区切られていて、音声もテンポよく進むので、スクワットのインターバル(だいたい60秒くらい)にちょうど収まりやすいです。ぼくの場合、「1セットごとに新しいフレーズ1個覚える」という自分ルールにしています。
瞬間英作文・アウトプット系
文法のおさらいを兼ねてよく使っているのが
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング 。
これはインターバル中に日本語文を見て、次のセットが始まる前にサッと英語にして声に出す、という遊び方をしています。心拍数が上がっているときのほうが、なぜか集中できる気がします。
テキスト付きでストーリー仕立てになっているものも好きで、最近は
スタディサプリENGLISH 新日常英会話コース テキスト1
をKindle版とセットで使っています。物語のシーンごとに筋トレ種目を決めるとちょっとゲームっぽくなります。
読書用のデバイスも地味に重要
筋トレ英語学習を続けるうえで、「紙の本だと汗でページがよれてしまう問題」がありました。そこで導入したのが
Kindle Paperwhite 第11世代 。
バックライト付きなので、夜に部屋をちょっと暗くしても読みやすいし、片手でもちやすい軽さなので、ダンベル片付けの合間にサクッと次のページに進めるのが快適です。辞書機能で単語を長押しすると意味がすぐ出るのも、インターバル中の時間節約になります。
実際の“筋トレ英語ルーティン”の一例
平日の夜、仕事から帰ってきたあとにやっているパターンを書いてみます。
- ウォームアップ(10分)
軽くストレッチしたあと、ヨガマットとして敷いている
adidas ヨガマット 10mm
の上でジャンピングジャックや軽いスクワット。耳には
【第2世代】Soundcore Liberty Neo
を装着して、英語ポッドキャストか、
アルク キクタン 英単語【Basic 4000】改訂版
の音声を流します。 - メインの筋トレ(30分)
- ダンベルスクワット:
PROIRON ダンベル10kg 可変式
を両手に持って10回×3セット。
インターバル中に
【音声DL付】ネイティブが毎日使ってる 万能英会話フレーズ101
から1フレーズ選び、音声を聞いてから口に出して真似します。 - ベンチプレス(ダンベル):
Soomloom フラットベンチ 耐荷重300kg
に寝て、
IROTEC(アイロテック) ラバー ダンベル 20kg
で8回×3セット。
ここでは
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
の日本語文を見て、英語に変換する遊びをしています。 - ロウイングやショルダープレスなど:
ここでも同じように、フレーズ本かキクタンを回す感じです。
- ダンベルスクワット:
- クールダウン(10〜15分)
最後はゆっくりストレッチしながら、
【音声ダウンロード付き】改訂3版 英語耳 発音ができるとリスニングができる
の発音練習パートを流したり、
CD付 Hapa英会話 ネイティブ感覚で話す英語フレーズ
を聞き流します。
やってみて感じたメリット
1. 純粋に「続けやすくなった」
筋トレって、単体でやると「今日は疲れたしサボろうかな…」ってなりがちなんですが、「筋トレサボる=英語のリスニングもサボる」になってしまうので、サボりにくくなりました。逆に「英語を聞きたいからジムに行くか」という不思議なモチベーションも出てきます。
2. セット間の“手持ち無沙汰”がなくなる
前はインターバル中にスマホでSNSを見てダラダラしてしまうことが多かったんですが、今は
マネする英会話from L.A.
や
スタディサプリENGLISH 新日常英会話コース テキスト1
のフレーズをチェックしているので、いい意味で“遊ぶ暇”がありません。
3. 気分転換としても優秀
仕事で頭がパンパンの日でも、
【第2世代】Soundcore Liberty Neo
でお気に入りの英語ポッドキャストを流しながら軽くトレーニングすると、身体も頭もすっきりします。英語を「勉強」としてではなく、「BGM+ちょっとしたチャレンジ」くらいに感じられるのも気楽で良いです。
逆に気をつけていること
1つだけ真面目な話をすると、安全面だけは本当に大事だなと思っています。スクワットやデッドリフトの重いセット中は、英語のことは一旦忘れてフォームに集中しています。音量も、周りの音が聞こえる程度に抑えて、
Garmin Venu Sq スマートウォッチ
でタイマーだけ確認する感じです。
あと、疲れすぎている日は、瞬間英作文までやろうとすると逆にストレスになるので、そういうときはキクタンか、
【音声DL付】ネイティブが毎日使ってる 万能英会話フレーズ101
をただ聞き流すだけにしています。完璧を求めると続かないので、「今日はこれだけできたからOK」と割り切るのがいちばん長続きしました。
まとめ:趣味としての“筋トレ英語”はけっこう楽しい
ガチの科学的なトレーニングというより、「どうせなら筋トレの時間でちょっとでも英語に触れよう」というノリで始めた筋トレ英語学習ですが、気づけば生活の一部になりました。
- ダンベルやベンチは
PROIRON ダンベル10kg 可変式 や
IROTEC(アイロテック) ラバー ダンベル 20kg、
Soomloom フラットベンチ 耐荷重300kg
みたいなシンプルなもので十分。 - 音声教材は
【音声ダウンロード付き】改訂3版 英語耳 発音ができるとリスニングができる、
アルク キクタン 英単語【Basic 4000】改訂版、
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
あたりが個人的には鉄板。 - フレーズ集として
【音声DL付】ネイティブが毎日使ってる 万能英会話フレーズ101、
マネする英会話from L.A.、
CD付 Hapa英会話 ネイティブ感覚で話す英語フレーズ
をローテーションするだけでも、表現のストックがかなり増えました。
こんな感じで、道具も教材もぜんぶ“自分がテンション上がるもの”でそろえると、筋トレも英語もなかなか飽きません。もし「時間がなくて英語の勉強が続かない…」と悩んでいるなら、好きなダンベルと好きな英語本を一つずつ決めて、ゆるい筋トレ英語生活を試してみるのもアリだと思います。
筋トレ英語学習で脳と身体を同時に鍛える生活を始めてみた話
「筋トレの時間さえ英語に使えたら、もっと上達するのになあ」とずっと思っていて、数年前から“筋トレしながら英語学習”を趣味で続けています。完全に自己流なんですが、失敗も含めてけっこう面白いので、どんな感じでやっているかを書いてみます。
うちの“英語筋トレ部屋”の道具たち
まずは環境づくりから。
自宅のメインの負荷はダンベルなので、最初に買ったのが
PROIRON ダンベル10kg 可変式 です。プレートを付け替えれば重さを変えられるので、肩トレの日は軽め、スクワットの日は重め、みたいな使い分けができて便利でした。
そのあと調子に乗って、少し本格的な鉄ダンベルも欲しくなり
IROTEC(アイロテック) ラバー ダンベル 20kg
も追加。ゴム付きなので床を傷つけにくくて助かっています。
ベンチがあるとできる種目が一気に増えるので、フラットベンチも導入しました。今使っているのは
Soomloom フラットベンチ 耐荷重300kg 。
折りたためて、部屋の隅に立てかけておけるのが地味にうれしいポイントです。
床にはヨガマット代わりに
adidas ヨガマット 10mm
を敷いています。厚さがそこそこあるので、プランクや腹筋のときも肘が痛くなりにくいです。
心拍数を軽くチェックしたいので、運動中は
Garmin Venu Sq スマートウォッチ
をつけています。英語とは関係ないようで、インターバルタイマー代わりにもなるので、結果的に英語の“勉強時間”を計るのにも役立っています。
英語音声を流す相棒たち
筋トレ英語学習で一番大事なのは、実はイヤホンかもしれません。コードがあるとダンベルと絡まってイライラするので、完全ワイヤレスが必須でした。
メインで使っているのは
【第2世代】Soundcore Liberty Neo 。
軽くてフィット感もよく、多少汗をかいても落ちないので、デッドリフト中でもあまり気になりません。
外でウォーキングしながら英語ポッドキャストを聴くときは、耳をふさぎすぎないタイプが良くて、最近は
Anker Soundcore AeroFit
を使っています。オープンイヤー型なので、車の音もちゃんと聞こえるのが安心ポイントです。
筋トレと相性がよかった英語教材
発音・リスニング系
筋トレ中は、長い文法説明より「聞いて真似する」系の教材が合うなと感じています。発音をちゃんとやりたいなと思って買ったのが
【音声ダウンロード付き】改訂3版 英語耳 発音ができるとリスニングができる 。
これは母音や子音ごとにトレーニング用の音声が入っているので、「今日は胸の日だから“r”と“l”の日」みたいに、一日一テーマで回すとけっこう楽しいです。ベンチプレスのインターバル中に、書いてある口の形をササっと確認して、実際の音はプッシュアップしながら聞く…みたいな感じで使っています。
語彙は昔からお世話になっている
アルク キクタン 英単語【Basic 4000】改訂版
を「腹筋の日」に回しています。1ユニットが短いので、クランチ1セット→キクタン1チャプター→プランク1セット、みたいなリズムでやると、気づいたらけっこうなページ数を進められます。
フレーズ系
会話フレーズを増やしたくて買った本が何冊かあります。なかでも筋トレと相性がよかったのが、
あたりです。
これらは1フレーズが短く区切られていて、音声もテンポよく進むので、スクワットのインターバル(だいたい60秒くらい)にちょうど収まりやすいです。ぼくの場合、「1セットごとに新しいフレーズ1個覚える」という自分ルールにしています。
瞬間英作文・アウトプット系
文法のおさらいを兼ねてよく使っているのが
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング 。
これはインターバル中に日本語文を見て、次のセットが始まる前にサッと英語にして声に出す、という遊び方をしています。心拍数が上がっているときのほうが、なぜか集中できる気がします。
テキスト付きでストーリー仕立てになっているものも好きで、最近は
スタディサプリENGLISH 新日常英会話コース テキスト1
をKindle版とセットで使っています。物語のシーンごとに筋トレ種目を決めるとちょっとゲームっぽくなります。
読書用のデバイスも地味に重要
筋トレ英語学習を続けるうえで、「紙の本だと汗でページがよれてしまう問題」がありました。そこで導入したのが
Kindle Paperwhite 第11世代 。
バックライト付きなので、夜に部屋をちょっと暗くしても読みやすいし、片手でもちやすい軽さなので、ダンベル片付けの合間にサクッと次のページに進めるのが快適です。辞書機能で単語を長押しすると意味がすぐ出るのも、インターバル中の時間節約になります。
実際の“筋トレ英語ルーティン”の一例
平日の夜、仕事から帰ってきたあとにやっているパターンを書いてみます。
- ウォームアップ(10分)
軽くストレッチしたあと、ヨガマットとして敷いている
adidas ヨガマット 10mm
の上でジャンピングジャックや軽いスクワット。耳には
【第2世代】Soundcore Liberty Neo
を装着して、英語ポッドキャストか、
アルク キクタン 英単語【Basic 4000】改訂版
の音声を流します。 - メインの筋トレ(30分)
- ダンベルスクワット:
PROIRON ダンベル10kg 可変式
を両手に持って10回×3セット。
インターバル中に
【音声DL付】ネイティブが毎日使ってる 万能英会話フレーズ101
から1フレーズ選び、音声を聞いてから口に出して真似します。 - ベンチプレス(ダンベル):
Soomloom フラットベンチ 耐荷重300kg
に寝て、
IROTEC(アイロテック) ラバー ダンベル 20kg
で8回×3セット。
ここでは
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
の日本語文を見て、英語に変換する遊びをしています。 - ロウイングやショルダープレスなど:
ここでも同じように、フレーズ本かキクタンを回す感じです。
- ダンベルスクワット:
- クールダウン(10〜15分)
最後はゆっくりストレッチしながら、
【音声ダウンロード付き】改訂3版 英語耳 発音ができるとリスニングができる
の発音練習パートを流したり、
CD付 Hapa英会話 ネイティブ感覚で話す英語フレーズ
を聞き流します。
やってみて感じたメリット
1. 純粋に「続けやすくなった」
筋トレって、単体でやると「今日は疲れたしサボろうかな…」ってなりがちなんですが、「筋トレサボる=英語のリスニングもサボる」になってしまうので、サボりにくくなりました。逆に「英語を聞きたいからジムに行くか」という不思議なモチベーションも出てきます。
2. セット間の“手持ち無沙汰”がなくなる
前はインターバル中にスマホでSNSを見てダラダラしてしまうことが多かったんですが、今は
マネする英会話from L.A.
や
スタディサプリENGLISH 新日常英会話コース テキスト1
のフレーズをチェックしているので、いい意味で“遊ぶ暇”がありません。
3. 気分転換としても優秀
仕事で頭がパンパンの日でも、
【第2世代】Soundcore Liberty Neo
でお気に入りの英語ポッドキャストを流しながら軽くトレーニングすると、身体も頭もすっきりします。英語を「勉強」としてではなく、「BGM+ちょっとしたチャレンジ」くらいに感じられるのも気楽で良いです。
逆に気をつけていること
1つだけ真面目な話をすると、安全面だけは本当に大事だなと思っています。スクワットやデッドリフトの重いセット中は、英語のことは一旦忘れてフォームに集中しています。音量も、周りの音が聞こえる程度に抑えて、
Garmin Venu Sq スマートウォッチ
でタイマーだけ確認する感じです。
あと、疲れすぎている日は、瞬間英作文までやろうとすると逆にストレスになるので、そういうときはキクタンか、
【音声DL付】ネイティブが毎日使ってる 万能英会話フレーズ101
をただ聞き流すだけにしています。完璧を求めると続かないので、「今日はこれだけできたからOK」と割り切るのがいちばん長続きしました。
まとめ:趣味としての“筋トレ英語”はけっこう楽しい
ガチの科学的なトレーニングというより、「どうせなら筋トレの時間でちょっとでも英語に触れよう」というノリで始めた筋トレ英語学習ですが、気づけば生活の一部になりました。
- ダンベルやベンチは
PROIRON ダンベル10kg 可変式 や
IROTEC(アイロテック) ラバー ダンベル 20kg、
Soomloom フラットベンチ 耐荷重300kg
みたいなシンプルなもので十分。 - 音声教材は
【音声ダウンロード付き】改訂3版 英語耳 発音ができるとリスニングができる、
アルク キクタン 英単語【Basic 4000】改訂版、
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
あたりが個人的には鉄板。 - フレーズ集として
【音声DL付】ネイティブが毎日使ってる 万能英会話フレーズ101、
マネする英会話from L.A.、
CD付 Hapa英会話 ネイティブ感覚で話す英語フレーズ
をローテーションするだけでも、表現のストックがかなり増えました。
こんな感じで、道具も教材もぜんぶ“自分がテンション上がるもの”でそろえると、筋トレも英語もなかなか飽きません。もし「時間がなくて英語の勉強が続かない…」と悩んでいるなら、好きなダンベルと好きな英語本を一つずつ決めて、ゆるい筋トレ英語生活を試してみるのもアリだと思います。

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