モーダス105シャフト｜振動数・硬さ・選び方を徹底解説

モーダス105という名前を耳にした瞬間、「自分のアイアンに合うのだろうか」「重さや振動数はどう違うのか」と気になってしまう人は多いと思います。アイアン用スチールシャフトの中でも定番の存在で、扱いやすさと剛性感のバランスが特徴です。ここでは、性能のポイントやフレックスの選び方、ユーザーから語られる傾向などを整理し、迷わず比較できるようにまとめていきます。

まず特徴を理解するために、代表的なモデルである
N.S.PRO MODUS3 TOUR 105
を中心に話を進めます。日本シャフトのシリーズの中では“軽め寄り”の位置づけで、ほどよくしなりを感じられる点が魅力のシャフトです。

モーダス105の特徴をひと言でまとめるとどうなる？
実際の使用感で語られることが多いポイント
フレックス選び：R と S どちらがいい？
モーダス120からの移行はアリ？ナシ？
セット購入か単品購入か：合理的な選び方
どんなゴルファーにモーダス105は合いやすい？
モーダス105を選ぶ前に知っておきたい注意点
モーダス105シャフト選びの結論
モーダス105シャフト｜振動数・硬さ・選び方を徹底解説（まとめ）
モーダス105の特徴をひと言でまとめるとどうなる？
実際の使用感で語られることが多いポイント
フレックス選び：R と S どちらがいい？
モーダス120からの移行はアリ？ナシ？
セット購入か単品購入か：合理的な選び方
どんなゴルファーにモーダス105は合いやすい？
モーダス105を選ぶ前に知っておきたい注意点
モーダス105シャフト選びの結論
モーダス105シャフト｜振動数・硬さ・選び方を徹底解説（まとめ）

モーダス105の特徴をひと言でまとめるとどうなる？

モーダス105を語るうえで最初に押さえたいのは、「軽さとしっかり感の両立」です。重すぎず、しかし柔らかく感じすぎない。その絶妙な帯域に収まっていることで、幅広いスイングタイプに対応している印象があります。

特に、
日本シャフト N.S.PRO MODUS3 TOUR 105（アイアン用）
は、シリーズの中でも扱いやすさが高いモデルとして多くのゴルファーに選ばれています。

軽量すぎると軟らかく感じて方向性が乱れやすくなる場合がありますが、モーダス105は必要な硬さを保っているため、アイアンで重要な「狙った距離に安定して打ちやすい」点に寄与しています。

実際の使用感で語られることが多いポイント

モーダス105に関するレビューでは、いくつか共通して語られるポイントがあります。

まず多いのが、「振り抜きやすい」という感覚です。アイアンセットをラウンド終盤まで振り続けるとどうしても疲れが出ますが、モーダス105は重すぎないため最後までスイングのテンポが崩れにくいと言われます。

次に、「しなり方が素直」という意見です。シャフトが変に暴れるようなクセがなく、インパクト前後の挙動がつかみやすい傾向があります。スイングを大きく変えずに扱える点は、多くのユーザーが好むポイントです。

実際に、7番アイアンだけ105に差し替えて様子を見たというケースも多く、そこから全番手を105でそろえるか判断する人もいます。

フレックス選び：R と S どちらがいい？

ここはモーダス105を選ぶ上で最も慎重になりたいポイントです。

レビューを見ていくと、「105 S は思ったより硬めだった」という声も少なくありません。普段 S を使っている人でも、105 の S は体の状態やヘッドスピードによっては“しんどい”と感じるケースがあります。

その一方、105 R は“ちょうど良いしなり感”があると評価されることも多く、自分のスイングタイプや球筋の好みで決めるのが現実的です。

年齢やラウンド頻度によってヘッドスピードが微妙に落ちてきた人は、105 R を試すことで「振り遅れにくい」「フィーリングが戻った」という実感を得るケースがあります。

モーダス120からの移行はアリ？ナシ？

モーダス120から105へ乗り換える人は非常に多く、実際に「軽さを感じつつも、振動数やバランスが大きく変わらない」という声が多く見られます。

120 S を使っているゴルファーが105 R に変える例も多く、重さ・しなり・テンポなどのトータルバランスを取りやすい組み合わせになることがあります。

もちろん、ヘッドやグリップとの相性もあるため必ずしも全員に合うわけではありませんが、「しっかり感を残しつつ軽量化したい」というニーズには非常に合いやすい選択肢です。

セット購入か単品購入か：合理的な選び方

初めてシャフトを変える場合、いきなりフルセットで交換するのは不安という人も多いはずです。

そんな時に便利なのが、
N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 単品シャフト
の存在です。

特に7番アイアンは、スイングの基準として考えやすい番手なので、1本だけ差し替えてフィーリングを確かめるには最適です。

気に入ったら、
N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 アイアン用6本セット
のようなセットを導入して統一すれば、振り心地の整ったアイアン構成になります。

単品シャフトは調整・リシャフトの自由度が高いので、フィッティングを受ける際にも使いやすいのがメリットです。

どんなゴルファーにモーダス105は合いやすい？

ここまでの特徴を踏まえると、モーダス105が合いやすいタイプは次のような人です。

・アイアンの重さを軽くしたいが、軟らかすぎるシャフトは避けたい
・ラウンド後半でもヘッドスピードが落ちにくいセッティングを探している
・スイング改造をせずに扱いやすい挙動のシャフトを求めている
・現在モーダス120系を使っているが、やや負担を感じ始めている
・R と S の中間くらいのしなりを求めている

特に、年齢とともにスイングテンポや体力の変化を感じ始めたゴルファーには、軽すぎないちょうど良い位置にある105はフィットしやすい存在です。

モーダス105を選ぶ前に知っておきたい注意点

シャフトを選ぶ上で、期待値のギャップをなくすためのポイントを挙げておきます。

・“飛距離が劇的に伸びる”といった目的のシャフトではなく、あくまで安定性寄り
・硬さの体感には個人差が大きく、普段のフレックス基準が当てはまらないことがある
・ヘッドとの相性・バランス調整によって印象が大きく変わる
・方向性の改善はスイング次第で効果が分かれる
・実際の振動数はリシャフト工房や販売店の測定値で変わる

こうした点を理解したうえで選ぶことで、後悔しないセッティングに近づきます。

モーダス105シャフト選びの結論

最後にまとめると、モーダス105は軽量化しながらも剛性感を失わない“扱いやすいスチールシャフト”として、多くのゴルファーに合いやすいモデルです。

フレックス選びは慎重にすすめる必要がありますが、R フレックスは「しなりと操作性のバランス」を、S フレックスは「しっかり振りたい人向けの安定性」を求めるゴルファーに向いています。

単品で試し、気に入ればセットを導入するという流れも現実的で、リシャフトのハードルを下げてくれる点も魅力です。

自分のスイングテンポに寄り添い、無理なく振り続けられるアイアンを探しているなら、モーダス105は検討する価値が十分にあるシャフトだと言えます。