ラケットを買うときは一生懸命選ぶのに、「ガットはお店のおすすめでいいです」と任せていないでしょうか。
実は、ボールの飛び方・スピン量・コントロール・打球感・腕への負担まで、大きく左右しているのがガットです。
とはいえ、種類や専門用語が多くてよく分からないのも事実。
そこでこの記事では、これからテニスを楽しみたい初級者〜中級者が「まずここだけ押さえれば失敗しにくい」というポイントと、具体的なガット例をまとめていきます。
- おすすめガット テニス初心者がまず知るべきこと
- ガット素材の違いをざっくり理解しよう
- 失敗しにくい「基本スペック」の決め方
- 初心者にやさしいナイロンマルチのおすすめガット
- ワンランク上を目指す人向けの選択肢
- プレースタイル別・ざっくりガット診断
- ガットの張り替えタイミングも忘れずに
- おすすめガット テニス選びで今日から実践したいこと
- おすすめガット テニス初心者がまず知るべきこと
- ガット素材の違いをざっくり理解しよう
- 失敗しにくい「基本スペック」の決め方
- 初心者にやさしいナイロンマルチのおすすめガット
- ワンランク上を目指す人向けの選択肢
- プレースタイル別・ざっくりガット診断
- ガットの張り替えタイミングも忘れずに
- おすすめガット テニス選びで今日から実践したいこと
おすすめガット テニス初心者がまず知るべきこと
最初に、ガット選びでよくあるつまずきを整理しておきます。
- ラケットは良いのに、ボールが全然飛ばない／飛びすぎる
- 打感が硬くて手首や肘がつらい
- どのガットで張っているのか自分でも覚えていない
- 「耐久性が高い」と書いてあるポリ系を選んだら、かえって扱いにくくなった
こうした悩みの多くは、
- 素材
- 太さ（ゲージ）
- テンション（張りの強さ）
この3つのバランスが合っていないケースがほとんどです。
特にテニスを始めたばかりの段階では、
- 無理なくボールが飛ぶこと
- 打感がやわらかく、腕への負担が少ないこと
この2つを満たしているかどうかが重要になります。
ガット素材の違いをざっくり理解しよう
ガットの素材は大きく次の3タイプです。
1. ナイロン（多くの人の「標準解」）
もっとも一般的で、価格も手ごろ。
柔らかめでボールをつかむ感覚が得やすく、コントロールしやすいのが特徴です。
ナイロンの中でも、
- 1本芯の「モノフィラメント」
- 細い繊維を束ねた「マルチフィラメント」
に分かれます。
初心者〜中級者で「やさしいガットがいい」「まずは無難にしたい」という人は、ナイロンのマルチフィラメントから入ると失敗しにくいです。
2. ポリエステル（スピン重視の競技者向け）
ポリエステルは硬めで伸びにくく、スピン性能と耐久性に優れた素材です。
しっかり振り切れるスイングスピードがないとボールが飛びにくく、「思ったよりしんどい」と感じる人も多め。
- 部活や大会でガンガン打つ
- 自分から強く振ってスピンでねじ込みたい
といった中上級者向けと考えておくといいでしょう。
3. ナチュラル（高価格帯のプレミアム）
牛や羊の腸を使った天然素材のガットです。
打感の柔らかさ、ボールの伸び、テンション維持のしやすさなどが魅力ですが、値段が高く水にも弱いのが弱点。
- ラケット1本を長く大事に使いたい
- 肘や肩への負担をできるだけ減らしたい
といったニーズで、予算に余裕があれば候補になります。
失敗しにくい「基本スペック」の決め方
素材の次に大事なのが、ガットの太さとテンションです。
太さ（ゲージ）の目安
よくある太さは、1.20〜1.35mmくらい。
数字が小さいほど細く、大きいほど太くなります。
- 細いガット：ボールがよく食いつき、スピン・反発性が出やすいが、切れやすい
- 太いガット：耐久性が高く、軌道が安定しやすいが、やや硬く感じることも
最初の1本は「1.25〜1.30mm」前後にしておくと、飛び・耐久性・打感のバランスが取りやすいです。
テンション（張りの強さ）の決め方
ラケットのフレームには「推奨テンション 45〜60lb」などと書かれています。
その真ん中あたりをベースに考えるとラクです。
- 飛びを重視したい、腕に優しくしたい → 中間より少し低め
- 飛びすぎを抑えてコントロールしたい → 中間より少し高め
具体的には、
- 初心者〜力に自信がない人：45〜50lbあたり
- 中級以上・しっかり振れる人：50〜55lbあたり
から始めて、実際の打感を見ながら2lb刻みで調整していくと、自分の「ちょうどいいポイント」が見つかります。
初心者にやさしいナイロンマルチのおすすめガット
ここからは、実際に候補にしやすいガットを紹介していきます。
いずれもナイロンマルチ系で、柔らかめの打感と扱いやすさを重視したモデルです。
1. ホールド感とパワーのバランス重視
ナチュラルに近いフィーリングを目指して作られた、少しプレミアム寄りのナイロンマルチです。
ボールをしっかりつかんでくれる感覚がありつつ、スッと前に伸びてくれるので、「やわらかさも飛びも欲しい」という欲張りな要望に応えやすいタイプ。
同じテクニファイバーでも、こちらはより「やさしさ」寄り。
もっちりした打感が特徴で、衝撃をマイルドにしたい人や、長時間プレーしても疲れにくいセッティングにしたい人に向いています。
2. コントロールしやすいオールラウンド系
ナチュラルのような飛びと打感を狙った、やわらかめナイロン。
深く伸びるショットを打ちやすく、フラット系のストロークでも安心して振り抜きやすいバランスです。
反発力と快適性の両立を意識したモデル。
ボールがしっかり飛んでくれるので、「今のラケットだとネットが多い」という人にも候補になります。
3. 打感のやわらかさを最優先するなら
名前のとおり「コンフォート（快適さ）」重視のガット。
ホールド感が強く、ボレーやタッチショットの感覚がつかみやすいので、ダブルス中心の人にも合いやすいです。
長年愛用者が多い定番マルチ。
しなやかさとパワーのバランスが良く、ストロークもボレーもそつなくこなしたい「オールラウンド志向」のプレーヤーに向いています。
ワンランク上を目指す人向けの選択肢
ある程度打てるようになってきて、「もっと球威を出したい」「スピンで攻めたい」と感じてきたら、上級者向けの素材にも目を向けてみましょう。
スピンと耐久性を重視したい人へ
八角形の断面形状でボールの引っかかりが良く、強烈なスピンボールを狙いやすいポリエステル。
しっかり振り切っていくタイプの中級者以上なら、一度は試してみたくなるモデルです。
人気ポリ「ハイパーG」のソフト版。
スピン性はそのままに、打感を少しマイルドにした設計なので、「ポリに挑戦したいけど硬すぎるのは不安」という人の入り口としても選ばれています。
よりハードな打ち応えを求めるなら、こちらのオリジナル版。
ラケットと自分の体に合えば、重くて跳ねるスピンボールを打ち込みやすくなります。
打感とパワーを最優先したい人へ（ナチュラル＆ハイブリッド）
ふわっとボールをつかんでから前に押し出してくれるような、独特の気持ちいい打感が魅力のナチュラルガット。
価格は高めですが、「年に数回の試合用セッティング」として使う人もいます。
こちらも上質なナチュラル。
ボールをしっかりホールドしてくれるので、スライスやドロップショットなど、タッチ系ショットの精度を高めたい人に向きます。
メインにポリのバボラ RPMブラスト、クロスにナチュラルのバボラ タッチVSを組み合わせたハイブリッド。
スピン・球威・タッチ感のすべてを高いレベルで欲しい人が選ぶ組み合わせで、上達してからの「ごほうびセッティング」として覚えておくと楽しい選択肢になります。
プレースタイル別・ざっくりガット診断
ここまで紹介した内容をもとに、「自分はどのタイプかな？」を簡単に振り分けてみましょう。
とにかくラリーを長く続けたい
- まだフォームが安定していない
- ネットミスやアウトが多くて、まずはラリーを楽しみたい
→ ナイロンマルチの
テクニファイバー TGV
プリンス エンブレム LT 16
バボラ エクセル
あたりから、1.25〜1.30mm・45〜50lb前後で試してみると扱いやすいはずです。
スピンで相手を後ろに下げたい
- ストロークでグイグイ押していきたい
- スピンロブや高い跳ねるボールが好き
→ まずはナイロンマルチの
ヨネックス レクシス コンフォート
ウィルソン NXT 16
でホールド感重視にしつつ、慣れてきたら
バボラ RPMブラスト
ソリンコ ハイパーG ソフト
などポリエステル系に段階的にチャレンジするのもアリです。
ダブルス中心でボレーやタッチショットが多い
- 前衛に出ることが多い
- 短いボレーやドロップショットの感覚を大事にしたい
→ 柔らかくボールをつかむ
ヨネックス レクシス コンフォート
テクニファイバー エックスワンバイフェイズ
ウィルソン NXT 16
あたりが候補になります。
ガットの張り替えタイミングも忘れずに
どんなに良いガットでも、張った瞬間から少しずつ性能は落ちていきます。
「切れるまでそのまま」は、実はけっこうもったいない状態です。
目安としては、
- 週1回程度のプレー → 2〜3か月ごと
- 週2〜3回以上 → 1〜2か月ごと
くらいで張り替えると、打感の変化が少なく、練習の成果も出やすくなります。
ガット表面が毛羽立ってきたり、ボールがやたら飛ぶ／飛ばないと感じたら、それも替えどきのサイン。
ショップで相談すると、今のセッティングから次どう変えるといいかも一緒に考えてもらえます。
おすすめガット テニス選びで今日から実践したいこと
最後に、ガットで迷ったときの「行動チェックリスト」をまとめます。
- まずはナイロンマルチを基準にする
- 太さは1.25〜1.30mm、テンションはラケット中央値付近から
- 飛びが足りなければ「細く・ゆるく」
- 飛びすぎなら「太く・強く」に少しずつ調整
- スピンや攻撃力がもっと欲しくなったら、ポリやハイブリッドを少しずつ試す
- 張り替えるたびに「ガット名・太さ・テンション・打った感想」をメモしておく
- これを続けると、自分だけのベストセッティングが見えてきます。
ガットは目立たない存在ですが、プレーの気持ちよさを大きく左右するパーツです。
「とりあえずおすすめで」から一歩踏み出して、自分のスタイルに合った1本を見つけていきましょう。
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おすすめガット テニス初心者向け失敗しない選び方完全ガイド
ラケットを買うときは一生懸命選ぶのに、「ガットはお店のおすすめでいいです」と任せていないでしょうか。
実は、ボールの飛び方・スピン量・コントロール・打球感・腕への負担まで、大きく左右しているのがガットです。
とはいえ、種類や専門用語が多くてよく分からないのも事実。
そこでこの記事では、これからテニスを楽しみたい初級者〜中級者が「まずここだけ押さえれば失敗しにくい」というポイントと、具体的なガット例をまとめていきます。
おすすめガット テニス初心者がまず知るべきこと
最初に、ガット選びでよくあるつまずきを整理しておきます。
- ラケットは良いのに、ボールが全然飛ばない／飛びすぎる
- 打感が硬くて手首や肘がつらい
- どのガットで張っているのか自分でも覚えていない
- 「耐久性が高い」と書いてあるポリ系を選んだら、かえって扱いにくくなった
こうした悩みの多くは、
- 素材
- 太さ（ゲージ）
- テンション（張りの強さ）
この3つのバランスが合っていないケースがほとんどです。
特にテニスを始めたばかりの段階では、
- 無理なくボールが飛ぶこと
- 打感がやわらかく、腕への負担が少ないこと
この2つを満たしているかどうかが重要になります。
ガット素材の違いをざっくり理解しよう
ガットの素材は大きく次の3タイプです。
1. ナイロン（多くの人の「標準解」）
もっとも一般的で、価格も手ごろ。
柔らかめでボールをつかむ感覚が得やすく、コントロールしやすいのが特徴です。
ナイロンの中でも、
- 1本芯の「モノフィラメント」
- 細い繊維を束ねた「マルチフィラメント」
に分かれます。
初心者〜中級者で「やさしいガットがいい」「まずは無難にしたい」という人は、ナイロンのマルチフィラメントから入ると失敗しにくいです。
2. ポリエステル（スピン重視の競技者向け）
ポリエステルは硬めで伸びにくく、スピン性能と耐久性に優れた素材です。
しっかり振り切れるスイングスピードがないとボールが飛びにくく、「思ったよりしんどい」と感じる人も多め。
- 部活や大会でガンガン打つ
- 自分から強く振ってスピンでねじ込みたい
といった中上級者向けと考えておくといいでしょう。
3. ナチュラル（高価格帯のプレミアム）
牛や羊の腸を使った天然素材のガットです。
打感の柔らかさ、ボールの伸び、テンション維持のしやすさなどが魅力ですが、値段が高く水にも弱いのが弱点。
- ラケット1本を長く大事に使いたい
- 肘や肩への負担をできるだけ減らしたい
といったニーズで、予算に余裕があれば候補になります。
失敗しにくい「基本スペック」の決め方
素材の次に大事なのが、ガットの太さとテンションです。
太さ（ゲージ）の目安
よくある太さは、1.20〜1.35mmくらい。
数字が小さいほど細く、大きいほど太くなります。
- 細いガット：ボールがよく食いつき、スピン・反発性が出やすいが、切れやすい
- 太いガット：耐久性が高く、軌道が安定しやすいが、やや硬く感じることも
最初の1本は「1.25〜1.30mm」前後にしておくと、飛び・耐久性・打感のバランスが取りやすいです。
テンション（張りの強さ）の決め方
ラケットのフレームには「推奨テンション 45〜60lb」などと書かれています。
その真ん中あたりをベースに考えるとラクです。
- 飛びを重視したい、腕に優しくしたい → 中間より少し低め
- 飛びすぎを抑えてコントロールしたい → 中間より少し高め
具体的には、
- 初心者〜力に自信がない人：45〜50lbあたり
- 中級以上・しっかり振れる人：50〜55lbあたり
から始めて、実際の打感を見ながら2lb刻みで調整していくと、自分の「ちょうどいいポイント」が見つかります。
初心者にやさしいナイロンマルチのおすすめガット
ここからは、実際に候補にしやすいガットを紹介していきます。
いずれもナイロンマルチ系で、柔らかめの打感と扱いやすさを重視したモデルです。
1. ホールド感とパワーのバランス重視
ナチュラルに近いフィーリングを目指して作られた、少しプレミアム寄りのナイロンマルチです。
ボールをしっかりつかんでくれる感覚がありつつ、スッと前に伸びてくれるので、「やわらかさも飛びも欲しい」という欲張りな要望に応えやすいタイプ。
同じテクニファイバーでも、こちらはより「やさしさ」寄り。
もっちりした打感が特徴で、衝撃をマイルドにしたい人や、長時間プレーしても疲れにくいセッティングにしたい人に向いています。
2. コントロールしやすいオールラウンド系
ナチュラルのような飛びと打感を狙った、やわらかめナイロン。
深く伸びるショットを打ちやすく、フラット系のストロークでも安心して振り抜きやすいバランスです。
反発力と快適性の両立を意識したモデル。
ボールがしっかり飛んでくれるので、「今のラケットだとネットが多い」という人にも候補になります。
3. 打感のやわらかさを最優先するなら
名前のとおり「コンフォート（快適さ）」重視のガット。
ホールド感が強く、ボレーやタッチショットの感覚がつかみやすいので、ダブルス中心の人にも合いやすいです。
長年愛用者が多い定番マルチ。
しなやかさとパワーのバランスが良く、ストロークもボレーもそつなくこなしたい「オールラウンド志向」のプレーヤーに向いています。
ワンランク上を目指す人向けの選択肢
ある程度打てるようになってきて、「もっと球威を出したい」「スピンで攻めたい」と感じてきたら、上級者向けの素材にも目を向けてみましょう。
スピンと耐久性を重視したい人へ
八角形の断面形状でボールの引っかかりが良く、強烈なスピンボールを狙いやすいポリエステル。
しっかり振り切っていくタイプの中級者以上なら、一度は試してみたくなるモデルです。
人気ポリ「ハイパーG」のソフト版。
スピン性はそのままに、打感を少しマイルドにした設計なので、「ポリに挑戦したいけど硬すぎるのは不安」という人の入り口としても選ばれています。
よりハードな打ち応えを求めるなら、こちらのオリジナル版。
ラケットと自分の体に合えば、重くて跳ねるスピンボールを打ち込みやすくなります。
打感とパワーを最優先したい人へ（ナチュラル＆ハイブリッド）
ふわっとボールをつかんでから前に押し出してくれるような、独特の気持ちいい打感が魅力のナチュラルガット。
価格は高めですが、「年に数回の試合用セッティング」として使う人もいます。
こちらも上質なナチュラル。
ボールをしっかりホールドしてくれるので、スライスやドロップショットなど、タッチ系ショットの精度を高めたい人に向きます。
メインにポリのバボラ RPMブラスト、クロスにナチュラルのバボラ タッチVSを組み合わせたハイブリッド。
スピン・球威・タッチ感のすべてを高いレベルで欲しい人が選ぶ組み合わせで、上達してからの「ごほうびセッティング」として覚えておくと楽しい選択肢になります。
プレースタイル別・ざっくりガット診断
ここまで紹介した内容をもとに、「自分はどのタイプかな？」を簡単に振り分けてみましょう。
とにかくラリーを長く続けたい
- まだフォームが安定していない
- ネットミスやアウトが多くて、まずはラリーを楽しみたい
→ ナイロンマルチの
テクニファイバー TGV
プリンス エンブレム LT 16
バボラ エクセル
あたりから、1.25〜1.30mm・45〜50lb前後で試してみると扱いやすいはずです。
スピンで相手を後ろに下げたい
- ストロークでグイグイ押していきたい
- スピンロブや高い跳ねるボールが好き
→ まずはナイロンマルチの
ヨネックス レクシス コンフォート
ウィルソン NXT 16
でホールド感重視にしつつ、慣れてきたら
バボラ RPMブラスト
ソリンコ ハイパーG ソフト
などポリエステル系に段階的にチャレンジするのもアリです。
ダブルス中心でボレーやタッチショットが多い
- 前衛に出ることが多い
- 短いボレーやドロップショットの感覚を大事にしたい
→ 柔らかくボールをつかむ
ヨネックス レクシス コンフォート
テクニファイバー エックスワンバイフェイズ
ウィルソン NXT 16
あたりが候補になります。
ガットの張り替えタイミングも忘れずに
どんなに良いガットでも、張った瞬間から少しずつ性能は落ちていきます。
「切れるまでそのまま」は、実はけっこうもったいない状態です。
目安としては、
- 週1回程度のプレー → 2〜3か月ごと
- 週2〜3回以上 → 1〜2か月ごと
くらいで張り替えると、打感の変化が少なく、練習の成果も出やすくなります。
ガット表面が毛羽立ってきたり、ボールがやたら飛ぶ／飛ばないと感じたら、それも替えどきのサイン。
ショップで相談すると、今のセッティングから次どう変えるといいかも一緒に考えてもらえます。
おすすめガット テニス選びで今日から実践したいこと
最後に、ガットで迷ったときの「行動チェックリスト」をまとめます。
- まずはナイロンマルチを基準にする
- 太さは1.25〜1.30mm、テンションはラケット中央値付近から
- 飛びが足りなければ「細く・ゆるく」
- 飛びすぎなら「太く・強く」に少しずつ調整
- スピンや攻撃力がもっと欲しくなったら、ポリやハイブリッドを少しずつ試す
- 張り替えるたびに「ガット名・太さ・テンション・打った感想」をメモしておく
- これを続けると、自分だけのベストセッティングが見えてきます。
ガットは目立たない存在ですが、プレーの気持ちよさを大きく左右するパーツです。
「とりあえずおすすめで」から一歩踏み出して、自分のスタイルに合った1本を見つけていきましょう。
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