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テニスシューズ お勧めを知る前に押さえたい基本
「テニス用ならどのシューズでも一緒でしょ?」と思って適当に選ぶと、動きにくかったり疲れやすかったりして、せっかくのプレーがもったいなく感じることがあります。
テニスシューズは、前後左右への激しいフットワークを支えるために作られており、普段履きのスニーカーやランニングシューズとは構造も役割もかなり異なります。
まず覚えておきたいポイントは次の3つです。
- コートの種類(オムニ・クレー・ハードなど)
- 自分のプレースタイル(安定重視かスピード重視か)
- 足の形とサイズ感(幅広・細め、甲の高さなど)
この3つが揃うと、「なんとなく」ではなく「自分に合った1足」を選びやすくなります。これから順番に見ていきましょう。
コート別に見るテニスシューズの違い
テニスコートのサーフェスによって、求められるソールパターンやグリップ力は変わります。
オムニ・クレー用
日本でいちばん多いのがオムニ(砂入り人工芝)とクレー(土)のコートです。
この2種類のコートでは、細かな砂や土の上でプレーするため、シューズのアウトソールには細かい「ヘリンボーンパターン」と呼ばれる溝が刻まれていることが多く、滑りすぎを抑えつつ、スライドしたいときには砂が抜けてくれる、絶妙なバランスを狙っています。
ハードコート用
アスファルトやコンクリートに塗装をしたハードコートは、とにかく摩耗が激しいのが特徴です。
そのため、ハードコート用シューズはラバーが厚めで耐久性が高く、かかとやつま先の補強も強め。グリップ力がしっかりあるぶん、足や膝への負担も増えやすいので、クッション性とのバランスが大切になります。
オールコート・オールサーフェス
「どれを選べばいいか分からない」「いろいろなコートでプレーする」という人には、オールコート用・オールサーフェス用と書かれたモデルもあります。
どのコートでも平均的に使えるように設計されているので、初めてテニスシューズを購入する人や、スクールで複数のサーフェスを利用する人にとって扱いやすい選択肢です。
自分のプレースタイルで変わるシューズ選び
同じテニスでも、プレースタイルによって「合うシューズ」は変わってきます。
ベースライナータイプ
後ろで粘り強くラリーを続ける、いわゆるベースライナータイプは、左右への大きなフットワークが多く、つま先の擦れも激しくなりがちです。
こうしたスタイルには、横方向の安定性と耐久性を重視したモデルが向いています。
安定系の代表例としては、かかとから中足部までしっかりホールドしてくれる
などがあります。どれも横ブレを抑え、激しいストップ&ゴーを支えてくれるつくりです。
サーブ&ボレー・オールラウンダー
ネットプレーが多い人や、コートを縦横無尽に動くオールラウンダーは、軽さや一歩目の速さを重視することが多いです。
このタイプに合いやすいのが、スピード系と呼ばれる軽量モデル。
例としては
- ASICS SOLUTION SPEED FF
- adidas Adizero Ubersonic 4
- NikeCourt Air Zoom Vapor 11
- NikeCourt Air Zoom Vapor Pro 2
などがあります。ソールやアッパーが比較的薄く、俊敏なフットワークをサポートする設計です。
クッション性・快適さ重視
「試合よりも練習やラリーを長く楽しみたい」「膝や腰への負担が気になる」という人は、クッション性と履き心地を最優先にしても良いでしょう。
その代表例が
といったモデル。柔らかめのミッドソールやゆったりめのラストを採用したものが多く、長時間のプレーでも足への負担を軽減しやすいと言われています。
サイズとフィット感のチェックポイント
どんなに評判の良いモデルでも、サイズが合っていなければ性能を活かしきれません。
購入前に、次のポイントをチェックしてみてください。
- つま先の余裕
かかとをしっかり合わせた状態で、つま先に5〜10mmほどのゆとりがあるか。
指がつっかえるほどタイトだと、長時間プレーで爪を痛めることがあります。 - 横幅と甲の高さ
紐を締めたとき、小指の付け根や甲が強く圧迫されていないか。
ブランドによって幅広寄り・細身寄りの傾向が違うので、可能なら複数ブランドを履き比べるのがおすすめです。 - かかとのホールド感
膝を曲げて前傾姿勢をとり、軽くジャンプやストップ動作をしてみて、かかとが浮かないかを確認します。
かかとがずれると、靴擦れだけでなく、切り返しの安定性も落ちてしまいます。 - ソックスも本番に近づける
実際にプレーするときと同じ厚さのテニスソックスを履いて試し履きすることも大事です。
ソックスでフィット感がかなり変わるので、できれば2〜3種類の厚さを試してみると安心です。
ネット購入の場合は、レビューで「普段より0.5cm大きめが良かった」「やや幅が細め」などのコメントを参考にしつつ、サイズ交換がしやすいショップを選ぶとリスクを減らせます。
目的別・テニスシューズの具体的なお勧めモデル
ここからは、目的別に具体的なモデルを整理してみます。どれも人気があり、多くのプレーヤーに選ばれているシリーズです。
安定感重視でラリーを制したい人向け
- ASICS GEL-RESOLUTION 9
ベースラインで粘るプレーヤーからの支持が厚いシリーズ。かかとから土踏まずにかけての安定感が高く、横方向のブレを抑えてくれます。クッションも十分で、長時間のラリーでも足への負担を抑えやすい構造です。 - adidas Barricade 13
ヒールカウンターがしっかりしていて、足とシューズの一体感を重視したい人に向いています。スライドを多用するプレーヤーにも使われることが多く、耐久性の高さも魅力です。 - YONEX Power Cushion ECLIPSION 5
衝撃吸収と反発性を両立したクッション材が特徴。日本ブランドらしく、アジア人の足型にフィットしやすいと感じる人も多いモデルです。 - Babolat Propulse Fury 3
横方向の踏ん張りを支えるシャーシ構造が目を引くモデル。ハードヒッターや、踏み込みの強いプレーヤーに選ばれることが多いシリーズです。
スピードと軽さを求める人向け
- ASICS SOLUTION SPEED FF
軽さとクッションのバランスが良く、前後左右への素早い動きをサポートしてくれます。特にネットダッシュやドロップショットへの反応を重視したい人に向いています。 - adidas Adizero Ubersonic 4
しなやかなアッパーと軽量ソールが特徴で、足を包み込むようなフィット感を好む人に人気。テンポの速いラリーやダブルスにも相性の良い1足です。 - NikeCourt Air Zoom Vapor 11
- NikeCourt Air Zoom Vapor Pro 2 どちらも前足部にズームエアユニットを搭載したシリーズで、コート接地時のレスポンスの良さが魅力。細めのシルエットで、足幅がスリムな人にフィットしやすい傾向があります。
クッション性・快適さを優先したい人向け
- New Balance Fresh Foam Lav
柔らかいフォームと包み込むようなフィット感が特徴で、長時間の練習やラリーでも足の疲れを抑えやすいモデル。普段履きのニューバランスが合う人は、サイズ感のイメージもつかみやすいはずです。 - K-Swiss Hypercourt Express 2
ややゆったりめのラストで、幅広の足にも対応しやすいシリーズ。クッションも十分で、テニススクールで週数回プレーするようなユーザーからの評価も高いモデルです。
買い替えタイミングとお手入れのコツ
テニスシューズは、アウトソールの溝が残っていても、内部のクッション材がへたると性能が落ちてきます。
目安としては、週1回のプレーで半年〜1年、週3回以上プレーする場合は数か月〜半年くらいで、クッションのつぶれやソールの減りをチェックしてみると良いでしょう。
お手入れの基本は次のとおりです。
- プレ後にソールの砂や土を軽く叩き落とす
- 泥汚れは固く絞った布で拭き取る
- 直射日光や高温になる場所での放置は避け、風通しの良い日陰で乾かす
- 可能なら2足以上をローテーションして使う
こうしたちょっとした習慣で、シューズの寿命や履き心地は大きく変わってきます。
テニスシューズ お勧めのまとめと次の一歩
ここまで、コートの種類、プレースタイル、サイズ選び、そして具体的なモデルまで、テニスシューズの選び方を一通り見てきました。
- どのコートでプレーするか
- 自分のプレースタイルは安定重視かスピード重視か
- 足の形やサイズ感に合うか
この3つを軸にしながら、安定系ならASICS GEL-RESOLUTION 9やadidas Barricade 13、スピード重視ならASICS SOLUTION SPEED FFやadidas Adizero Ubersonic 4、クッション重視ならNew Balance Fresh Foam LavやK-Swiss Hypercourt Express 2……というように、自分の目的に合わせて候補を絞ってみてください。
最後は、実際に履いてみたときのフィット感が一番大切です。ショップでの試し履きや、オンラインレビューをうまく活用しながら、あなたのプレーを気持ちよく支えてくれる一足を見つけていきましょう。
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テニスシューズ お勧め|失敗しない選び方と人気モデル徹底解説
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テニスシューズ お勧めを知る前に押さえたい基本
「テニス用ならどのシューズでも一緒でしょ?」と思って適当に選ぶと、動きにくかったり疲れやすかったりして、せっかくのプレーがもったいなく感じることがあります。
テニスシューズは、前後左右への激しいフットワークを支えるために作られており、普段履きのスニーカーやランニングシューズとは構造も役割もかなり異なります。
まず覚えておきたいポイントは次の3つです。
- コートの種類(オムニ・クレー・ハードなど)
- 自分のプレースタイル(安定重視かスピード重視か)
- 足の形とサイズ感(幅広・細め、甲の高さなど)
この3つが揃うと、「なんとなく」ではなく「自分に合った1足」を選びやすくなります。これから順番に見ていきましょう。
コート別に見るテニスシューズの違い
テニスコートのサーフェスによって、求められるソールパターンやグリップ力は変わります。
オムニ・クレー用
日本でいちばん多いのがオムニ(砂入り人工芝)とクレー(土)のコートです。
この2種類のコートでは、細かな砂や土の上でプレーするため、シューズのアウトソールには細かい「ヘリンボーンパターン」と呼ばれる溝が刻まれていることが多く、滑りすぎを抑えつつ、スライドしたいときには砂が抜けてくれる、絶妙なバランスを狙っています。
ハードコート用
アスファルトやコンクリートに塗装をしたハードコートは、とにかく摩耗が激しいのが特徴です。
そのため、ハードコート用シューズはラバーが厚めで耐久性が高く、かかとやつま先の補強も強め。グリップ力がしっかりあるぶん、足や膝への負担も増えやすいので、クッション性とのバランスが大切になります。
オールコート・オールサーフェス
「どれを選べばいいか分からない」「いろいろなコートでプレーする」という人には、オールコート用・オールサーフェス用と書かれたモデルもあります。
どのコートでも平均的に使えるように設計されているので、初めてテニスシューズを購入する人や、スクールで複数のサーフェスを利用する人にとって扱いやすい選択肢です。
自分のプレースタイルで変わるシューズ選び
同じテニスでも、プレースタイルによって「合うシューズ」は変わってきます。
ベースライナータイプ
後ろで粘り強くラリーを続ける、いわゆるベースライナータイプは、左右への大きなフットワークが多く、つま先の擦れも激しくなりがちです。
こうしたスタイルには、横方向の安定性と耐久性を重視したモデルが向いています。
安定系の代表例としては、かかとから中足部までしっかりホールドしてくれる
などがあります。どれも横ブレを抑え、激しいストップ&ゴーを支えてくれるつくりです。
サーブ&ボレー・オールラウンダー
ネットプレーが多い人や、コートを縦横無尽に動くオールラウンダーは、軽さや一歩目の速さを重視することが多いです。
このタイプに合いやすいのが、スピード系と呼ばれる軽量モデル。
例としては
- ASICS SOLUTION SPEED FF
- adidas Adizero Ubersonic 4
- NikeCourt Air Zoom Vapor 11
- NikeCourt Air Zoom Vapor Pro 2
などがあります。ソールやアッパーが比較的薄く、俊敏なフットワークをサポートする設計です。
クッション性・快適さ重視
「試合よりも練習やラリーを長く楽しみたい」「膝や腰への負担が気になる」という人は、クッション性と履き心地を最優先にしても良いでしょう。
その代表例が
といったモデル。柔らかめのミッドソールやゆったりめのラストを採用したものが多く、長時間のプレーでも足への負担を軽減しやすいと言われています。
サイズとフィット感のチェックポイント
どんなに評判の良いモデルでも、サイズが合っていなければ性能を活かしきれません。
購入前に、次のポイントをチェックしてみてください。
- つま先の余裕
かかとをしっかり合わせた状態で、つま先に5〜10mmほどのゆとりがあるか。
指がつっかえるほどタイトだと、長時間プレーで爪を痛めることがあります。 - 横幅と甲の高さ
紐を締めたとき、小指の付け根や甲が強く圧迫されていないか。
ブランドによって幅広寄り・細身寄りの傾向が違うので、可能なら複数ブランドを履き比べるのがおすすめです。 - かかとのホールド感
膝を曲げて前傾姿勢をとり、軽くジャンプやストップ動作をしてみて、かかとが浮かないかを確認します。
かかとがずれると、靴擦れだけでなく、切り返しの安定性も落ちてしまいます。 - ソックスも本番に近づける
実際にプレーするときと同じ厚さのテニスソックスを履いて試し履きすることも大事です。
ソックスでフィット感がかなり変わるので、できれば2〜3種類の厚さを試してみると安心です。
ネット購入の場合は、レビューで「普段より0.5cm大きめが良かった」「やや幅が細め」などのコメントを参考にしつつ、サイズ交換がしやすいショップを選ぶとリスクを減らせます。
目的別・テニスシューズの具体的なお勧めモデル
ここからは、目的別に具体的なモデルを整理してみます。どれも人気があり、多くのプレーヤーに選ばれているシリーズです。
安定感重視でラリーを制したい人向け
- ASICS GEL-RESOLUTION 9
ベースラインで粘るプレーヤーからの支持が厚いシリーズ。かかとから土踏まずにかけての安定感が高く、横方向のブレを抑えてくれます。クッションも十分で、長時間のラリーでも足への負担を抑えやすい構造です。 - adidas Barricade 13
ヒールカウンターがしっかりしていて、足とシューズの一体感を重視したい人に向いています。スライドを多用するプレーヤーにも使われることが多く、耐久性の高さも魅力です。 - YONEX Power Cushion ECLIPSION 5
衝撃吸収と反発性を両立したクッション材が特徴。日本ブランドらしく、アジア人の足型にフィットしやすいと感じる人も多いモデルです。 - Babolat Propulse Fury 3
横方向の踏ん張りを支えるシャーシ構造が目を引くモデル。ハードヒッターや、踏み込みの強いプレーヤーに選ばれることが多いシリーズです。
スピードと軽さを求める人向け
- ASICS SOLUTION SPEED FF
軽さとクッションのバランスが良く、前後左右への素早い動きをサポートしてくれます。特にネットダッシュやドロップショットへの反応を重視したい人に向いています。 - adidas Adizero Ubersonic 4
しなやかなアッパーと軽量ソールが特徴で、足を包み込むようなフィット感を好む人に人気。テンポの速いラリーやダブルスにも相性の良い1足です。 - NikeCourt Air Zoom Vapor 11
- NikeCourt Air Zoom Vapor Pro 2 どちらも前足部にズームエアユニットを搭載したシリーズで、コート接地時のレスポンスの良さが魅力。細めのシルエットで、足幅がスリムな人にフィットしやすい傾向があります。
クッション性・快適さを優先したい人向け
- New Balance Fresh Foam Lav
柔らかいフォームと包み込むようなフィット感が特徴で、長時間の練習やラリーでも足の疲れを抑えやすいモデル。普段履きのニューバランスが合う人は、サイズ感のイメージもつかみやすいはずです。 - K-Swiss Hypercourt Express 2
ややゆったりめのラストで、幅広の足にも対応しやすいシリーズ。クッションも十分で、テニススクールで週数回プレーするようなユーザーからの評価も高いモデルです。
買い替えタイミングとお手入れのコツ
テニスシューズは、アウトソールの溝が残っていても、内部のクッション材がへたると性能が落ちてきます。
目安としては、週1回のプレーで半年〜1年、週3回以上プレーする場合は数か月〜半年くらいで、クッションのつぶれやソールの減りをチェックしてみると良いでしょう。
お手入れの基本は次のとおりです。
- プレ後にソールの砂や土を軽く叩き落とす
- 泥汚れは固く絞った布で拭き取る
- 直射日光や高温になる場所での放置は避け、風通しの良い日陰で乾かす
- 可能なら2足以上をローテーションして使う
こうしたちょっとした習慣で、シューズの寿命や履き心地は大きく変わってきます。
テニスシューズ お勧めのまとめと次の一歩
ここまで、コートの種類、プレースタイル、サイズ選び、そして具体的なモデルまで、テニスシューズの選び方を一通り見てきました。
- どのコートでプレーするか
- 自分のプレースタイルは安定重視かスピード重視か
- 足の形やサイズ感に合うか
この3つを軸にしながら、安定系ならASICS GEL-RESOLUTION 9やadidas Barricade 13、スピード重視ならASICS SOLUTION SPEED FFやadidas Adizero Ubersonic 4、クッション重視ならNew Balance Fresh Foam LavやK-Swiss Hypercourt Express 2……というように、自分の目的に合わせて候補を絞ってみてください。
最後は、実際に履いてみたときのフィット感が一番大切です。ショップでの試し履きや、オンラインレビューをうまく活用しながら、あなたのプレーを気持ちよく支えてくれる一足を見つけていきましょう。
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