テニスを始めてみたいけれど、「ラケットが多すぎて何を選べばいいのか分からない…」という人はかなり多いです。
スクールのレンタルラケットで何となく続けているうちに、そろそろ自分の1本が欲しくなるタイミングも来ますよね。
ただ、いきなり感覚だけで選んでしまうと、
- 重くて振れない
- すぐに腕や肘が痛くなる
- 全然ボールが飛ばない/飛びすぎてコートに収まらない
といったミスマッチも起こりやすくなります。
この記事では、最初の1本選びで迷わないために、スペックの基本や価格帯、代表的なモデル例までまとめておきます。
- テニス初心者 ラケット おすすめの選び方とは
- 重さで決まる「振りやすさ」と「安定感」
- フェイスサイズとバランスで「ミスしにくさ」が変わる
- グリップサイズとガットの基本を押さえる
- 価格帯と「新品・型落ち・中古」の選び方
- テニス初心者に人気のラケットおすすめモデル
- ショップやスクールで試すときのチェックポイント
- テニス初心者 ラケット おすすめを自分用にカスタマイズするコツ
- テニス初心者 ラケット おすすめの選び方とは
- 重さで決まる「振りやすさ」と「安定感」
- フェイスサイズとバランスで「ミスしにくさ」が変わる
- グリップサイズとガットの基本を押さえる
- 価格帯と「新品・型落ち・中古」の選び方
- テニス初心者に人気のラケットおすすめモデル
- ショップやスクールで試すときのチェックポイント
- テニス初心者 ラケット おすすめを自分用にカスタマイズするコツ
テニス初心者 ラケット おすすめの選び方とは
まず押さえておきたいのは、「初心者向けラケットには共通する条件がある」ということです。大きく分けると、次のポイントをチェックすれば大きな失敗は減らせます。
- 重さ:軽すぎず重すぎない 260〜290g 前後
- フェイスサイズ:100〜105平方インチの“やや大きめ”
- バランス:イーブン〜少しヘッド寄り
- グリップサイズ:手の大きさに合っているか
- フレームの厚さ・硬さ:中厚でほどよく飛ぶタイプ
「細かい数字が多くて難しそう…」と思うかもしれませんが、ひとつずつ噛み砕いて見ていきましょう。
重さで決まる「振りやすさ」と「安定感」
ラケット選びで最初に見るべきなのが重さです。一般的な大人用ラケットは、フレームだけで 270〜320g くらいの幅があります。
軽いラケットの特徴
- 270g 前後
- 振り抜きやすく、スイングフォームを覚えやすい
- ラリーが続けやすい
- ただし、相手の強いボールには少し打ち負けやすい
「週1〜2回のスクール」「運動経験はあるけど筋力にそこまで自信はない」という人には、このゾーンが扱いやすいことが多いです。
少し重めのラケットの特徴
- 285〜295g 前後
- しっかり振れればボールの質が上がりやすい
- 相手のボールに打ち負けにくい
- その代わり、疲れてくると振り遅れやすい
男性や体力に自信がある人なら、最初からこの“やや重め”を選ぶのも選択肢です。ただし、痛みが出ないことが前提。迷ったら、最初は軽めから入り、慣れてきたら重いモデルへステップアップしても十分間に合います。
フェイスサイズとバランスで「ミスしにくさ」が変わる
次に大事なのが、面の大きさ(フェイスサイズ)とバランスポイントです。
フェイスサイズ:100〜105平方インチが安心
面が大きいラケットはスイートスポットが広く、多少芯を外してもボールがよく飛んでくれます。
初心者なら、100〜105平方インチあたりがバランスの良いゾーンです。
- 100平方インチ:標準。コントロールも覚えやすい
- 105平方インチ:少し大きめ。ラリーを続けたい人向け
110平方インチ以上の“超大型”もありますが、少し特殊な感覚になることも多いので、最初の1本なら標準サイズ寄りがおすすめです。
バランス:イーブン〜ややトップヘビーが定番
バランスとは、ラケットのどの位置に重心があるかを示したものです。
- イーブンバランス:真ん中あたり
- トップヘビー:先端(ヘッド)側が重い
- トップライト:グリップ側が重い
初心者向けとしては「イーブン〜ややトップヘビー」が主流です。ラケットの先端に重さがある分、少ない力でもボールを遠くへ飛ばしやすくなります。
一方で、ボレーやネットプレー重視なら、操作性に優れる「イーブン〜ややトップライト」寄りも選択肢。自分がどのスタイルに惹かれるかをイメージしておくと選びやすくなります。
グリップサイズとガットの基本を押さえる
意外と見落とされがちですが、グリップサイズとガット(ストリング)の種類も重要です。
グリップサイズは「指1本分のすき間」が目安
日本でよく見かける大人用グリップサイズは 1〜3。数字が大きいほど太くなります。
- 女性・手が小さめ:1〜2
- 男性・手が大きめ:2〜3
実際に握ってみて「指先と手のひらの根本の間に、指1本分のすき間ができるか」がひとつの目安です。
細すぎると強く握り込みやすく、肘や手首の負担につながることもあります。太すぎると今度は力が入りにくくなるので、可能ならショップで握って確かめてみてください。
ガットは最初「柔らかめ&低めテンション」でOK
同じラケットでも、ガットの種類や張る強さで打球感はガラッと変わります。
- 種類:ナイロン系のマルチフィラメントは柔らかくて腕にやさしい
- テンション:45〜50ポンドくらいの“ややゆるめ”ならボールがよく飛ぶ
上達してくるとポリエステルなど選択肢が広がりますが、テニス歴が浅いうちは、まず“飛びやすくて優しい”方向のセッティングにしておくと安心です。
価格帯と「新品・型落ち・中古」の選び方
初めて自分のラケットを買うとき、やっぱり気になるのが予算感ですよね。
新品最新モデルの相場
- フレームのみで 25,000〜30,000円前後
- ガット代・張り代込みで 30,000円前後になることが多い
全くの初心者には少しハードルが高く感じるかもしれませんが、しっかりしたモデルは打球感も安定していて長く使いやすいのがメリットです。
型落ちモデルという選択肢
1〜2世代前の「型落ち」モデルなら、同じシリーズでも 15,000〜20,000円前後まで価格が下がることがあります。
性能差はそこまで大きくないことも多いので、コストを抑えたい人にはかなり現実的な選択肢です。
中古ラケットを検討するなら
中古市場にも掘り出し物はありますが、
- 傷やフレームのヘタリ具合
- グリップサイズが合っているか
- 返品・交換のルール
などをしっかり確認してから選ぶようにしましょう。状態が分かりにくいものをネットだけで買うのは、最初の1本としては少しリスクが高めです。
テニス初心者に人気のラケットおすすめモデル
ここからは、スペック的に初心者でも扱いやすく、人気も高い代表的なモデルをいくつかピックアップします。どれもテニスショップやスクールでよく見かけるシリーズなので、候補としてイメージしやすいはずです。
パワーと扱いやすさのバランス型
フェイスサイズ100平方インチ、重さ285g前後のモデルです。面の安定感と飛びの良さのバランスがよく、「軽めだけど心もとない感じはしない」という印象のラケット。
これから試合も視野に入れていきたい人が、長く付き合っていける1本として選びやすいスペックです。
同じシリーズには、より面が大きくて安心感のある ヨネックス EZONE 105 や ヨネックス EZONE 110 もあり、「まずはミスを減らしたい」という人はこちらも候補になります。
世界的に人気の高い“ピュアドライブ”シリーズの軽量版。フェイス100平方インチ、重さ285g前後で、少ない力でもボールがよく飛ぶのが特徴です。
フラット系のストロークでも、スピンをかけても、コート深くまで届かせやすいので、「とにかく楽に飛ばしたい」という人には心強い一本になります。
同シリーズの標準モデルにあたる バボラ ピュアドライブ は300g前後とやや重めなので、ステップアップ用として覚えておくとよいでしょう。
軽量で扱いやすいオールラウンド型
こちらも100平方インチ・280g前後という、まさに「初心者〜中級者向けど真ん中」のスペック。
ストロークだけでなく、ボレーやサーブでもしっかりボールを押し出してくれる反発力がありつつ、軽くて振り抜きやすいのが魅力です。ダブルス主体でテニスを楽しみたい人にも合いやすいモデルです。
スピン重視で攻めたい人向け
ボールにしっかり回転をかけたい人に向いているシリーズ。100平方インチ・280g前後で、トップスピンを使った高く跳ねるボールを打ちたい人にフィットしやすい設計です。
「ラリーで相手を後ろに下げて、自分から展開していきたい」というイメージを持っているなら、候補に入れておきたい1本です。
将来のステップアップも見据えたい人へ
人気シリーズ“Speed”の軽量版。標準モデルよりも軽く設定されていて、初心者でも振りやすいスペックになっています。
もう少し経験を積んだら、300gクラスの ヘッド Speed MP 2024 に乗り換える、というようなステップアップもしやすいシリーズです。
ショップやスクールで試すときのチェックポイント
「候補は絞れたけど、最終的にどれにするか迷う…」というときは、実際にラケットを振ってみるのが一番です。ショップやスクールで試打するときは、次のポイントを意識してみてください。
- 素振りしたときの重さの感じ方
→ 軽すぎてスカスカしないか、重すぎて振り遅れないか。 - フォア・バック両方で打ってみた感覚
→ どちらか片方だけ打ちやすいラケットより、両方とも「そこそこいい感じ」のものを選ぶと後悔しにくいです。 - ミスしたときの許容範囲
→ 芯を外してもある程度ボールが返ってくれるかどうか。初心者のうちはここがかなり大事です。 - ボレーやサーブの打ちやすさ
→ ネットプレーを想定している人は、ボレーの操作性もチェックしておくと安心です。
1〜2本ではなく、できれば3〜4本ほど打ち比べると違いが分かりやすくなります。「デザイン的にテンションが上がるか」も意外と重要な要素なので、見た目で気に入ったラケットがあれば、それを優先するのも立派な判断基準です。
テニス初心者 ラケット おすすめを自分用にカスタマイズするコツ
自分に合いそうなラケットが決まったら、最後は「どう使いこなしていくか」です。ここからは、購入後にやっておきたいポイントをまとめます。
1本目は「長く付き合う前提」で選ぶ
テニスを続けていくと、半年〜1年ほどでプレースタイルや体力も変わってきます。
そのときに「もう少し重いラケットにしてみたい」「もっとスピンがかかるモデルを試したい」と思うかもしれませんが、最初の1本がしっかりしたモデルなら、調整次第でかなり長く使えます。
- ガットの種類を変える
- テンションを上げ下げする
- グリップテープを巻き替える
といった小さなカスタマイズだけでも、打球感は大きく変わるので、まずは今のラケットでできる工夫から試してみましょう。
練習を重ねながら「自分の好きな打球感」を言語化する
ラケット選びで一番頼りになるのは、自分自身の感覚です。練習やレッスンのあとに、
- 今日のラケットは「飛びすぎた」のか「飛ばなかった」のか
- 球持ち感がある方が好きなのか、弾きがいい方が好きなのか
- スピンをかけたときに気持ちよく落ちてくれるか
といったことを、ざっくりメモしておくと、次にラケットを選び直すときにとても役立ちます。
コーチやショップスタッフに遠慮なく相談する
ラケットを毎日のように触っているプロの意見は、やはり参考になります。
自分のプレー動画を見せて相談したり、「今のラケットをこう感じている」と率直に伝えたりすると、より具体的なアドバイスをもらえるはずです。
最初のラケット選びは、テニス生活のスタートを決める大事なイベントです。
「テニス初心者 ラケット おすすめ」という言葉で検索して出てくる情報はたくさんありますが、最終的に決めるのはあなた自身の感覚と、これからどうテニスを楽しみたいかというイメージです。
重さ・フェイスサイズ・バランス・グリップサイズといった基本スペックを押さえつつ、この記事で紹介したモデルやポイントを参考にしながら、自分の相棒になってくれる1本をじっくり選んでみてください。きっとコートに立つのが、今まで以上に楽しみになるはずです。
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テニス初心者ラケットおすすめ|後悔しない完全ガイド入門編
テニスを始めてみたいけれど、「ラケットが多すぎて何を選べばいいのか分からない…」という人はかなり多いです。
スクールのレンタルラケットで何となく続けているうちに、そろそろ自分の1本が欲しくなるタイミングも来ますよね。
ただ、いきなり感覚だけで選んでしまうと、
- 重くて振れない
- すぐに腕や肘が痛くなる
- 全然ボールが飛ばない/飛びすぎてコートに収まらない
といったミスマッチも起こりやすくなります。
この記事では、最初の1本選びで迷わないために、スペックの基本や価格帯、代表的なモデル例までまとめておきます。
テニス初心者 ラケット おすすめの選び方とは
まず押さえておきたいのは、「初心者向けラケットには共通する条件がある」ということです。大きく分けると、次のポイントをチェックすれば大きな失敗は減らせます。
- 重さ:軽すぎず重すぎない 260〜290g 前後
- フェイスサイズ:100〜105平方インチの“やや大きめ”
- バランス:イーブン〜少しヘッド寄り
- グリップサイズ:手の大きさに合っているか
- フレームの厚さ・硬さ:中厚でほどよく飛ぶタイプ
「細かい数字が多くて難しそう…」と思うかもしれませんが、ひとつずつ噛み砕いて見ていきましょう。
重さで決まる「振りやすさ」と「安定感」
ラケット選びで最初に見るべきなのが重さです。一般的な大人用ラケットは、フレームだけで 270〜320g くらいの幅があります。
軽いラケットの特徴
- 270g 前後
- 振り抜きやすく、スイングフォームを覚えやすい
- ラリーが続けやすい
- ただし、相手の強いボールには少し打ち負けやすい
「週1〜2回のスクール」「運動経験はあるけど筋力にそこまで自信はない」という人には、このゾーンが扱いやすいことが多いです。
少し重めのラケットの特徴
- 285〜295g 前後
- しっかり振れればボールの質が上がりやすい
- 相手のボールに打ち負けにくい
- その代わり、疲れてくると振り遅れやすい
男性や体力に自信がある人なら、最初からこの“やや重め”を選ぶのも選択肢です。ただし、痛みが出ないことが前提。迷ったら、最初は軽めから入り、慣れてきたら重いモデルへステップアップしても十分間に合います。
フェイスサイズとバランスで「ミスしにくさ」が変わる
次に大事なのが、面の大きさ(フェイスサイズ)とバランスポイントです。
フェイスサイズ:100〜105平方インチが安心
面が大きいラケットはスイートスポットが広く、多少芯を外してもボールがよく飛んでくれます。
初心者なら、100〜105平方インチあたりがバランスの良いゾーンです。
- 100平方インチ:標準。コントロールも覚えやすい
- 105平方インチ:少し大きめ。ラリーを続けたい人向け
110平方インチ以上の“超大型”もありますが、少し特殊な感覚になることも多いので、最初の1本なら標準サイズ寄りがおすすめです。
バランス:イーブン〜ややトップヘビーが定番
バランスとは、ラケットのどの位置に重心があるかを示したものです。
- イーブンバランス:真ん中あたり
- トップヘビー:先端(ヘッド)側が重い
- トップライト:グリップ側が重い
初心者向けとしては「イーブン〜ややトップヘビー」が主流です。ラケットの先端に重さがある分、少ない力でもボールを遠くへ飛ばしやすくなります。
一方で、ボレーやネットプレー重視なら、操作性に優れる「イーブン〜ややトップライト」寄りも選択肢。自分がどのスタイルに惹かれるかをイメージしておくと選びやすくなります。
グリップサイズとガットの基本を押さえる
意外と見落とされがちですが、グリップサイズとガット(ストリング)の種類も重要です。
グリップサイズは「指1本分のすき間」が目安
日本でよく見かける大人用グリップサイズは 1〜3。数字が大きいほど太くなります。
- 女性・手が小さめ:1〜2
- 男性・手が大きめ:2〜3
実際に握ってみて「指先と手のひらの根本の間に、指1本分のすき間ができるか」がひとつの目安です。
細すぎると強く握り込みやすく、肘や手首の負担につながることもあります。太すぎると今度は力が入りにくくなるので、可能ならショップで握って確かめてみてください。
ガットは最初「柔らかめ&低めテンション」でOK
同じラケットでも、ガットの種類や張る強さで打球感はガラッと変わります。
- 種類:ナイロン系のマルチフィラメントは柔らかくて腕にやさしい
- テンション:45〜50ポンドくらいの“ややゆるめ”ならボールがよく飛ぶ
上達してくるとポリエステルなど選択肢が広がりますが、テニス歴が浅いうちは、まず“飛びやすくて優しい”方向のセッティングにしておくと安心です。
価格帯と「新品・型落ち・中古」の選び方
初めて自分のラケットを買うとき、やっぱり気になるのが予算感ですよね。
新品最新モデルの相場
- フレームのみで 25,000〜30,000円前後
- ガット代・張り代込みで 30,000円前後になることが多い
全くの初心者には少しハードルが高く感じるかもしれませんが、しっかりしたモデルは打球感も安定していて長く使いやすいのがメリットです。
型落ちモデルという選択肢
1〜2世代前の「型落ち」モデルなら、同じシリーズでも 15,000〜20,000円前後まで価格が下がることがあります。
性能差はそこまで大きくないことも多いので、コストを抑えたい人にはかなり現実的な選択肢です。
中古ラケットを検討するなら
中古市場にも掘り出し物はありますが、
- 傷やフレームのヘタリ具合
- グリップサイズが合っているか
- 返品・交換のルール
などをしっかり確認してから選ぶようにしましょう。状態が分かりにくいものをネットだけで買うのは、最初の1本としては少しリスクが高めです。
テニス初心者に人気のラケットおすすめモデル
ここからは、スペック的に初心者でも扱いやすく、人気も高い代表的なモデルをいくつかピックアップします。どれもテニスショップやスクールでよく見かけるシリーズなので、候補としてイメージしやすいはずです。
パワーと扱いやすさのバランス型
フェイスサイズ100平方インチ、重さ285g前後のモデルです。面の安定感と飛びの良さのバランスがよく、「軽めだけど心もとない感じはしない」という印象のラケット。
これから試合も視野に入れていきたい人が、長く付き合っていける1本として選びやすいスペックです。
同じシリーズには、より面が大きくて安心感のある ヨネックス EZONE 105 や ヨネックス EZONE 110 もあり、「まずはミスを減らしたい」という人はこちらも候補になります。
世界的に人気の高い“ピュアドライブ”シリーズの軽量版。フェイス100平方インチ、重さ285g前後で、少ない力でもボールがよく飛ぶのが特徴です。
フラット系のストロークでも、スピンをかけても、コート深くまで届かせやすいので、「とにかく楽に飛ばしたい」という人には心強い一本になります。
同シリーズの標準モデルにあたる バボラ ピュアドライブ は300g前後とやや重めなので、ステップアップ用として覚えておくとよいでしょう。
軽量で扱いやすいオールラウンド型
こちらも100平方インチ・280g前後という、まさに「初心者〜中級者向けど真ん中」のスペック。
ストロークだけでなく、ボレーやサーブでもしっかりボールを押し出してくれる反発力がありつつ、軽くて振り抜きやすいのが魅力です。ダブルス主体でテニスを楽しみたい人にも合いやすいモデルです。
スピン重視で攻めたい人向け
ボールにしっかり回転をかけたい人に向いているシリーズ。100平方インチ・280g前後で、トップスピンを使った高く跳ねるボールを打ちたい人にフィットしやすい設計です。
「ラリーで相手を後ろに下げて、自分から展開していきたい」というイメージを持っているなら、候補に入れておきたい1本です。
将来のステップアップも見据えたい人へ
人気シリーズ“Speed”の軽量版。標準モデルよりも軽く設定されていて、初心者でも振りやすいスペックになっています。
もう少し経験を積んだら、300gクラスの ヘッド Speed MP 2024 に乗り換える、というようなステップアップもしやすいシリーズです。
ショップやスクールで試すときのチェックポイント
「候補は絞れたけど、最終的にどれにするか迷う…」というときは、実際にラケットを振ってみるのが一番です。ショップやスクールで試打するときは、次のポイントを意識してみてください。
- 素振りしたときの重さの感じ方
→ 軽すぎてスカスカしないか、重すぎて振り遅れないか。 - フォア・バック両方で打ってみた感覚
→ どちらか片方だけ打ちやすいラケットより、両方とも「そこそこいい感じ」のものを選ぶと後悔しにくいです。 - ミスしたときの許容範囲
→ 芯を外してもある程度ボールが返ってくれるかどうか。初心者のうちはここがかなり大事です。 - ボレーやサーブの打ちやすさ
→ ネットプレーを想定している人は、ボレーの操作性もチェックしておくと安心です。
1〜2本ではなく、できれば3〜4本ほど打ち比べると違いが分かりやすくなります。「デザイン的にテンションが上がるか」も意外と重要な要素なので、見た目で気に入ったラケットがあれば、それを優先するのも立派な判断基準です。
テニス初心者 ラケット おすすめを自分用にカスタマイズするコツ
自分に合いそうなラケットが決まったら、最後は「どう使いこなしていくか」です。ここからは、購入後にやっておきたいポイントをまとめます。
1本目は「長く付き合う前提」で選ぶ
テニスを続けていくと、半年〜1年ほどでプレースタイルや体力も変わってきます。
そのときに「もう少し重いラケットにしてみたい」「もっとスピンがかかるモデルを試したい」と思うかもしれませんが、最初の1本がしっかりしたモデルなら、調整次第でかなり長く使えます。
- ガットの種類を変える
- テンションを上げ下げする
- グリップテープを巻き替える
といった小さなカスタマイズだけでも、打球感は大きく変わるので、まずは今のラケットでできる工夫から試してみましょう。
練習を重ねながら「自分の好きな打球感」を言語化する
ラケット選びで一番頼りになるのは、自分自身の感覚です。練習やレッスンのあとに、
- 今日のラケットは「飛びすぎた」のか「飛ばなかった」のか
- 球持ち感がある方が好きなのか、弾きがいい方が好きなのか
- スピンをかけたときに気持ちよく落ちてくれるか
といったことを、ざっくりメモしておくと、次にラケットを選び直すときにとても役立ちます。
コーチやショップスタッフに遠慮なく相談する
ラケットを毎日のように触っているプロの意見は、やはり参考になります。
自分のプレー動画を見せて相談したり、「今のラケットをこう感じている」と率直に伝えたりすると、より具体的なアドバイスをもらえるはずです。
最初のラケット選びは、テニス生活のスタートを決める大事なイベントです。
「テニス初心者 ラケット おすすめ」という言葉で検索して出てくる情報はたくさんありますが、最終的に決めるのはあなた自身の感覚と、これからどうテニスを楽しみたいかというイメージです。
重さ・フェイスサイズ・バランス・グリップサイズといった基本スペックを押さえつつ、この記事で紹介したモデルやポイントを参考にしながら、自分の相棒になってくれる1本をじっくり選んでみてください。きっとコートに立つのが、今まで以上に楽しみになるはずです。
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