テニススクールの体験レッスンに行って、めちゃくちゃ楽しくて、その勢いのままスポーツ量販店で一番安いテニスラケットを買ったら……
「なんか打ちづらい」「腕がやたら疲れる」「上手くなってる気がしない」――これ、昔のぼくです。
同じ失敗をしてほしくないので、「テニスラケット 初心者 安い」で検索してたどり着いた人向けに、ほぼ趣味レベルの主観で、でも経験値だけはそこそこ詰め込んで書いてみます。
「安いテニスラケット」っていくらから?
ざっくり、ぼくの感覚だとこんなイメージです。
- 〜5,000円 … 公園でちょっと打つレジャー用ゾーン
- 5,000〜1万円 … 「スクール行くかも」な入門ゾーン
- 1万〜2万円 … ちゃんと続ける人向けの本命ゾーン(型落ち含む)
で、「テニスラケット 初心者 安い」で検索してる人の多くは、たぶん 1万円前後まででどうにかしたい はず。
なのでこの記事も、基本はそのへんの価格帯を中心にしゃべります。
失敗しがちポイント3つ(ぼくの黒歴史付き)
- アルミの超激安ラケットを買ってしまう
- 軽いし安いし「これでいいや」と思いがちなんだけど、打球感がスカスカで、振動が腕に来やすいものも多いです。
- 重さが合ってない
- 筋トレ好きの友だちが「重い方がパワー出るっしょ」と言って300g超えを買って後悔してました。初心者はだいたい軽め〜中くらいで十分。
- よく分からないセット品をノリでポチる
- ラケット+ボール+ケースで2,000〜3,000円みたいなやつ。たまに公園で打つには楽しいけど、スクールで週1以上やるならちょっとキツイ。
とはいえ、全部ダメってわけじゃなくて、「どれくらいの頻度でテニスするつもりか」で選び方が変わります。
ざっくりスペックの目安(ほんとにざっくり)
- フェイスサイズ:100〜110平方インチ(面デカめ=当たりやすい)
- 重さ:270〜290gくらい(男性はもう少し重くてもOK)
- バランス:どトップヘビーすぎないもの(先が重すぎると振り回されます)
このへんを満たしてて、なおかつ「お財布に優しい」モデルを、ぼくの独断と偏見で挙げていきます。
まずは1万円前後で始めたい人向け
とりあえず1本ほしいスクールデビュー勢
スクールのレンタルラケットからマイラケデビューするなら、このへんが無難でありがたい存在です。
- 【Amazon.co.jp 限定】Wilson(ウイルソン) 硬式 テニスラケット [ガット張り上げ済] 初心者向け エントリーモデル
→ いかにも「スクールの1本目どうぞ」という感じの安心感。ガット張り上げ済みなので、届いたその日から打てるのがラク。 - Wilson(ウイルソン) 硬式 テニスラケット 初心者向け アルミ×グラファイト [ガット張り上げ済]
→ 完全アルミよりちょっとリッチな素材構成。価格は抑えめだけど、「おもちゃ感」は薄い印象。
正直、このあたりを1本持っておけば、「とりあえず半年〜1年はこれで練習して、もっと自分のスタイルが見えてきたら次の1本を考える」でいいと思ってます。
ちょっといいやつを長く使いたい人向け
「どうせやるならちゃんと続けるつもりだし、1万5千円くらいまでは出してもいいかな」という人は、最初から“ちょっと良いラケット”にするのもアリです。型落ちや軽量バージョンがねらい目。
軽くてラク、でもちゃんと飛ぶ系
- ヨネックス(YONEX) Eゾーン 100SL(EZONE 100SL)
→ 「黄金スペック」の軽量版みたいなポジション。スイングに自信がない人でもボールがよく飛んでくれて、ぼくはこれでスライスの感覚を覚えました。 - ヨネックス(YONEX) VCORE 100L(ブイコア 100L)
→ 回転かけたい人向け。とはいえ、初心者でも「なんかボールがキュッと落ちるな」とスピンの楽しさを感じやすい1本。
「いずれ中級〜上級まで行きたい」欲張りさん向け
- ヨネックス(YONEX) Eゾーン 100(EZONE 100)
→ いわゆる万能型。最初はちょっと扱いづらく感じるかもですが、慣れてくると「このラケットの方が自分の成長についてきてくれる」感じがして、個人的にはすごく好き。 - ヨネックス(YONEX) EZONE 100(アクアナイトブラック)
→ 中身は上の兄弟みたいなもので、色違い。黒ベースでめちゃくちゃカッコいいので、モチベーションを見た目に頼りたい人にはこっち推し。
パワー欲しい人向け:ピュアドライブ系
「ラケットの力でボールをぶっ飛ばしたい!」ってタイプには、もう定番中の定番シリーズがあります。
- バボラ(Babolat) ピュアドライブ チーム 2021(Pure Drive Team 101441)
→ ピュアドライブの“ちょい軽”版。フルスペックだと疲れそう…という人でも扱いやすい。ぼくはダブルスで相手に打ち込まれて、「うわ、この音ピュアドライブだ…」とちょっとビビりました。 - バボラ(Babolat) ピュアドライブ 98(Pure Drive 98 101551)
→ こっちは少し玄人向けなんだけど、「いつかはこんなラケットを振り回したい」という憧れ枠としてチェックしておくのも楽しいやつ。
初心者〜上級者まで長く付き合える1本を狙うなら
意外と使い勝手が良いのが、フェイス大きめで懐の深いモデルたち。
- ヨネックス(YONEX) ブラストブルー 110平方インチ 初心者〜上級者向けモデル
→ 面が大きいので、とにかく当てやすい。最初のうちは「当たっただけでうれしい」ので、この安心感はでかいです。慣れてきたら、面の大きさを活かしてボレー専用っぽく使うのもアリ。
ちょっと背伸びしたいWilson好き向け
ウイルソンのカッコいい系が欲しい人には、こんなのも。
- 【Amazon.co.jp 限定】Wilson(ウイルソン) BLADE FEEL TEAM 103 (ブレード フィール チーム)
→ いわゆるBLADEシリーズの“ゆるく楽しむ版”みたいな立ち位置。103インチでちょい大きめフェイス+そこまで重くないので、見た目は玄人っぽいのに中身は優しい、というギャップが良い。
最後に:初心者が「安いラケット」を選ぶときの、ぼくなりの答え
- 公園で月1〜2回友だちと遊ぶだけ
- → 予算5,000〜8,000円くらいの入門モデルでもOK。上で挙げた
Wilson(ウイルソン) 硬式 テニスラケット 初心者向け アルミ×グラファイト [ガット張り上げ済]
みたいなやつを1本持っておけば、だいたい幸せになれます。
- → 予算5,000〜8,000円くらいの入門モデルでもOK。上で挙げた
- スクール週1で通うつもり
- → できれば1万円前後のゾーン。
【Amazon.co.jp 限定】Wilson(ウイルソン) 硬式 テニスラケット [ガット張り上げ済] 初心者向け エントリーモデル
あたりはほんとに無難。
- → できれば1万円前後のゾーン。
- 「どうせハマるから、最初からちょい良いやつにしたい」
- → 1万5千〜2万円くらいまで視野に入れて、
ヨネックス(YONEX) Eゾーン 100SL(EZONE 100SL)
や
ヨネックス(YONEX) VCORE 100L(ブイコア 100L)
みたいな“軽めだけどちゃんとしてる系”を狙うのがおすすめ。
- → 1万5千〜2万円くらいまで視野に入れて、
テニスって、ラケット1本でモチベーションがびっくりするくらい変わります。
「安いからこれでいいや」じゃなくて、「この価格帯の中で、自分の気分が上がる1本」を見つけるのが、初心者時代いちばん楽しい時間かもしれません。
もし気になるモデルがあったら、上に並べたリンクからスペックやレビューをのぞき見して、自分の“相棒”候補をニヤニヤしながら選んでみてください。

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