ソフトテニス仲間の間で「テニスラケット 70s」ってワード、最近やたら聞くんですよね。
要するに ヨネックス ジオブレイク70S を中心に、その周辺モデルをどう選ぶか、って話。
自分もラケットを買い替えるタイミングでどハマりしたので、完全に趣味&主観ベースで、ヨネックス ジオブレイク70S まわりのことをダラダラ書いてみます。
まずはジオブレイク70Sってどんなラケット?
後衛ストロークがメインの人向けに作られたのが ヨネックス ジオブレイク70S。
フェイス90インチで、程よくしっかりした重さ。振れる人なら、ドライブかけたときの「ドンッ!」っていう球の伸びがかなり気持ちいいタイプです。
僕が最初に打った感想は、
「あ、これはちゃんと振らないと仕事してくれないけど、振れたらめちゃくちゃ楽しいヤツだ」
って感じでした。
部活で毎日ガンガン打っている高校生後衛とか、社会人でも体力ある人にしっくりきそう。
でも“70s”ってそれだけじゃないんだよ問題
「テニスラケット 70s」で調べると、ヨネックス ジオブレイク70S だけじゃなくて、いろんな兄弟が出てきて余計に迷うんですよね。ざっくり、僕の頭の中ではこんな整理になりました。
- 後衛・しっかり振れる → ヨネックス ジオブレイク70S
- 後衛・軽くて扱いやすい → ヨネックス ジオブレイク70Sステア
- 前衛メイン → ヨネックス ジオブレイク70V
- 前衛・軽量系 → ヨネックス ジオブレイク70Vステア
- ダブルスで両ポジやる・前衛寄り → ヨネックス ジオブレイク70VS
- さらにパワー欲しい上級者 → ヨネックス ジオブレイク80S も視野に
記事タイトルには「70s」って入れたけど、正直ここまで全部込みで「ジオブレイク70シリーズ」って感じで捉えてます。
僕が70Sと70Sステアで散々迷った話
実は最初、ショップで試打したのは ヨネックス ジオブレイク70Sステア の方でした。
ヨネックス ジオブレイク70Sステア を初めて振ったときの印象は、
- 「軽っ!」
- 「でも勝手にボールが持ち上がる」
- 「守備のときめちゃくちゃ楽」
っていう、すごく“優しいラケット”という感じ。
中高生の女子後衛とか、体力にまだ自信ない人にはドンピシャだと思いました。
一方で ヨネックス ジオブレイク70S に持ち替えると、
急に「ちゃんと打ってくださいね?」ってプレッシャーをかけてくる。笑
でも、しっかり踏み込んで振り切ると、ヨネックス ジオブレイク70S の方が明らかにボールが伸びるし、相手後衛が一歩下がる感じがあって、「うわ〜、これ使いこなしたい…」って物欲を刺激されました。
最終的に僕は「しんどい方を選ぶと強くなれそう」という謎の修行思考で ヨネックス ジオブレイク70S を選択。
でも、週2回くらいしか打てないなら、素直に ヨネックス ジオブレイク70Sステア にしておけば、って今でも時々思います。
前衛や両ポジなら70V・70Vステア・70VSもアリ
僕は後衛寄りなんですが、ダブルスで前に出ることも多いので、前衛用の兄弟たちも一応触ってみました。
70V
ネットプレーが多い人向けのが ヨネックス ジオブレイク70V。
ボレーしてるときの「パチン!」っていう弾きが気持ちよくて、スマッシュも振り抜きやすい。
前衛専任なら素直に ヨネックス ジオブレイク70V の方が仕事しやすそうです。
70Vステア
ヨネックス ジオブレイク70Vステア は、その軽量バージョン。
前衛初心者とか、中学生でまだ筋力が…という子には ヨネックス ジオブレイク70Vステア を勧めたいです。
タッチ系のボレーが多いプレーヤーにも合いそう。
70VS
そして「前も後ろもやるよ!」という欲張りさん向けが ヨネックス ジオブレイク70VS。
オールラウンドに使える感じで、
部活でポジションがまだ固定されてない人とか、ペアがよく変わる人には ヨネックス ジオブレイク70VS が便利だと思いました。
上級者が気になる80Sと、他シリーズとの浮気心
試打会で一番「うわ、これ強い人のラケットだ…」ってなったのが ヨネックス ジオブレイク80S。
ヨネックス ジオブレイク80S は、
70Sよりさらにガツンとしたパワーがあって、正直、僕にはちょっとオーバースペック。
でも、県大会常連レベルの後衛が持つと、打球がまじでエグい。
「いつかあれを振り回せるようになりたいなぁ」と、筋トレのモチベだけは上がりました。
で、ジオブレイクだけで完結すればいいのに、人の心は弱いので、他シリーズにも目が行きます。
- 弾きが気持ちいい ヨネックス ボルトレイジ7S
- その軽量版っぽい ヨネックス ボルトレイジ7Sステア
- 昔から根強い人気の ヨネックス ナノフォース8Vレブ
このあたりも一応触りましたが、
「球持ち感のあるラケットが好きな僕」には、やっぱり ヨネックス ジオブレイク70S の打感が一番しっくりきました。
逆に、パーン!と弾く爽快感が欲しい人は ヨネックス ボルトレイジ7S 側に行くのも全然アリだと思います。
自分ならこう選ぶ、テニスラケット70sのゆるいガイド
最後に、完全に主観ですが「こういう人ならこれかな」という目安を書いておきます。
- 中高生後衛で、そこそこ体力あり →
→ ヨネックス ジオブレイク70S - 中学生・女子後衛・あまり筋力に自信なし →
→ ヨネックス ジオブレイク70Sステア - 前衛専任、ネットで仕事したい →
→ ヨネックス ジオブレイク70V - 前衛初心者・軽めがいい →
→ ヨネックス ジオブレイク70Vステア - 両ポジ・何でもやる →
→ ヨネックス ジオブレイク70VS - もう県トップレベルで、さらに威力が欲しい →
→ ヨネックス ジオブレイク80S - ジオブレイクより弾き感が欲しい →
→ ヨネックス ボルトレイジ7S や
→ ヨネックス ボルトレイジ7Sステア - 軽くて扱いやすくて、昔からの名作がいい →
→ ヨネックス ナノフォース8Vレブ
結局のところ、「テニスラケット 70s」問題は、
どれが一番“自分のスイングのクセ”と仲良くしてくれるか、だと思います。
僕は ヨネックス ジオブレイク70S を選んで、
ミスショットも含めて全部ひっくるめて相棒って感じで楽しんでます。
もし試打できる環境があるなら、ここに挙げた
ヨネックス ジオブレイク70S
ヨネックス ジオブレイク70Sステア
ヨネックス ジオブレイク70V
ヨネックス ジオブレイク70Vステア
ヨネックス ジオブレイク70VS
ヨネックス ジオブレイク80S
ヨネックス ボルトレイジ7S
ヨネックス ボルトレイジ7Sステア
ヨネックス ナノフォース8Vレブ
あたりを一気に打ち比べてみると、「あ、これだ」って一本がきっと見つかるはずです。

コメント