8歳くらいのキッズ用テニスラケットって、正直むずくないですか？
スクールから「23インチか25インチで〜」って言われてもピンとこないし、ショップを見るとカラフルなラケットがずらっと並んでいて、親のほうがテンション上がるパターンもあると思います。
今日は、スポーツライターであるぼくが、実際にコートで見てきたジュニアたちと、うちの子に選んでみた感覚も交えながら、テニスラケット 8歳向けの選び方をゆるっと主観全開でまとめてみます。
ところどころに、ぼくが「これいいな」と思ったモデルも置いておくので、気になるのがあったらチェックしてみてください。
8歳のラケット、ざっくり結論「23か25インチ」
身長120cm前後の8歳なら、多くの場合は23インチか25インチのどちらかでOKです。
- 小柄め（〜120cmぐらい） → 23インチ寄り
- 例：
- 色使いがポップで、テニス始めたての子が一目惚れしがちな
HEAD Novak 23 ジュニア テニスラケット - グリーンが印象的で、ちょっと「イマドキ」な雰囲気の
HEAD GRAVITY 23 ジュニア テニスラケット - シンプルに軽くて扱いやすい
YONEX junior 23（02YJ23G）
- 色使いがポップで、テニス始めたての子が一目惚れしがちな
- 例：
- 標準〜ちょい大きめ（120〜130cm） → 23か25、どっちも候補
- ちょっと本格派な顔つきの
Babolat Drive Junior 23 - ひと目で子どもが笑うスヌーピーデザインの
サクライ貿易 SNOOPY 23インチ 硬式テニスラケット SN-105 - そろそろ試合も視野に入れてあげたいな…という子には
YONEX EZONE 25（08EZJ25G）
HEAD RADICAL 25 ジュニア テニスラケット
Babolat Pure Aero JR 25
- ちょっと本格派な顔つきの
このあたりを基準に、「実際に持たせてみて、ヘッドが地面につかないか」を確認するのが、いちばん現実的だなぁと感じています。
うちの子で試した“なんちゃってフィッティング”
ぼくの感覚的なやり方ですが、家やコートでこんなチェックをします。
- ラケットを子どもに「だらーん」と縦に持たせる
- ヘッドが地面についちゃう → ちょっと長すぎ
- まだ余裕がある → その長さは許容範囲
たとえば、最初は
Babolat Ballfighter 21
や
Babolat B Fly 21
みたいな21インチで始めた子が、8歳になって「さすがに短そうだな」と思ったら、23インチの
HEAD Novak 23 ジュニア テニスラケット
や
YONEX junior 23（02YJ23G）
にスイッチしてあげる感じ。
そこからさらに身長がグッと伸びて、ボールもガンガン打てるようになってきたら、25インチの
YONEX EZONE 25（08EZJ25G）
HEAD RADICAL 25 ジュニア テニスラケット
Babolat Pure Aero JR 25
あたりを「次の相棒候補」として眺めるのが、ぼくの中では王道ルートです。
見た目で選んじゃっても、意外と大丈夫
正直、8歳でテニスを“ガチ勢”レベルでやっている子は、まだ一部です。
なので、最初の1本は**「見た目でテンション上がるかどうか」**をかなり重視してもいいと思ってます。
- キャラクター好きの子なら
サクライ貿易 SNOOPY 23インチ 硬式テニスラケット SN-105
を持たせるだけで、コートに出ていく足取りがちょっと軽くなるし、 - ヒーローになりたいタイプなら、ツアープロが使ってそうな雰囲気の
Babolat Drive Junior 23
Babolat Pure Aero JR 25
みたいな「強そうなラケット」が刺さりやすい。 - デザインにうるさい親子には、カラーリングがおしゃれな
HEAD GRAVITY 23 ジュニア テニスラケット
や
HEAD RADICAL 25 ジュニア テニスラケット
あたりも、コート映えするなあ、という印象です。
「このラケットかっこいい！」って思えたほうが、素振りの回数も自然と増えるので、結果的に上達が早かったりもします。
価格感と、親としての“落としどころ”
お財布目線の話もしておきます。
- 4,000〜6,000円くらい
- 入門用のアルミ系モデルが多いゾーン。
- Babolat Ballfighter 21
Babolat B Fly 21
サクライ貿易 SNOOPY 23インチ 硬式テニスラケット SN-105
みたいな「まずはテニスを好きになってもらう用」の1本がここ。
- 7,000〜12,000円くらい
個人的には、
- 「まずはやってみよう期」 →
Babolat Ballfighter 21
Babolat B Fly 21
サクライ貿易 SNOOPY 23インチ 硬式テニスラケット SN-105 - 「週1〜2でスクール通って、試合も出てみたい期」 →
HEAD Novak 23 ジュニア テニスラケット
HEAD GRAVITY 23 ジュニア テニスラケット
YONEX junior 23（02YJ23G）
Babolat Drive Junior 23 - 「8歳だけど、もう本気モード期」 →
YONEX EZONE 25（08EZJ25G）
HEAD RADICAL 25 ジュニア テニスラケット
Babolat Pure Aero JR 25
……みたいな三段階で考えると、親としても腹落ちしやすいかな、と思っています。
8歳でありがちな“やっちゃいがちミス”
最後に、コートでよく見る「もったいないパターン」を3つ。
① 大人用をそのまま渡しちゃう
見た目がかっこいいからといって、大人用ラケットをそのまま8歳に渡すと、だいたい振り切れません。
ちゃんとジュニア専用に作られた
HEAD Novak 23 ジュニア テニスラケット
HEAD GRAVITY 23 ジュニア テニスラケット
YONEX junior 23（02YJ23G）
Babolat Drive Junior 23
Babolat Pure Aero JR 25
あたりから選んであげるだけで、スイングの楽さが全然違います。
② 「どうせすぐ大きくなるでしょ」と長すぎるサイズを買う
「小6まで使えるように」と考えて、いきなり25インチの
YONEX EZONE 25（08EZJ25G）
HEAD RADICAL 25 ジュニア テニスラケット
Babolat Pure Aero JR 25
を身長115cmくらいの子に持たせると、ちょっとしんどそうにしているケースも見ます。
だったら、まずは23インチの
HEAD Novak 23 ジュニア テニスラケット
HEAD GRAVITY 23 ジュニア テニスラケット
YONEX junior 23（02YJ23G）
サクライ貿易 SNOOPY 23インチ 硬式テニスラケット SN-105
で「振り切れる楽しさ」を知ってもらってから、成長に合わせて25インチの
YONEX EZONE 25（08EZJ25G）
HEAD RADICAL 25 ジュニア テニスラケット
Babolat Pure Aero JR 25
にステップアップさせてあげるほうが、プレーもフォームも安定しやすいです。
③ 「硬式」と「ソフトテニス」をうっかり間違える
8歳だと、スクールによってはソフトテニスじゃなくて硬式テニスだったり、その逆だったり。
ここはもう、購入前にコーチに一言聞くのがいちばん確実です。
上で紹介している
HEAD Novak 23 ジュニア テニスラケット
HEAD GRAVITY 23 ジュニア テニスラケット
YONEX junior 23（02YJ23G）
YONEX EZONE 25（08EZJ25G）
HEAD RADICAL 25 ジュニア テニスラケット
Babolat Drive Junior 23
Babolat Pure Aero JR 25
サクライ貿易 SNOOPY 23インチ 硬式テニスラケット SN-105
Babolat Ballfighter 21
Babolat B Fly 21
は、どれも「硬式テニス用」のラケットなので、その点だけはお間違えなく。
8歳のテニスって、「勝ち負け」よりもまずはラケット振ってニコニコしてる時間がいちばん大事だと感じています。
この記事で気になる1本が見つかったら、ぜひ実際に手に取らせてみて、子ども本人の「これがいい！」という直感も大事にしてあげてください。
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