テニス歴だけはそこそこ長いのに、ラケット選びだけはずっとヘタクソで、気づけば「ラケット難民」ならぬダンロップラケット沼にハマっていました。
今日はそんな僕が、いろんなダンロップのテニスラケットを回遊してきた「ラケット迷子」の体験談を、超主観でゆるっとまとめます。
※文中のラケット名をクリックすると全部Amazonのページ(広告URL)に飛ぶようになってます。
なぜダンロップ沼にハマったのか
最初はただのミーハーでした。
ショップで試打したとき、店員さんに
「ダンロップは打感が柔らかくて、肘に優しいですよ」
と言われて、「社会人テニス肘予備軍」の僕は一気に食いつきました。
そこから、コントロール系のCXシリーズ、パワー系のFXシリーズ、スピン系のSXシリーズ、ラク飛び系のLXシリーズと、4つのシリーズを渡り歩くラケットロールプレイング地獄のスタートです。
まずはコントロールに酔ったCX沼
一番最初に買ったのが、しなり系の代表格ダンロップ CX 200。
ボックス形状のフレームで「これで僕もラインぎりぎりのエグいコントロールショットを…」と妄想していたのですが、現実はネット&アウトの連発。
それでも打感が気持ち良すぎて、「もっと上手くなったら使いこなせるはず」と完全にCX信仰状態。
さらに調子に乗って、よりハードなダンロップ CX 200 ツアーにも手を出し、「これはプロの人が使うやつでは?」と2週間でギブアップ。
そこで少し飛びが欲しくなり、中級者向けって聞いたダンロップ CX 400と、ちょっと尖ったダンロップ CX 400 ツアーまで試して、気づけばCXだけで4本持ちという軽い散財。
コントロールは確かに良くて、フラットドライブをビシッと打てたときの快感は最高。ただし、僕のへなちょこスイングでは「試合で最後まで振り切れない病」が発症し、だんだんスイングが小さくなる「コントロール勘違い沼」にハマりました。
ラクに飛ばしたい欲に負けてFXへ
そこで次に飛びついたのが、パワー系のダンロップ FX 500。
「Effortless Power」というキャッチコピーに完全にやられて、「もう自分で振らなくていいんじゃ?」レベルの期待をしてしまった僕。
結果、確かにめちゃくちゃ飛びます。
ただし技術がないとホームラン打者ラケットになりがちで、アウト量産。そこから「ちょっと軽い方が合わせやすいかも」とダンロップ FX 500 LSを追加し、さらに「もっとラクしたい病」が進行してダンロップ FX 500 ライトにも手を出す始末。
最後には、「やっぱりツアー系なら安定するんじゃ?」という謎理論でダンロップ FX 500 ツアーまで試し、「FXコンプリート寸前」という危険な状態に。
ここで悟ったのは、
「飛ぶラケットに変えても、ビビって振れないとただのアウト製造機」
というシンプルな真理でした。
スピン幻想にとりつかれたSXスピンドリーム
「じゃあスピンでコートに収めればいいじゃん」と、次に手を出したのがスピン系のダンロップ SX 300。
スピンブースト系の仕組みで、確かにボールがグッと持ち上がる感じがして、「これが現代テニスか…!」とテンション爆上がり。
調子に乗ってダンロップ SX 300 ツアーにまで手を伸ばして、完全にスピンドリーム状態に突入しました。
でも現実は、スピンをかけるつもりで振り抜くときだけ良くて、疲れてきてスイングが雑になると中途半端なスピンで全部浅い球。
そのギャップを埋めようとして、少し軽めのダンロップ SX 300 LSを買い増し、「スピン中毒ラケットコレクター」と化しました。
肘とメンタルが限界になってLXで現実逃避
そんなこんなで、飛ばない→飛びすぎる→スピンでごまかす、を繰り返していたら、ついに肘が悲鳴。
そこで最後の楽園として手を伸ばしたのが、超ラク飛び系のダンロップ LX 800とダンロップ LX 1000。
ここがもう、ある意味ダンロップ沼のラスボスでした。
とにかくラク。少し当てるだけでボールがスーッと深く飛んでいくし、打感もフワッと柔らかくて、肘もほとんど痛くない。
ただし、快適すぎて他のラケットに戻れなくなる「デカラケ依存症」が発症。
LXを使ってるときはテニスがただただ楽しいんですが、「これでいいのか自分…」という謎の罪悪感もあり、快適さとプライドの板挟み沼に落ちました。
僕なりのダンロップラケットざっくりおすすめ
いろいろラケットジプシーをやらかした末に、「もし昔の自分に1本だけ勧めるなら?」という視点でまとめると、こんな感じになりました。
- とりあえず1本目で迷っている中級手前の人
- → パワー寄りで万能なダンロップ FX 500か、ちょっとスピンも欲しいならダンロップ SX 300
- 振るのは好きで、コントロール重視でいきたい人
- → まずはダンロップ CX 200、クセ少なめで少し飛びも欲しいならダンロップ CX 400
- テニス肘気味で、とにかく続けたい人
- → 迷わずダンロップ LX 800か、よりラクしたいならダンロップ LX 1000
- 「試合ガチ勢」で、自分の体力にも自信がある人
- → ツアー系のダンロップ CX 200 ツアー、ダンロップ FX 500 ツアー、ダンロップ SX 300 ツアーあたり
ダンロップラケット沼から学んだこと
いろんなダンロップのテニスラケットを渡り歩いた結果、僕が一番痛感したのは、
- ラケットを替えるより、自分のスイングと体力を把握する方が大事
- でもダンロップの柔らかい打感は、社会人テニスには本当にありがたい
- 沼るとお金がどんどん溶けていくので、「シリーズを1つ決めて、その中で1〜2本」に絞るのが精神衛生的にも財布的にも◎
ということでした。
もし今、「テニスラケット ダンロップ」で検索しているあなたがラケット迷子予備軍なら、僕みたいに一気に何本も買い集めず、まずは気になるシリーズから1本だけ選んで、じっくり付き合ってみるのがおすすめです。
そしてもし沼に落ちかけたら、「あ、これあのラケット迷子の人が言ってたやつだ」と思い出してもらえたらうれしいです。
テニスラケット ダンロップ沼で散財しかけた僕のラケット迷子脱出記
テニス歴だけはそこそこ長いのに、ラケット選びだけはずっとヘタクソで、気づけば「ラケット難民」ならぬダンロップラケット沼にハマっていました。
今日はそんな僕が、いろんなダンロップのテニスラケットを回遊してきた「ラケット迷子」の体験談を、超主観でゆるっとまとめます。
※文中のラケット名をクリックすると全部Amazonのページ(広告URL)に飛ぶようになってます。
なぜダンロップ沼にハマったのか
最初はただのミーハーでした。
ショップで試打したとき、店員さんに
「ダンロップは打感が柔らかくて、肘に優しいですよ」
と言われて、「社会人テニス肘予備軍」の僕は一気に食いつきました。
そこから、コントロール系のCXシリーズ、パワー系のFXシリーズ、スピン系のSXシリーズ、ラク飛び系のLXシリーズと、4つのシリーズを渡り歩くラケットロールプレイング地獄のスタートです。
まずはコントロールに酔ったCX沼
一番最初に買ったのが、しなり系の代表格ダンロップ CX 200。
ボックス形状のフレームで「これで僕もラインぎりぎりのエグいコントロールショットを…」と妄想していたのですが、現実はネット&アウトの連発。
それでも打感が気持ち良すぎて、「もっと上手くなったら使いこなせるはず」と完全にCX信仰状態。
さらに調子に乗って、よりハードなダンロップ CX 200 ツアーにも手を出し、「これはプロの人が使うやつでは?」と2週間でギブアップ。
そこで少し飛びが欲しくなり、中級者向けって聞いたダンロップ CX 400と、ちょっと尖ったダンロップ CX 400 ツアーまで試して、気づけばCXだけで4本持ちという軽い散財。
コントロールは確かに良くて、フラットドライブをビシッと打てたときの快感は最高。ただし、僕のへなちょこスイングでは「試合で最後まで振り切れない病」が発症し、だんだんスイングが小さくなる「コントロール勘違い沼」にハマりました。
ラクに飛ばしたい欲に負けてFXへ
そこで次に飛びついたのが、パワー系のダンロップ FX 500。
「Effortless Power」というキャッチコピーに完全にやられて、「もう自分で振らなくていいんじゃ?」レベルの期待をしてしまった僕。
結果、確かにめちゃくちゃ飛びます。
ただし技術がないとホームラン打者ラケットになりがちで、アウト量産。そこから「ちょっと軽い方が合わせやすいかも」とダンロップ FX 500 LSを追加し、さらに「もっとラクしたい病」が進行してダンロップ FX 500 ライトにも手を出す始末。
最後には、「やっぱりツアー系なら安定するんじゃ?」という謎理論でダンロップ FX 500 ツアーまで試し、「FXコンプリート寸前」という危険な状態に。
ここで悟ったのは、
「飛ぶラケットに変えても、ビビって振れないとただのアウト製造機」
というシンプルな真理でした。
スピン幻想にとりつかれたSXスピンドリーム
「じゃあスピンでコートに収めればいいじゃん」と、次に手を出したのがスピン系のダンロップ SX 300。
スピンブースト系の仕組みで、確かにボールがグッと持ち上がる感じがして、「これが現代テニスか…!」とテンション爆上がり。
調子に乗ってダンロップ SX 300 ツアーにまで手を伸ばして、完全にスピンドリーム状態に突入しました。
でも現実は、スピンをかけるつもりで振り抜くときだけ良くて、疲れてきてスイングが雑になると中途半端なスピンで全部浅い球。
そのギャップを埋めようとして、少し軽めのダンロップ SX 300 LSを買い増し、「スピン中毒ラケットコレクター」と化しました。
肘とメンタルが限界になってLXで現実逃避
そんなこんなで、飛ばない→飛びすぎる→スピンでごまかす、を繰り返していたら、ついに肘が悲鳴。
そこで最後の楽園として手を伸ばしたのが、超ラク飛び系のダンロップ LX 800とダンロップ LX 1000。
ここがもう、ある意味ダンロップ沼のラスボスでした。
とにかくラク。少し当てるだけでボールがスーッと深く飛んでいくし、打感もフワッと柔らかくて、肘もほとんど痛くない。
ただし、快適すぎて他のラケットに戻れなくなる「デカラケ依存症」が発症。
LXを使ってるときはテニスがただただ楽しいんですが、「これでいいのか自分…」という謎の罪悪感もあり、快適さとプライドの板挟み沼に落ちました。
僕なりのダンロップラケットざっくりおすすめ
いろいろラケットジプシーをやらかした末に、「もし昔の自分に1本だけ勧めるなら?」という視点でまとめると、こんな感じになりました。
- とりあえず1本目で迷っている中級手前の人
- → パワー寄りで万能なダンロップ FX 500か、ちょっとスピンも欲しいならダンロップ SX 300
- 振るのは好きで、コントロール重視でいきたい人
- → まずはダンロップ CX 200、クセ少なめで少し飛びも欲しいならダンロップ CX 400
- テニス肘気味で、とにかく続けたい人
- → 迷わずダンロップ LX 800か、よりラクしたいならダンロップ LX 1000
- 「試合ガチ勢」で、自分の体力にも自信がある人
- → ツアー系のダンロップ CX 200 ツアー、ダンロップ FX 500 ツアー、ダンロップ SX 300 ツアーあたり
ダンロップラケット沼から学んだこと
いろんなダンロップのテニスラケットを渡り歩いた結果、僕が一番痛感したのは、
- ラケットを替えるより、自分のスイングと体力を把握する方が大事
- でもダンロップの柔らかい打感は、社会人テニスには本当にありがたい
- 沼るとお金がどんどん溶けていくので、「シリーズを1つ決めて、その中で1〜2本」に絞るのが精神衛生的にも財布的にも◎
ということでした。
もし今、「テニスラケット ダンロップ」で検索しているあなたがラケット迷子予備軍なら、僕みたいに一気に何本も買い集めず、まずは気になるシリーズから1本だけ選んで、じっくり付き合ってみるのがおすすめです。
そしてもし沼に落ちかけたら、「あ、これあのラケット迷子の人が言ってたやつだ」と思い出してもらえたらうれしいです。

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