「あれ?急にボールが飛ばない…」から始まったガット迷子生活
社会人になってから週1でテニスしてる程度の、完全アマチュアのぼくなんですが、ある週末いきなりボールがぜんっぜん飛ばなくなりました。
ラケットは悪くないはずなのに、ネットばっかり。フォームも崩れてきて、「このまま下手なまま歳をとるのか…?」と本気で凹んだ日があります。
で、原因を追いかけて行き着いたのがテニスラケットのガット。
「テニスラケット ガットなんて、とりあえず張ってあればいいでしょ」と思っていた昔の自分をぶん殴りたい…。
そこからガット沼にドボンして、実際にいろいろ試したので、完全に主観ベースで書いていきます。
ガット替えただけで世界変わった話
最初に替えたのが、いわゆる定番ナイロン系。ショップの店員さんにすすめられて張ったのが
ヨネックス(YONEX) 硬式テニス ストリング ガット エアロンスーパー850。
それまで意味も分からず硬いポリを使っていたので、打った瞬間の「ポンッ」という軽い音と、スッと前に出ていくボールにびっくりしました。
正直、「え、今までの練習時間なんだったの…」ってくらい違う。
週1〜2のゆるテニスなら、こういう柔らかめのナイロンで十分なんだな、とここでようやく理解。
ナイロンいろいろ試してみた感想
同じナイロンでも、ブランドやモデルでけっこう性格違うなと感じたのがこのあたり。
- ちょっと上品な打感で気に入ったのが
バボラ(Babolat) テニスガット ロール ブリオ(Brio) 243118。
スクール仲間の40代男性もこれにしてから「肘が楽になった」と言ってました。 - 「とにかく柔らかいのください」とお願いして張ってもらったのが
テクニファイバー(Tecnifibre) 硬式テニス ガット エックスワン バイフェイズ 12m。
これはほんとクッション感がすごくて、しばらく病みつきになりました。値段はそれなりにするけど、肘に不安がある人にはガチでおすすめしたいレベル。 - ちょっとシャープめで、でも硬すぎないバランス系として使ったのが
テクニファイバー(Tecnifibre) 硬式テニス ガット エックスアール3(XR3) 12m。
エックスワンほどフニャッとはしてないので、打ちごたえも欲しい人にちょうどいい感じ。 - 安心と信頼の「とりあえずこれ張っとけば大ケガしない」枠として一時期ロール買いしてたのが
LUXILON(ルキシロン) テニス ストリング ガット SENSATION。
ルキシロンってポリのイメージ強いけど、このナイロンはスクール用ラケットにもよく張られてて、クセがなくて使いやすかったです。
ナイロンに変えてから、「今日もネット多いな…」という謎の不調日が減って、プレー中にフォームより先にガットを疑うクセがつきました。
「スピンかけたい欲」が出てポリガットに浮気した話
ある程度ボールが入るようになってくると、「スピンかけてグイーンと落ちる重いボール打ちたい」病にかかります。
そこで手を出したのがポリエステル(ポリ)ガット。
まずは定番の
ヨネックス(YONEX) 硬式テニス ガット ポリツアープロ125(POLYTOUR PRO 125)。
これは正直かなり好きで、ナイロンから乗り換えたとき「お、ボールがちゃんと収まる!」と感動しました。ちょっと振り抜いてもアウトしにくくて、ガンガン振りたい日の安心感が違う。
さらにスピン寄りが欲しくて試したのが
ヨネックス(YONEX) 硬式テニス ストリング ガット ポリツアーレブ(POLYTOUR REV) 125。
オレンジ色のぐるぐるスピン系。ラケット振り抜いたときの「ガシッ」とボールをつかんでくれる感じが気持ちよくて、しばらくメインガットにしてました。
ただ、どちらも使い込んでいくとテンション落ちてきて、「あれ、今日やたら飛ぶな…」という日が出てくる。ここを放置すると、気づいたらフォームまで崩れてて、「上達どころか下手になってない?」と不安になったことがあります。
ルキシロンのポリは腕にくるけど気持ちいい中毒ガット
スピンの沼にさらにハマったときに、先輩に「一度は使っとけ」と言われて張ったのがルキシロン系。
- コントロール重視で張ったのが
LUXILON(ルキシロン) テニス ストリング ガット 4G 125/130。
とにかく弾かない。自分でしっかり振らないと飛ばないんだけど、その分コートに収まる感じがあって、試合前に「とにかくミス減らしたい」モードのときに張ってました。 - スピンも飛びも欲しい欲張りセットとして試したのが
LUXILON(ルキシロン) テニス ストリング ガット ALU POWER 125。
打感はカチッとしてて、ちゃんと振ったときの球質は明らかに重い。ただ、腕への負担もそれなりに来るので、週3以上打つ人がこれを高テンションで張りっぱなしにすると、肘にくる未来が見えました…。 - 「スピン命!」の友人がロールで愛用していたのが
バボラ(BabolaT) テニスガット ロール RPMブラスト(RPM BLAST)。
ナダルの影響で一時期ぼくも張ってましたが、チカラがないとただの硬いガットになります。しっかり振れる中上級者向けって感じ。
国産ポリやコスパ系で遊んでみた話
ポリにハマると、ロール買いしたくなってくるんですよね。財布と肘にダメージを受けつつ試したのがこのあたり。
- 国産でしっかりスピンかかるな〜と感心したのが
GOSEN(ゴーセン) テニス ストリング G-TOUR2 17。
食いつき感があって、ヨネックスのポリツアー系と比べると、ちょっとだけ「ガチっと噛む」感じ。 - 「とにかく安くポリを張り替えまくりたい!」って時期に勇気出して買ったのが
pros pro BLACK OUT 1.24mm 200mロール ポリエステルガット。
正直ブランド力ゼロなので不安だったけど、思ったより普通に使えました。打感はやや硬め。学生とか、とにかく本数張りたい人にはアリ。 - ちょっと上品寄りのポリで気に入ってるのが
テクニファイバー(Tecnifibre) アイスコード(ICE CODE) 120/125/130。
これ、スッとボールが伸びていく感じがあって、ガチガチの硬さはないのに、ちゃんとポリらしい軌道が出るのが好きです。
結局、テニスラケット ガット選びで一番怖いのは「放置」
いろいろ張り替えてきて思ったのは、
「どのガットを張るか」より「いつ替えるか」をサボるほうが上達の敵ってことでした。
ナイロンでもポリでも、張りたての数時間〜数回が一番おいしい。
そこを過ぎて劣化したガットで打ち続けると、
- ボールが飛ばなくなって、無理やり力む
- スピンがかからなくなって、ラケット面をこね始める
- 「今日調子悪いな…」とフォームをいじりだして迷走
みたいな負のループに入りがちです。
気づいたら、ガット代をケチったせいでフォームが崩れて、ケガもしやすくなってるという悪夢。
ぼくがいま意識しているざっくりルールは、
- 週1〜2回 → ナイロンor柔らかポリで2〜3ヶ月ごとに張り替え
- 週3以上 → ポリなら1〜1.5ヶ月で替える
- 肘や手首に違和感出たら、とりあえずナイロン(ヨネックス(YONEX) 硬式テニス ストリング ガット エアロンスーパー850 とか LUXILON(ルキシロン) テニス ストリング ガット SENSATION みたいなやつ) に逃げる
このくらい緩いマイルールでも、ガット放置時代よりははるかに調子が安定しました。
まとめ:未来の自分を守るために、次の張り替え予約だけは決めておく
テニスラケット ガットって、正直めんどくさいし、お金もかかるし、「まだ切れてないし、もうちょい我慢するか…」って先延ばしにしがちです。
でも、ガットをケチった結果、
- ボールが飛ばずにテニスが楽しくなくなる
- フォームを変にいじって迷子になる
- 肘や手首を壊して、そもそもコートに立てなくなる
みたいな「なりたくない未来」がリアルに見えてしまったので、
今はラケットを受け取ったその場で、次の張り替えの目安日をスマホにメモしています。
もし今、昔のぼくみたいに「最近ボールが全然飛ばない」「なんかテニスが楽しくない」と感じていたら、
フォームの前に、一度ガットを疑ってみてください。
そして気になったら、ナイロンなら
ヨネックス(YONEX) 硬式テニス ストリング ガット エアロンスーパー850
バボラ(Babolat) テニスガット ロール ブリオ(Brio) 243118
テクニファイバー(Tecnifibre) 硬式テニス ガット エックスワン バイフェイズ 12m
ポリなら
ヨネックス(YONEX) 硬式テニス ガット ポリツアープロ125(POLYTOUR PRO 125)
ヨネックス(YONEX) 硬式テニス ストリング ガット ポリツアーレブ(POLYTOUR REV) 125
LUXILON(ルキシロン) テニス ストリング ガット 4G 125/130
LUXILON(ルキシロン) テニス ストリング ガット ALU POWER 125
バボラ(BabolaT) テニスガット ロール RPMブラスト(RPM BLAST)
GOSEN(ゴーセン) テニス ストリング G-TOUR2 17
pros pro BLACK OUT 1.24mm 200mロール ポリエステルガット
テクニファイバー(Tecnifibre) アイスコード(ICE CODE) 120/125/130
あたりから、自分のスタイルに合いそうなものを一本選んで、まずは張りたての打感を味わってみてください。
ガットを替えたその日から、「なんか今日ちょっと上手くなったかも?」って勘違いできるくらいには、世界が変わるはずです。
テニスラケット ガット選びでボールが飛ばない不安に震えた週末の自分語り
「あれ?急にボールが飛ばない…」から始まったガット迷子生活
社会人になってから週1でテニスしてる程度の、完全アマチュアのぼくなんですが、ある週末いきなりボールがぜんっぜん飛ばなくなりました。
ラケットは悪くないはずなのに、ネットばっかり。フォームも崩れてきて、「このまま下手なまま歳をとるのか…?」と本気で凹んだ日があります。
で、原因を追いかけて行き着いたのがテニスラケットのガット。
「テニスラケット ガットなんて、とりあえず張ってあればいいでしょ」と思っていた昔の自分をぶん殴りたい…。
そこからガット沼にドボンして、実際にいろいろ試したので、完全に主観ベースで書いていきます。
ガット替えただけで世界変わった話
最初に替えたのが、いわゆる定番ナイロン系。ショップの店員さんにすすめられて張ったのが
ヨネックス(YONEX) 硬式テニス ストリング ガット エアロンスーパー850。
それまで意味も分からず硬いポリを使っていたので、打った瞬間の「ポンッ」という軽い音と、スッと前に出ていくボールにびっくりしました。
正直、「え、今までの練習時間なんだったの…」ってくらい違う。
週1〜2のゆるテニスなら、こういう柔らかめのナイロンで十分なんだな、とここでようやく理解。
ナイロンいろいろ試してみた感想
同じナイロンでも、ブランドやモデルでけっこう性格違うなと感じたのがこのあたり。
- ちょっと上品な打感で気に入ったのが
バボラ(Babolat) テニスガット ロール ブリオ(Brio) 243118。
スクール仲間の40代男性もこれにしてから「肘が楽になった」と言ってました。 - 「とにかく柔らかいのください」とお願いして張ってもらったのが
テクニファイバー(Tecnifibre) 硬式テニス ガット エックスワン バイフェイズ 12m。
これはほんとクッション感がすごくて、しばらく病みつきになりました。値段はそれなりにするけど、肘に不安がある人にはガチでおすすめしたいレベル。 - ちょっとシャープめで、でも硬すぎないバランス系として使ったのが
テクニファイバー(Tecnifibre) 硬式テニス ガット エックスアール3(XR3) 12m。
エックスワンほどフニャッとはしてないので、打ちごたえも欲しい人にちょうどいい感じ。 - 安心と信頼の「とりあえずこれ張っとけば大ケガしない」枠として一時期ロール買いしてたのが
LUXILON(ルキシロン) テニス ストリング ガット SENSATION。
ルキシロンってポリのイメージ強いけど、このナイロンはスクール用ラケットにもよく張られてて、クセがなくて使いやすかったです。
ナイロンに変えてから、「今日もネット多いな…」という謎の不調日が減って、プレー中にフォームより先にガットを疑うクセがつきました。
「スピンかけたい欲」が出てポリガットに浮気した話
ある程度ボールが入るようになってくると、「スピンかけてグイーンと落ちる重いボール打ちたい」病にかかります。
そこで手を出したのがポリエステル(ポリ)ガット。
まずは定番の
ヨネックス(YONEX) 硬式テニス ガット ポリツアープロ125(POLYTOUR PRO 125)。
これは正直かなり好きで、ナイロンから乗り換えたとき「お、ボールがちゃんと収まる!」と感動しました。ちょっと振り抜いてもアウトしにくくて、ガンガン振りたい日の安心感が違う。
さらにスピン寄りが欲しくて試したのが
ヨネックス(YONEX) 硬式テニス ストリング ガット ポリツアーレブ(POLYTOUR REV) 125。
オレンジ色のぐるぐるスピン系。ラケット振り抜いたときの「ガシッ」とボールをつかんでくれる感じが気持ちよくて、しばらくメインガットにしてました。
ただ、どちらも使い込んでいくとテンション落ちてきて、「あれ、今日やたら飛ぶな…」という日が出てくる。ここを放置すると、気づいたらフォームまで崩れてて、「上達どころか下手になってない?」と不安になったことがあります。
ルキシロンのポリは腕にくるけど気持ちいい中毒ガット
スピンの沼にさらにハマったときに、先輩に「一度は使っとけ」と言われて張ったのがルキシロン系。
- コントロール重視で張ったのが
LUXILON(ルキシロン) テニス ストリング ガット 4G 125/130。
とにかく弾かない。自分でしっかり振らないと飛ばないんだけど、その分コートに収まる感じがあって、試合前に「とにかくミス減らしたい」モードのときに張ってました。 - スピンも飛びも欲しい欲張りセットとして試したのが
LUXILON(ルキシロン) テニス ストリング ガット ALU POWER 125。
打感はカチッとしてて、ちゃんと振ったときの球質は明らかに重い。ただ、腕への負担もそれなりに来るので、週3以上打つ人がこれを高テンションで張りっぱなしにすると、肘にくる未来が見えました…。 - 「スピン命!」の友人がロールで愛用していたのが
バボラ(BabolaT) テニスガット ロール RPMブラスト(RPM BLAST)。
ナダルの影響で一時期ぼくも張ってましたが、チカラがないとただの硬いガットになります。しっかり振れる中上級者向けって感じ。
国産ポリやコスパ系で遊んでみた話
ポリにハマると、ロール買いしたくなってくるんですよね。財布と肘にダメージを受けつつ試したのがこのあたり。
- 国産でしっかりスピンかかるな〜と感心したのが
GOSEN(ゴーセン) テニス ストリング G-TOUR2 17。
食いつき感があって、ヨネックスのポリツアー系と比べると、ちょっとだけ「ガチっと噛む」感じ。 - 「とにかく安くポリを張り替えまくりたい!」って時期に勇気出して買ったのが
pros pro BLACK OUT 1.24mm 200mロール ポリエステルガット。
正直ブランド力ゼロなので不安だったけど、思ったより普通に使えました。打感はやや硬め。学生とか、とにかく本数張りたい人にはアリ。 - ちょっと上品寄りのポリで気に入ってるのが
テクニファイバー(Tecnifibre) アイスコード(ICE CODE) 120/125/130。
これ、スッとボールが伸びていく感じがあって、ガチガチの硬さはないのに、ちゃんとポリらしい軌道が出るのが好きです。
結局、テニスラケット ガット選びで一番怖いのは「放置」
いろいろ張り替えてきて思ったのは、
「どのガットを張るか」より「いつ替えるか」をサボるほうが上達の敵ってことでした。
ナイロンでもポリでも、張りたての数時間〜数回が一番おいしい。
そこを過ぎて劣化したガットで打ち続けると、
- ボールが飛ばなくなって、無理やり力む
- スピンがかからなくなって、ラケット面をこね始める
- 「今日調子悪いな…」とフォームをいじりだして迷走
みたいな負のループに入りがちです。
気づいたら、ガット代をケチったせいでフォームが崩れて、ケガもしやすくなってるという悪夢。
ぼくがいま意識しているざっくりルールは、
- 週1〜2回 → ナイロンor柔らかポリで2〜3ヶ月ごとに張り替え
- 週3以上 → ポリなら1〜1.5ヶ月で替える
- 肘や手首に違和感出たら、とりあえずナイロン(ヨネックス(YONEX) 硬式テニス ストリング ガット エアロンスーパー850 とか LUXILON(ルキシロン) テニス ストリング ガット SENSATION みたいなやつ) に逃げる
このくらい緩いマイルールでも、ガット放置時代よりははるかに調子が安定しました。
まとめ:未来の自分を守るために、次の張り替え予約だけは決めておく
テニスラケット ガットって、正直めんどくさいし、お金もかかるし、「まだ切れてないし、もうちょい我慢するか…」って先延ばしにしがちです。
でも、ガットをケチった結果、
- ボールが飛ばずにテニスが楽しくなくなる
- フォームを変にいじって迷子になる
- 肘や手首を壊して、そもそもコートに立てなくなる
みたいな「なりたくない未来」がリアルに見えてしまったので、
今はラケットを受け取ったその場で、次の張り替えの目安日をスマホにメモしています。
もし今、昔のぼくみたいに「最近ボールが全然飛ばない」「なんかテニスが楽しくない」と感じていたら、
フォームの前に、一度ガットを疑ってみてください。
そして気になったら、ナイロンなら
ヨネックス(YONEX) 硬式テニス ストリング ガット エアロンスーパー850
バボラ(Babolat) テニスガット ロール ブリオ(Brio) 243118
テクニファイバー(Tecnifibre) 硬式テニス ガット エックスワン バイフェイズ 12m
ポリなら
ヨネックス(YONEX) 硬式テニス ガット ポリツアープロ125(POLYTOUR PRO 125)
ヨネックス(YONEX) 硬式テニス ストリング ガット ポリツアーレブ(POLYTOUR REV) 125
LUXILON(ルキシロン) テニス ストリング ガット 4G 125/130
LUXILON(ルキシロン) テニス ストリング ガット ALU POWER 125
バボラ(BabolaT) テニスガット ロール RPMブラスト(RPM BLAST)
GOSEN(ゴーセン) テニス ストリング G-TOUR2 17
pros pro BLACK OUT 1.24mm 200mロール ポリエステルガット
テクニファイバー(Tecnifibre) アイスコード(ICE CODE) 120/125/130
あたりから、自分のスタイルに合いそうなものを一本選んで、まずは張りたての打感を味わってみてください。
ガットを替えたその日から、「なんか今日ちょっと上手くなったかも?」って勘違いできるくらいには、世界が変わるはずです。

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