在宅ワークが増えてから、デスク周りがどんどんカオスになってきました。最初はノートPCだけだったのに、気づけばモニターだらけ、ケーブルだらけ、しかもどれも「これがあれば作業効率アップ!」って自分に言い聞かせて買ったやつです。
たとえばモバイルバッテリーは、外出ほとんどしないくせに安心感が欲しくてAnker PowerCore 10000を置きっぱなし。机の上でほこりをかぶりながらも、「停電したら役に立つかも」と意味不明な言い訳をしてます。
キーボードも、ノートPCのキーボードで十分だったのに、デザインがかわいいからという理由だけでApple Magic Keyboardを導入。しかもマウスは手首がつらいからと自分に甘くなって、エルゴノミクスっぽい響きに惹かれてLogicool MX Master 3Sをポチり。結果、机の上で一番場所を取っているのが入力デバイスたちという本末転倒ぶりです。
モニターは作業効率が2倍になるとかいう記事を真に受けて、4KのDell U2720QMを買いました。確かに広くて快適なんですけど、画面が広くなった分だけウィンドウを開きまくって散らかるという、部屋の汚さそのまんまみたいな状態に。暗いと目に悪そうだからと、バー型のライトまで追加してしまい、気づけばモニターの上にはBenQ ScreenBarが鎮座しています。おしゃれ感は出たけど、電源ケーブルが1本増えて、結局またケーブル整理の悩みが増えました。
音楽でも流して集中しようと思って、スマートスピーカーも導入しました。最初は半信半疑だったのに、セールで安くなってたからというだけでAmazon Echo Dot 第5世代を購入。「アレクサ、Lo-Fiかけて」とか言うと、それっぽく作業してる気にはなるんですけど、実際はSNSを眺めてる時間のほうが長かったりします。
テレビを見る時間を減らすために、あえて地上波を封印してみようと思ったのに、結局VODにどっぷりハマってしまって、今度はFire TV Stick 4K Maxを差しっぱなし。作業が行き詰まると「ちょっとだけYouTube…」のつもりが、気づいたら夜になっているパターンが何度もありました。
読書習慣を取り戻したいと思って導入したのがKindle Paperwhite。これはかなり気に入っていて、紙の本よりも気軽に読めるんですが、「参考書も積んでおけば勉強するはず」と思って買ったまま開いてない技術書が、電子版に姿を変えてクラウド上で積読されているだけという事実には、なるべく目をそらしています。
騒がしい環境でも集中したいからと、自分へのご褒美として買ったノイキャンヘッドホンがSony WH-1000XM5。これは正直めちゃくちゃ良くて、電車でもカフェでも世界が一瞬で静かになるんですが、自宅デスクで使うと、家族に話しかけられても気づかない問題が発生しました。静けさと引き換えに、人間関係のノイズキャンセリングまでしてしまっている気がします。
仕事とプライベートの境目をなくしている元凶のひとつがゲーム機です。気分転換のつもりが、気づけばガッツリ遊んでしまうNintendo SwitchとPlayStation 5。どちらも「クリエイティブな発想には休憩が必要」と自分に言い聞かせて買ったんですが、実際はゲームの続きが気になって仕事に戻れないことのほうが多いです。
電源タップも、普通のもので良かったはずなのに、USBポート付きでスリムなやつが欲しくなってAnker PowerPort Strip PD 6を導入。確かに便利なんですけど、その便利さに甘えてどんどん充電するガジェットが増えていくという、終わりのないループに入ってしまいました。
データのバックアップが不安になってきて、気づけば外付けSSDも追加。小さくて速そうという理由だけでSanDisk Extreme Portable SSD 1TBを選びました。バックアップを自動化しておけば安心、と思っているのに、実際にはバックアップの設定画面を開いたまま放置している日も多くて、「いつかちゃんとやる」という謎の安心感だけを手に入れています。
文章を書く環境にもこだわってしまい、ミニマルでカッコいいからという理由だけでキングジム デジタルメモ ポメラ DM250まで手を出しました。これを使えば執筆だけに集中できるはず…と思っていたのに、実際には起動して数行書いたあと、「これ、ブログにするほどの内容かな」と悩んで電源を切る、というのを繰り返しています。
健康管理もしたほうがいい気がして、運動のモチベーションアップを期待して買ったのがシャオミ Mi スマートバンド 8。歩数や睡眠データが見えるのは楽しいんですが、グラフを眺めて満足してしまい、「今日はあんまり歩いてないな」とわかっても、そのまま椅子に座り続けている自分がいます。
こうやって並べてみると、どのガジェットもそれなりに役に立ってはいるんですが、「これさえあれば人生が劇的に変わるはず」と期待しすぎているところが一番の問題かもしれません。結局、在宅デスク周りが片付かない一番の理由は、物が多いことよりも、自分の欲望にブレーキをかけられない性格なんだろうなーと、散らかった机を眺めながらぼんやり思っています。
ガジェット沼 在宅デスク周りが片付かない悩み
在宅ワークが増えてから、デスク周りがどんどんカオスになってきました。最初はノートPCだけだったのに、気づけばモニターだらけ、ケーブルだらけ、しかもどれも「これがあれば作業効率アップ!」って自分に言い聞かせて買ったやつです。
たとえばモバイルバッテリーは、外出ほとんどしないくせに安心感が欲しくてAnker PowerCore 10000を置きっぱなし。机の上でほこりをかぶりながらも、「停電したら役に立つかも」と意味不明な言い訳をしてます。
キーボードも、ノートPCのキーボードで十分だったのに、デザインがかわいいからという理由だけでApple Magic Keyboardを導入。しかもマウスは手首がつらいからと自分に甘くなって、エルゴノミクスっぽい響きに惹かれてLogicool MX Master 3Sをポチり。結果、机の上で一番場所を取っているのが入力デバイスたちという本末転倒ぶりです。
モニターは作業効率が2倍になるとかいう記事を真に受けて、4KのDell U2720QMを買いました。確かに広くて快適なんですけど、画面が広くなった分だけウィンドウを開きまくって散らかるという、部屋の汚さそのまんまみたいな状態に。暗いと目に悪そうだからと、バー型のライトまで追加してしまい、気づけばモニターの上にはBenQ ScreenBarが鎮座しています。おしゃれ感は出たけど、電源ケーブルが1本増えて、結局またケーブル整理の悩みが増えました。
音楽でも流して集中しようと思って、スマートスピーカーも導入しました。最初は半信半疑だったのに、セールで安くなってたからというだけでAmazon Echo Dot 第5世代を購入。「アレクサ、Lo-Fiかけて」とか言うと、それっぽく作業してる気にはなるんですけど、実際はSNSを眺めてる時間のほうが長かったりします。
テレビを見る時間を減らすために、あえて地上波を封印してみようと思ったのに、結局VODにどっぷりハマってしまって、今度はFire TV Stick 4K Maxを差しっぱなし。作業が行き詰まると「ちょっとだけYouTube…」のつもりが、気づいたら夜になっているパターンが何度もありました。
読書習慣を取り戻したいと思って導入したのがKindle Paperwhite。これはかなり気に入っていて、紙の本よりも気軽に読めるんですが、「参考書も積んでおけば勉強するはず」と思って買ったまま開いてない技術書が、電子版に姿を変えてクラウド上で積読されているだけという事実には、なるべく目をそらしています。
騒がしい環境でも集中したいからと、自分へのご褒美として買ったノイキャンヘッドホンがSony WH-1000XM5。これは正直めちゃくちゃ良くて、電車でもカフェでも世界が一瞬で静かになるんですが、自宅デスクで使うと、家族に話しかけられても気づかない問題が発生しました。静けさと引き換えに、人間関係のノイズキャンセリングまでしてしまっている気がします。
仕事とプライベートの境目をなくしている元凶のひとつがゲーム機です。気分転換のつもりが、気づけばガッツリ遊んでしまうNintendo SwitchとPlayStation 5。どちらも「クリエイティブな発想には休憩が必要」と自分に言い聞かせて買ったんですが、実際はゲームの続きが気になって仕事に戻れないことのほうが多いです。
電源タップも、普通のもので良かったはずなのに、USBポート付きでスリムなやつが欲しくなってAnker PowerPort Strip PD 6を導入。確かに便利なんですけど、その便利さに甘えてどんどん充電するガジェットが増えていくという、終わりのないループに入ってしまいました。
データのバックアップが不安になってきて、気づけば外付けSSDも追加。小さくて速そうという理由だけでSanDisk Extreme Portable SSD 1TBを選びました。バックアップを自動化しておけば安心、と思っているのに、実際にはバックアップの設定画面を開いたまま放置している日も多くて、「いつかちゃんとやる」という謎の安心感だけを手に入れています。
文章を書く環境にもこだわってしまい、ミニマルでカッコいいからという理由だけでキングジム デジタルメモ ポメラ DM250まで手を出しました。これを使えば執筆だけに集中できるはず…と思っていたのに、実際には起動して数行書いたあと、「これ、ブログにするほどの内容かな」と悩んで電源を切る、というのを繰り返しています。
健康管理もしたほうがいい気がして、運動のモチベーションアップを期待して買ったのがシャオミ Mi スマートバンド 8。歩数や睡眠データが見えるのは楽しいんですが、グラフを眺めて満足してしまい、「今日はあんまり歩いてないな」とわかっても、そのまま椅子に座り続けている自分がいます。
こうやって並べてみると、どのガジェットもそれなりに役に立ってはいるんですが、「これさえあれば人生が劇的に変わるはず」と期待しすぎているところが一番の問題かもしれません。結局、在宅デスク周りが片付かない一番の理由は、物が多いことよりも、自分の欲望にブレーキをかけられない性格なんだろうなーと、散らかった机を眺めながらぼんやり思っています。

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