レメブーツサイズ感って実際どう？ゆるっとサイズ選びを語ってみる

最近、セレクトショップに行くと必ずと言っていいほどレメブーツを見かけるようになりました。シンプルでちょっと大人っぽいのに、どこか“頑張りすぎていない”雰囲気があって、個人的には眺めているだけでも楽しいブランドです。
ヨーロッパサイズ表記のREMME ブーツは、数字だけだとサイズ感がつかみにくくて、店頭で前をうろうろしながら「36？37？どっち？」と迷っている人をよく見かけます。この記事では、そういう“サイズどうしよう問題”を、かなり主観まじりに整理してみます。

まず、レメのラインナップをざっくり分けると、サイドゴア系、チェルシー系、ロングブーツ系、あとはショート丈のきれいめ系という感じで分かれている印象です。サイドゴア系だと、セレクトの棚に並んでいることが多いのがREMME/レメサイドゴアブーツや、もう少し品番まで書かれているレメサイドゴアブーツ ZH-05177あたり。サイドゴア好きとしては、見つけるたびについじっと眺めてしまいます。
チェルシータイプだと、サイドのゴムが主張しすぎないREMME/レメチェルシーブーツが王道なポジションで、スカートにもデニムにも合わせやすい、いわゆる“間違いないやつ”という印象。

ロングブーツ系は、きれいめ派が吸い寄せられていくREMME/レメロングブーツから、ベーシック路線のREMME ベーシックロングブーツ、甲をすっぽり覆うデザインが可愛いREMME カバーロングブーツまで、微妙にニュアンスの違うモデルがいくつもあります。ヒールがあるタイプだと、細身で女っぽく履けそうなREMME ヒールロングブーツと、さりげなく脚が盛れるREMME インヒールロングブーツもよく名前を見かけます。
ちょっとカジュアル寄りに振りたい人向けには、柔らかそうなスエードの【REMME/レメ】スエードレザーショートブーツや、ソールがしっかりしていて頼りがいありそうなREMME レザーサイドゴアブーツ、ロング丈でもほっこり見えがちなREMME スエードロングブーツなんかもあって、正直、眺めているだけで「今日はどのブーツと街を歩きたいかな」みたいな妄想タイムに突入します。

そんな感じで、ラインナップの事情だけでもなかなか幅広いレメですが、いちばん気になるのはやっぱりサイズ感。ヨーロッパサイズの35、36、37……と数字が並んでいるショーケースを前にすると、足の長さだけじゃなくて「甲の高さ」「幅」「ふくらはぎ」まで一気に気になってきます。レメのブーツは全体的にすっきりしたシルエットなので、見た目の印象だけだと「これ、細くない？」と構えてしまう人も多そうです。

ここからは、ショップでの試着の雰囲気や、SNSやレビューを読みあさりながら個人的に感じた「レメブーツサイズ感」のざっくりした印象を、かなりラフにまとめてみます。

まずサイドゴア系。ゴムのテンションが程よくて、足首をぎゅっと支えてくれるぶん、履き口は少しタイトに感じやすいようです。REMME/レメサイドゴアブーツやレメサイドゴアブーツ ZH-05177あたりは、履いてしまえばつま先に少し余裕があるのに、入り口で止まる感覚がある、という話を何度か目にしました。甲が高めの人や、足首がしっかりしている人は、ワンサイズ上も候補に入れておくと気持ちが楽かもしれません。
一方チェルシータイプのREMME/レメチェルシーブーツは、サイドゴアよりもややすっきりとした見た目で、足首まわりもピタっと決まる印象があります。細身のパンツをインしても、ブーツだけ妙にごつくならず、全体のバランスがとりやすそうです。そのぶん、厚手ソックスを合わせるときは、いつものサイズだときゅっとしまる感じが出やすいので、冬本番用に考えるなら半サイズ大きめをイメージして選ぶ人も多そうです。

ロングブーツに関しては、足長よりもふくらはぎの太さ問題が一気に存在感を増してきます。定番系のREMME/レメロングブーツや、きれいめなREMME ヒールロングブーツは、見た目どおりわりとシャープな筒感で、ふくらはぎがしっかりしている人だと、足首まではすんなり入るのに途中で止まる、という話もよく聞きます。逆に、筒が少し太めでリラックスして履けそうなのがREMME ベーシックロングブーツやREMME カバーロングブーツ系で、スキニーや薄手のデニムならブーツインできるぐらいの余裕があるモデルも多い印象です。
インヒール入りのREMME インヒールロングブーツは、ヒールが高すぎるピンヒールとは違って、見た目はフラット寄りなのにさりげなくスタイルアップできるポジション。ヒール感に慣れていない人でも、たぶん“頑張っている感じ”になりにくいのが魅力かなと思います。

素材で言うと、レザー系は初め少し硬さがあっても、履いていくうちにだんだん足に沿って柔らかくなってくるイメージがあります。サイドゴアでもロングでも、最初にきゅっと感じても、レザーが馴染んでくると「ちょうどよかったかも」と落ち着くケースも多そうです。スエード系の【REMME/レメ】スエードレザーショートブーツやREMME スエードロングブーツは、最初から足当たりが柔らかそうなので、コツコツ慣らしていくというよりは、ふんわり包み込まれる感じを想像しながら選びたくなります。

じゃあ実際、サイズはどう選ぶのが無難なのかという“性能”寄りの話に移ると、レメのブーツはざっくり「35＝22.5cm、36＝23cm、37＝23.5cm、38＝24cm、39＝24.5cm」あたりを目安にしているショップが多い印象です。普段23.5cm前後の人なら37、24cmなら38、24.5cmなら39、という感じで見ると、思ったよりシンプルに選べます。
ただし、ここに「甲の高さ」と「幅」と「ふくらはぎ」が絡んできます。サイドゴア系やREMME レザーサイドゴアブーツみたいに足首をしっかりホールドするタイプは、甲が高めの人や厚手ソックス前提の人だと、足入れの段階で攻防が起きやすいので、迷ったら上のサイズも試してみる、くらいの感覚で構えておいた方が気楽です。
ロングブーツ系は、足長だけで決めると、ふくらはぎでつまずきやすいので、ふくらはぎがしっかりめの人は、REMME ベーシックロングブーツやREMME カバーロングブーツのような、筒に少しゆとりのあるモデルを狙ったり、きれいめなREMME ヒールロングブーツやREMME/レメロングブーツを選ぶなら、ワンサイズ上も視野に入れておくと安心そうです。

全体的な印象としては、レメのブーツは「見た目はすっきりだけど、履いてみるとそこまで攻撃的ではない」サイズ感が多い気がします。いつものスニーカーサイズからガッツリ変える必要まではなくて、普段のcm感覚をベースにしながら、「甲高かどうか」「厚手ソックスを履くか」「ふくらはぎが心配かどうか」で微調整していく感じ。
サイドゴア派ならREMME/レメサイドゴアブーツやレメサイドゴアブーツ ZH-05177を、チェルシー派ならREMME/レメチェルシーブーツを、ロング派ならREMME ベーシックロングブーツやREMME インヒールロングブーツあたりをイメージしながら、自分の足の特徴と相談してみると、だんだん「これかな」というサイズに絞れてくるはずです。

そんなふうに、ちょっと悩ましいけれど、悩んでいる時間も楽しいのがレメのブーツ。今日もどこかのショップで、レメブーツの前でサイズ表とにらめっこしている誰かがいるんだろうな、と思いながら、次にお店で見かけたときはまたこっそりサイズ感を観察してしまいそうです。

レメブーツサイズ感って実際どう？ゆるっとサイズ選びを語ってみる