エクスプロージョン スクリューって結局なに?DIY素人がコンクリートに棚を付けてみた話

「エクスプロージョン スクリュー」と初めて出会った日

コンクリートの壁に棚を付けたくて、ネットをさまよっていたら「エクスプロージョン スクリュー」という聞き慣れないワードにぶつかりました。
どうやらエキスパンションボルト系の金具を、ちょっとクセのある英語名で呼んだものらしい、というところから僕の沼がスタートしました。

調べれば調べるほど、サイズも材質も種類も多くて頭がパンクしそう。結局、いろんな商品をポチって自分の部屋とベランダで実験することになりました。

ここでは、完全に素人目線で感じたことと、実際に使ってみて「これなら友だちにも勧められるな」と思った製品をまとめておきます。


ざっくり仕組み:エクスプロージョン スクリューは「あと施工アンカー」の仲間

エクスプロージョン スクリュー=エキスパンションボルトは、ざっくり言うと

  • コンクリートに穴をあける
  • 金属のスリーブ付きボルトを差し込む
  • ナットを締めると中でスリーブが膨らんでガッチリ噛む

というシンプルな金具です。

ナットを締めるだけで内部が「パンッ」と広がって固定される感じが、なんとなく“エクスプロージョン(爆発)”っぽいので、妙に名前の説得力はあります。


僕が実際に試した金具と工具たち

まずは、エクスプロージョン スクリュー(エキスパンションボルト)本体と、一緒に使った工具たちをざっと紹介します。ここから選べば、とりあえず「失敗はしにくいラインナップ」だと思います。

室内の棚・ラック向けに選んだ金具

ベランダや屋外で使った金具

重いもの・ガチ固定用に触ってみたやつ

「エクスプロージョン スクリュー」系の名前で売られていたもの

一緒に揃えた工具たち

正直、金具そのものよりも「穴あけの精度」で仕上がりが決まるので、ドリルまわりはケチらず買いました。


実際の取り付け手順(素人流)

あくまで僕のやり方ですが、エクスプロージョン スクリューを使うときはざっくりこんな流れです。

  1. 位置決め
    棚受け金具を仮あてして、穴位置を鉛筆でマーキング。ここで水平器をサボると、後で「なんか傾いて見える…」地獄になるので注意。
  2. 下穴あけ
    選んだボルトの径より、0.5〜1mmくらい大きいドリルビットをセット。先に紹介したビットとドリルで、指定の深さよりちょい深めまであけます。粉がすごいので、掃除機とマスクは必須だなと思いました。
  3. 穴の清掃
    ブロワーや刷毛、掃除機で粉をできるだけ取り除く。ここを手抜きすると、膨張するときに粉が邪魔して効きが悪くなる感じがします。
  4. エクスプロージョン スクリューを差し込む
    スリーブごと穴に差し込んで、軽くハンマーでコンコンと奥まで押し込むイメージ。
  5. ナットを締め込む
    最初はラチェットで、最後の仕上げだけトルクレンチで軽く締めてあげると、左右で締め具合が揃って気持ちいいです。
  6. ぐらつきチェック
    固定したいものをグイグイと揺らしてみて、明らかに動くようなら一度抜いてやり直し。
    何度か失敗して学んだのは「変だなと思ったら無理に使わない」ことでした。

使ってみて感じたメリット・デメリット(完全主観)

よかったところ

  • 一度ビシッと決まると、棚にぶら下がってもびくともしないレベルの安心感
  • ナットを締めるだけなので、構造を理解してしまえば作業はシンプル
  • ステンレスのタイプは、屋外でも「錆びてきたな…」という不安が少ない
  • サイズ違いのセットを一つ持っておくと、「あ、この程度なら細いほうでいけるな」と選べて楽しい

ちょっと怖かったところ・難しかったところ

  • 下穴の精度が悪いと、一気に不安定になる
    (最初は穴を斜めに開けてしまい、何本か無駄にしました…)
  • コンクリートの状態が悪いと、膨張させた瞬間に周囲が欠けることがある
  • 失敗した穴の処理が地味に面倒(埋め戻してパテでならすなど)

用途別に選ぶなら、こんなイメージ

最後に、実際に使ってみた感覚での「ざっくり指標」をまとめておきます。


エクスプロージョン スクリュー/エキスパンションボルトは、ちゃんと手順を守れば素人DIYでもかなり頼れる金具でした。
最初はちょっと怖いけれど、練習がてら余裕のある場所で何本か試してみると、「コンクリートに固定できる」という新しい遊び場が広がって、なかなか楽しいです。

エクスプロージョン スクリューって結局なに?DIY素人がコンクリートに棚を付けてみた話

「エクスプロージョン スクリュー」と初めて出会った日

コンクリートの壁に棚を付けたくて、ネットをさまよっていたら「エクスプロージョン スクリュー」という聞き慣れないワードにぶつかりました。
どうやらエキスパンションボルト系の金具を、ちょっとクセのある英語名で呼んだものらしい、というところから僕の沼がスタートしました。

調べれば調べるほど、サイズも材質も種類も多くて頭がパンクしそう。結局、いろんな商品をポチって自分の部屋とベランダで実験することになりました。

ここでは、完全に素人目線で感じたことと、実際に使ってみて「これなら友だちにも勧められるな」と思った製品をまとめておきます。


ざっくり仕組み:エクスプロージョン スクリューは「あと施工アンカー」の仲間

エクスプロージョン スクリュー=エキスパンションボルトは、ざっくり言うと

  • コンクリートに穴をあける
  • 金属のスリーブ付きボルトを差し込む
  • ナットを締めると中でスリーブが膨らんでガッチリ噛む

というシンプルな金具です。

ナットを締めるだけで内部が「パンッ」と広がって固定される感じが、なんとなく“エクスプロージョン(爆発)”っぽいので、妙に名前の説得力はあります。


僕が実際に試した金具と工具たち

まずは、エクスプロージョン スクリュー(エキスパンションボルト)本体と、一緒に使った工具たちをざっと紹介します。ここから選べば、とりあえず「失敗はしにくいラインナップ」だと思います。

室内の棚・ラック向けに選んだ金具

ベランダや屋外で使った金具

重いもの・ガチ固定用に触ってみたやつ

「エクスプロージョン スクリュー」系の名前で売られていたもの

一緒に揃えた工具たち

正直、金具そのものよりも「穴あけの精度」で仕上がりが決まるので、ドリルまわりはケチらず買いました。


実際の取り付け手順(素人流)

あくまで僕のやり方ですが、エクスプロージョン スクリューを使うときはざっくりこんな流れです。

  1. 位置決め
    棚受け金具を仮あてして、穴位置を鉛筆でマーキング。ここで水平器をサボると、後で「なんか傾いて見える…」地獄になるので注意。
  2. 下穴あけ
    選んだボルトの径より、0.5〜1mmくらい大きいドリルビットをセット。先に紹介したビットとドリルで、指定の深さよりちょい深めまであけます。粉がすごいので、掃除機とマスクは必須だなと思いました。
  3. 穴の清掃
    ブロワーや刷毛、掃除機で粉をできるだけ取り除く。ここを手抜きすると、膨張するときに粉が邪魔して効きが悪くなる感じがします。
  4. エクスプロージョン スクリューを差し込む
    スリーブごと穴に差し込んで、軽くハンマーでコンコンと奥まで押し込むイメージ。
  5. ナットを締め込む
    最初はラチェットで、最後の仕上げだけトルクレンチで軽く締めてあげると、左右で締め具合が揃って気持ちいいです。
  6. ぐらつきチェック
    固定したいものをグイグイと揺らしてみて、明らかに動くようなら一度抜いてやり直し。
    何度か失敗して学んだのは「変だなと思ったら無理に使わない」ことでした。

使ってみて感じたメリット・デメリット(完全主観)

よかったところ

  • 一度ビシッと決まると、棚にぶら下がってもびくともしないレベルの安心感
  • ナットを締めるだけなので、構造を理解してしまえば作業はシンプル
  • ステンレスのタイプは、屋外でも「錆びてきたな…」という不安が少ない
  • サイズ違いのセットを一つ持っておくと、「あ、この程度なら細いほうでいけるな」と選べて楽しい

ちょっと怖かったところ・難しかったところ

  • 下穴の精度が悪いと、一気に不安定になる
    (最初は穴を斜めに開けてしまい、何本か無駄にしました…)
  • コンクリートの状態が悪いと、膨張させた瞬間に周囲が欠けることがある
  • 失敗した穴の処理が地味に面倒(埋め戻してパテでならすなど)

用途別に選ぶなら、こんなイメージ

最後に、実際に使ってみた感覚での「ざっくり指標」をまとめておきます。


エクスプロージョン スクリュー/エキスパンションボルトは、ちゃんと手順を守れば素人DIYでもかなり頼れる金具でした。
最初はちょっと怖いけれど、練習がてら余裕のある場所で何本か試してみると、「コンクリートに固定できる」という新しい遊び場が広がって、なかなか楽しいです。

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