zenith ヘルメットサイズ感で迷ったときのゆるいサイズ選びメモ

バイクに乗るときのヘルメットって、性能より前にまず「サイズ感どうなんだ問題」がありますよね。特にヤマハのジェットやシステムでおなじみのヤマハ ZENITH ヘルメットは、モデルもサイズもやたら多くて、「自分の頭に合うのどれなんだろう…」と検索窓に「zenith ヘルメットサイズ感」と打ち込んでしまう気持ち、すごくよく分かります。しかもヤマハバイクヘルメットジェット YJ-14 ZENITH だとかヤマハバイクヘルメットジェット YJ-17 ZENITH-P だとか、似たような名前が多くて余計にややこしいんですよね。さらにジェットだけじゃなくヤマハバイクヘルメットシステム YJ-19 ZENITH やヤマハバイクヘルメットシステム YJ-21 ZENITH のようなシステムタイプもあるので、もう少し分かりやすくしてほしい…と個人的には思ってしまいます。

いろいろサイズ表や口コミを眺めていると、ざっくりした印象としてヤマハ ZENITH ヘルメットシリーズは「かぶり口がキュッとタイトで、頬も締まり気味」という声が多い印象です。特にヤマハバイクヘルメットジェット YJ-17 ZENITH-P なんかは、被る瞬間に耳や頬がギュッと押される、でも奥まで入ってしまえばホールド感が気持ちいい、というコメントがよく見つかります。逆に、最初からゆるっと被りたい人だと「ちょっと小さめかな」と感じやすそうです。

初期のジェットとして定番のヤマハバイクヘルメットジェット YJ-14 ZENITH は、全体的にコンパクトで浅めのかぶり心地だと言われることが多いです。サイズ表的にはMだと頭囲57〜58cmくらいの想定ですが、感覚的には「表の上限に近い人はワンサイズ上を意識したほうがいいかも」という印象を受けます。Lまでしか展開がないので、頭囲が60cmを超えてくるライダーには、もっと余裕のあるモデルのほうが安心かもしれません。

最近の定番として名前をよく見かけるのがヤマハバイクヘルメットジェット YJ-20 ZENITH で、こちらはXSからXXLまでサイズ展開が広いのが特徴です。頭囲62〜63cmクラスの人でも、サイズ表上はXXLでカバーできるようになっていて、大きめ頭のライダーにとってはありがたい存在です。ただ、これもやっぱり「ZENITHらしく」タイトめのフィットを好む方向けという雰囲気があって、ジャストサイズを狙うならサイズ表どおり、かなり余裕が欲しいならワンサイズ上、という感覚で考える人が多そうです。

システム派の人が気になるヤマハバイクヘルメットシステム YJ-19 ZENITH やヤマハバイクヘルメットシステム YJ-21 ZENITH に関しては、構造上どうしても重さが増える分、サイズ感がシビアになりがちです。軽いヘルメットなら多少きつくても許せるところが、システムだと「少しでも合わないと首が疲れる」と感じる人も多いようなので、ここはかなり慎重にサイズを選びたいところ。特にヤマハバイクヘルメットシステム YJ-21 ZENITH では、S〜Lまで同じ帽体を使い、XLだけシェルが大きくなるという話もあるので、見た目のシルエットを気にする人はそのあたりも頭に入れておくと良さそうです。

最新寄りのモデルとしてはヤマハバイクヘルメット YJ-22II ZENITH も候補に入ってきますが、こちらも基本的なサイズレンジや「ZENITHらしいタイトめ傾向」は同じ路線という印象です。あごヒモの位置やシールドの開閉感、インカムの取り付けやすさなど、細かい部分はアップデートされているものの、サイズ感がいきなり別物になった、というほどの差は感じにくいと思います。

感覚的なざっくりまとめとしては、普段他メーカーのヘルメットで「Mだと少しキツいけどLだとゆるい」というギリギリラインの人がヤマハ ZENITH ヘルメットを選ぶと、同じサイズだとかなりタイト寄りになりやすいイメージです。逆に「むしろピタピタが好き、頬もギュッと押さえられていたい」という人なら、表のど真ん中くらいのサイズをそのまま素直に選んで、馴染むまで少し我慢する、というスタイルもアリかもしれません。

肝心の性能という意味では、どのモデルも風切り音やベンチレーション、シールドの開閉感などはかなり現代的に仕上がっている印象があります。たとえばヤマハバイクヘルメットジェット YJ-17 ZENITH-P やヤマハバイクヘルメットジェット YJ-20 ZENITH のようなサンバイザー付きジェットだと、夏場の眩しさをかなり軽減してくれますし、シールドも街乗りから高速までそこそここなせる感じです。ただ、いくら性能が良くてもサイズが合わなければ長時間のツーリングは辛くなるので、やっぱり「まずはサイズありき」だなあと思います。

個人的には、頭囲が60cm近辺だったり、頬が張り気味だったり、メガネやインカムを併用したい人は、最初からヤマハバイクヘルメットジェット YJ-20 ZENITH のXLやXXL、あるいはシステムならヤマハバイクヘルメットシステム YJ-19 ZENITH やヤマハバイクヘルメットシステム YJ-21 ZENITH の大きめサイズに目を向けたほうが、後悔は少ない気がします。逆に、コンパクトなシルエットや軽さを優先したいスクーター通勤派なら、浅めコンパクトなヤマハバイクヘルメットジェット YJ-14 ZENITH やヤマハバイクヘルメット YJ-22II ZENITH あたりが使いやすそうです。

最終的には、頭囲をきちんとメジャーで測ったうえで、サイズ表を見ながらヤマハ ZENITH ヘルメットのどのモデルを選ぶか、という少し地味な作業がいちばんの近道かなと感じます。通販で一発勝負するより、気になるモデル、たとえばヤマハバイクヘルメットジェット YJ-20 ZENITH やヤマハバイクヘルメットシステム YJ-21 ZENITH を候補にしつつ、自分の「ちょうどいい締め付け感」をイメージして選んでいくのが、zenith ヘルメットサイズ感との付き合い方としては一番平和かな、というゆるい結論です。

zenith ヘルメットサイズ感で迷ったときのゆるいサイズ選びメモ