ニューバランスとバンズはどっちが大きい？サイズ感をゆるく語る話

ニューバランスサイズ感バンズで検索していると、「普段バンズなのにニューバランスが気になる」「ニューバランスばかり見てきたけどオールドスクールも履いてみたい」みたいな、ちょっと浮気心に近い空気を感じることがある。とくにストリート寄りの服が好きな人だと、足元をニューバランスでふわっとさせるか、バンズでピシッと締めるか、かなり悩みどころだと思う。
でも実際のところ、「同じ26.0cmで大丈夫なのか」「574とオールドスクールの差は？」「996とスリッポンで迷ってる」みたいな細かいところは、サイズ表だけ見てもよくわからない。そんなモヤモヤを整理したくて、趣味の延長みたいなノリで、代表的なモデル同士のサイズ感の違いをラフにまとめてみる。

事情編：ニューバランス派とバンズ派が迷いがちなポイント

まずニューバランス側。街でよく見かけるのはニューバランス 574とかニューバランス ML574、すっきりした見た目が好きならニューバランス CM996やニューバランス 996、ボリューム感が欲しい人はニューバランス 2002Rやニューバランス 530、クラシック寄りに攻めたい人はニューバランス 990v5あたりをチェックすることが多いと思う。これらはどれも「クッションたっぷりで、横幅もそこそこ余裕がある」というイメージが強い。

対してバンズ側。キャンバスの定番ならバンズオールドスクールとバンズオーセンティック、脱ぎ履き重視ならバンズスリッポン、ハイカット好きならバンズスケートハイ（SK8-HI）やバンズエラあたり。こちらは見た目も履き心地も「細くてフラット」という印象がかなり強め。

この二つのブランドの世界を行ったり来たりしようとすると、「ニューバランス24.5で履いているならバンズは25.0？それとも24.5のままでいい？」みたいな細かい計算が始まる。代表的なところで、ニューバランス 574とバンズオールドスクール、ニューバランス CM996とバンズスリッポン、ニューバランス 2002Rとバンズスケートハイ（SK8-HI）みたいな比較がとくに気になるところだと思う。

感想編：ざっくり言うとニューバランスゆったり、バンズきゅっと

ざっくりした感想だけ先に言うと、ニューバランスサイズ感バンズを比べたとき、全体のイメージとしては「ニューバランスはちょいゆったり」「バンズはちょいタイト」で落ち着く感じがある。たとえばニューバランス 574やニューバランス U574、ニューバランス ML574あたりは、つま先に少し余裕があって、横幅もそこまで締め付けないイメージが強い。それに対してバンズオーセンティックやバンズエラは、足長はそこまで変わらないのに、横幅のフィットがかなりタイトに感じられがち。

もう少し細かく見ると、ニューバランスの中でもニューバランス 996とニューバランス CM996はわりと細身寄りで、ニューバランス 2002Rやニューバランス 530はボリューム感があって、足幅広めの人でも「包まれる感じ」で履けることが多い印象がある。
バンズも同じで、バンズオールドスクールはキャンバスで多少馴染むとはいえ最初はきゅっとしていて、バンズスリッポンは甲の締め付けを感じる人も多い。バンズスケートハイ（SK8-HI）はハイカットでアンクル周りがタイトなので、ニューバランスの感覚で選ぶと「思ったより狭いな」と感じやすい。

性能・サイズ感の違い編：何センチで合わせるかの目安

ここからは、実際にサイズを選ぶときのざっくりした目安を、モデル名を挙げながらラフにまとめてみる。

まずニューバランスからバンズに行くパターン。たとえばニューバランス 574やニューバランス ML574、ニューバランス U574、ニューバランス 2002Rあたりでちょうどいいサイズを履いている人が、バンズオールドスクールやバンズオーセンティックに移るときは、同じセンチ数だと横幅がタイトに感じやすいので、0.5cmアップを検討する人が多いイメージがある。
とくに足幅が広い、甲が高いという自覚があるなら、バンズスリッポンやバンズスケートハイ（SK8-HI）はジャストだとかなり攻めたフィットになるので、ハーフサイズ上げておいた方が気楽に履けることが多そう。

逆にバンズからニューバランスへ行くケース。たとえばバンズオールドスクールやバンズオーセンティックの26.0cmがしっくりきている人がニューバランス CM996やニューバランス 996を選ぶときは、同じ26.0cmでちょうどよい、もしくは「ほんの少し余裕が出る」ぐらいの印象になりやすい。よりクッション重視ならニューバランス 2002Rやニューバランス 530の同サイズを選ぶと、バンズに比べて「つま先と横幅に余裕があるふかふかスニーカー」というイメージになりやすい。

もう少し踏み込んでしまうと、ニューバランスの上位ラインであるニューバランス 990v5なんかは、バンズオールドスクールと比べるとまったく別物級の履き心地で、「同じセンチ数でも一日中歩き回るならこちら」というイメージがかなり強い。
ニューバランスにはウイズ展開があるモデルも多くて、ニューバランス 574系やニューバランス 996系の一部、ニューバランス 990v5などは幅広モデルも選べるので、足幅がネックになっていた人にはかなりありがたい存在だと思う。バンズは基本ワイズが一種類なので、バンズオールドスクールやバンズスリッポンでどうしてもきつい場合は、センチ数を上げるしかない場面も出てくる。

最後にざっくりまとめると、ニューバランスサイズ感バンズの関係は「同じセンチでもニューバランスは余裕が出やすい、バンズは細くタイトになりやすい」というイメージで見ておくと、モデル選びが少し楽になると思う。
普段ニューバランス 574やニューバランス CM996、ニューバランス 2002Rあたりでちょうど良い人は、バンズオールドスクールやバンズオーセンティック、バンズスリッポンを選ぶときにハーフサイズアップを意識しておくと、オンラインでも大きな失敗は減らせるはず。逆にバンズ基準で考えている人は、ニューバランス 574やニューバランス 996、ニューバランス 990v5あたりを同じセンチで試すイメージで見ると、ちょうどいい落としどころが見つかりやすいと思う。