最近アニメとかゲームで「エクスプロージョン!」って必殺技が出てくるたびに、「これ、英語だとどんなニュアンスなんだろ?」って気になってしまって、つい掘り下げてしまいました。
この記事は、そんなノリで僕が趣味で調べた explosion(エクスプロージョン)の英語の意味と使い方 をまとめた、かなり主観多めのメモです。
- 1. explosion の基本イメージ
- 2. いちばん基本の意味:ドカーンと「爆発」
- 3. explosion=「爆発的な増加」
- 4. 感情の爆発としての explosion
- 5. explode / explosion / explosive の違い
- 6. 実際によく見るコロケーション(セットで出てくる言葉)
- 7. explosion を例文で体にしみ込ませる
- 8. 僕が explosion まわりを勉強するときに使っている教材たち
- 9. まとめ:エクスプロージョンは「爆発」だけじゃない
- 1. explosion の基本イメージ
- 2. いちばん基本の意味:ドカーンと「爆発」
- 3. explosion=「爆発的な増加」
- 4. 感情の爆発としての explosion
- 5. explode / explosion / explosive の違い
- 6. 実際によく見るコロケーション(セットで出てくる言葉)
- 7. explosion を例文で体にしみ込ませる
- 8. 僕が explosion まわりを勉強するときに使っている教材たち
- 9. まとめ:エクスプロージョンは「爆発」だけじゃない
1. explosion の基本イメージ
まず、エクスプロージョン= explosion です。
- 発音:エクスプロウʒョン(/ɪkˈsploʊʒən/ っぽい感じ)
- 品詞:名詞
ざっくり言うと、イメージは3つくらいに分かれます。
- 物理的な爆発(爆弾・ガス・花火など)
- 数や量が「爆発的に増える」こと
- 感情や行動の「爆発」
日本語でも「人口爆発」「怒りが爆発した」って言いますよね。あれ、そのまんま英語でもやる感じです。
2. いちばん基本の意味:ドカーンと「爆発」
いちばん素直な意味は、もちろん「爆発」。
- There was a huge explosion last night.
昨夜、大きな爆発があった。 - The explosion destroyed several buildings.
その爆発でいくつかの建物が壊れた。
ここでは 「目に見える爆発」+「ドカーンという音」 のイメージ。
アクション映画で見えるあの景色です。
3. explosion=「爆発的な増加」
英語だと、けっこうよく出てくるのが “爆発的な増加” の意味。
- a population explosion(人口爆発)
- an explosion of information(情報の爆発)
- an explosion in the number of tourists(観光客数の爆発的増加)
日本語のニュースでも「〇〇需要の爆発的増加」って言ったりしますが、それを英語にすると explosion がそのままハマることが多いです。
4. 感情の爆発としての explosion
もうひとつ、感情がドカンと表に出るときにも explosion が使えます。
- an explosion of anger(怒りの爆発)
- an explosion of laughter(笑いの大爆発)
英文を読んでいて、突然 explosion が出てきたのに周りに爆弾も工場も無いときは、たいてい 感情 か 行動 が爆発してます。
文脈で「何が爆発してるのか」を見るクセをつけると読みやすくなります。
5. explode / explosion / explosive の違い
ここ、学習者的にはちょっと混乱しやすいところ。
- explode:動詞「爆発する/させる」
- The bomb exploded.(爆弾が爆発した)
- explosion:名詞「爆発」
- There was an explosion.(爆発があった)
- explosive:形容詞&名詞
- an explosive device(爆発物)
- explosive growth(爆発的成長)
日本語の感覚で「爆弾は爆発をした」と言いたくて、
× The bomb did an explosion.
って書きたくなるんですが、英語では
○ The bomb exploded.
か
○ There was an explosion.
にするのが自然です。
6. 実際によく見るコロケーション(セットで出てくる言葉)
英語の文章を読んでいると、explosion と一緒に出てくる単語はだいたい決まっている感じがあります。
よくある形容詞
- a huge / massive / big explosion(大爆発)
- a sudden explosion(突然の爆発)
- a nuclear / chemical / gas explosion(核/化学/ガス爆発)
よくある動詞
- an explosion occurs / happens / takes place(爆発が起きる)
- an explosion kills / injures people(爆発で人が死傷する)
- to cause / trigger an explosion(爆発を引き起こす)
こういう「セット」をまとめて覚えたい人は、単語帳よりもコロケーション系の辞典や英英辞典を眺めるのが楽しかったりします。
7. explosion を例文で体にしみ込ませる
自分の中で一番しっくりきたのは、「爆発」って訳さないで 「急激でコントロールしづらい変化」 くらいの感覚で捉えることでした。
- The city has seen an explosion in the number of cafés.
その街ではカフェの数が爆発的に増えている。 - The video led to an explosion of interest in the band.
その動画で、そのバンドへの関心が一気に爆発した。
こういう文をたくさん読むと、「あ、ここで explosion ね」って直感的に分かるようになってきます。
8. 僕が explosion まわりを勉強するときに使っている教材たち
ここからは完全に趣味の世界ですが、実際に僕が語彙とか文法を固めるときに使っている(&気に入っている)本を並べておきます。
全部、日本の Amazon で買えるやつです。
8-1. 単語帳いろいろ
- TOEIC で「人口爆発」「情報爆発」みたいな表現をよく見るので、試験対策というより日常の語彙強化用に
→ TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ - TOEIC の語彙量を底上げしたくなったときの相棒
→ TOEIC(R)L&R TEST英単語スピードマスター - 受験っぽいけど、語彙の基礎を固めるのにいまだにお世話になっている
→ 英単語ターゲット1900 6訂版 - 覚える量を本気で増やしたいときに眺めまくるやつ
→ システム英単語〈5訂版〉 - 音で覚えたいときにヘビロテしている CD 付きの単語帳
→ キクタン Super12000―聞いて覚えるコーパス英単語 - ビジネス系のニュースで出てくる語彙を拾いたくて買った大人向け単語帳
→ カリスマ同時通訳者が教える ビジネスパーソンの英単語帳
8-2. 文法の土台を固める本
- 英語を話すときの「感覚」を作るのにかなり役立っているバイブル的1冊
→ 一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法 - 中学レベルを完全に洗い直したくて買った復習本
→ 中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版 - 英文法がちょっとトラウマな人でも読みやすい、入門の入り口みたいな1冊
→ 大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】
8-3. explosion のニュアンスを調べるときに楽しい英英辞典たち
explosion みたいな単語を本気で理解したくなったときは、英和だけじゃなく英英辞典を引くと世界が広がります。僕がよく遊んでいるのはこのあたり。
- 定番中の定番。例文が多くて読み物として楽しい
→ オックスフォード現代英英辞典 第10版 - DVD-ROM 付きで、昔はこれで遊び倒してました
→ 【DVD-ROM付】オックスフォード現代英英辞典 第9版 - 少しやさしめで、英語だけで定義を読む練習にちょうどいい
→ オックスフォード ワードパワー英英辞典 第4版 - 学習者向けで、例文が本当に多くて最高
→ ロングマン Active Study 英英辞典 5訂版 - 英語学習界隈の定番。explosion を引くと、比喩的な用法も含めて説明がしっかり載っていてニヤニヤします
→ Longman Dictionary of Contemporary English - 紙の辞書が好きな人向けの、分厚い本格派
→ 新英英大辞典 新装版ビニ-ル装
9. まとめ:エクスプロージョンは「爆発」だけじゃない
- explosion=爆発 はもちろんなんだけど
- 数・量・感情が「ドカンと増える/溢れる」イメージ でもよく使われる
- explode / explosion / explosive の役割分担を押さえておくと英文が読みやすくなる
- コロケーションと例文を一緒に覚えると、「ここで explosion ね」という感覚が育つ
アニメの「エクスプロージョン!」から入っても、ニュースの「population explosion」から入っても、どちらも同じ根っこのイメージにつながっていくので、そのあたりを意識しながら単語帳や辞書を眺めてみると、ちょっとだけ英語が楽しくなるはずです。
「エクスプロージョン 英語 意味」をちゃんと理解したい英語オタクのメモ
最近アニメとかゲームで「エクスプロージョン!」って必殺技が出てくるたびに、「これ、英語だとどんなニュアンスなんだろ?」って気になってしまって、つい掘り下げてしまいました。
この記事は、そんなノリで僕が趣味で調べた explosion(エクスプロージョン)の英語の意味と使い方 をまとめた、かなり主観多めのメモです。
1. explosion の基本イメージ
まず、エクスプロージョン= explosion です。
- 発音:エクスプロウʒョン(/ɪkˈsploʊʒən/ っぽい感じ)
- 品詞:名詞
ざっくり言うと、イメージは3つくらいに分かれます。
- 物理的な爆発(爆弾・ガス・花火など)
- 数や量が「爆発的に増える」こと
- 感情や行動の「爆発」
日本語でも「人口爆発」「怒りが爆発した」って言いますよね。あれ、そのまんま英語でもやる感じです。
2. いちばん基本の意味:ドカーンと「爆発」
いちばん素直な意味は、もちろん「爆発」。
- There was a huge explosion last night.
昨夜、大きな爆発があった。 - The explosion destroyed several buildings.
その爆発でいくつかの建物が壊れた。
ここでは 「目に見える爆発」+「ドカーンという音」 のイメージ。
アクション映画で見えるあの景色です。
3. explosion=「爆発的な増加」
英語だと、けっこうよく出てくるのが “爆発的な増加” の意味。
- a population explosion(人口爆発)
- an explosion of information(情報の爆発)
- an explosion in the number of tourists(観光客数の爆発的増加)
日本語のニュースでも「〇〇需要の爆発的増加」って言ったりしますが、それを英語にすると explosion がそのままハマることが多いです。
4. 感情の爆発としての explosion
もうひとつ、感情がドカンと表に出るときにも explosion が使えます。
- an explosion of anger(怒りの爆発)
- an explosion of laughter(笑いの大爆発)
英文を読んでいて、突然 explosion が出てきたのに周りに爆弾も工場も無いときは、たいてい 感情 か 行動 が爆発してます。
文脈で「何が爆発してるのか」を見るクセをつけると読みやすくなります。
5. explode / explosion / explosive の違い
ここ、学習者的にはちょっと混乱しやすいところ。
- explode:動詞「爆発する/させる」
- The bomb exploded.(爆弾が爆発した)
- explosion:名詞「爆発」
- There was an explosion.(爆発があった)
- explosive:形容詞&名詞
- an explosive device(爆発物)
- explosive growth(爆発的成長)
日本語の感覚で「爆弾は爆発をした」と言いたくて、
× The bomb did an explosion.
って書きたくなるんですが、英語では
○ The bomb exploded.
か
○ There was an explosion.
にするのが自然です。
6. 実際によく見るコロケーション(セットで出てくる言葉)
英語の文章を読んでいると、explosion と一緒に出てくる単語はだいたい決まっている感じがあります。
よくある形容詞
- a huge / massive / big explosion(大爆発)
- a sudden explosion(突然の爆発)
- a nuclear / chemical / gas explosion(核/化学/ガス爆発)
よくある動詞
- an explosion occurs / happens / takes place(爆発が起きる)
- an explosion kills / injures people(爆発で人が死傷する)
- to cause / trigger an explosion(爆発を引き起こす)
こういう「セット」をまとめて覚えたい人は、単語帳よりもコロケーション系の辞典や英英辞典を眺めるのが楽しかったりします。
7. explosion を例文で体にしみ込ませる
自分の中で一番しっくりきたのは、「爆発」って訳さないで 「急激でコントロールしづらい変化」 くらいの感覚で捉えることでした。
- The city has seen an explosion in the number of cafés.
その街ではカフェの数が爆発的に増えている。 - The video led to an explosion of interest in the band.
その動画で、そのバンドへの関心が一気に爆発した。
こういう文をたくさん読むと、「あ、ここで explosion ね」って直感的に分かるようになってきます。
8. 僕が explosion まわりを勉強するときに使っている教材たち
ここからは完全に趣味の世界ですが、実際に僕が語彙とか文法を固めるときに使っている(&気に入っている)本を並べておきます。
全部、日本の Amazon で買えるやつです。
8-1. 単語帳いろいろ
- TOEIC で「人口爆発」「情報爆発」みたいな表現をよく見るので、試験対策というより日常の語彙強化用に
→ TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ - TOEIC の語彙量を底上げしたくなったときの相棒
→ TOEIC(R)L&R TEST英単語スピードマスター - 受験っぽいけど、語彙の基礎を固めるのにいまだにお世話になっている
→ 英単語ターゲット1900 6訂版 - 覚える量を本気で増やしたいときに眺めまくるやつ
→ システム英単語〈5訂版〉 - 音で覚えたいときにヘビロテしている CD 付きの単語帳
→ キクタン Super12000―聞いて覚えるコーパス英単語 - ビジネス系のニュースで出てくる語彙を拾いたくて買った大人向け単語帳
→ カリスマ同時通訳者が教える ビジネスパーソンの英単語帳
8-2. 文法の土台を固める本
- 英語を話すときの「感覚」を作るのにかなり役立っているバイブル的1冊
→ 一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法 - 中学レベルを完全に洗い直したくて買った復習本
→ 中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版 - 英文法がちょっとトラウマな人でも読みやすい、入門の入り口みたいな1冊
→ 大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】
8-3. explosion のニュアンスを調べるときに楽しい英英辞典たち
explosion みたいな単語を本気で理解したくなったときは、英和だけじゃなく英英辞典を引くと世界が広がります。僕がよく遊んでいるのはこのあたり。
- 定番中の定番。例文が多くて読み物として楽しい
→ オックスフォード現代英英辞典 第10版 - DVD-ROM 付きで、昔はこれで遊び倒してました
→ 【DVD-ROM付】オックスフォード現代英英辞典 第9版 - 少しやさしめで、英語だけで定義を読む練習にちょうどいい
→ オックスフォード ワードパワー英英辞典 第4版 - 学習者向けで、例文が本当に多くて最高
→ ロングマン Active Study 英英辞典 5訂版 - 英語学習界隈の定番。explosion を引くと、比喩的な用法も含めて説明がしっかり載っていてニヤニヤします
→ Longman Dictionary of Contemporary English - 紙の辞書が好きな人向けの、分厚い本格派
→ 新英英大辞典 新装版ビニ-ル装
9. まとめ:エクスプロージョンは「爆発」だけじゃない
- explosion=爆発 はもちろんなんだけど
- 数・量・感情が「ドカンと増える/溢れる」イメージ でもよく使われる
- explode / explosion / explosive の役割分担を押さえておくと英文が読みやすくなる
- コロケーションと例文を一緒に覚えると、「ここで explosion ね」という感覚が育つ
アニメの「エクスプロージョン!」から入っても、ニュースの「population explosion」から入っても、どちらも同じ根っこのイメージにつながっていくので、そのあたりを意識しながら単語帳や辞書を眺めてみると、ちょっとだけ英語が楽しくなるはずです。

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