無印のサイズ感は大きい？ゆるっと着たい人が迷いがちなポイント整理

無印の服をネットで眺めていると、「無印サイズ感大きい」で検索したくなる瞬間がちょくちょくあります。写真ではいい感じにゆるっと見えるのに、自分の体に当てはめると急に不安になってくる、あの感じです。特にTシャツやワイドパンツは、ちょっとサイズを間違えると「思ったよりぴったり」「思ったよりダボダボ」という結果になりがちで、じわじわプレッシャーがかかります。

たとえば、肩まわりや二の腕をふわっと隠してくれそうな無印良品婦人天竺編みフレンチスリーブTシャツと、ベーシックど真ん中の無印良品婦人天竺編みクルーネック半袖Tシャツ、さらに汗じみが目立ちにくいという無印良品婦人涼感汗じみしにくいクルーネック半袖Tシャツ。名前だけ見ると全部似たような無地Tシャツなのに、着用写真を見比べると、肩の落ち方も身幅も微妙に違って見えます。

七分袖が好きな人は無印良品婦人天竺編みボートネック七分袖Tシャツに目が行きますし、夏を少しでも快適に乗り切りたい人は、ゆるっと着られそうな無印良品婦人涼感UVカットクルーネックワイド半袖Tシャツの「ワイド」という言葉に惹かれます。パンツに目を移すと、さらっと履けそうな無印良品婦人リネン洗いざらしイージーワイドパンツや、縦ラインがきれいに出そうな無印良品婦人乾きやすいブロードワイドテーパードパンツ、袴っぽいシルエットが気になる無印良品婦人二重織りはかまパンツも出てきて、どれもゆったりしていそうに見えます。

メンズ側でも、分厚めでしっかりしていそうな無印良品紳士洗いざらし太番手クルーネック半袖Tシャツや無印良品紳士洗いざらし太番手クルーネック長袖Tシャツ、さらっと着られそうな無印良品紳士さらっと綿クルーネック半袖Tシャツ、そしてきちんと感のある無印良品紳士洗いざらしオックスボタンダウン長袖シャツあたりは、男女問わず「大きめで着てみたいな」と考える人が多そうなラインナップです。こうやって並べていくと、同じ無印でもシルエットも厚みもばらばらで、「無印サイズ感大きい」と一括りにするのがむずかしく感じてきます。

だからこそ、ネットでサイズ表と写真を見比べているうちに、「これ、ほんとに大きめで着られるのかな」「LとXLどっちが正解なんだろう」と迷いが深くなってしまう、そんな事情があるのかなと感じます。

無印のサイズ感に対する、ゆるっとした感想あれこれ

個人的にレビューやコーデ写真を眺めていると、無印のTシャツは「アイテムごとにキャラが全然違うな」という印象が強いです。肩まわりがきれいに落ちて見える無印良品婦人天竺編みフレンチスリーブTシャツは、同じサイズ表記でも身幅がゆるっとして見えて、腕周りのラインをふわっと隠したい人に向いていそうだな、とか。対して無印良品婦人天竺編みクルーネック半袖Tシャツは、王道の「ザ・ベーシックT」という雰囲気で、ジャストサイズで着ても上品にまとまる感じがあります。

汗じみ対策の無印良品婦人涼感汗じみしにくいクルーネック半袖Tシャツは、レビューを見ていると機能性重視で選んでいる人が多くて、「ぴったり目に着る派」と「ワンサイズ上げて風通しよく着る派」がきれいに分かれている印象です。同じように、ボートネックが可愛い無印良品婦人天竺編みボートネック七分袖Tシャツは、首元がすっきり見えるので、大きめサイズを選んでもだらしなく見えにくそうだな、と写真越しでも感じます。

夏向けの無印良品婦人涼感UVカットクルーネックワイド半袖Tシャツは、「ワイド」と名前に入っているだけあって、袖も身幅もかなり余裕があるように見えます。体のラインを出したくない日や、インナーを仕込んで重ね着したいときなんかに良さそうで、「無印サイズ感大きい」と検索する人の理想像に近いのは、こういうワイド系アイテムなのかもしれません。

ボトムス側は、写真だけでもシルエットの違いがはっきり出ています。無印良品婦人リネン洗いざらしイージーワイドパンツは、風をはらんでふわっと広がる感じで、「脚のラインを全部隠してくれる安心感」が強そうな見た目です。無印良品婦人乾きやすいブロードワイドテーパードパンツは、裾に向かってすっと細くなる分、同じワイドでも少しきれいめ寄りな雰囲気。無印良品婦人二重織りはかまパンツは、歩いたときの揺れ方がほぼスカートに近くて、「大きいサイズ感を楽しむためのパンツ」という印象すらあります。

メンズの方も、無地好きの人が「とりあえずこれ」とチェックしがちなアイテムがずらっと並んでいます。分厚くて頼もしそうな無印良品紳士洗いざらし太番手クルーネック半袖Tシャツと無印良品紳士洗いざらし太番手クルーネック長袖Tシャツは、ややボックスシルエット寄りに見えて、ワンサイズ上げて着ると肩が落ちて今っぽくなりそうな雰囲気です。さらっと着心地重視なら無印良品紳士さらっと綿クルーネック半袖Tシャツがきれいめカジュアルっぽく見えますし、シャツ派の人には無印良品紳士洗いざらしオックスボタンダウン長袖シャツの「一枚でサマになる」感じが魅力的です。

全体的な感想としては、「無印は基本きれいめ寄りだけど、ワイド系や太番手シリーズはちゃんと“サイズ感が大きい服”として楽しめる」というイメージです。同じLサイズでも、無印良品婦人リネン洗いざらしイージーワイドパンツと無印良品婦人乾きやすいブロードワイドテーパードパンツでは、見た目の「大きさ」がけっこう違っていて、その差を拾って楽しむブランドだな、という感じがします。

無印で「サイズ感が大きい服」を選ぶときの、ざっくり性能チェック

ここからは、もう少し冷静にサイズの話をします。「無印サイズ感大きい」で検索している人にとっては、数字の部分も大事なポイントです。

まずトップス。Tシャツ系は、肩幅と身幅の数字を見ておくとだいたい想像がつきます。ぴったり目が好きなら、肩幅は自分の肩幅と同じか少し小さめ、身幅は体の実寸＋数センチくらいのサイズを選ぶイメージ。逆に、「袖が肘にかかるくらいで、身幅も箱っぽく大きいサイズ感にしたい」と思うなら、無印良品婦人涼感UVカットクルーネックワイド半袖Tシャツみたいに、もともとワイド設計のものを選んで、さらにワンサイズ上を狙うのが近道です。

無印良品婦人天竺編みフレンチスリーブTシャツや無印良品婦人天竺編みボートネック七分袖Tシャツは、デザイン的に「少し肩が落ちる前提」になっているので、数字上はいつものサイズでも実際にはゆるく感じやすいタイプです。逆に、ど真ん中ベーシックな無印良品婦人天竺編みクルーネック半袖Tシャツや無印良品婦人涼感汗じみしにくいクルーネック半袖Tシャツは、身幅がそこまで極端に広くないので、「本当に大きいシルエットにしたいならワンサイズ上げる」という考え方の方が安全そうです。

メンズTシャツは、厚みとシルエットで選び方が変わります。しっかり生地の無印良品紳士洗いざらし太番手クルーネック半袖Tシャツと無印良品紳士洗いざらし太番手クルーネック長袖Tシャツは、生地にハリがある分、身幅が広いと「四角い」シルエットになりやすく、オーバーサイズ感を出しやすいアイテムです。さらっと系の無印良品紳士さらっと綿クルーネック半袖Tシャツは、素材が柔らかくて体に沿いやすい分、あまりサイズを上げすぎるとだらっと見える可能性もあるので、身幅よりも着丈のバランスに意識を向けたほうが良さそうです。

シャツの無印良品紳士洗いざらしオックスボタンダウン長袖シャツは、首まわりと肩幅さえ合っていれば、身幅は多少ゆるくても「カジュアルな抜け感」として成立しやすいアイテムです。がっつりオーバーサイズというより、「いつものサイズ＋ちょっとだけゆったり」くらいを狙いたいときにちょうどいい、というポジションに見えます。

ボトムスに関しては、ヒップと太もも周りの数字をチェックしつつ、「裾がどう終わるか」で大きさの印象がかなり変わります。全体的に広がる無印良品婦人リネン洗いざらしイージーワイドパンツは、ウエストをゴムで調整しながら、丈と裾幅で“大きさ”を楽しむパンツという感じです。裾がすぼまる無印良品婦人乾きやすいブロードワイドテーパードパンツは、太ももに余裕を持たせつつ足首を細く見せてくれるので、「足首だけはすっきり見せたいけど、全体のサイズ感は大きいままでいたい」というワガママにも応えてくれそうです。

一番“服の存在感”が強いのは、やっぱり無印良品婦人二重織りはかまパンツです。二重織りでボリュームが出る分、サイズを上げると本当に袴のようなシルエットになって、トップスをコンパクトにまとめたときに映えます。「無印サイズ感大きい」を体感で楽しむなら、こういう“布の量の多いパンツ”を一本持っておくと、コーデ全体のバランスが取りやすそうです。

ざっくりまとめると、無印でサイズ感が大きい服を選びたいときは、まず名前に「ワイド」や「太番手」などのキーワードが入っているもの、そしてパターン的にゆとりが出やすい無印良品婦人リネン洗いざらしイージーワイドパンツや無印良品婦人涼感UVカットクルーネックワイド半袖Tシャツ、無印良品紳士洗いざらし太番手クルーネック半袖Tシャツあたりをチェックすると、「思っていたより小さかった…」という後悔はだいぶ減りそうだな、という印象です。