ユニフォームのサイズ感がわからない野球人へ。パンツ選びで迷子にならないためのゆるい話

野球をやっていると、必ず一度は「ユニフォームサイズ感野球」で検索したくなる瞬間が来ると思う。チームに入ったばかりで初めて一式そろえる時とか、久しぶりに草野球に戻ってきた時とか、体型が変わって昔のパンツがパツパツになった時とか。通販ページにはS・M・LとかOとかXOとか、ショートフィットだのレギュラーだの、言葉と数字がいっぱい並んでいるのに、実際に自分の脚にどんな丈でどんな太さで収まるのか、画面からはさっぱり伝わってこない。

しかも最近はメーカーも種類も多くて、ミズノのガチ系パンツを見たと思ったら、次のタブにはデサントのショートフィットが並んでいて、その横ではゼットのメカパンがドヤ顔で写っていたりする。たとえば大人向けだけでも、パンツのタイプだけでこんなに名前が並ぶ。

ミズノのガチな雰囲気が漂うショート丈が気になる人は、まずは
ミズノ野球ユニフォームパンツ GACHI ガチパンツショートフィットタイプ 12JD2F6701
みたいな王道ショートフィットの雰囲気を眺めるところから始めたくなるし、ベルトレスでラフに着たい人は
ミズノユニフォームパンツショートフィットタイプ／ベルトレス 12JDBU97
みたいなベルトなしのモデルに目が行く。もう少し本格派の空気をまとった名前が好きなら
ミズノプロ野球用ストレッチユニフォームパンツショートフィットタイプ 12JDBU1301
みたいな「プロ」の文字が入ったパンツを仕様表だけじっくり眺めて、ストレッチ性とかシルエットを妄想するのも楽しい。

一方で、ゼット派の人たちは「メカパン」という響きに妙に惹かれていたりする。レギュラー丈でひざ補強も付いて、いかにも「昔からある野球パンツ」という空気を感じたいなら
ゼット(ZETT) 野球ユニフォームメカパンレギュラーパンツヒザ2重補強 BU1282P
や
ゼット(ZETT) 野球ユニフォームレギュラーパンツヒザ二重補強 BU1182P
の説明を見ているだけでも、「ああ、こういう膝二重のやつ、部活の先輩が履いてたな…」みたいな記憶がよみがえってくる。

シュッとしたシルエットが好きな人は、デサントのショートフィットの写真を見て「これぞ今風の細身だ」と感じるかもしれない。例えば
DESCENTE(デサント) 野球ユニフォームパンツショートフィットパンツ DB-1014PB
のようなモデルは、カタログの段階からもう脚が長く見える気がして、「サイズさえ合えばこんな感じで決まるのかな」とつい妄想してしまうタイプのパンツだと思う。

ちょっと個性的にいきたい人や、ストレッチ命の人の目に入りやすいのがローリングスだろうか。名前からしてすでに動きそうな
ローリングス(Rawlings) 野球ズボン 4D+PLUS ウルトラハイパーストレッチパンツショートフィット
なんて商品を見ていると、「4Dって何だろう」と細かいことを考えながら、ストレッチ方向の矢印がたくさん描かれたイメージ図に見入ってしまったりする。

ジュニア用になると、今度は「いつ大人サイズに切り替えればいいのか」という別の悩みが発生する。うちの周りでも、急に身長が伸びて去年のユニフォームが七分丈になってしまった子が何人もいて、保護者が真剣な顔でサイズ表とにらめっこしている姿をよく見かける。ミズノのジュニア向けパンツなら
ミズノ野球ジュニア GACHI ユニフォームパンツショートフィットタイプ 12JD2F8401
みたいな型番の一覧を見て、140・150・160のどれを選ぶかで軽い家族会議になるし、デサント派の家庭では
DESCENTE(デサント) 野球ジュニアユニフォームパンツショートフィットパンツ JDB-1014PB
の着丈表をじっと見比べながら「来年も着られるようにワンサイズ上にするか、それとも今ピッタリのほうが動きやすいか」と悩んでいる、そんな光景が目に浮かぶ。

ゼットの少年用ラインも、昔から少年野球チームの定番みたいなイメージが強い。レギュラー丈のパンツだけでも
ゼット(ZETT) 野球少年用ユニフォームレギュラーパンツ BU2836
や
ゼット(ZETT) 野球ユニフォーム少年レギュラーパンツ BU2282P
みたいな型番がいくつもあって、名前だけでどれがどれだか分からなくなるけれど、どれも「少年用」「レギュラーパンツ」と書いてあるので、サイズ表をきちんと見れば身長の目安はわかるはず、という安心感もある。

さらに最近だと、上下セットでポンとそろえてしまいたいファミリー向けの商品も目立つ。ジュニアの入門用として見かけることが多いのが
SMILEDEADBALL(スマイルデッドボール) ジュニア軽くて動きやすいらくらく洗濯野球ユニフォーム上下セットヒザ2重
みたいな名前の上下セットで、「とりあえず一式欲しい」というタイミングにはちょうど良さそうな雰囲気があるし、ゼット好きのチームでは
ゼット ZETT 限定少年用メカパンユニフォーム上下セット BU218
みたいな上下セットをチームでまとめてチェックしている姿も想像できる。

こうやって並べると、ユニフォームサイズ感野球の世界って、単に「SかMかLか」だけじゃなくて、「ショートフィットで脚を見せるか」「レギュラー丈で昔ながらのスタイルにするか」「ストレッチ重視か」「ジュニアでどこまで攻めるか」みたいな、ちょっとした美学や趣味の違いが出てくる場所なんだなと感じる。自分の感覚としては、野球の実力うんぬんとは別に、パンツの丈と太さがしっくり来るだけで、キャッチボールの一球目から気分が全然違ってくる。

じゃあ実際のサイズ選びはどう考えればいいのかというと、真面目な話、身長だけで決めると大体どこかでズレる。ユニフォームパンツは、ウエストと股下のバランス、太ももの太さ、ソックスの見せ方の好みまで全部込みで考える必要があるから、さっきのような各メーカーのパンツのページを開いて、サイズ表の「ウエスト」「股下」「適合身長」をまとめて眺めるのがけっこう大事だと思う。

例えばショートフィット系なら、ミズノ野球ユニフォームパンツ GACHI ガチパンツショートフィットタイプ 12JD2F6701 や DESCENTE(デサント) 野球ユニフォームパンツショートフィットパンツ DB-1014PB のサイズ表を見比べて、自分の股下より少し短めを選ぶと「ソックスがちゃんと見える丈」になりやすいとか、レギュラー丈ならゼット(ZETT) 野球ユニフォームメカパンレギュラーパンツヒザ2重補強 BU1282P のようなパンツで、自分の身長に対してどれくらいの股下が推奨されているかチェックしておくとか。

ジュニア・少年用なら、ミズノ野球ジュニア GACHI ユニフォームパンツショートフィットタイプ 12JD2F8401 やゼット(ZETT) 野球少年用ユニフォームレギュラーパンツ BU2836 のサイズ表で「今ジャスト」と「来年も着られそう」のギリギリのラインを探す感じで、あまり攻めすぎないほうが精神的に楽かもしれない。上下セットなら SMILEDEADBALL(スマイルデッドボール) ジュニア軽くて動きやすいらくらく洗濯野球ユニフォーム上下セットヒザ2重やゼット ZETT 限定少年用メカパンユニフォーム上下セット BU218 のように、トップスとボトムを同じサイズでそろえた時の身長目安がどうなっているかを見るとイメージしやすい。

結局のところ、ユニフォームサイズ感野球の悩みを少しでも軽くするコツは、「自分の体をちゃんとメジャーで測る」「メーカーごとのサイズ表を素直に見る」「ショートなのかレギュラーなのかロングなのか、自分の好みを先に決める」このあたりに尽きる気がする。そのうえで、気になるパンツのページをあれこれ開いて、ミズノプロ野球用ストレッチユニフォームパンツショートフィットタイプ 12JDBU1301 のような本格派の名前にときめくもよし、ローリングス(Rawlings) 野球ズボン 4D+PLUS ウルトラハイパーストレッチパンツショートフィットのストレッチ推しの説明をニヤニヤ眺めるもよし、ゼット(ZETT) 野球ユニフォームレギュラーパンツヒザ二重補強 BU1182P のような昔ながらの安心感に落ち着くもよし。

そんなふうに、サイズ表とにらめっこしながらも、自分の好みやプレースタイルをちょっとだけ反映させてユニフォームを選ぶ時間そのものを楽しめたら、届いたパンツがジャストだった時の嬉しさも、少しぐらい丈が違った時の笑い話も、全部まとめていい思い出になるんじゃないかなと思う。

ユニフォームのサイズ感がわからない野球人へ。パンツ選びで迷子にならないためのゆるい話