モアテンサンダルのサイズ感がわかりにくい人へ、ネット民目線でゆるく語る話

事情：なぜモアテンサンダルのサイズ感はこんなに迷うのか

最近、スニーカー好きのまわりを見ていると、やたらと目に入ってくるのがボリューム満点のサンダル。中でも、あの「AIR」の文字でおなじみのモアテンをベースにしたサンダル、つまり
ナイキモアテンサンダル
や、正式名称の
ナイキエアモアアップテンポスライド、
レディース寄りに語られることが多い
ナイキウィメンズエアモアアップテンポスライド
あたりは、SNSでもショップのレビュー欄でもとにかく話題になりがちです。

そもそもの元ネタであるスニーカーの
ナイキエアモアアップテンポ
自体が、ボリューミーな見た目の割に横幅がそこまで広くないという「ちょっとクセのあるサイズ感」で知られていて、そのイメージを引き継いだサンダル版ということで、余計に「サイズどうしよう」と悩む人が多いように見えます。

さらにややこしいのが、みんな比較対象にしているスニーカーがバラバラなことです。レビューを見ていると「普段は
ナイキエアフォース 1
を○cmで履いています」とか、「いつも
ナイキエアマックス 90
はハーフサイズアップしています」とか、人によって基準が違う。

そのうえで「モアテンサンダルは大きめ」「いやむしろ小さめ」「縦は長いけど横が狭い」と、コメントが微妙に食い違っているので、検索するほど泥沼にはまっていく感じがあります。サンダルなのに、普通のスニーカー以上にサイズ選びの情報戦になっている、というのが今の事情かなと感じました。

感想：レビューを読み漁って見えてきた“モアテンサンダル像”

自分なりに、
ナイキエアモアアップテンポスライド
や
ナイキウィメンズエアモアアップテンポスライド
のレビューをひたすら読み続けてみると、「なんとなくこういうキャラのサンダルなんだろうな」というイメージが固まってきました。

まず、よく出てくるのが「縦はちょっと長め」「横は細め」「甲の高さは普通くらい」という声。つまり足を上から見ると“ほっそり長いサンダル”になりやすい。サンダルなのに、横にダボッと広がる感じではなくて、細身な足にジャストでハマるとすごく収まりがいいタイプなんだろうな、という印象です。

一方で、普段から
ナイキエアモアアップテンポ
をちょい大きめに履いている人や、
ナイキエアフォース 1
をゆるく履くのが好きな人からすると、「サンダルなのに意外とタイトでびっくりした」と感じるケースも多そうです。特に幅広・甲高寄りの足だと、ジャストサイズにこだわると横や甲がギュッと締め付けられそうで、コメントを読んでいるだけで「ああ、これはハーフサイズかワンサイズ上げたくなるな」と想像できます。

逆に、スリムな足の人が
ナイキモアテンサンダル
を普段のナイキサイズで選ぶと、つま先側に少し余りが出つつも、甲と横は気持ちよくフィットしてくれそうです。サンダルというより「つま先が開いたモアテン」みたいな感覚で履きたい人には、かなりアリだろうなという雰囲気。

レディース側で語られる
ナイキウィメンズエアモアアップテンポスライド
も、基本的なシルエットは同じなので、「足幅が細めの人がサイズどおり、幅広さんは一段階上げて安心」というコメントが目立ちます。見た目のインパクトのわりに、サイジングは意外と繊細で、足の形との相性がモロに出るサンダルなんだな、というのが率直な感想でした。

性能：サイズ感と履き心地をどう“攻略”するか

ここからは、集まった情報をもとに、もし自分が
ナイキエアモアアップテンポスライド
や
ナイキモアテンサンダル
を選ぶなら、どうサイズを決めるか、という「攻略法」っぽい話です。

まず大枠として、「サイズ感は標準〜やや大きめ、ただし縦長・横細」という性格を前提にしたほうがしっくりきます。つまり、足の長さに合わせてサイズを決めると、幅がタイトに感じやすい。逆に幅に合わせてワンサイズ上げると、つま先がちょっと余る。ここでどっちを優先するかがポイントになりそうです。

普段、
ナイキエアフォース 1
をジャストサイズで履いているような人で、足幅も標準くらいなら、同じcmかハーフサイズアップくらいで
ナイキエアモアアップテンポスライド
を選ぶ、というのが無難そうです。逆に「つま先は多少はみ出してもいいから、ホールド感重視で履きたい」というなら、あえて普段通りでもアリかな、という雰囲気があります。

幅広・甲高寄りの人や、いつも
ナイキエアマックス 90
をハーフサイズアップしているような人は、迷ったら一段階上げておいたほうが、甲部分のストラップに余裕が出てストレスが少なそうです。サンダルなのに足が締め付けられると一気に出番が減るので、「ちょっとゆるいかな？」くらいのサイズ感で
ナイキモアテンサンダル
を選ぶ方が、結果的には使いやすくなりそうだなと感じました。

レディースで
ナイキウィメンズエアモアアップテンポスライド
を狙う場合は、普段のナイキスニーカーのcm表記を基準に、「ぴったり派なら同じ、ゆったり派や幅広さんは0.5〜1cmアップ」というイメージで考えると、レビューの声とだいたい整合が取れます。

あとは、サンダルとしての“性能”っぽいところで言うと、元となっている
ナイキエアモアアップテンポ
ゆずりのエアクッションのおかげで、見た目だけのゴツさではなく、実際のクッション性もちゃんとしていそうです。ソールの厚みもあるので、普段から
ナイキエアフォース 1
や
ナイキエアマックス 90
のような厚底系スニーカーに慣れている人なら、違和感なく「夏用の相棒」にできそうな雰囲気があります。

まとめると、モアテン系のサンダル、つまり
ナイキモアテンサンダル
や
ナイキエアモアアップテンポスライド、
ナイキウィメンズエアモアアップテンポスライド
は、「縦長・横細で、足型によって評価が割れやすいけど、ハマれば最高に気持ちいいサンダル」という印象です。自分の足が細めか、幅広か、甲は高いか低いかをイメージしつつ、普段履いている
ナイキエアモアアップテンポ
や
ナイキエアフォース 1、
ナイキエアマックス 90
あたりのサイズ感と照らし合わせながら、「ちょい上げ」「そのまま」を決めていくのが、一番現実的な攻め方かなと思いました。