胸の筋トレって、正直あまりやる気が出ない日もあるんですが、Tシャツを着たときのシルエットが一番変わる部位なので、僕は一番好きな部位でもあります。ここでは、完全に趣味でトレーニングを続けている一人の視点から、僕が実際に使っている器具やメニュー、失敗談なんかを混ぜつつ「胸筋をどう育ててきたか」をまとめてみます。
途中でいろいろな器具の名前が出てきますが、僕が買ったり、今でも「これは良かったな」と思っているものを中心に書いています。
僕の胸トレ環境と愛用している器具たち
最初に胸トレを始めたときは、部屋の片隅にトレーニングマットを敷いて、腕立てだけやっていました。お金も場所もなかったので、器具らしい器具は何もなし。でも、だんだん物足りなくなってきて少しずつ買い足していった結果、今はこんな感じです。
- 自宅のメイン器具
- たまに行くジムで使うもの
正直、ここまで揃える必要はまったくなくて、胸トレだけならダンベルと簡単なトレーニングベンチ、それから床に敷くトレーニングマットだけで十分だと思います。僕も最初の1〜2年はその組み合わせでした。
自重オンリー時代:プッシュアップで胸を作る
筋トレを始めたばかりの頃は、毎晩寝る前に腕立て伏せをしていました。床に手をついてやる普通の腕立てだと手首が痛くなってしまったので、早い段階でプッシュアップバーを導入。これはかなり正解でした。
- ノーマルプッシュアップ
- 手幅を広げたワイドプッシュアップ
- 足を台に乗せて行うデクラインプッシュアップ
こういうバリエーションを、トレーニングマットの上でひたすらやる感じです。自重だけでも、20〜30回できるようになるまではかなり胸が張ってきますし、プッシュアップのフォームを作っておくと、後からベンチプレスを始めたときも覚えが早かった気がします。
プッシュアップを本気で続けるなら、床が固いと手首と肩を痛めやすいので、僕はトレーニングマット+プッシュアップバーをセットでおすすめしたいです。
ダンベル胸トレにハマった話
次のステップで買ったのがダンベルとフラットベンチ。ここから世界が変わりました。
ダンベルベンチプレス
最初は10kgのダンベル2本からスタート。
フォームはこんな感じで意識しています。
- 肩甲骨を寄せて胸を張る
- 肘は開きすぎず、やや斜めに下ろす
- 反動を使わず、ゆっくり下ろして素早く押し上げる
重量が足りなくなってからは、プレートを付け替えられる可変式ダンベルに乗り換えました。プレート式の可変式ダンベルは、最初に慣れるまでちょっと面倒ですが、長く続けるならコスパ最強だと思います。
インクラインダンベルプレス
胸の上のほうを厚くしたくて、のちにインクラインベンチも購入。角度を30度くらいにしてダンベルプレスをやると、鎖骨の下あたりがバチっと張る感じがクセになりました。
折りたたみで角度を変えられるタイプのトレーニングベンチなら、フラットもインクラインベンチも両方こなせるので、一台で胸トレの幅がかなり広がります。
ジムに通い始めてからの胸トレ
自宅トレに限界を感じてジムに入会してからは、バーベルベンチプレス中心のメニューに移行しました。
パワーラックとスミスマシンの使い分け
しっかり追い込みたい日はパワーラックでベンチプレス。セーフティバーをちょうど胸の少し下に合わせておけば、潰れても安心なので思い切って攻められます。
一方で、フォームをきれいに固めたいときや、疲れてフラつきそうな日はスミスマシンを使って、軌道を固定した状態で高回数セットを入れます。スミスマシンは賛否ありますが、僕は「安全に追い込めるマシン」としてかなり好きです。
ケーブルマシンとディップスタンド
仕上げに胸をパンプさせたいときに欠かせないのがケーブルマシン。ハイポジションからのケーブルクロスで胸をギューッと絞り込むと、次の日の筋肉痛がいい感じに来ます。
下部狙いの日はディップスタンドを使ったディップス。前傾を強めにして、胸をストレッチさせるイメージでゆっくり行うと、下部のラインがくっきりしてきた気がします。
補助ギアとコンディショニング
重量が少しずつ伸びてくると、ケガ予防のための小物も欲しくなってきます。正直なくても筋トレはできますが、僕は次のアイテムにだいぶ助けられています。
- ベンチプレスのときに手首を守るリストラップ
- 握力が先に終わっちゃうときのパワーグリップ
- 重いウェイトに挑戦するときのトレーニングベルト
- マメや擦れを防ぐためのトレーニンググローブ
特にリストラップは、手首が弱い人にはかなりおすすめです。巻くだけで安定感が変わって、ベンチプレス中の不安がだいぶ減りました。
トレ後のケアとしては、固まった胸や肩をほぐすためにフォームローラーとマッサージガンを使っています。
特にフォームローラーで背中をゴロゴロすると、巻き肩気味の僕でも胸が開いて呼吸がしやすくなるので、トレーニングしていない日でもつい乗ってしまいます。
胸トレと相性のいいサプリ・栄養の話
胸筋を大きくしたいなら、トレーニングだけじゃなくて食事もセットで考える必要があります。僕の場合、基本は普通の食事+プロテインというシンプルなスタイルです。
プロテインとカーボ
トレ後30分以内くらいに、ホエイプロテインを水でサッと飲むのが習慣になっています。持ち運びにはプロテインシェイカーがあると、職場でもジムでもどこでも飲めて便利です。
増量期でカロリーを稼ぎたいときは、粉飴としてマルトデキストリンを混ぜてドリンクにしています。正直、味はほとんど変わらないのに、炭水化物だけうまく追加できるので重宝しています。
アミノ酸系サプリ
筋肉痛がきつい時期に試してみたのがEAAサプリとBCAAサプリ。正直、劇的に何かが変わったかと言われると難しいですが、朝イチのトレーニング前にEAAサプリを飲むと、空腹でも動きやすい気がして、なんとなく続けています。
地味だけど大事なこと:記録と継続
トレ歴が長くなるほど、ふと「自分って本当に伸びてるのかな?」と不安になる時期が来ます。そんなときに頼りになるのが記録です。
僕はセット数や重量、回数を全部トレーニングノートに手書きしています。アプリも試したんですが、紙のトレーニングノートはページをめくったときの「この頃より今の自分の方が強いな」という感覚が分かりやすくて気に入っています。
また、自宅トレの日はトレーニングマットを敷いたら「今日はもうやるしかない」とスイッチが入るので、マットを敷く行為そのものがルーティンになっています。
これから胸トレを始める人への個人的アドバイス
最後に、完全に僕の主観ですが、「胸トレをこれから始めたい」という人に向けて、段階別に器具をまとめてみます。
- まずは自重で様子を見たい人
- 家で本格的に胸トレしたい人
- 可変式のダンベル or 可変式ダンベル
- 角度調整ができるトレーニングベンチ(フラット+インクライン対応)
- 補助用にトレーニングチューブ
- ジムでがっつり攻めたい人
- 栄養面もちゃんと整えたい人
- トレ後のホエイプロテイン+プロテインシェイカー
- カロリーを増やしたいときのマルトデキストリン
- 余裕があればEAAサプリやBCAAサプリ
僕自身、最初から完璧な環境があったわけではなくて、ダンベル1セットとトレーニングマットから少しずつ増やしてきました。胸筋は変化が目に見えやすいので、焦らず続けていけば、ある日ふと鏡を見たときに「おっ、胸板厚くなってきたかも」と実感できる瞬間が来ると思います。
筋トレ 胸筋を効率的に鍛える正しいフォーム・頻度・メニュー
胸の筋トレって、正直あまりやる気が出ない日もあるんですが、Tシャツを着たときのシルエットが一番変わる部位なので、僕は一番好きな部位でもあります。ここでは、完全に趣味でトレーニングを続けている一人の視点から、僕が実際に使っている器具やメニュー、失敗談なんかを混ぜつつ「胸筋をどう育ててきたか」をまとめてみます。
途中でいろいろな器具の名前が出てきますが、僕が買ったり、今でも「これは良かったな」と思っているものを中心に書いています。
僕の胸トレ環境と愛用している器具たち
最初に胸トレを始めたときは、部屋の片隅にトレーニングマットを敷いて、腕立てだけやっていました。お金も場所もなかったので、器具らしい器具は何もなし。でも、だんだん物足りなくなってきて少しずつ買い足していった結果、今はこんな感じです。
- 自宅のメイン器具
- たまに行くジムで使うもの
正直、ここまで揃える必要はまったくなくて、胸トレだけならダンベルと簡単なトレーニングベンチ、それから床に敷くトレーニングマットだけで十分だと思います。僕も最初の1〜2年はその組み合わせでした。
自重オンリー時代:プッシュアップで胸を作る
筋トレを始めたばかりの頃は、毎晩寝る前に腕立て伏せをしていました。床に手をついてやる普通の腕立てだと手首が痛くなってしまったので、早い段階でプッシュアップバーを導入。これはかなり正解でした。
- ノーマルプッシュアップ
- 手幅を広げたワイドプッシュアップ
- 足を台に乗せて行うデクラインプッシュアップ
こういうバリエーションを、トレーニングマットの上でひたすらやる感じです。自重だけでも、20〜30回できるようになるまではかなり胸が張ってきますし、プッシュアップのフォームを作っておくと、後からベンチプレスを始めたときも覚えが早かった気がします。
プッシュアップを本気で続けるなら、床が固いと手首と肩を痛めやすいので、僕はトレーニングマット+プッシュアップバーをセットでおすすめしたいです。
ダンベル胸トレにハマった話
次のステップで買ったのがダンベルとフラットベンチ。ここから世界が変わりました。
ダンベルベンチプレス
最初は10kgのダンベル2本からスタート。
フォームはこんな感じで意識しています。
- 肩甲骨を寄せて胸を張る
- 肘は開きすぎず、やや斜めに下ろす
- 反動を使わず、ゆっくり下ろして素早く押し上げる
重量が足りなくなってからは、プレートを付け替えられる可変式ダンベルに乗り換えました。プレート式の可変式ダンベルは、最初に慣れるまでちょっと面倒ですが、長く続けるならコスパ最強だと思います。
インクラインダンベルプレス
胸の上のほうを厚くしたくて、のちにインクラインベンチも購入。角度を30度くらいにしてダンベルプレスをやると、鎖骨の下あたりがバチっと張る感じがクセになりました。
折りたたみで角度を変えられるタイプのトレーニングベンチなら、フラットもインクラインベンチも両方こなせるので、一台で胸トレの幅がかなり広がります。
ジムに通い始めてからの胸トレ
自宅トレに限界を感じてジムに入会してからは、バーベルベンチプレス中心のメニューに移行しました。
パワーラックとスミスマシンの使い分け
しっかり追い込みたい日はパワーラックでベンチプレス。セーフティバーをちょうど胸の少し下に合わせておけば、潰れても安心なので思い切って攻められます。
一方で、フォームをきれいに固めたいときや、疲れてフラつきそうな日はスミスマシンを使って、軌道を固定した状態で高回数セットを入れます。スミスマシンは賛否ありますが、僕は「安全に追い込めるマシン」としてかなり好きです。
ケーブルマシンとディップスタンド
仕上げに胸をパンプさせたいときに欠かせないのがケーブルマシン。ハイポジションからのケーブルクロスで胸をギューッと絞り込むと、次の日の筋肉痛がいい感じに来ます。
下部狙いの日はディップスタンドを使ったディップス。前傾を強めにして、胸をストレッチさせるイメージでゆっくり行うと、下部のラインがくっきりしてきた気がします。
補助ギアとコンディショニング
重量が少しずつ伸びてくると、ケガ予防のための小物も欲しくなってきます。正直なくても筋トレはできますが、僕は次のアイテムにだいぶ助けられています。
- ベンチプレスのときに手首を守るリストラップ
- 握力が先に終わっちゃうときのパワーグリップ
- 重いウェイトに挑戦するときのトレーニングベルト
- マメや擦れを防ぐためのトレーニンググローブ
特にリストラップは、手首が弱い人にはかなりおすすめです。巻くだけで安定感が変わって、ベンチプレス中の不安がだいぶ減りました。
トレ後のケアとしては、固まった胸や肩をほぐすためにフォームローラーとマッサージガンを使っています。
特にフォームローラーで背中をゴロゴロすると、巻き肩気味の僕でも胸が開いて呼吸がしやすくなるので、トレーニングしていない日でもつい乗ってしまいます。
胸トレと相性のいいサプリ・栄養の話
胸筋を大きくしたいなら、トレーニングだけじゃなくて食事もセットで考える必要があります。僕の場合、基本は普通の食事+プロテインというシンプルなスタイルです。
プロテインとカーボ
トレ後30分以内くらいに、ホエイプロテインを水でサッと飲むのが習慣になっています。持ち運びにはプロテインシェイカーがあると、職場でもジムでもどこでも飲めて便利です。
増量期でカロリーを稼ぎたいときは、粉飴としてマルトデキストリンを混ぜてドリンクにしています。正直、味はほとんど変わらないのに、炭水化物だけうまく追加できるので重宝しています。
アミノ酸系サプリ
筋肉痛がきつい時期に試してみたのがEAAサプリとBCAAサプリ。正直、劇的に何かが変わったかと言われると難しいですが、朝イチのトレーニング前にEAAサプリを飲むと、空腹でも動きやすい気がして、なんとなく続けています。
地味だけど大事なこと:記録と継続
トレ歴が長くなるほど、ふと「自分って本当に伸びてるのかな?」と不安になる時期が来ます。そんなときに頼りになるのが記録です。
僕はセット数や重量、回数を全部トレーニングノートに手書きしています。アプリも試したんですが、紙のトレーニングノートはページをめくったときの「この頃より今の自分の方が強いな」という感覚が分かりやすくて気に入っています。
また、自宅トレの日はトレーニングマットを敷いたら「今日はもうやるしかない」とスイッチが入るので、マットを敷く行為そのものがルーティンになっています。
これから胸トレを始める人への個人的アドバイス
最後に、完全に僕の主観ですが、「胸トレをこれから始めたい」という人に向けて、段階別に器具をまとめてみます。
- まずは自重で様子を見たい人
- 家で本格的に胸トレしたい人
- 可変式のダンベル or 可変式ダンベル
- 角度調整ができるトレーニングベンチ(フラット+インクライン対応)
- 補助用にトレーニングチューブ
- ジムでがっつり攻めたい人
- 栄養面もちゃんと整えたい人
- トレ後のホエイプロテイン+プロテインシェイカー
- カロリーを増やしたいときのマルトデキストリン
- 余裕があればEAAサプリやBCAAサプリ
僕自身、最初から完璧な環境があったわけではなくて、ダンベル1セットとトレーニングマットから少しずつ増やしてきました。胸筋は変化が目に見えやすいので、焦らず続けていけば、ある日ふと鏡を見たときに「おっ、胸板厚くなってきたかも」と実感できる瞬間が来ると思います。

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