お腹周りの脂肪が気になり始めたのは、在宅ワークが増えてからでした。座りっぱなしの時間が伸びて、気がついたらジーンズのボタンがきつい…。体重計を見るのが怖くなってきた頃、「さすがにこれはまずい」と思って、お腹周りに効きそうな筋トレをいろいろ試し始めました。この記事は、そのときに僕が実際にやってみて、続けやすかったやり方や、買ってよかった・ちょっと失敗したなと思ったトレーニング用品の話を、あくまで素人目線でまとめたものです。
最初に買ったのは王道の腹筋ローラーでした。値段も手ごろだし、レビューを見ると「短時間でお腹に効く」と書いてあるので、勢いでポチッと購入。ところが届いて試してみたら、いきなり膝をつかずにやろうとして、見事に前のめりで崩れ落ちました。完全に実力不足でした。そこからは、エクササイズマット(ヨガマット)の上で膝コロからスタート。マットのおかげで膝も痛くならないし、「今日は10回だけ」と決めてコロコロしていくうちに、少しずつ腹直筋のあたりに効いてる感じが出てきました。
自宅トレを本格的にしようと思ったタイミングで、負荷を調整しやすいダンベル 可変式も導入しました。お腹周りだけ鍛えるつもりが、結局、背中やお尻、脚まで一緒にやったほうが見た目がバランス良くなることに気づいたからです。腕のトレーニングでダンベル 可変式を使うと、自然と姿勢が良くなって、プランクや腹筋系の種目もやりやすくなりました。
同時期に、ゴムの伸び縮みを使ったトレーニングチューブ(ゴムバンド)も購入。これが思った以上に便利で、ドアに引っかけてローテーション系の動きをすると、お腹の横の腹斜筋にじわじわ効きます。特に立ったまま、チューブを斜め下に引っ張る「ウッドチョップ」系の動作は、くびれを意識しやすくてお気に入りです。負荷も色違いで何本かあるセットタイプのトレーニングチューブ(ゴムバンド)を選べば、その日の体調に合わせて強さを変えられるので、飽きずに続けやすいと感じました。
体幹を遊び感覚で鍛えたくて手を出したのがバランスボールです。正直、最初は「ただの大きいボールじゃないか」と思っていたのですが、座るだけでも腹筋まわりがじんわり疲れます。テレビを見ながらバランスボールの上に座って骨盤を前後に動かすだけでも、普段あまり使わない筋肉が動いている感じがして、姿勢改善にも効いた気がします。ボールに足を乗せてのプランクも、慣れてくるとかなりお腹に効くので、レベルアップ用におすすめです。
プランク系の種目をやり込むようになってからは、手首の負担軽減を狙ってプランク用プッシュアップバーも使い始めました。普通の腕立て伏せ用バーですが、これを持ってプランクをすると、手首が曲がらないので長くキープしやすくなります。プランク用プッシュアップバーの上で30秒キープ→休憩→30秒キープというのを3セットくらいやると、お腹の奥からじわっと熱くなってくる感覚があって、ちょっとした達成感があります。
面白いギアとしては、フローリングの上で使えるコアトレーニング用スライディングディスクも買ってみました。足をディスクに乗せて、プランク姿勢で膝を胸に引き寄せる「マウンテンクライマー」風の動きは、見た目以上にキツくて、お腹周りにガツンときます。膝を左右に振るように動かすと、腹斜筋までよく使われているのが分かります。シンプルな円盤なのに、コアトレーニング用スライディングディスクは工夫次第でメニューが増やせるので、道具好きな人にはかなり楽しいアイテムだと思います。
「道具に頼りすぎるのはどうかな」と思いながらも、好奇心で試してみたのが腹筋ベルト(EMS腹筋ベルト)でした。正直なところ、これだけで劇的にお腹が凹むとは感じませんでしたが、在宅で座り仕事をしているときにお腹を意識させてくれるスイッチとしては悪くなかったです。腹筋ベルト(EMS腹筋ベルト)を使う日は、自然と「あとでちゃんと筋トレもしよう」と思えるので、モチベーション維持グッズくらいの感覚で付き合うのがちょうどいいかもしれません。
見た目のテンションを上げるために導入したのが加圧シャツ(コンプレッションインナー)とスポーツタイツ(コンプレッションタイツ)です。ピタッとしたウェアを着ると、お腹周りのたるみが逆に目立つのですが、それが「よし、もっと締めよう」という気持ちにつながりました。締め付けが苦手でなければ、加圧シャツ(コンプレッションインナー)は背筋も伸びやすくなるので、フォームを意識しやすい気がします。
妻は、自分用にトレーニング用スポーツブラを買ってから、ジャンプ系の有酸素運動も気にせずできるようになったと言っていました。上下の揺れを気にしなくて良いと、お腹周りのジャンプツイストやエアロビ風の動きも取り入れやすくなるので、女性にはかなり重要なアイテムだと思います。ウエストラインをギュッとしたい時期にはウエストシェイパー(加圧ベルト)を巻いてトレーニングすることもありましたが、これは締めすぎると苦しくなるので、あくまで「姿勢を意識する補助具」という感覚で使うのが良さそうです。
握力が弱めな僕にとって、ダンベルやトレーニングチューブ(ゴムバンド)をしっかり握るために役立ったのがトレーニンググローブでした。手のひらが滑りにくくなるので、腹筋ローラーやプランク用プッシュアップバーを使うときも安定感が出ます。これも必須ではありませんが、トレーニング中のちょっとしたストレスを減らしてくれるので、長く続けるうえでは地味に重要なアイテムだと感じました。
トレーニング後のケアとしては、フォームローラー(ストレッチローラー)をゴロゴロさせる時間が小さな楽しみになっています。お腹周りだけでなく、背中や太ももまでほぐせるので、全身のこわばりを取るのにちょうどいい感じです。フォームローラー(ストレッチローラー)で背中をコロコロしていると、猫背が少し楽になるような気がして、姿勢改善とお腹痩せってやっぱりつながっているんだなと実感します。
食事面で一番お世話になっているのは、やっぱりホエイプロテイン パウダーです。筋トレしたあとにタンパク質をしっかり取ると、翌日の筋肉痛が軽く感じられるので、ほぼ毎回飲むようになりました。牛乳で割るとカロリーが上がりすぎるので、普段は水+ホエイプロテイン パウダーをプロテインシェイカーでシャカシャカ振って飲んでいます。甘さ控えめが好きな人は、豆由来のソイプロテイン パウダーの方が合うかもしれません。僕も寝る前は胃に優しそうなソイプロテイン パウダーに切り替えたりしています。
トレーニング前後のドリンクとしては、筋肉痛軽減と集中力アップを狙ってBCAA/EAA サプリメントも時々使います。劇的な変化があるわけではありませんが、水代わりに飲んでいると「よし、今からトレーニングするぞ」というスイッチになってくれるので、完全に気分を盛り上げるアイテムとして愛用しています。粉末タイプのBCAA/EAA サプリメントをプロテインシェイカーで溶かすと、しっかり混ざって飲みやすいです。
モチベーション維持で役に立ったのが、運動量や心拍数を可視化してくれるフィットネス用スマートウォッチと、体重だけでなく筋肉量や体脂肪率もわかる体組成計(体脂肪計)です。フィットネス用スマートウォッチで1日の歩数や消費カロリーをチェックして、体組成計(体脂肪計)で週に1回くらい体脂肪率を記録しておくと、たとえ体重がそこまで減っていなくても「ウエスト周りが少し締まってきたかも」と数字で確認できるのがうれしいです。停滞期に入っても、ぼんやりとした不安よりも「まあ、このペースなら大丈夫か」と思えるので、精神的にも助けられました。
こうしていろいろなアイテムを並べてみると、かなり道具に頼っているように見えますが、実際にはどれも「続けるためのきっかけ」だったり「気分を上げる小道具」だったりします。必須なのは、せいぜいエクササイズマット(ヨガマット)と、やる気を出させてくれる腹筋ローラーくらいかもしれません。あとは、好みに合わせてバランスボールやダンベル 可変式、フォームローラー(ストレッチローラー)などを足していく感じで十分だと思います。
僕自身、お腹周りが目に見えて変わるまでには数か月かかりましたが、今振り返ると、特別な才能や根性があったわけではなく、「今日はこれだけやる」と決めた小さなメニューを、好きな道具たちと一緒に淡々と積み上げてきただけでした。もし昔の自分にアドバイスできるなら、「完璧なメニューを探すより、エクササイズマット(ヨガマット)を広げて、腹筋ローラーを10回だけ転がしてみろ」と言いたいです。お気に入りのホエイプロテイン パウダーをプロテインシェイカーで作って飲みながら、フィットネス用スマートウォッチと体組成計(体脂肪計)で変化を眺めていると、ゆっくりではありますが、お腹周りはちゃんと応えてくれる―そんな実感を、趣味の延長としてこれからも楽しんでいきたいと思っています。
筋トレ お腹周り|自宅で続くお腹痩せ完全ガイド40代向け
お腹周りの脂肪が気になり始めたのは、在宅ワークが増えてからでした。座りっぱなしの時間が伸びて、気がついたらジーンズのボタンがきつい…。体重計を見るのが怖くなってきた頃、「さすがにこれはまずい」と思って、お腹周りに効きそうな筋トレをいろいろ試し始めました。この記事は、そのときに僕が実際にやってみて、続けやすかったやり方や、買ってよかった・ちょっと失敗したなと思ったトレーニング用品の話を、あくまで素人目線でまとめたものです。
最初に買ったのは王道の腹筋ローラーでした。値段も手ごろだし、レビューを見ると「短時間でお腹に効く」と書いてあるので、勢いでポチッと購入。ところが届いて試してみたら、いきなり膝をつかずにやろうとして、見事に前のめりで崩れ落ちました。完全に実力不足でした。そこからは、エクササイズマット(ヨガマット)の上で膝コロからスタート。マットのおかげで膝も痛くならないし、「今日は10回だけ」と決めてコロコロしていくうちに、少しずつ腹直筋のあたりに効いてる感じが出てきました。
自宅トレを本格的にしようと思ったタイミングで、負荷を調整しやすいダンベル 可変式も導入しました。お腹周りだけ鍛えるつもりが、結局、背中やお尻、脚まで一緒にやったほうが見た目がバランス良くなることに気づいたからです。腕のトレーニングでダンベル 可変式を使うと、自然と姿勢が良くなって、プランクや腹筋系の種目もやりやすくなりました。
同時期に、ゴムの伸び縮みを使ったトレーニングチューブ(ゴムバンド)も購入。これが思った以上に便利で、ドアに引っかけてローテーション系の動きをすると、お腹の横の腹斜筋にじわじわ効きます。特に立ったまま、チューブを斜め下に引っ張る「ウッドチョップ」系の動作は、くびれを意識しやすくてお気に入りです。負荷も色違いで何本かあるセットタイプのトレーニングチューブ(ゴムバンド)を選べば、その日の体調に合わせて強さを変えられるので、飽きずに続けやすいと感じました。
体幹を遊び感覚で鍛えたくて手を出したのがバランスボールです。正直、最初は「ただの大きいボールじゃないか」と思っていたのですが、座るだけでも腹筋まわりがじんわり疲れます。テレビを見ながらバランスボールの上に座って骨盤を前後に動かすだけでも、普段あまり使わない筋肉が動いている感じがして、姿勢改善にも効いた気がします。ボールに足を乗せてのプランクも、慣れてくるとかなりお腹に効くので、レベルアップ用におすすめです。
プランク系の種目をやり込むようになってからは、手首の負担軽減を狙ってプランク用プッシュアップバーも使い始めました。普通の腕立て伏せ用バーですが、これを持ってプランクをすると、手首が曲がらないので長くキープしやすくなります。プランク用プッシュアップバーの上で30秒キープ→休憩→30秒キープというのを3セットくらいやると、お腹の奥からじわっと熱くなってくる感覚があって、ちょっとした達成感があります。
面白いギアとしては、フローリングの上で使えるコアトレーニング用スライディングディスクも買ってみました。足をディスクに乗せて、プランク姿勢で膝を胸に引き寄せる「マウンテンクライマー」風の動きは、見た目以上にキツくて、お腹周りにガツンときます。膝を左右に振るように動かすと、腹斜筋までよく使われているのが分かります。シンプルな円盤なのに、コアトレーニング用スライディングディスクは工夫次第でメニューが増やせるので、道具好きな人にはかなり楽しいアイテムだと思います。
「道具に頼りすぎるのはどうかな」と思いながらも、好奇心で試してみたのが腹筋ベルト(EMS腹筋ベルト)でした。正直なところ、これだけで劇的にお腹が凹むとは感じませんでしたが、在宅で座り仕事をしているときにお腹を意識させてくれるスイッチとしては悪くなかったです。腹筋ベルト(EMS腹筋ベルト)を使う日は、自然と「あとでちゃんと筋トレもしよう」と思えるので、モチベーション維持グッズくらいの感覚で付き合うのがちょうどいいかもしれません。
見た目のテンションを上げるために導入したのが加圧シャツ(コンプレッションインナー)とスポーツタイツ(コンプレッションタイツ)です。ピタッとしたウェアを着ると、お腹周りのたるみが逆に目立つのですが、それが「よし、もっと締めよう」という気持ちにつながりました。締め付けが苦手でなければ、加圧シャツ(コンプレッションインナー)は背筋も伸びやすくなるので、フォームを意識しやすい気がします。
妻は、自分用にトレーニング用スポーツブラを買ってから、ジャンプ系の有酸素運動も気にせずできるようになったと言っていました。上下の揺れを気にしなくて良いと、お腹周りのジャンプツイストやエアロビ風の動きも取り入れやすくなるので、女性にはかなり重要なアイテムだと思います。ウエストラインをギュッとしたい時期にはウエストシェイパー(加圧ベルト)を巻いてトレーニングすることもありましたが、これは締めすぎると苦しくなるので、あくまで「姿勢を意識する補助具」という感覚で使うのが良さそうです。
握力が弱めな僕にとって、ダンベルやトレーニングチューブ(ゴムバンド)をしっかり握るために役立ったのがトレーニンググローブでした。手のひらが滑りにくくなるので、腹筋ローラーやプランク用プッシュアップバーを使うときも安定感が出ます。これも必須ではありませんが、トレーニング中のちょっとしたストレスを減らしてくれるので、長く続けるうえでは地味に重要なアイテムだと感じました。
トレーニング後のケアとしては、フォームローラー(ストレッチローラー)をゴロゴロさせる時間が小さな楽しみになっています。お腹周りだけでなく、背中や太ももまでほぐせるので、全身のこわばりを取るのにちょうどいい感じです。フォームローラー(ストレッチローラー)で背中をコロコロしていると、猫背が少し楽になるような気がして、姿勢改善とお腹痩せってやっぱりつながっているんだなと実感します。
食事面で一番お世話になっているのは、やっぱりホエイプロテイン パウダーです。筋トレしたあとにタンパク質をしっかり取ると、翌日の筋肉痛が軽く感じられるので、ほぼ毎回飲むようになりました。牛乳で割るとカロリーが上がりすぎるので、普段は水+ホエイプロテイン パウダーをプロテインシェイカーでシャカシャカ振って飲んでいます。甘さ控えめが好きな人は、豆由来のソイプロテイン パウダーの方が合うかもしれません。僕も寝る前は胃に優しそうなソイプロテイン パウダーに切り替えたりしています。
トレーニング前後のドリンクとしては、筋肉痛軽減と集中力アップを狙ってBCAA/EAA サプリメントも時々使います。劇的な変化があるわけではありませんが、水代わりに飲んでいると「よし、今からトレーニングするぞ」というスイッチになってくれるので、完全に気分を盛り上げるアイテムとして愛用しています。粉末タイプのBCAA/EAA サプリメントをプロテインシェイカーで溶かすと、しっかり混ざって飲みやすいです。
モチベーション維持で役に立ったのが、運動量や心拍数を可視化してくれるフィットネス用スマートウォッチと、体重だけでなく筋肉量や体脂肪率もわかる体組成計(体脂肪計)です。フィットネス用スマートウォッチで1日の歩数や消費カロリーをチェックして、体組成計(体脂肪計)で週に1回くらい体脂肪率を記録しておくと、たとえ体重がそこまで減っていなくても「ウエスト周りが少し締まってきたかも」と数字で確認できるのがうれしいです。停滞期に入っても、ぼんやりとした不安よりも「まあ、このペースなら大丈夫か」と思えるので、精神的にも助けられました。
こうしていろいろなアイテムを並べてみると、かなり道具に頼っているように見えますが、実際にはどれも「続けるためのきっかけ」だったり「気分を上げる小道具」だったりします。必須なのは、せいぜいエクササイズマット(ヨガマット)と、やる気を出させてくれる腹筋ローラーくらいかもしれません。あとは、好みに合わせてバランスボールやダンベル 可変式、フォームローラー(ストレッチローラー)などを足していく感じで十分だと思います。
僕自身、お腹周りが目に見えて変わるまでには数か月かかりましたが、今振り返ると、特別な才能や根性があったわけではなく、「今日はこれだけやる」と決めた小さなメニューを、好きな道具たちと一緒に淡々と積み上げてきただけでした。もし昔の自分にアドバイスできるなら、「完璧なメニューを探すより、エクササイズマット(ヨガマット)を広げて、腹筋ローラーを10回だけ転がしてみろ」と言いたいです。お気に入りのホエイプロテイン パウダーをプロテインシェイカーで作って飲みながら、フィットネス用スマートウォッチと体組成計(体脂肪計)で変化を眺めていると、ゆっくりではありますが、お腹周りはちゃんと応えてくれる―そんな実感を、趣味の延長としてこれからも楽しんでいきたいと思っています。

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