「テリックサンダルってサイズどう選べばいいの？」という話、ネットを見ているとけっこうカオスなんですよね。小さめって書いてあると思ったら、大きめって書いてあったり、人によって言うことがバラバラ。ここでは、いろんな口コミやサイズ表を眺めて感じたことを、ラフなメモ的にまとめておきます。プロのシューフィッター目線というより、リカバリーサンダル好きが情報を整理してニヤニヤしている感じだと思って読んでもらえれば。
まず事情として、テリックサンダルはUSサイズ基準だったり、S・M・L表記だったり、ショップによって表示ルールが違うことが多いです。例えばスライドタイプの代表格であるテリック W-STRAP サンダルは「S＝23〜23.5cm」「M＝24〜24.5cm」みたいにざっくり分けられていて、ハーフサイズ民は「どっちに行けばいいの？」ってなりがち。トングタイプのテリック FLIPFLOP ULTRASOFTや、アウトドア寄りのテリック ALLROADS S4、テリック ALLROADS S3もUS7とかUS8で書いてあったりして、数字を見ただけではピンと来ない人も多いと思います。
そこに加えて、モデルごとにソールの厚みや甲のホールド感が違うので、「同じサイズなのに別の靴みたいに感じる」という口コミが多いのもややこしいポイント。ふわっと沈み込むクッションのテリック W-CLOUD サンダルと、ストラップでしっかり固定するテリック W-BUCKLE2 サンダルでは、同じサイズでも足の収まり方が全然違うイメージになります。甲が高い人は特に、こういう「ホールド強めのモデル」をどうするかで悩みがちです。
ここからは完全に感想ベースですが、口コミを眺めていると、テリックのサイズ感はざっくり「ジャスト〜0.5cm上を選ぶ人が多い」印象があります。スライド型のテリック W-STRAP サンダルは、実寸どおりか、迷ったらワンサイズ上にしている人が多い感じ。標準〜やや細めの足ならジャストでぴったり、幅広・甲高だとワンサイズ上げておくとストラップの食い込みがマイルドになりそう、という書き方をしている人がよく見つかります。
トング型のテリック FLIPFLOP ULTRASOFTは、鼻緒の当たり方が好みを分けるタイプで、足指の付け根あたりが敏感な人は、少し余裕を持たせたサイズを選んでいることが多い印象です。素足前提でゆったり履きたい人は0.5cmアップ、ビーチサンダルっぽくキュッとフィットさせたい人は実寸寄り、みたいなノリでサイズを決めている雰囲気があります。
アウトドア寄りのストラップモデル、たとえばテリック ALLROADS S4やテリック ALLROADS S3は、甲と足首をベルトで調整できるぶん、足長さえ合っていれば多少の幅・甲の差はごまかしやすそうです。その一方で、「長さは合っているのにベルトの位置が自分の足と噛み合わなくて、当たるところが痛い」という声もちらほら見かけるので、ここはサイズだけでなく足型との相性ゲームという感じもあります。
可愛い雰囲気のモデルで言うと、厚めソールにふわっとした履き心地のテリック W-CLOUD サンダルや、華奢めなトングのテリック W-FLIPFLOP サンダル、足首ストラップ付きのテリック ANKLE STRAP サンダルあたりもサイズ選びで話題になりがちです。これらは「見た目は軽やかだけど、履くと意外とホールド感がある」というパターンが多くて、特にテリック ANKLE STRAP サンダルは足首周りの締め具合で印象がガラッと変わるタイプ。ふんわり履きたいなら少し余裕のあるサイズ、ガチっと固定したいならジャスト寄り、という感想が多いです。
サボ系のテリック COMFY SABOTは、「かかとが浮きやすいから少しタイトめが好き」という人と、「リラックス用だからかかとは多少浮いてもいいから余裕を取りたい」という人に分かれていて、ここも完全に好みの世界という感じがします。足首まわりを固定しない靴なので、全体のゆるさをどこまで許容するかで選ぶサイズが変わってきそうです。
じゃあ性能の話を絡めてサイズ感を見るとどうなるかというと、テリックサンダルのポイントはやっぱりソールのクッション性です。リカバリー系らしく、歩くとほどよく沈み込む感触が前提になっているので、あまりに小さすぎるサイズを選ぶと、その沈み込みの気持ちよさより先に「足指が前に当たる」「サイドに乗り出す」という不快感が来てしまいそう。ふだんのスニーカーの感覚でギリギリのサイズを選ぶより、特にテリック W-STRAP サンダルやテリック W-CLOUD サンダルみたいな「くつろぎ系モデル」は、少しゆとりを持たせたほうがテリックらしさが出るんじゃないかな、という印象があります。
逆に、街歩きや旅行でしっかり距離を歩きたい人なら、テリック ALLROADS S4やテリック ALLROADS S3、ベルト付きのテリック W-BUCKLE2 サンダルあたりをジャスト気味に選んで、ストラップで微調整するのが良さそうです。ここは「ふわふわリラックス重視」か「ホールド感重視」かで、同じ実寸でもおすすめサイズが変わりそうで、テリックはその振れ幅が大きいブランドというイメージを持ちました。
トング系のテリック FLIPFLOP ULTRASOFTやテリック W-FLIPFLOP サンダルは、鼻緒が柔らかいとはいえ、サイズが小さすぎると前に詰まりやすくて本来のクッション性能を味わう前に疲れてしまいそうなので、指先に少し余裕を残すイメージが合っていると思います。
全体をざっくりまとめると、テリックサンダルは「サイズ表だけ見て一発で決める」というより、モデルの性格と自分の足のタイプを照らし合わせて遊びながら選ぶブランドという印象です。ふわっと過ごしたい日はテリック W-CLOUD サンダル、海やプールにはテリック FLIPFLOP ULTRASOFT、街歩きにはテリック ALLROADS S4、ちょっとキレイめに振りたい日はテリック ANKLE STRAP サンダルやテリック COMFY SABOTみたいな雰囲気重視モデル、みたいにシーンで妄想しながらサイズ表とにらめっこするのも楽しいと思います。
完璧な答えが一つ決まっている、というより、「自分の足と相性のいいサイズ感を探す遊び」としてテリックを眺めると、サイズ選びの悩みも少しだけ気楽になるかもしれません。
テリックサンダル サイズ感で迷ったときのゆるっとサイズ選びメモ
「テリックサンダルってサイズどう選べばいいの？」という話、ネットを見ているとけっこうカオスなんですよね。小さめって書いてあると思ったら、大きめって書いてあったり、人によって言うことがバラバラ。ここでは、いろんな口コミやサイズ表を眺めて感じたことを、ラフなメモ的にまとめておきます。プロのシューフィッター目線というより、リカバリーサンダル好きが情報を整理してニヤニヤしている感じだと思って読んでもらえれば。
まず事情として、テリックサンダルはUSサイズ基準だったり、S・M・L表記だったり、ショップによって表示ルールが違うことが多いです。例えばスライドタイプの代表格であるテリック W-STRAP サンダルは「S＝23〜23.5cm」「M＝24〜24.5cm」みたいにざっくり分けられていて、ハーフサイズ民は「どっちに行けばいいの？」ってなりがち。トングタイプのテリック FLIPFLOP ULTRASOFTや、アウトドア寄りのテリック ALLROADS S4、テリック ALLROADS S3もUS7とかUS8で書いてあったりして、数字を見ただけではピンと来ない人も多いと思います。
そこに加えて、モデルごとにソールの厚みや甲のホールド感が違うので、「同じサイズなのに別の靴みたいに感じる」という口コミが多いのもややこしいポイント。ふわっと沈み込むクッションのテリック W-CLOUD サンダルと、ストラップでしっかり固定するテリック W-BUCKLE2 サンダルでは、同じサイズでも足の収まり方が全然違うイメージになります。甲が高い人は特に、こういう「ホールド強めのモデル」をどうするかで悩みがちです。
ここからは完全に感想ベースですが、口コミを眺めていると、テリックのサイズ感はざっくり「ジャスト〜0.5cm上を選ぶ人が多い」印象があります。スライド型のテリック W-STRAP サンダルは、実寸どおりか、迷ったらワンサイズ上にしている人が多い感じ。標準〜やや細めの足ならジャストでぴったり、幅広・甲高だとワンサイズ上げておくとストラップの食い込みがマイルドになりそう、という書き方をしている人がよく見つかります。
トング型のテリック FLIPFLOP ULTRASOFTは、鼻緒の当たり方が好みを分けるタイプで、足指の付け根あたりが敏感な人は、少し余裕を持たせたサイズを選んでいることが多い印象です。素足前提でゆったり履きたい人は0.5cmアップ、ビーチサンダルっぽくキュッとフィットさせたい人は実寸寄り、みたいなノリでサイズを決めている雰囲気があります。
アウトドア寄りのストラップモデル、たとえばテリック ALLROADS S4やテリック ALLROADS S3は、甲と足首をベルトで調整できるぶん、足長さえ合っていれば多少の幅・甲の差はごまかしやすそうです。その一方で、「長さは合っているのにベルトの位置が自分の足と噛み合わなくて、当たるところが痛い」という声もちらほら見かけるので、ここはサイズだけでなく足型との相性ゲームという感じもあります。
可愛い雰囲気のモデルで言うと、厚めソールにふわっとした履き心地のテリック W-CLOUD サンダルや、華奢めなトングのテリック W-FLIPFLOP サンダル、足首ストラップ付きのテリック ANKLE STRAP サンダルあたりもサイズ選びで話題になりがちです。これらは「見た目は軽やかだけど、履くと意外とホールド感がある」というパターンが多くて、特にテリック ANKLE STRAP サンダルは足首周りの締め具合で印象がガラッと変わるタイプ。ふんわり履きたいなら少し余裕のあるサイズ、ガチっと固定したいならジャスト寄り、という感想が多いです。
サボ系のテリック COMFY SABOTは、「かかとが浮きやすいから少しタイトめが好き」という人と、「リラックス用だからかかとは多少浮いてもいいから余裕を取りたい」という人に分かれていて、ここも完全に好みの世界という感じがします。足首まわりを固定しない靴なので、全体のゆるさをどこまで許容するかで選ぶサイズが変わってきそうです。
じゃあ性能の話を絡めてサイズ感を見るとどうなるかというと、テリックサンダルのポイントはやっぱりソールのクッション性です。リカバリー系らしく、歩くとほどよく沈み込む感触が前提になっているので、あまりに小さすぎるサイズを選ぶと、その沈み込みの気持ちよさより先に「足指が前に当たる」「サイドに乗り出す」という不快感が来てしまいそう。ふだんのスニーカーの感覚でギリギリのサイズを選ぶより、特にテリック W-STRAP サンダルやテリック W-CLOUD サンダルみたいな「くつろぎ系モデル」は、少しゆとりを持たせたほうがテリックらしさが出るんじゃないかな、という印象があります。
逆に、街歩きや旅行でしっかり距離を歩きたい人なら、テリック ALLROADS S4やテリック ALLROADS S3、ベルト付きのテリック W-BUCKLE2 サンダルあたりをジャスト気味に選んで、ストラップで微調整するのが良さそうです。ここは「ふわふわリラックス重視」か「ホールド感重視」かで、同じ実寸でもおすすめサイズが変わりそうで、テリックはその振れ幅が大きいブランドというイメージを持ちました。
トング系のテリック FLIPFLOP ULTRASOFTやテリック W-FLIPFLOP サンダルは、鼻緒が柔らかいとはいえ、サイズが小さすぎると前に詰まりやすくて本来のクッション性能を味わう前に疲れてしまいそうなので、指先に少し余裕を残すイメージが合っていると思います。
全体をざっくりまとめると、テリックサンダルは「サイズ表だけ見て一発で決める」というより、モデルの性格と自分の足のタイプを照らし合わせて遊びながら選ぶブランドという印象です。ふわっと過ごしたい日はテリック W-CLOUD サンダル、海やプールにはテリック FLIPFLOP ULTRASOFT、街歩きにはテリック ALLROADS S4、ちょっとキレイめに振りたい日はテリック ANKLE STRAP サンダルやテリック COMFY SABOTみたいな雰囲気重視モデル、みたいにシーンで妄想しながらサイズ表とにらめっこするのも楽しいと思います。
完璧な答えが一つ決まっている、というより、「自分の足と相性のいいサイズ感を探す遊び」としてテリックを眺めると、サイズ選びの悩みも少しだけ気楽になるかもしれません。
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