冬になるたび、「サイズ感 アウター」で検索して画面の前で固まっている人間です。特にオンラインでアウターを探していると、モデルさんの身長も体型も自分と違うし、レビューも人それぞれで、結局どのサイズを選べばいいのか分からなくなります。しかも最近はオーバーサイズが普通になってきて、「ジャストを選ぶべきか、ワンサイズ上げるべきか」という永遠のテーマが常に頭の中に居座っている感じです。
街で見かけるアウターもけっこう極端で、ぴったりのチェスターをきっちり着ている人もいれば、膝下まであるビッグシルエットのコートに埋もれている人もいて、「どこまでがオシャレで、どこからがサイズミスなのか」が素人目には本当にむずかしいところです。そんなことを考えながら、ネットであれこれ眺めているうちに、気になるアウターの名前だけはどんどん覚えていくので、そのメモもかねて自分なりのサイズ感のイメージを書き残しておこうかな、というノリの記事です。
SNSやコーデサイトをぼんやり見ていると、アウトドア系のアウターはとくに「サイズ感 アウター」の沼が深いなあと思います。ザ・ノース・フェイス コンパクトジャケットなんかは、普段着としても使いやすいライトアウターなので、ジャスト寄りで着ている人と、パーカーをガッツリ中に仕込めるようにちょい大きめを選んでいる人が半々くらいに見える印象です。同じブランドでも、ザ・ノース・フェイス マウンテンダウンジャケットやザ・ノース・フェイス ヌプシジャケットは、元がけっこうボリュームのあるデザインなので、ワンサイズ上げると一気に「着られてる感」が増してしまうように見えます。写真だけ見ていても、その境界線がかなりシビアそうです。
もう少しガチな山寄りの雰囲気だと、ザ・ノース・フェイス ビレイヤーパーカやザ・ノース・フェイス オルタレーションダウンシェルパーカみたいなモデルもよく見かけますが、これくらいのクラスになると「防寒のためのゆとり」と「街で着たときのスッキリ感」のバランスがさらに難しそうな印象です。レビュー欄を見ていると、肩幅が合っていれば多少身幅に余裕があってもカッコよく決まる、みたいな声が多くて、やっぱりアウターのサイズ感は肩が命なんだなと素人なりに納得しています。
ボア系の代名詞みたいになっているパタゴニア クラシック レトロX ジャケットやパタゴニア レトロX ベストも、写真で見る限り、ジャストよりちょっと余裕があるくらいがかわいく見えやすいアイテムだなと感じます。ピタピタにするとアウトドア感が強くなりすぎて、普段着としては少し体育会系な印象になることもあるので、このあたりは好みがかなり分かれそうです。
一方で、日常使い前提のプチプラ系アウターだと、ユニクロ ウルトラライトダウンジャケットみたいなインナーダウンは、完全に「中に仕込む前提のサイズ感」な雰囲気があります。これをアウターとして一枚で着るか、コートの下に着るかで選ぶサイズが全然変わってくるので、用途をはっきりさせてからサイズ表を見るのが大事そうです。ユニクロ シームレスダウンジャケットくらいになると、見た目のツルっとしたきれいさもあって、通勤用にジャストめで選んでいる人が多い印象で、ユニクロ ダウンオーバーサイズコートあたりは逆に「大きく着てなんぼ」な雰囲気が画面越しにも伝わってきます。
ラグジュアリーダウンの世界を覗くと、カナダグース ジャスパー パーカやモンクレール ダウンジャケットあたりは、サイズ感を間違えると一気に“借り物感”が出そうで、個人的には一番怖いゾーンです。シルエットが綺麗すぎるがゆえに、肩が落ちすぎても、パツパツになってももったいないというか、写真で見ているだけでも緊張します。同じく大人っぽい雰囲気のムーレー SIRO ダウンジャケットやタトラス CIZIO ダウンジャケットも、レビューでは「普段どおりのサイズでスッキリ」「インナーを厚くしたい人はワンサイズアップ」といったコメントが多くて、やっぱりこのあたりのブランドは“ジャスト寄りが基本”という空気を感じます。
フレンチワークっぽい雰囲気が好きな人だと、ダントン アーミー ダウンジャケットも気になる存在だと思います。写真で見ると身幅にゆとりがあって、肩もやや落ち気味な設計なので、ほどよくラフに着るなら普段サイズ、きちんと感を出したいなら中に着るものを薄めにしてジャストに寄せる、くらいのさじ加減が良さそうに見えます。
ここまでいろんなアウターを眺めてきて、結局「サイズ感 アウター」で迷ったときに自分が頼りたい軸は、かなりシンプルなところに落ち着いてきました。まず、肩幅は“落ちすぎないけれど、少しだけ余裕がある”くらいを目指すこと。次に、インナーをどれくらい着込みたいかを先に決めてから、身幅や腕まわりのゆとりをイメージすること。そして、着丈は自分の身長と好みのバランスを鏡でイメトレしながら選ぶこと。数字だけを見るとややこしいのですが、具体的なアイテムの写真やレビューを眺めながら、「この人の着方いいな」と思える実例をいくつか見つけて、それに近いサイズ感を狙うのが、素人には一番現実的なやり方かなと感じています。
プロみたいに一発で“これだ”と当てられるタイプではないので、こういうふんわりした基準と、気になったアウターたちの名前のメモを頼りにしつつ、これからもゆっくりサイズ感の正解を探していこうかな、というゆるい締め方で終わります。
サイズ感に迷子にならないアウター選びのゆるメモ
冬になるたび、「サイズ感 アウター」で検索して画面の前で固まっている人間です。特にオンラインでアウターを探していると、モデルさんの身長も体型も自分と違うし、レビューも人それぞれで、結局どのサイズを選べばいいのか分からなくなります。しかも最近はオーバーサイズが普通になってきて、「ジャストを選ぶべきか、ワンサイズ上げるべきか」という永遠のテーマが常に頭の中に居座っている感じです。
街で見かけるアウターもけっこう極端で、ぴったりのチェスターをきっちり着ている人もいれば、膝下まであるビッグシルエットのコートに埋もれている人もいて、「どこまでがオシャレで、どこからがサイズミスなのか」が素人目には本当にむずかしいところです。そんなことを考えながら、ネットであれこれ眺めているうちに、気になるアウターの名前だけはどんどん覚えていくので、そのメモもかねて自分なりのサイズ感のイメージを書き残しておこうかな、というノリの記事です。
SNSやコーデサイトをぼんやり見ていると、アウトドア系のアウターはとくに「サイズ感 アウター」の沼が深いなあと思います。ザ・ノース・フェイス コンパクトジャケットなんかは、普段着としても使いやすいライトアウターなので、ジャスト寄りで着ている人と、パーカーをガッツリ中に仕込めるようにちょい大きめを選んでいる人が半々くらいに見える印象です。同じブランドでも、ザ・ノース・フェイス マウンテンダウンジャケットやザ・ノース・フェイス ヌプシジャケットは、元がけっこうボリュームのあるデザインなので、ワンサイズ上げると一気に「着られてる感」が増してしまうように見えます。写真だけ見ていても、その境界線がかなりシビアそうです。
もう少しガチな山寄りの雰囲気だと、ザ・ノース・フェイス ビレイヤーパーカやザ・ノース・フェイス オルタレーションダウンシェルパーカみたいなモデルもよく見かけますが、これくらいのクラスになると「防寒のためのゆとり」と「街で着たときのスッキリ感」のバランスがさらに難しそうな印象です。レビュー欄を見ていると、肩幅が合っていれば多少身幅に余裕があってもカッコよく決まる、みたいな声が多くて、やっぱりアウターのサイズ感は肩が命なんだなと素人なりに納得しています。
ボア系の代名詞みたいになっているパタゴニア クラシック レトロX ジャケットやパタゴニア レトロX ベストも、写真で見る限り、ジャストよりちょっと余裕があるくらいがかわいく見えやすいアイテムだなと感じます。ピタピタにするとアウトドア感が強くなりすぎて、普段着としては少し体育会系な印象になることもあるので、このあたりは好みがかなり分かれそうです。
一方で、日常使い前提のプチプラ系アウターだと、ユニクロ ウルトラライトダウンジャケットみたいなインナーダウンは、完全に「中に仕込む前提のサイズ感」な雰囲気があります。これをアウターとして一枚で着るか、コートの下に着るかで選ぶサイズが全然変わってくるので、用途をはっきりさせてからサイズ表を見るのが大事そうです。ユニクロ シームレスダウンジャケットくらいになると、見た目のツルっとしたきれいさもあって、通勤用にジャストめで選んでいる人が多い印象で、ユニクロ ダウンオーバーサイズコートあたりは逆に「大きく着てなんぼ」な雰囲気が画面越しにも伝わってきます。
ラグジュアリーダウンの世界を覗くと、カナダグース ジャスパー パーカやモンクレール ダウンジャケットあたりは、サイズ感を間違えると一気に“借り物感”が出そうで、個人的には一番怖いゾーンです。シルエットが綺麗すぎるがゆえに、肩が落ちすぎても、パツパツになってももったいないというか、写真で見ているだけでも緊張します。同じく大人っぽい雰囲気のムーレー SIRO ダウンジャケットやタトラス CIZIO ダウンジャケットも、レビューでは「普段どおりのサイズでスッキリ」「インナーを厚くしたい人はワンサイズアップ」といったコメントが多くて、やっぱりこのあたりのブランドは“ジャスト寄りが基本”という空気を感じます。
フレンチワークっぽい雰囲気が好きな人だと、ダントン アーミー ダウンジャケットも気になる存在だと思います。写真で見ると身幅にゆとりがあって、肩もやや落ち気味な設計なので、ほどよくラフに着るなら普段サイズ、きちんと感を出したいなら中に着るものを薄めにしてジャストに寄せる、くらいのさじ加減が良さそうに見えます。
ここまでいろんなアウターを眺めてきて、結局「サイズ感 アウター」で迷ったときに自分が頼りたい軸は、かなりシンプルなところに落ち着いてきました。まず、肩幅は“落ちすぎないけれど、少しだけ余裕がある”くらいを目指すこと。次に、インナーをどれくらい着込みたいかを先に決めてから、身幅や腕まわりのゆとりをイメージすること。そして、着丈は自分の身長と好みのバランスを鏡でイメトレしながら選ぶこと。数字だけを見るとややこしいのですが、具体的なアイテムの写真やレビューを眺めながら、「この人の着方いいな」と思える実例をいくつか見つけて、それに近いサイズ感を狙うのが、素人には一番現実的なやり方かなと感じています。
プロみたいに一発で“これだ”と当てられるタイプではないので、こういうふんわりした基準と、気になったアウターたちの名前のメモを頼りにしつつ、これからもゆっくりサイズ感の正解を探していこうかな、というゆるい締め方で終わります。

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