今思えば、その時期を抜けたあたりからちょっとずつ身体が締まってきて、「ああ、あの増量期っぽい期間も無駄じゃなかったんだな」と分かりました。今日は、そのときのメモをかき集める感じで、完全に個人の体験ベースで「体重が増えても見た目が変わらない時期、どう過ごしたか」をゆるく書いてみます。
体重が増えて焦った最初の数週間
筋トレを始めたばかりの頃、僕の相棒はAmazonで買ったダンベル セットと、安いトレーニングマットだけでした。リビングの隅にヨガマットを敷いて、YouTubeの筋トレ動画を真似するところからスタート。
最初は軽い重量でも筋肉痛がすごくて、「これは絶対筋肉が増えてる!」とテンション高めだったんですが、1〜2週間たったときに体重を測ったら、スタート時から+2kg。お腹をつまんでみると、明らかに掴める肉が増えている気がして、かなりショックでした。
そこで慌てて購入したのが、体脂肪まで見られる体組成計(体脂肪計)。これで毎日記録を取るようにしたら、体重は増えたけど体脂肪率はほぼ横ばいということが分かり、少しだけ安心しました。
食事を見直すために買ったものたち
増量期っぽくなってきた原因を探るために、まずは食事を見直すことにしました。
タンパク質を増やそうと思って最初に手を出したのが、王道のホエイプロテイン。朝とトレ後に飲むようにしたんですが、夜寝る前は吸収がゆっくりなカゼインプロテインに変えてみたり、豆由来のソイプロテインも試してみたりと、完全にプロテイン沼にハマりました。
粉ばかり増えてキッチンがカオスになったので、混ぜやすいプロテインシェイカーも購入。これで牛乳や豆乳と一緒に振って飲むようにしたら、コンビニで無駄な菓子パンを買う回数も減り、結果的に総カロリーは少し落ち着きました。
サプリ系も興味本位で色々試しました。トレ中のドリンク用にEAA サプリメント、脚トレの日だけクレアチン サプリメントを飲んでみたり、飲み過ぎた時期の翌月に慌ててマルチビタミン サプリメントとフィッシュオイル サプリメントを追加してみたり。
正直、どれがどれだけ効いているのかは素人にはよく分かりませんが、「これだけやってるんだから大丈夫だろ」と思えるメンタル面の効果はかなり大きかったです。
家トレ環境をちょっとずつ強化
最初はダンベル セットだけだったのが、だんだん物足りなくなってきて、思い切って可変式ダンベルを導入しました。プレートを付け替えなくてもガチャっと重さを変えられるやつで、これにしてから「重量を伸ばす」ことに本気を出せるようになりました。
ベンチ系の種目がやりたくて、折りたたみ式のトレーニングベンチも購入。リビングが完全に小さなジムみたいになってきて、さすがに家族に怒られそうだったので、ラックは迷った末コンパクトサイズのパワーラックを選びました。
握力と手のひらの痛み対策でトレーニンググローブ、腰の不安が出てきたので重いスクワットの日だけトレーニングベルトも導入。こうやって道具を揃えていくうちに、「せっかく買ったんだからサボれない」という謎の義務感が生まれ、結果としてトレーニング頻度が上がりました。
見た目の変化を数字で確かめる
それでもやっぱり、鏡では変化が分かりにくい時期がありました。そこで取り入れたのが、周囲のサイズを測ること。
ウエストや腕周り、太ももなどを定期的に測るために、巻き付けて測れるボディメジャー(メジャーリングテープ)を買いました。これで2週間おきくらいに同じ場所を測ってみると、体重があまり変わっていなくても、お腹だけ少しずつ細くなっているのが数字で分かるようになりました。
体重のほうは、さっきのデジタル体重計で毎朝測ってアプリに記録。日ごとの増減は激しいんですが、1か月単位でグラフを見ると、緩やかに右肩上がりなのか横ばいなのかがなんとなく見えてきます。
「見た目変わらない期」で意識してよかったこと
主観全開で、僕が「体重は増えるけど見た目が変わらない時期」にやって良かったと思うことをまとめると、だいたいこんな感じです。
- とりあえず続けるために環境投資をした
・トレーニングマットとヨガマットで「ここに敷いたらトレーニング開始」というスイッチを作る
・可変式ダンベルで「重さを上げていく楽しさ」を感じられるようにする - ケガしないための小物にお金を使った
・握力が先に限界を迎えないようにトレーニンググローブ
・腰が不安な日はトレーニングベルト - 栄養は完璧を目指さず「そこそこ」をキープ
・ベースはホエイプロテイン
・夜だけカゼインプロテインで腹持ちを良くする
・牛乳が合わない日はソイプロテイン
・気分でEAA サプリメントやクレアチン サプリメントを足す
・健康管理のつもりでマルチビタミン サプリメントとフィッシュオイル サプリメント - 変化を「体重以外」で見るクセをつけた
・体組成計(体脂肪計)で体脂肪率をチェック
・ボディメジャー(メジャーリングテープ)でウエストや腕周りのサイズ変化を見る
それでも不安になった時期のこと
もちろん、ここまで色々そろえても、「本当にこれで合ってるのか?」と不安になる瞬間は何度もありました。特に、脚トレで追い込みすぎて次の日に階段がまともに下りられなくなったとき、「これ筋肉じゃなくてただのむくみなんじゃ…?」と疑心暗鬼になったり。
そんなときは、シンプルにフォームを見直すために、家の鏡の前でダンベル セットを軽めに持って動きを確認したり、ベンチの日はトレーニングベンチの角度を変えて筋肉の入り方を変えてみたり、ちょっとした工夫をするだけでもモチベーションが戻ってきました。
結局、「続けた人だけが分かる変化」がある
今では、最初の頃に比べると肩周りと背中の張りがだいぶ違ってきて、昔の写真と並べると「おお、意外と変わってるじゃん」と思えるようになりました。
体重だけ見れば、スタート時からは確かに増えています。でも、体組成計(体脂肪計)の数字を見ると体脂肪率はむしろ少し下がっていて、ウエストもボディメジャー(メジャーリングテープ)で測るとほんの少しずつですが細くなっている。
「筋トレで体重が増えるのに見た目が変わらない」時期って、本当にメンタルを試される期間だなと感じます。でも、好きなホエイプロテインをシェイクして、使い慣れた可変式ダンベルを握って、いつものトレーニングマットに立つ。そんなルーティンを淡々と続けているうちに、ある日ふと鏡を見て「ん?ちょっとだけ変わってない?」と気づく瞬間が来ます。
そのときの小さな感動を味わうために、今日も僕はトレーニンググローブをはめて、トレーニングベルトをキュッと締めて、地味なスクワットをコツコツ続けています。
筋トレをちゃんと始めてから、一番戸惑ったのが「体重だけ増えて、見た目が全然変わらない」問題でした。
毎朝、風呂上がりにデジタル体重計に乗るたびに数字はちょっとずつ増えるのに、鏡で見る自分は相変わらず。むしろお腹がポヨっとして見えて、「え、これってただ太ってるだけじゃないの?」と本気で不安になった時期があります。
今思えば、その時期を抜けたあたりからちょっとずつ身体が締まってきて、「ああ、あの増量期っぽい期間も無駄じゃなかったんだな」と分かりました。今日は、そのときのメモをかき集める感じで、完全に個人の体験ベースで「体重が増えても見た目が変わらない時期、どう過ごしたか」をゆるく書いてみます。
体重が増えて焦った最初の数週間
筋トレを始めたばかりの頃、僕の相棒はAmazonで買ったダンベル セットと、安いトレーニングマットだけでした。リビングの隅にヨガマットを敷いて、YouTubeの筋トレ動画を真似するところからスタート。
最初は軽い重量でも筋肉痛がすごくて、「これは絶対筋肉が増えてる!」とテンション高めだったんですが、1〜2週間たったときに体重を測ったら、スタート時から+2kg。お腹をつまんでみると、明らかに掴める肉が増えている気がして、かなりショックでした。
そこで慌てて購入したのが、体脂肪まで見られる体組成計(体脂肪計)。これで毎日記録を取るようにしたら、体重は増えたけど体脂肪率はほぼ横ばいということが分かり、少しだけ安心しました。
食事を見直すために買ったものたち
増量期っぽくなってきた原因を探るために、まずは食事を見直すことにしました。
タンパク質を増やそうと思って最初に手を出したのが、王道のホエイプロテイン。朝とトレ後に飲むようにしたんですが、夜寝る前は吸収がゆっくりなカゼインプロテインに変えてみたり、豆由来のソイプロテインも試してみたりと、完全にプロテイン沼にハマりました。
粉ばかり増えてキッチンがカオスになったので、混ぜやすいプロテインシェイカーも購入。これで牛乳や豆乳と一緒に振って飲むようにしたら、コンビニで無駄な菓子パンを買う回数も減り、結果的に総カロリーは少し落ち着きました。
サプリ系も興味本位で色々試しました。トレ中のドリンク用にEAA サプリメント、脚トレの日だけクレアチン サプリメントを飲んでみたり、飲み過ぎた時期の翌月に慌ててマルチビタミン サプリメントとフィッシュオイル サプリメントを追加してみたり。
正直、どれがどれだけ効いているのかは素人にはよく分かりませんが、「これだけやってるんだから大丈夫だろ」と思えるメンタル面の効果はかなり大きかったです。
家トレ環境をちょっとずつ強化
最初はダンベル セットだけだったのが、だんだん物足りなくなってきて、思い切って可変式ダンベルを導入しました。プレートを付け替えなくてもガチャっと重さを変えられるやつで、これにしてから「重量を伸ばす」ことに本気を出せるようになりました。
ベンチ系の種目がやりたくて、折りたたみ式のトレーニングベンチも購入。リビングが完全に小さなジムみたいになってきて、さすがに家族に怒られそうだったので、ラックは迷った末コンパクトサイズのパワーラックを選びました。
握力と手のひらの痛み対策でトレーニンググローブ、腰の不安が出てきたので重いスクワットの日だけトレーニングベルトも導入。こうやって道具を揃えていくうちに、「せっかく買ったんだからサボれない」という謎の義務感が生まれ、結果としてトレーニング頻度が上がりました。
見た目の変化を数字で確かめる
それでもやっぱり、鏡では変化が分かりにくい時期がありました。そこで取り入れたのが、周囲のサイズを測ること。
ウエストや腕周り、太ももなどを定期的に測るために、巻き付けて測れるボディメジャー(メジャーリングテープ)を買いました。これで2週間おきくらいに同じ場所を測ってみると、体重があまり変わっていなくても、お腹だけ少しずつ細くなっているのが数字で分かるようになりました。
体重のほうは、さっきのデジタル体重計で毎朝測ってアプリに記録。日ごとの増減は激しいんですが、1か月単位でグラフを見ると、緩やかに右肩上がりなのか横ばいなのかがなんとなく見えてきます。
「見た目変わらない期」で意識してよかったこと
主観全開で、僕が「体重は増えるけど見た目が変わらない時期」にやって良かったと思うことをまとめると、だいたいこんな感じです。
- とりあえず続けるために環境投資をした
・トレーニングマットとヨガマットで「ここに敷いたらトレーニング開始」というスイッチを作る
・可変式ダンベルで「重さを上げていく楽しさ」を感じられるようにする - ケガしないための小物にお金を使った
・握力が先に限界を迎えないようにトレーニンググローブ
・腰が不安な日はトレーニングベルト - 栄養は完璧を目指さず「そこそこ」をキープ
・ベースはホエイプロテイン
・夜だけカゼインプロテインで腹持ちを良くする
・牛乳が合わない日はソイプロテイン
・気分でEAA サプリメントやクレアチン サプリメントを足す
・健康管理のつもりでマルチビタミン サプリメントとフィッシュオイル サプリメント - 変化を「体重以外」で見るクセをつけた
・体組成計(体脂肪計)で体脂肪率をチェック
・ボディメジャー(メジャーリングテープ)でウエストや腕周りのサイズ変化を見る
それでも不安になった時期のこと
もちろん、ここまで色々そろえても、「本当にこれで合ってるのか?」と不安になる瞬間は何度もありました。特に、脚トレで追い込みすぎて次の日に階段がまともに下りられなくなったとき、「これ筋肉じゃなくてただのむくみなんじゃ…?」と疑心暗鬼になったり。
そんなときは、シンプルにフォームを見直すために、家の鏡の前でダンベル セットを軽めに持って動きを確認したり、ベンチの日はトレーニングベンチの角度を変えて筋肉の入り方を変えてみたり、ちょっとした工夫をするだけでもモチベーションが戻ってきました。
結局、「続けた人だけが分かる変化」がある
今では、最初の頃に比べると肩周りと背中の張りがだいぶ違ってきて、昔の写真と並べると「おお、意外と変わってるじゃん」と思えるようになりました。
体重だけ見れば、スタート時からは確かに増えています。でも、体組成計(体脂肪計)の数字を見ると体脂肪率はむしろ少し下がっていて、ウエストもボディメジャー(メジャーリングテープ)で測るとほんの少しずつですが細くなっている。
「筋トレで体重が増えるのに見た目が変わらない」時期って、本当にメンタルを試される期間だなと感じます。でも、好きなホエイプロテインをシェイクして、使い慣れた可変式ダンベルを握って、いつものトレーニングマットに立つ。そんなルーティンを淡々と続けているうちに、ある日ふと鏡を見て「ん?ちょっとだけ変わってない?」と気づく瞬間が来ます。
そのときの小さな感動を味わうために、今日も僕はトレーニンググローブをはめて、トレーニングベルトをキュッと締めて、地味なスクワットをコツコツ続けています。

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