筋トレで頭痛が出たときに、薬を飲む前に考えていること


ジムでベンチを追い込んだあと、急にズキーンと頭の後ろが痛くなってその日はトレ終了…みたいな経験、僕は何回もあります。最初のころは怖くて、とりあえず家にあった頭痛薬を飲んで寝る、みたいな感じでした。

家の常備薬だけでも、タイレノールAロキソニンSイブクイック頭痛薬DX が並んでいて、「どれを飲めばいいんだ…?」と、筋トレより頭を使っていました。

今は、薬を飲む前にチェックするポイントをいくつか決めていて、そのおかげで「とりあえず薬」でごまかす回数はかなり減りました。あくまで趣味トレーニーとしての個人的なやり方ですが、同じように悩んでいる人の参考になればうれしいです。


僕が最初に確認する「ヤバい頭痛」チェック

筋トレ中の頭痛って、正直ちょっと怖いですよね。僕が一番気をつけているのは、「いつもの頭痛」と「明らかにおかしい頭痛」をちゃんと分けることです。

  • いきなりカナヅチで殴られたような激痛
  • 立っていられないレベルの吐き気やめまい
  • 片方の手足がしびれる、言葉が出にくい
  • 高熱や、首がガチガチに固まる感じ

こういうのが出たら、その日は筋トレどころじゃないと思っていて、薬を飲む前に病院行きコースにしています。僕も一度だけ「今までで一番やばいかも」という痛みが出たことがあって、そのときは迷わず救急相談に電話しました(結果は大事なしでしたが、安心料だと思ってます)。


「いつものパターン」ならまずフォームと呼吸を疑う

逆に、毎回同じようなタイミングで出る頭痛もあります。僕の場合は

  • 高重量のスクワットで踏ん張った直後
  • ベンチプレスのラスト1〜2レップで顔が真っ赤なとき

に、後頭部がズキズキするパターンが多いです。

このタイプは、フォームと呼吸をいじるとかなり変わりました。

呼吸を止めないように意識

昔は、無意識に息を止めて一気に力んでいました。最近は

  • 降ろすときに吸う
  • 持ち上げるときに「フーッ」と長く吐く

をかなりオーバーに意識しています。それだけで、頭の血管がパンパンになる感じがだいぶマシになりました。

首と肩をすくめない

もうひとつのクセが「力むと首が前に出て肩が上がる」こと。これを直したくて、ラックの高さを少し調整したり、鏡で首の角度をチェックしながらやるようにしました。

フォームを直すときに役立ったのが、軽い日をつくることです。重量を落としてセット数も減らして、その日は「フォーム練習の日」と割り切る。これを何回か繰り返すうちに、高重量の日でも以前ほど頭痛が出なくなりました。


脱水対策でだいぶ変わった話

頭痛が出る日って、振り返ってみると「水をあまり飲んでいない日」が多かったです。そこで、トレ中のドリンクをちゃんと用意するようにしました。

普段のジムでは、定番の ポカリスエットアクエリアス を500ml〜1Lくらい持ち込んで、セットの合間にちょこちょこ飲む感じ。汗をめちゃくちゃかく夏場は、もう少し電解質が欲しいので OS-1 経口補水液 を少し薄めて持っていくこともあります。

仕事終わりの夜トレでなんとなくダルい日は、少し甘めな ポカリスエット イオンウォーター にしてみたり、ランの日は アクエリアス 経口補水液 を選んだり、完全に気分ですが「今日はちゃんと対策したぞ」と思えるだけでも安心感があります。


エネルギー切れっぽい頭痛のときにやっていること

空腹でガチの筋トレをすると、頭痛だけじゃなくてフラつきも出やすい気がします。僕は朝イチでトレすることも多いので、軽く何か入れてから行くようにしてます。

時間がないときはコンビニで inゼリー エネルギー を1個だけ入れてからジムへ。もうちょっと頑張りたい日は、BCAA代わりに アミノバイタル タブレット をかじってからトレーニングしています。

もちろん、これで頭痛がゼロになるわけではないですが、「今日は朝から何も食べてない」「水も飲んでない」という状態で追い込むよりは、かなりトラブルが減りました。


薬との付き合い方:僕なりのルール

ここからは、頭痛薬についての完全に個人的な感想です。薬に関しては人によって合う・合わないもあるし、持病も違うので、最終的には医師や薬剤師さんと相談したほうがいいと思っています。その前提で、「僕はこうしているよ」という話として読んでもらえれば。

家にある市販薬たち

うちの薬箱には、もともと家族が使っていた バファリンAバファリンプレミアム、それから イブA錠 なんかが入っていました。

頭痛持ちの友達の家に行くと、エキセドリンA錠セデス・ハイナロンエース が並んでいたりして、「みんな結構いろいろ試してるんだなあ」と実感します。

最近僕がよく手に取るのは、アセトアミノフェンが主成分の ノーシンアセトアミノフェン錠タイレノールA 辺り。胃があまり強くないので、NSAIDsよりはマイルドそうかな…という完全に素人なイメージです。が、どれも用法・用量はきっちり守るようにしています。

友達の中には、痛みが強いときに ロキソニンSプレミアム を頼りにしている人もいますが、僕は「トレ前に飲んでまでやるのはちょっと怖いな」と感じるタイプです。

僕が決めているマイルール

  1. トレーニング前には基本的に飲まない
    痛いのをごまかして高重量を扱うのがなんとなく怖いので、どうしてもその日に外せない予定があるとき以外は、筋トレ前の服用はしないことにしています。
  2. 「今までと違う頭痛」のときは薬に頼らない
    初めてのタイプの頭痛、急に強くなった頭痛のときは、まず病院で診てもらう。薬で一時的に楽になっても、「原因不明のまま」はイヤだなと思うようになりました。
  3. 月に飲む回数が増えてきたら一度立ち止まる
    なんとなくで飲む回数が増えてきたら、「寝不足続きじゃないか」「仕事のストレスが限界じゃないか」「トレーニングメニューがキツすぎないか」を見直します。

頭痛をきっかけに見直したトレーニング習慣

筋トレ頭痛がきっかけで、トレーニングの組み方も少し変えました。

  • 高重量の日と軽めの日を分ける
  • 連日MAXチャレンジをしない
  • デスクワークが多い日は、首と肩のストレッチを長めにやる

特に効いたのは、「今日はなんとなく体調が微妙だな」という日に、思い切って負荷を落とす勇気を持ったこと。以前は「せっかくジムに来たんだからMAX更新しないと損」と思っていましたが、今は軽めの日でも「将来の自分への投資」と割り切っています。

結果的に、頭痛だけじゃなくてケガも減った気がします。


それでも不安なときは専門家に相談してしまうのが一番ラク

最後に、一番ラクだなと感じたのは「頭痛外来や脳神経内科で、一度ちゃんと見てもらうこと」でした。

僕も最初のうちはネット検索ばかりしていましたが、正直どれだけ調べても「本当に大丈夫なのか」の不安は完全には消えませんでした。実際に病院で検査をしてもらった結果、「命に関わる病気ではなさそう」「筋トレはこういう範囲でならOK」と言ってもらえたことで、かなり気持ちが軽くなりました。

そこからは、この記事に書いたみたいな

  • フォームと呼吸の見直し
  • 水分・エネルギー補給の工夫
  • 頭痛薬との距離感を決める

みたいなことを、自分なりに試行錯誤している感じです。


筋トレは趣味とはいえ、頭痛が続くと本当にテンションが下がります。僕もまだ完璧ではないですが、「薬だけに頼らず、自分の体と向き合いながら調整していく」スタイルにしてからは、トレーニングが前より楽しくなりました。

この記事が、同じように「筋トレすると頭が痛くなるんだよな…薬どうしようかな…」と悩んでいる人の、小さなヒントになればうれしいです。

筋トレで頭痛が出たときに、薬を飲む前に考えていること


ジムでベンチを追い込んだあと、急にズキーンと頭の後ろが痛くなってその日はトレ終了…みたいな経験、僕は何回もあります。最初のころは怖くて、とりあえず家にあった頭痛薬を飲んで寝る、みたいな感じでした。

家の常備薬だけでも、タイレノールAロキソニンSイブクイック頭痛薬DX が並んでいて、「どれを飲めばいいんだ…?」と、筋トレより頭を使っていました。

今は、薬を飲む前にチェックするポイントをいくつか決めていて、そのおかげで「とりあえず薬」でごまかす回数はかなり減りました。あくまで趣味トレーニーとしての個人的なやり方ですが、同じように悩んでいる人の参考になればうれしいです。


僕が最初に確認する「ヤバい頭痛」チェック

筋トレ中の頭痛って、正直ちょっと怖いですよね。僕が一番気をつけているのは、「いつもの頭痛」と「明らかにおかしい頭痛」をちゃんと分けることです。

  • いきなりカナヅチで殴られたような激痛
  • 立っていられないレベルの吐き気やめまい
  • 片方の手足がしびれる、言葉が出にくい
  • 高熱や、首がガチガチに固まる感じ

こういうのが出たら、その日は筋トレどころじゃないと思っていて、薬を飲む前に病院行きコースにしています。僕も一度だけ「今までで一番やばいかも」という痛みが出たことがあって、そのときは迷わず救急相談に電話しました(結果は大事なしでしたが、安心料だと思ってます)。


「いつものパターン」ならまずフォームと呼吸を疑う

逆に、毎回同じようなタイミングで出る頭痛もあります。僕の場合は

  • 高重量のスクワットで踏ん張った直後
  • ベンチプレスのラスト1〜2レップで顔が真っ赤なとき

に、後頭部がズキズキするパターンが多いです。

このタイプは、フォームと呼吸をいじるとかなり変わりました。

呼吸を止めないように意識

昔は、無意識に息を止めて一気に力んでいました。最近は

  • 降ろすときに吸う
  • 持ち上げるときに「フーッ」と長く吐く

をかなりオーバーに意識しています。それだけで、頭の血管がパンパンになる感じがだいぶマシになりました。

首と肩をすくめない

もうひとつのクセが「力むと首が前に出て肩が上がる」こと。これを直したくて、ラックの高さを少し調整したり、鏡で首の角度をチェックしながらやるようにしました。

フォームを直すときに役立ったのが、軽い日をつくることです。重量を落としてセット数も減らして、その日は「フォーム練習の日」と割り切る。これを何回か繰り返すうちに、高重量の日でも以前ほど頭痛が出なくなりました。


脱水対策でだいぶ変わった話

頭痛が出る日って、振り返ってみると「水をあまり飲んでいない日」が多かったです。そこで、トレ中のドリンクをちゃんと用意するようにしました。

普段のジムでは、定番の ポカリスエットアクエリアス を500ml〜1Lくらい持ち込んで、セットの合間にちょこちょこ飲む感じ。汗をめちゃくちゃかく夏場は、もう少し電解質が欲しいので OS-1 経口補水液 を少し薄めて持っていくこともあります。

仕事終わりの夜トレでなんとなくダルい日は、少し甘めな ポカリスエット イオンウォーター にしてみたり、ランの日は アクエリアス 経口補水液 を選んだり、完全に気分ですが「今日はちゃんと対策したぞ」と思えるだけでも安心感があります。


エネルギー切れっぽい頭痛のときにやっていること

空腹でガチの筋トレをすると、頭痛だけじゃなくてフラつきも出やすい気がします。僕は朝イチでトレすることも多いので、軽く何か入れてから行くようにしてます。

時間がないときはコンビニで inゼリー エネルギー を1個だけ入れてからジムへ。もうちょっと頑張りたい日は、BCAA代わりに アミノバイタル タブレット をかじってからトレーニングしています。

もちろん、これで頭痛がゼロになるわけではないですが、「今日は朝から何も食べてない」「水も飲んでない」という状態で追い込むよりは、かなりトラブルが減りました。


薬との付き合い方:僕なりのルール

ここからは、頭痛薬についての完全に個人的な感想です。薬に関しては人によって合う・合わないもあるし、持病も違うので、最終的には医師や薬剤師さんと相談したほうがいいと思っています。その前提で、「僕はこうしているよ」という話として読んでもらえれば。

家にある市販薬たち

うちの薬箱には、もともと家族が使っていた バファリンAバファリンプレミアム、それから イブA錠 なんかが入っていました。

頭痛持ちの友達の家に行くと、エキセドリンA錠セデス・ハイナロンエース が並んでいたりして、「みんな結構いろいろ試してるんだなあ」と実感します。

最近僕がよく手に取るのは、アセトアミノフェンが主成分の ノーシンアセトアミノフェン錠タイレノールA 辺り。胃があまり強くないので、NSAIDsよりはマイルドそうかな…という完全に素人なイメージです。が、どれも用法・用量はきっちり守るようにしています。

友達の中には、痛みが強いときに ロキソニンSプレミアム を頼りにしている人もいますが、僕は「トレ前に飲んでまでやるのはちょっと怖いな」と感じるタイプです。

僕が決めているマイルール

  1. トレーニング前には基本的に飲まない
    痛いのをごまかして高重量を扱うのがなんとなく怖いので、どうしてもその日に外せない予定があるとき以外は、筋トレ前の服用はしないことにしています。
  2. 「今までと違う頭痛」のときは薬に頼らない
    初めてのタイプの頭痛、急に強くなった頭痛のときは、まず病院で診てもらう。薬で一時的に楽になっても、「原因不明のまま」はイヤだなと思うようになりました。
  3. 月に飲む回数が増えてきたら一度立ち止まる
    なんとなくで飲む回数が増えてきたら、「寝不足続きじゃないか」「仕事のストレスが限界じゃないか」「トレーニングメニューがキツすぎないか」を見直します。

頭痛をきっかけに見直したトレーニング習慣

筋トレ頭痛がきっかけで、トレーニングの組み方も少し変えました。

  • 高重量の日と軽めの日を分ける
  • 連日MAXチャレンジをしない
  • デスクワークが多い日は、首と肩のストレッチを長めにやる

特に効いたのは、「今日はなんとなく体調が微妙だな」という日に、思い切って負荷を落とす勇気を持ったこと。以前は「せっかくジムに来たんだからMAX更新しないと損」と思っていましたが、今は軽めの日でも「将来の自分への投資」と割り切っています。

結果的に、頭痛だけじゃなくてケガも減った気がします。


それでも不安なときは専門家に相談してしまうのが一番ラク

最後に、一番ラクだなと感じたのは「頭痛外来や脳神経内科で、一度ちゃんと見てもらうこと」でした。

僕も最初のうちはネット検索ばかりしていましたが、正直どれだけ調べても「本当に大丈夫なのか」の不安は完全には消えませんでした。実際に病院で検査をしてもらった結果、「命に関わる病気ではなさそう」「筋トレはこういう範囲でならOK」と言ってもらえたことで、かなり気持ちが軽くなりました。

そこからは、この記事に書いたみたいな

  • フォームと呼吸の見直し
  • 水分・エネルギー補給の工夫
  • 頭痛薬との距離感を決める

みたいなことを、自分なりに試行錯誤している感じです。


筋トレは趣味とはいえ、頭痛が続くと本当にテンションが下がります。僕もまだ完璧ではないですが、「薬だけに頼らず、自分の体と向き合いながら調整していく」スタイルにしてからは、トレーニングが前より楽しくなりました。

この記事が、同じように「筋トレすると頭が痛くなるんだよな…薬どうしようかな…」と悩んでいる人の、小さなヒントになればうれしいです。

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