そのあと、物欲が爆発して「左右の重さをいちいち変えるのが面倒だな」と感じ始め、ダンベルセット(https://www.amazon.co.jp/s?k=ダンベルセット&tag=opason-22)にも手を出した。これは固定重量のやつで、軽いのと重いのを並べておいて、種目ごとにサッと持ち替えられるようにしたら、トレーニングのテンポが良くなった。二の腕用、肩用、胸用…と自分なりに重さを振り分けて、ボンドの銃を扱う腕をイメージしながら、ひたすらプレス系の種目をやる日々。
「ボンドといえば爆発シーンから走って逃げるシーン」と思って、下半身も強くしなきゃと感じてきたころ、スイング系に憧れてケトルベル(https://www.amazon.co.jp/s?k=ケトルベル&tag=opason-22)を購入。これが想像以上にきつくて、最初は軽めの重さでも20回スイングすると心臓がバクバク。お尻とハムストリングにドーンと疲労が来る感じがクセになって、「これがスーツの似合うお尻を作るんだ」と信じて続けていた。
筋トレ沼が深くなっていくと、「どうせなら本格的にやりたい」と思い始めてしまい、自宅の一角をジム化する計画を立てた。結局買ってしまったのが、バーベルセット(https://www.amazon.co.jp/s?k=バーベルセット&tag=opason-22)と、トレーニングベンチ(フラットベンチ)(https://www.amazon.co.jp/s?k=トレーニングベンチ+フラットベンチ&tag=opason-22)。ボンドの胸板に近づきたい一心でベンチプレスをやりたかったのだが、最初はバーだけでも不安定で、映画みたいにスマートにはいかない。とはいえ、徐々にプレートを足していって、自分の体重と同じくらいの重さを押せるようになったときは、ちょっとした達成感があった。
さらに欲が出て、上部の胸を狙いたくなってインクラインベンチ(https://www.amazon.co.jp/s?k=インクラインベンチ&tag=opason-22)も導入。角度を変えてダンベルプレスをやると、Tシャツ越しでも鎖骨あたりが立体的になってきて、「お、ボンドのスーツ姿に一歩近づいたか?」なんて鏡の前で自己満足していた。冷静に見れば一般人レベルなんだけど、自分の中ではかなりの進歩だった。
背中に厚みを出したくなった時期には、懸垂バー(ドアジム)(https://www.amazon.co.jp/s?k=懸垂バー+ドアジム&tag=opason-22)も購入。ドア枠に引っかけるタイプで、最初は一回もできずにぶら下がっているだけだったけど、毎日少しずつ練習していくと、ある日突然3回くらいできるようになって、「あ、これ成長してる」と実感できた。背中が広がってくると、ジャケットを羽織ったときのシルエットが変わるのがうれしくて、用もないのにスーツを着てみたりしていた。
腕立て伏せをもっと快適にやりたくて買ったのが、プッシュアップバー(https://www.amazon.co.jp/s?k=プッシュアップバー&tag=opason-22)。手首が楽になるし、可動域も広がるので胸にしっかり効いてくる。映画のワンシーンを真似して、トレーニング前に床に並べてみるとテンションが上がる。たまに回数を数え間違えて「今何回だっけ?」と自分にツッコミを入れつつ、なんとなくキリのいい数字まで追い込むのが日課になった。
床に直接寝転ぶと腰が痛くなるので、その対策でトレーニングマット(ヨガマット)(https://www.amazon.co.jp/s?k=トレーニングマット+ヨガマット&tag=opason-22)も導入した。腹筋やプランクをやるときに、これがあると本当に快適で、ついでにストレッチもやるようになった。筋トレってどうしても「上げる・下ろす」に意識が行きがちだけど、マットの上でゆっくりストレッチしていると、「ボンドも撮影前はこんなふうに準備してたのかな」と勝手に想像してニヤニヤしてしまう。
自重トレだけだと物足りない日に便利だったのが、トレーニングチューブ(エクササイズバンド)(https://www.amazon.co.jp/s?k=トレーニングチューブ+エクササイズバンド&tag=opason-22)。ドアノブに引っかけてローイングをしたり、肩の外旋運動をしたり、脚に巻きつけてサイドステップをしたり。軽い負荷で細かい筋肉をいじめると、アクションシーンでの動きに強い体になっているような気がしてくる。完全に自己暗示だけど、その自己暗示が意外と継続のモチベーションになった。
握力と引く種目の安定感を上げたくて買ったのが、パワーグリップ(https://www.amazon.co.jp/s?k=パワーグリップ&tag=opason-22)。デッドリフトやローイングのときにこれを巻くと、前腕の疲れより背中の張りを優先して感じられるようになって、「あ、今ちゃんと広背筋使えてるな」という感覚が少し分かるようになった。
手のマメ対策としては、トレーニンググローブ(https://www.amazon.co.jp/s?k=トレーニンググローブ&tag=opason-22)もかなり役立った。素手のほうがカッコいい気もするけど、仕事中にマウスを持つときにゴツゴツしたマメが気になるのが嫌で、結局グローブ派に落ち着いた。
筋トレ後のケアには、フォームローラー(ストレッチポール)(https://www.amazon.co.jp/s?k=フォームローラー+ストレッチポール&tag=opason-22)をゴロゴロ転がしている。太ももや背中を乗せて体重をかけると、最初は「痛い!」と声が出るけど、終わったあと脚が軽くなる感じがあってクセになる。撮影前の俳優もこういうツールで体をほぐしているとどこかで読んで、「自分も同じことしてるぞ」とちょっとだけプロになった気分になる。
食事面では、まずタンパク質の確保だろうと考えてホエイプロテイン パウダー(https://www.amazon.co.jp/s?k=ホエイプロテイン+パウダー&tag=opason-22)を常備するようになった。朝とトレ後に一杯ずつ飲むだけでも、明らかに筋肉痛の抜け方が違う気がする。味の好みは人それぞれだけど、自分はなるべく甘さ控えめのフレーバーを選んで、飽きないように2種類くらいをローテーションしている。
プロテインを飲むたびにシンクにコップが増えるのが嫌で、シェイク用にシェイカー ボトル(プロテインシェーカー)(https://www.amazon.co.jp/s?k=シェイカー+ボトル+プロテインシェーカー&tag=opason-22)も買った。フタがしっかり閉まるタイプを選べば、カバンに入れて職場に持っていっても安心だし、粉と水を入れてシャカシャカ振る動作そのものが、「これから筋トレするぞ」というスイッチになっている。
見た目のモチベーションを上げるために、トレーニングウェア 上下セット(https://www.amazon.co.jp/s?k=トレーニングウェア+上下セット&tag=opason-22)も新調した。最初は家トレだし古いTシャツでいいかと思っていたけど、意外とウェアを変えるだけで気持ちが切り替わる。鏡に映った自分が、ほんの少しだけボンドのスタントマンっぽく見えてくるのだ。完全に自己満だけど、こういう小さなノリはバカにできない。
有酸素運動用には、ランニング用のシューズも必要だろうと考えて、ランニングシューズ(トレーニング用)(https://www.amazon.co.jp/s?k=ランニングシューズ+トレーニング&tag=opason-22)を一足用意した。インターバル走をやるとき、この靴を履いて近所の公園をダッシュすると、頭の中ではいつも追跡シーンのBGMが流れている。もちろん現実の自分はぜいぜい言いながら50メートルで限界なんだけど、それでも少しずつ心拍数の戻りが早くなっていくのが分かると、「映画の中の走り方にほんの少し近づいたかな」と嬉しくなる。
ここまでいろいろ道具を揃えてみて思ったのは、「ボンド体型への近道なんてないけど、好きな世界観に浸りながらコツコツ続けるのが一番楽しい」ということだった。仕事で疲れて帰ってきて、「今日はサボろうかな」と思ったときでも、部屋の端に並んでいる器具たちを見ると、なんとなく1種目だけでもやってみるか、という気持ちになる。
結果として、映画のボンドみたいな完璧な肉体には程遠いけれど、始める前より確実に体脂肪は落ちて、スーツのサイズもワンランク下がった。何より、姿勢が良くなって、歩いているときに背筋が自然と伸びるようになったのが一番うれしい。もし昔の自分と同じように「007を観てボンド体型に憧れた」人がいたら、完璧な計画よりも、まずはどれか一つ道具を買って、自分なりの“007筋トレごっこ”を始めてみるといいと思う。失敗しても、道具が部屋のインテリアになってくれるし、「あの頃は張り切ってたな」と笑い話にもなる。そんなゆるい気持ちで続けていたら、いつのまにかちょっとだけボンドに近づいていた、というのが、アマチュアな自分なりの結論だ。
子どものころから映画の007シリーズが好きで、スーツの上からでも分かるジェームズ・ボンドの体つきにずっと憧れていた。細マッチョというより「ちゃんと鍛えてるけどビルダーほどゴツくない」あの感じ。三十代に入ってお腹まわりが気になり始めたとき、「よし、自分もボンド体型を目指そう」と決意して、いわゆる“007筋トレ”を始めた。ここでは、完全に素人の自分が、家トレ中心でいろいろ道具を買いあさりつつ試行錯誤してきた記録を書いてみたい。
そのあと、物欲が爆発して「左右の重さをいちいち変えるのが面倒だな」と感じ始め、ダンベルセット(https://www.amazon.co.jp/s?k=ダンベルセット&tag=opason-22)にも手を出した。これは固定重量のやつで、軽いのと重いのを並べておいて、種目ごとにサッと持ち替えられるようにしたら、トレーニングのテンポが良くなった。二の腕用、肩用、胸用…と自分なりに重さを振り分けて、ボンドの銃を扱う腕をイメージしながら、ひたすらプレス系の種目をやる日々。
「ボンドといえば爆発シーンから走って逃げるシーン」と思って、下半身も強くしなきゃと感じてきたころ、スイング系に憧れてケトルベル(https://www.amazon.co.jp/s?k=ケトルベル&tag=opason-22)を購入。これが想像以上にきつくて、最初は軽めの重さでも20回スイングすると心臓がバクバク。お尻とハムストリングにドーンと疲労が来る感じがクセになって、「これがスーツの似合うお尻を作るんだ」と信じて続けていた。
筋トレ沼が深くなっていくと、「どうせなら本格的にやりたい」と思い始めてしまい、自宅の一角をジム化する計画を立てた。結局買ってしまったのが、バーベルセット(https://www.amazon.co.jp/s?k=バーベルセット&tag=opason-22)と、トレーニングベンチ(フラットベンチ)(https://www.amazon.co.jp/s?k=トレーニングベンチ+フラットベンチ&tag=opason-22)。ボンドの胸板に近づきたい一心でベンチプレスをやりたかったのだが、最初はバーだけでも不安定で、映画みたいにスマートにはいかない。とはいえ、徐々にプレートを足していって、自分の体重と同じくらいの重さを押せるようになったときは、ちょっとした達成感があった。
さらに欲が出て、上部の胸を狙いたくなってインクラインベンチ(https://www.amazon.co.jp/s?k=インクラインベンチ&tag=opason-22)も導入。角度を変えてダンベルプレスをやると、Tシャツ越しでも鎖骨あたりが立体的になってきて、「お、ボンドのスーツ姿に一歩近づいたか?」なんて鏡の前で自己満足していた。冷静に見れば一般人レベルなんだけど、自分の中ではかなりの進歩だった。
背中に厚みを出したくなった時期には、懸垂バー(ドアジム)(https://www.amazon.co.jp/s?k=懸垂バー+ドアジム&tag=opason-22)も購入。ドア枠に引っかけるタイプで、最初は一回もできずにぶら下がっているだけだったけど、毎日少しずつ練習していくと、ある日突然3回くらいできるようになって、「あ、これ成長してる」と実感できた。背中が広がってくると、ジャケットを羽織ったときのシルエットが変わるのがうれしくて、用もないのにスーツを着てみたりしていた。
腕立て伏せをもっと快適にやりたくて買ったのが、プッシュアップバー(https://www.amazon.co.jp/s?k=プッシュアップバー&tag=opason-22)。手首が楽になるし、可動域も広がるので胸にしっかり効いてくる。映画のワンシーンを真似して、トレーニング前に床に並べてみるとテンションが上がる。たまに回数を数え間違えて「今何回だっけ?」と自分にツッコミを入れつつ、なんとなくキリのいい数字まで追い込むのが日課になった。
床に直接寝転ぶと腰が痛くなるので、その対策でトレーニングマット(ヨガマット)(https://www.amazon.co.jp/s?k=トレーニングマット+ヨガマット&tag=opason-22)も導入した。腹筋やプランクをやるときに、これがあると本当に快適で、ついでにストレッチもやるようになった。筋トレってどうしても「上げる・下ろす」に意識が行きがちだけど、マットの上でゆっくりストレッチしていると、「ボンドも撮影前はこんなふうに準備してたのかな」と勝手に想像してニヤニヤしてしまう。
自重トレだけだと物足りない日に便利だったのが、トレーニングチューブ(エクササイズバンド)(https://www.amazon.co.jp/s?k=トレーニングチューブ+エクササイズバンド&tag=opason-22)。ドアノブに引っかけてローイングをしたり、肩の外旋運動をしたり、脚に巻きつけてサイドステップをしたり。軽い負荷で細かい筋肉をいじめると、アクションシーンでの動きに強い体になっているような気がしてくる。完全に自己暗示だけど、その自己暗示が意外と継続のモチベーションになった。
握力と引く種目の安定感を上げたくて買ったのが、パワーグリップ(https://www.amazon.co.jp/s?k=パワーグリップ&tag=opason-22)。デッドリフトやローイングのときにこれを巻くと、前腕の疲れより背中の張りを優先して感じられるようになって、「あ、今ちゃんと広背筋使えてるな」という感覚が少し分かるようになった。
手のマメ対策としては、トレーニンググローブ(https://www.amazon.co.jp/s?k=トレーニンググローブ&tag=opason-22)もかなり役立った。素手のほうがカッコいい気もするけど、仕事中にマウスを持つときにゴツゴツしたマメが気になるのが嫌で、結局グローブ派に落ち着いた。
筋トレ後のケアには、フォームローラー(ストレッチポール)(https://www.amazon.co.jp/s?k=フォームローラー+ストレッチポール&tag=opason-22)をゴロゴロ転がしている。太ももや背中を乗せて体重をかけると、最初は「痛い!」と声が出るけど、終わったあと脚が軽くなる感じがあってクセになる。撮影前の俳優もこういうツールで体をほぐしているとどこかで読んで、「自分も同じことしてるぞ」とちょっとだけプロになった気分になる。
食事面では、まずタンパク質の確保だろうと考えてホエイプロテイン パウダー(https://www.amazon.co.jp/s?k=ホエイプロテイン+パウダー&tag=opason-22)を常備するようになった。朝とトレ後に一杯ずつ飲むだけでも、明らかに筋肉痛の抜け方が違う気がする。味の好みは人それぞれだけど、自分はなるべく甘さ控えめのフレーバーを選んで、飽きないように2種類くらいをローテーションしている。
プロテインを飲むたびにシンクにコップが増えるのが嫌で、シェイク用にシェイカー ボトル(プロテインシェーカー)(https://www.amazon.co.jp/s?k=シェイカー+ボトル+プロテインシェーカー&tag=opason-22)も買った。フタがしっかり閉まるタイプを選べば、カバンに入れて職場に持っていっても安心だし、粉と水を入れてシャカシャカ振る動作そのものが、「これから筋トレするぞ」というスイッチになっている。
見た目のモチベーションを上げるために、トレーニングウェア 上下セット(https://www.amazon.co.jp/s?k=トレーニングウェア+上下セット&tag=opason-22)も新調した。最初は家トレだし古いTシャツでいいかと思っていたけど、意外とウェアを変えるだけで気持ちが切り替わる。鏡に映った自分が、ほんの少しだけボンドのスタントマンっぽく見えてくるのだ。完全に自己満だけど、こういう小さなノリはバカにできない。
有酸素運動用には、ランニング用のシューズも必要だろうと考えて、ランニングシューズ(トレーニング用)(https://www.amazon.co.jp/s?k=ランニングシューズ+トレーニング&tag=opason-22)を一足用意した。インターバル走をやるとき、この靴を履いて近所の公園をダッシュすると、頭の中ではいつも追跡シーンのBGMが流れている。もちろん現実の自分はぜいぜい言いながら50メートルで限界なんだけど、それでも少しずつ心拍数の戻りが早くなっていくのが分かると、「映画の中の走り方にほんの少し近づいたかな」と嬉しくなる。
ここまでいろいろ道具を揃えてみて思ったのは、「ボンド体型への近道なんてないけど、好きな世界観に浸りながらコツコツ続けるのが一番楽しい」ということだった。仕事で疲れて帰ってきて、「今日はサボろうかな」と思ったときでも、部屋の端に並んでいる器具たちを見ると、なんとなく1種目だけでもやってみるか、という気持ちになる。
結果として、映画のボンドみたいな完璧な肉体には程遠いけれど、始める前より確実に体脂肪は落ちて、スーツのサイズもワンランク下がった。何より、姿勢が良くなって、歩いているときに背筋が自然と伸びるようになったのが一番うれしい。もし昔の自分と同じように「007を観てボンド体型に憧れた」人がいたら、完璧な計画よりも、まずはどれか一つ道具を買って、自分なりの“007筋トレごっこ”を始めてみるといいと思う。失敗しても、道具が部屋のインテリアになってくれるし、「あの頃は張り切ってたな」と笑い話にもなる。そんなゆるい気持ちで続けていたら、いつのまにかちょっとだけボンドに近づいていた、というのが、アマチュアな自分なりの結論だ。

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