ノースフェイスサイズ感メンズで悩んだときの、ゆるいサイズ選びメモ

ノースフェイスのメンズって、サイズ感が本当にややこしいなあ、と思ってあちこちのサイズ表やショップのコメントを眺めているうちに、自分なりの「こう選べば大きく外さないかも」という感覚が少しずつできてきました。ここでは、その頭の中のメモ書きみたいなものを、趣味の延長でだらだら書いてみます。かっちりした検証ではなく、ラフなサイズ感トークとして読んでもらえたらうれしいです。

最初にざっくり事情から触れて、そのあとモデルごとの雰囲気的な感想、最後にサイズ表ベースの“答え合わせ”っぽい話という流れでいきます。

1. そもそもノースフェイスのメンズサイズ感がややこしい事情
2. モデルごとのサイズ感を、雰囲気だけで語ってみる（感想編）
3. サイズ表とフィットから考える、ゆるい答え合わせ（性能編）
1. そもそもノースフェイスのメンズサイズ感がややこしい事情
2. モデルごとのサイズ感を、雰囲気だけで語ってみる（感想編）
3. サイズ表とフィットから考える、ゆるい答え合わせ（性能編）

1. そもそもノースフェイスのメンズサイズ感がややこしい事情

ノースフェイスのサイズでまずややこしいのは、日本規格と海外規格が混ざっていることだと思います。日本のゴールドウイン企画のジャケットと、アメリカ企画のジャケットでは、同じLでも着丈も身幅もけっこう違うイメージです。だから「いつもMだからノースフェイスもMでいいや」とポチろうとすると、一瞬手が止まるんですよね。

トップス系だとザ・ノース・フェイススクエアロゴフーディメンズみたいなフーディやスウェット、パンツだとザ・ノース・フェイスアルパインライトパンツメンズやザ・ノース・フェイスバーサタイルパンツメンズ、冬の足元ならザ・ノース・フェイスヌプシブーティメンズ。これだけモデル名が飛び交うと、「どれがゆったりでどれがタイトなのか」が直感だけでは追いつきません。

さらにややこしいのが、同じザ・ノース・フェイスヌプシジャケットメンズでも、シーズンによって細かくパターンが変わっていたり、ザ・ノース・フェイスマウンテンライトジャケットメンズもマイナーチェンジを繰り返していたりするところ。公式のサイズ表を見ていても、「結局、自分の身長と体型ならどのサイズ？」という疑問は完全には消えないままです。

そんなモヤモヤを前提にしつつ、次はモデルごとの“雰囲気”を主観でざっくり書いてみます。

2. モデルごとのサイズ感を、雰囲気だけで語ってみる（感想編）

まずダウン系から。街でよく見かけるザ・ノース・フェイスヌプシジャケットメンズは、体感として「身幅しっかり、着丈短めでボックスっぽく見える」という印象が強いです。写真や着用レビューを見ていると、170cm前後の人がMで着ると、横にふっくらしつつ丈は腰あたりで止まる感じで、Lにすると一気にストリート寄りのオーバーサイズ感に寄っていくイメージがあります。

一方でザ・ノース・フェイスバルトロライトジャケットメンズは、暖かさ重視のゴリゴリ防寒アウターという雰囲気のせいか、サイズ選びの悩み方も少し違って見えます。中にフリースを着込んで雪山気分で使いたい人はワンサイズ上を狙っていることが多くて、街着メインでそこまで厚着しない人は普段のサイズでタイトめに着ている印象です。「見た目をスッキリさせたいか」「とにかく真冬でも安心したいか」でサイズの優先順位が分かれる感じ。

中綿のザ・ノース・フェイスアコンカグアジャケットメンズは、画像だけ追っていると、ザ・ノース・フェイスヌプシジャケットメンズほどのボリューム感ではなく、どちらかというとスッキリ寄りに見えます。普段着の延長で着るなら、ジャストサイズ寄りに選んでいる人が多そうだな、という印象です。

フリースのザ・ノース・フェイスデナリジャケットメンズは、ややゆったり着ている写真が多くて、オーバーサイズっぽく着たスタイリングが目立ちます。175cmくらいの人がLでざっくり着ていたり、あえてXLにしてストリート感を出していたりして、「ジャストぴったり」というよりは、少し余裕を持たせて着てナンボ、という空気がある気がします。

シェル系だと、ザ・ノース・フェイスマウンテンライトジャケットメンズは全体的にゆとりがあって、「中にフリースを着ても動ける」くらいを前提にした作りに見えます。普段スウェットやザ・ノース・フェイススクエアロゴフーディメンズみたいなパーカーを中に着ることを考えると、いつものサイズでちょうどいい、という声が多いのもうなずける感じです。

似た名前のザ・ノース・フェイスマウンテンジャケットメンズは、より本格山仕様寄りの雰囲気があって、がっつりレイヤリング前提で選ぶ人が多そうです。「街でも山でも使える最上位シェル」的なイメージなので、スリムにまとめたい人はワンサイズ下げるか悩みがちかな、と勝手に想像してしまいます。

軽めシェルのザ・ノース・フェイスドットショットジャケットメンズやザ・ノース・フェイスコンパクトジャケットメンズは、そもそも生地が薄めで、ざっくり羽織っても重たく見えにくいので、普段サイズで無難に収まっている印象があります。中にザ・ノース・フェイスデナリジャケットメンズを重ねたりするなら、ワンサイズ上で余裕を見ている人もいるようです。

雨でも山でも使えそうなザ・ノース・フェイスクライムライトジャケットメンズは、写真を見る限り細すぎず太すぎず、いわゆる標準的なアウトドアシェルのシルエットという感じで、「迷ったらいつものサイズ」がしっくりきていそうです。

トップスではザ・ノース・フェイススクエアロゴフーディメンズを中心に、パーカーやスウェットはやや余裕を持たせて着ている人が多い印象です。最近のオーバーサイズな流れのせいか、普段Mの人がLでゆるく着ている例もよく見かけます。

パンツのザ・ノース・フェイスアルパインライトパンツメンズは、細身だけどストレッチで動きやすいというコメントが多くて、「太ももが太い人はワンサイズ上も検討」という雰囲気があります。対してザ・ノース・フェイスバーサタイルパンツメンズは、シャカシャカした軽い素材で、ゆるっとはけるイメージが強く、ウエストゴムのおかげでサイズ選びにそこまで神経質にならなくても何とかなるように見えます。

足元のザ・ノース・フェイスヌプシブーティメンズは、もこもこの中綿と厚手ソックスの組み合わせを考えると、ジャストより0.5cmくらい上を選んでいる人が多そうで、「気持ちゆとりを持たせたい冬靴」という空気が強いです。

こんなふうに並べてみると、ノースフェイスのメンズは全体として「アウトドアで動きやすいよう、やや余裕を持たせた設計」がベースになっていて、そこからモデルごとにタイト寄りかルーズ寄りかの差がある、という印象でした。

3. サイズ表とフィットから考える、ゆるい答え合わせ（性能編）

ここからは、公式のサイズ表やフィット表記を眺めながら、「じゃあ身長と体型でざっくりどう選ぶか」を自分なりに整理してみます。

まず日本規格のジャケットやフーディ、パンツは、身長と胸囲、ウエストをもとにS・M・L・XLあたりを決めるオーソドックスな作りです。170cm前後で普通体型なら、多くの人がMかLで迷うことが多そうで、ジャストでまとめたいならM、肩幅が広かったりインナーを着込みたいならL、という分かれ方になるイメージです。

このとき、モデルごとの性格を少しだけ意識すると、選び方が変わってきます。例えば、ボリューム感のあるザ・ノース・フェイスヌプシジャケットメンズは、もともと身幅にゆとりが出やすいので、あまり大きくしすぎると「着られている感」が出やすくなります。逆にザ・ノース・フェイスバルトロライトジャケットメンズは、中にフリースやザ・ノース・フェイスデナリジャケットメンズを重ねて使うことを考えると、普段より半歩大きめを選ぶのも合理的に感じます。

シェルのザ・ノース・フェイスマウンテンライトジャケットメンズやザ・ノース・フェイスマウンテンジャケットメンズ、ザ・ノース・フェイスクライムライトジャケットメンズなどは、「STANDARD FIT」「ややゆとりのあるレギュラーフィット」に近いイメージで作られていることが多く、普段と同じサイズで中にザ・ノース・フェイススクエアロゴフーディメンズや薄手ダウンを着てもまだ動きやすそうです。街着メインでスッキリ着たいなら、ザ・ノース・フェイスコンパクトジャケットメンズやザ・ノース・フェイスドットショットジャケットメンズを選びつつ、自分の身長ど真ん中のサイズを素直に選ぶ方が、バランスは取りやすいと感じます。

パンツのザ・ノース・フェイスアルパインライトパンツメンズは、太ももまわりが気になるかどうかが分かれ目になりやすそうで、細身好きなら普段のサイズ、脚の筋肉がしっかりしている人やリラックス感重視ならワンサイズ上、という目安で考えるとイメージしやすいです。対してザ・ノース・フェイスバーサタイルパンツメンズは、ウエストゴムとドローコードで調整しやすいので、身長でレングスだけ見て選んでしまってもそこまで大失敗にはなりにくい印象があります。

足元のザ・ノース・フェイスヌプシブーティメンズは、普段スニーカーが27cmなら27cmか27.5cmあたりで迷って、冬場の厚手ソックスや中敷きを考えると「0.5cm上げておくか」と決める人が多そうです。ブーツの中はふかふかしているので、数字上は大きくても履いたときのフィット感がほどよく収まる、という想像がしやすいモデルです。

トップス系、特にザ・ノース・フェイススクエアロゴフーディメンズのようなパーカーは、肩を落として着たいかどうかでサイズが変わります。ジャケットの中に着る前提で、アウター側がザ・ノース・フェイスマウンテンライトジャケットメンズやザ・ノース・フェイスコンパクトジャケットメンズなら、フーディはジャストサイズにしておいた方が全体のバランスがとりやすそうです。逆にフーディを主役にして、上から軽くザ・ノース・フェイスドットショットジャケットメンズを羽織る程度なら、フーディをワンサイズ上げてストリート感を出すのもアリだな、と個人的には感じます。

最終的には、身長と体重だけでなく、「ジャストでまとめたいか」「ゆるっと着たいか」「インナーをどれだけ重ねたいか」という好みの問題が大きいのですが、ざっくり言えば、ジャケットやフーディはいつものサイズかワンサイズ上までで遊ぶ、パンツは太もも事情にあわせてザ・ノース・フェイスアルパインライトパンツメンズとザ・ノース・フェイスバーサタイルパンツメンズを使い分ける、ブーツのザ・ノース・フェイスヌプシブーティメンズは0.5cm余裕を見る、というあたりを頭の片すみに置いておくと、「ノースフェイスのメンズ、サイズどれにしよう…」という迷いが少しだけ軽くなるかもしれません。

あくまで趣味で集めた印象の寄せ集めですが、同じようにノースフェイスのサイズ感でもやもやしている人の、ちょっとした参考になればうれしいです。