最近スニーカー好きの周りを見ていると、やたらとニューバランス 2002Rの話題が出てくる。きれいめコーデにもストリートにも合わせやすいし、色違いも多いし、しかも見た目がちょっと“ハイテク寄り”で、クラシックなニューバランス 574あたりとはまた違う雰囲気。ところがいざサイズを決めようとすると、ここで急に手が止まる。普段はナイキ エアフォース1でこのサイズ、ナイキ ダンクでこのサイズ、アディダス スタンスミスはちょっとタイトめ……みたいなバラバラな情報が頭の中にあって、結局どの数字を信じていいのか分からなくなる。
特にニューバランス 2002Rは、ベースになっているオリジナルのニューバランス 2002がハイエンド路線のモデルだったせいか、「細い」「フィット感が強い」という噂が先行していて、ネットでポチるにはちょっと勇気がいる。周りにはニューバランス 990やニューバランス 991を愛用している人も多くて、「あれと同じでいいの?」と聞いても、「うーん、だいたい同じだけどちょっと違うような……」と曖昧な返事が返ってきたりする。そんなこんなで、サイズ選びだけで一晩ぐらい平気で悩めるのがニューバランス 2002Rの困ったところでもあり、面白いところでもある。
あれこれ調べているうちに、兄弟モデルっぽいニューバランス M2002Rとかニューバランス ML2002R、雨の日にも良さそうなニューバランス 2002R GORE-TEXなんかも候補に入ってきて、さらに迷子になる。比べるためにニューバランス 993やニューバランス 997、クラシックなアディダス スーパースター、細身で話題のアディダス サンバ、アディダス ガゼルまで引っ張り出してきて、「この足で2002Rを履いたらどうなるんだろう」と妄想するのが、ちょっとした夜の楽しみになってしまった。
そんな感じでサイズ表やレビューを眺め続けていると、だんだんニューバランス 2002Rのイメージが頭の中で形になってくる。まず見た目、写真で見るよりだいぶ“シャキッ”としていて、ニューバランス 574みたいなコロンとした丸さはあまりない。かといって、ナイキ ダンクほどカチッとしたバスケットシューズ感でもなく、ランニングっぽさとライフスタイル感の中間くらい。横から見ると、ニューバランス 990やニューバランス 991より少し軽そうで、でもニューバランス 997ほどシャープすぎない、本当に絶妙なラインに落ち着いている。
サイズ感の印象としては、「縦はいつものニューバランスでいけそうだけど、足の甲からくるぶし周りのホールドがけっこう強そう」という雰囲気。レビューを眺めていると、普段ナイキ エアフォース1をハーフサイズ上げて履いている人が、ニューバランス 2002Rは“いつものニューバランスの数字でちょうど良かった”と書いていたり、アディダス スタンスミスと同じサイズで問題なかったという声が多かったり、方向性としては「大きく構えなくていいけど、ジャスト寄りに攻めるモデル」という感じがしてくる。
一方で、幅広・甲高の人の感想を見ていると、「普段ニューバランス 574はジャストだけど、ニューバランス 2002Rはハーフサイズアップでちょうど良かった」「ニューバランス 993よりも甲が当たりやすい気がする」といったコメントもある。つまり、“普通〜細めの足”には最高のフィット感をくれるけれど、“日本人的なワイド寄りの足”だと、ジャストサイズだと少し攻めすぎになることもある、ということらしい。このあたりをどう受け止めるかで、サイズ選びのスタンスが決まってくる。
性能面で冷静に整理してみると、ニューバランス 2002RはDワイズで作られたモデルで、木型もやや細めのタイプが使われている。だから足入れした瞬間の“包まれ感”が強くて、足と靴の間にあまり隙間を作りたくない人には向いている。縦の長さ自体は、ニューバランス 990やニューバランス 991、ニューバランス 997あたりとほぼ同じゾーンに収まっている印象で、数字だけ見れば“いつものニューバランス”で大きく外さない。それでもタイトに感じるのは、履き口やタン周りのクッションが厚くて、上からギュッと押さえ込む感じがあるからだと思う。
クッションの中身は、オリジナルのニューバランス 2002譲りのハイテク仕様で、歩き心地はかなり柔らかめ側。長時間の街歩きや通勤にも向いていそうで、雨の日ならニューバランス 2002R GORE-TEXを選ぶ、みたいな運用も頭の中ではすごくしっくりくる。軽さという意味では、クラシックなアディダス サンバやアディダス ガゼルほどミニマルではないけれど、その分ソールに安心感があって、日常使いで「今日はいっぱい歩くぞ」という日に手が伸びそうなタイプだ。
じゃあ実際にサイズをどう決めるか、最後にざっくりまとめると、普段ナイキ エアフォース1やナイキ ダンクをハーフサイズ上げて履いている人なら、ニューバランス 2002Rは“ニューバランスでのいつもの数字”がスタート地点になりそう。普段からニューバランス 574やニューバランス 993を履いていて、それで特に窮屈さを感じていないなら、そのまま同じサイズで考えてよさそう。逆に「幅広でいつも靴選びに苦労している」「甲が高くて紐を緩めがち」というタイプなら、安全策としてハーフサイズアップでニューバランス M2002Rやニューバランス ML2002Rあたりを選ぶイメージをしておくと、失敗が少ない気がしている。
こんなふうに、いろんなモデルと比べてあれこれ悩んでいる時間こそが、スニーカー好きにとっては一番楽しい瞬間なのかもしれない。結局たどり着くのは「自分の足にはどのサイズが一番気持ちいいか」という超個人的な答えなんだけれど、その答えを探す旅の中心にニューバランス 2002Rがいる、というだけでちょっとワクワクしてくる。
ニューバランス 2002Rのサイズ感が気になりすぎて、他のスニーカーと比べまくった話
最近スニーカー好きの周りを見ていると、やたらとニューバランス 2002Rの話題が出てくる。きれいめコーデにもストリートにも合わせやすいし、色違いも多いし、しかも見た目がちょっと“ハイテク寄り”で、クラシックなニューバランス 574あたりとはまた違う雰囲気。ところがいざサイズを決めようとすると、ここで急に手が止まる。普段はナイキ エアフォース1でこのサイズ、ナイキ ダンクでこのサイズ、アディダス スタンスミスはちょっとタイトめ……みたいなバラバラな情報が頭の中にあって、結局どの数字を信じていいのか分からなくなる。
特にニューバランス 2002Rは、ベースになっているオリジナルのニューバランス 2002がハイエンド路線のモデルだったせいか、「細い」「フィット感が強い」という噂が先行していて、ネットでポチるにはちょっと勇気がいる。周りにはニューバランス 990やニューバランス 991を愛用している人も多くて、「あれと同じでいいの?」と聞いても、「うーん、だいたい同じだけどちょっと違うような……」と曖昧な返事が返ってきたりする。そんなこんなで、サイズ選びだけで一晩ぐらい平気で悩めるのがニューバランス 2002Rの困ったところでもあり、面白いところでもある。
あれこれ調べているうちに、兄弟モデルっぽいニューバランス M2002Rとかニューバランス ML2002R、雨の日にも良さそうなニューバランス 2002R GORE-TEXなんかも候補に入ってきて、さらに迷子になる。比べるためにニューバランス 993やニューバランス 997、クラシックなアディダス スーパースター、細身で話題のアディダス サンバ、アディダス ガゼルまで引っ張り出してきて、「この足で2002Rを履いたらどうなるんだろう」と妄想するのが、ちょっとした夜の楽しみになってしまった。
そんな感じでサイズ表やレビューを眺め続けていると、だんだんニューバランス 2002Rのイメージが頭の中で形になってくる。まず見た目、写真で見るよりだいぶ“シャキッ”としていて、ニューバランス 574みたいなコロンとした丸さはあまりない。かといって、ナイキ ダンクほどカチッとしたバスケットシューズ感でもなく、ランニングっぽさとライフスタイル感の中間くらい。横から見ると、ニューバランス 990やニューバランス 991より少し軽そうで、でもニューバランス 997ほどシャープすぎない、本当に絶妙なラインに落ち着いている。
サイズ感の印象としては、「縦はいつものニューバランスでいけそうだけど、足の甲からくるぶし周りのホールドがけっこう強そう」という雰囲気。レビューを眺めていると、普段ナイキ エアフォース1をハーフサイズ上げて履いている人が、ニューバランス 2002Rは“いつものニューバランスの数字でちょうど良かった”と書いていたり、アディダス スタンスミスと同じサイズで問題なかったという声が多かったり、方向性としては「大きく構えなくていいけど、ジャスト寄りに攻めるモデル」という感じがしてくる。
一方で、幅広・甲高の人の感想を見ていると、「普段ニューバランス 574はジャストだけど、ニューバランス 2002Rはハーフサイズアップでちょうど良かった」「ニューバランス 993よりも甲が当たりやすい気がする」といったコメントもある。つまり、“普通〜細めの足”には最高のフィット感をくれるけれど、“日本人的なワイド寄りの足”だと、ジャストサイズだと少し攻めすぎになることもある、ということらしい。このあたりをどう受け止めるかで、サイズ選びのスタンスが決まってくる。
性能面で冷静に整理してみると、ニューバランス 2002RはDワイズで作られたモデルで、木型もやや細めのタイプが使われている。だから足入れした瞬間の“包まれ感”が強くて、足と靴の間にあまり隙間を作りたくない人には向いている。縦の長さ自体は、ニューバランス 990やニューバランス 991、ニューバランス 997あたりとほぼ同じゾーンに収まっている印象で、数字だけ見れば“いつものニューバランス”で大きく外さない。それでもタイトに感じるのは、履き口やタン周りのクッションが厚くて、上からギュッと押さえ込む感じがあるからだと思う。
クッションの中身は、オリジナルのニューバランス 2002譲りのハイテク仕様で、歩き心地はかなり柔らかめ側。長時間の街歩きや通勤にも向いていそうで、雨の日ならニューバランス 2002R GORE-TEXを選ぶ、みたいな運用も頭の中ではすごくしっくりくる。軽さという意味では、クラシックなアディダス サンバやアディダス ガゼルほどミニマルではないけれど、その分ソールに安心感があって、日常使いで「今日はいっぱい歩くぞ」という日に手が伸びそうなタイプだ。
じゃあ実際にサイズをどう決めるか、最後にざっくりまとめると、普段ナイキ エアフォース1やナイキ ダンクをハーフサイズ上げて履いている人なら、ニューバランス 2002Rは“ニューバランスでのいつもの数字”がスタート地点になりそう。普段からニューバランス 574やニューバランス 993を履いていて、それで特に窮屈さを感じていないなら、そのまま同じサイズで考えてよさそう。逆に「幅広でいつも靴選びに苦労している」「甲が高くて紐を緩めがち」というタイプなら、安全策としてハーフサイズアップでニューバランス M2002Rやニューバランス ML2002Rあたりを選ぶイメージをしておくと、失敗が少ない気がしている。
こんなふうに、いろんなモデルと比べてあれこれ悩んでいる時間こそが、スニーカー好きにとっては一番楽しい瞬間なのかもしれない。結局たどり着くのは「自分の足にはどのサイズが一番気持ちいいか」という超個人的な答えなんだけれど、その答えを探す旅の中心にニューバランス 2002Rがいる、というだけでちょっとワクワクしてくる。

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