サッカニー エンドルフィンプロを知らないままフルマラソンに挑むのは、ちょっともったいないかもしれません。カーボンプレート搭載シューズのなかでも独自のバランスを持ち、スピードだけでなく安定した巡航を助けてくれるモデルだからです。この記事では、実際にどんな場面で力を発揮するのか、どんなランナーに向いているのかを、体験ベースの視点で丁寧にまとめていきます。
エンドルフィンプロとはどんなシューズなのか
シリーズの代表格「SAUCONY Endorphin Pro 4(https://www.amazon.co.jp/s?k=SAUCONY+Endorphin+Pro+4&tag=opason-22)」は、サッカニーがレースシーン向けに設計したカーボン入り厚底モデル。特徴的なのは、反発素材「PWRRUN PB」と高反発層「PWRRUN HG」を組み合わせた二層構造と、フルレングスのカーボンプレート。この組み合わせが、踏み込んだ瞬間の“沈み込みすぎないクッション”と“強めの跳ね返り”を同時に生み出します。
またアウトソールが高耐久に作られており、特別なトラック専用というよりはロード主体のトレーニングにも回せるバランスの良さも特徴。軽いジョグには硬すぎますが、テンポ走やレースペース走ではスッと身体が前に運ばれていく感覚があります。
エンドルフィンシリーズ内での立ち位置
サッカニーのエンドルフィンシリーズにはいくつかの兄弟モデルがあります。たとえば「SAUCONY Endorphin Speed 4(https://www.amazon.co.jp/s?k=SAUCONY+Endorphin+Speed+4&tag=opason-22)」はナイロンプレート採用で、スピード練習に向く汎用性の高いタイプ。プロより少し柔らかく、脚への負担が軽い印象です。
そして女性向けバージョンの「SAUCONY Endorphin Pro 4 Women(https://www.amazon.co.jp/s?k=SAUCONY+Endorphin+Pro+4+Women&tag=opason-22)」もあり、サイズ構成やフィットが最適化されています。どれが最適かは用途によりますが、フルマラソンのレースをメインターゲットにするなら“Pro”が軸になります。
走行性能を決める3つのポイント
1. 反発の質
エンドルフィンプロは「硬いのに不快じゃない」独特の踏み心地です。とくにペースが上がるほど反発が素直に返ってくるので、キロ4〜4分半で安定して走るランナーにとって心地よい推進力になります。
2. クッションと安定性
厚底モデルにありがちな“フォームが乱れる感じ”が少なく、着地から蹴り出しまで姿勢が保ちやすい印象があります。とくに後半、疲れ始めてからの安定感の差は大きいです。
3. スピードに乗ったときの伸び
カーボン特有の“跳ね返される感”よりも、自然に前に倒れ込むようなスムーズさが強いタイプ。心拍の余裕が作りやすく、そのまま巡航ペースを維持しやすいというメリットがあります。
どんなランナーに向いているか
・フルでサブ3〜3.5を目指している
・レース用シューズに「反発の強すぎる暴れ感」を求めない
・普段からテンポ走やビルドアップを行っている
・フォームの安定感を重視する
こういったタイプのランナーには、エンドルフィンプロが合いやすい傾向があります。逆に「ゆっくり長時間走るLSDが中心」「反発はとにかく強いほうが好き」という人には、やや硬さが気になる可能性があります。
サイズ感とフィットの注意点
シリーズ共通の傾向として、幅はタイト寄り。普段のランニングシューズと同じサイズで合う人が多いものの、甲が高い人・幅広の人は0.5cmアップすることもあります。フィットは前足部にかけてしっかりホールドされ、ゆるい作りではありません。
雨天の滑りやすさを指摘する声もあるため、レース使用時は路面コンディションを踏まえておくのがおすすめです。
練習メニューとの相性
・テンポ走
もっとも相性が良いメニュー。足取りが軽く保てるので、設定ペースをキープしやすいです。
・レースペース走
フルの本番想定で使用したとき、後半のフォーム維持に寄与しやすいのがこのシューズの強み。ペースが落ちにくい印象があります。
・インターバル
短い距離の繰り返しにはやや硬さが気になることも。Speed 4 のほうが扱いやすい場合があります。
旧モデルとの違い
前作 Pro 3 よりクッションの沈み込みが減り、弾む感覚がより強まりました。またアッパーのホールド感も安定し、走行中のブレが少なくなっています。重量はやや増えているものの、総合的な推進感は確実に向上しています。
シューズ選びで迷っている人へ
エンドルフィンプロは“クセの少ないカーボンシューズ”で、レース専用としてだけでなく、週1〜2回のポイント練習にも普通に使えるモデルです。
耐久性の高さはコスト面でも安心感があり、初めてのカーボンシューズとして選ぶ人にも向いています。
レースでのペース維持に課題がある、後半の失速を抑えたいという人は一度試す価値が大いにあります。
サッカニー エンドルフィンプロで走りを変える
レース用シューズは「自分の走り方との相性」が最も大切です。エンドルフィンプロは、強い反発だけで速くするのではなく、走りの“効率”を底上げしてくれるタイプ。速さと安定性の中間にあるバランスを求めるランナーには非常に頼りになる相棒になります。
特にフルマラソンで記録を伸ばしたい人、疲労が溜まった後半で崩れやすい人には、シューズの恩恵を感じやすいはずです。ぜひ自分の走り方、ペース、課題に照らしながら、一度手に取ってみてください。
#サッカニー #エンドルフィンプロ #ランニングシューズ #カーボンシューズ #フルマラソン #シューズレビュー #ランニング #マラソン
サッカニー エンドルフィンプロを選ぶ理由
サッカニー エンドルフィンプロを知らないままフルマラソンに挑むのは、ちょっともったいないかもしれません。カーボンプレート搭載シューズのなかでも独自のバランスを持ち、スピードだけでなく安定した巡航を助けてくれるモデルだからです。この記事では、実際にどんな場面で力を発揮するのか、どんなランナーに向いているのかを、体験ベースの視点で丁寧にまとめていきます。
エンドルフィンプロとはどんなシューズなのか
シリーズの代表格「SAUCONY Endorphin Pro 4(https://www.amazon.co.jp/s?k=SAUCONY+Endorphin+Pro+4&tag=opason-22)」は、サッカニーがレースシーン向けに設計したカーボン入り厚底モデル。特徴的なのは、反発素材「PWRRUN PB」と高反発層「PWRRUN HG」を組み合わせた二層構造と、フルレングスのカーボンプレート。この組み合わせが、踏み込んだ瞬間の“沈み込みすぎないクッション”と“強めの跳ね返り”を同時に生み出します。
またアウトソールが高耐久に作られており、特別なトラック専用というよりはロード主体のトレーニングにも回せるバランスの良さも特徴。軽いジョグには硬すぎますが、テンポ走やレースペース走ではスッと身体が前に運ばれていく感覚があります。
エンドルフィンシリーズ内での立ち位置
サッカニーのエンドルフィンシリーズにはいくつかの兄弟モデルがあります。たとえば「SAUCONY Endorphin Speed 4(https://www.amazon.co.jp/s?k=SAUCONY+Endorphin+Speed+4&tag=opason-22)」はナイロンプレート採用で、スピード練習に向く汎用性の高いタイプ。プロより少し柔らかく、脚への負担が軽い印象です。
そして女性向けバージョンの「SAUCONY Endorphin Pro 4 Women(https://www.amazon.co.jp/s?k=SAUCONY+Endorphin+Pro+4+Women&tag=opason-22)」もあり、サイズ構成やフィットが最適化されています。どれが最適かは用途によりますが、フルマラソンのレースをメインターゲットにするなら“Pro”が軸になります。
走行性能を決める3つのポイント
1. 反発の質
エンドルフィンプロは「硬いのに不快じゃない」独特の踏み心地です。とくにペースが上がるほど反発が素直に返ってくるので、キロ4〜4分半で安定して走るランナーにとって心地よい推進力になります。
2. クッションと安定性
厚底モデルにありがちな“フォームが乱れる感じ”が少なく、着地から蹴り出しまで姿勢が保ちやすい印象があります。とくに後半、疲れ始めてからの安定感の差は大きいです。
3. スピードに乗ったときの伸び
カーボン特有の“跳ね返される感”よりも、自然に前に倒れ込むようなスムーズさが強いタイプ。心拍の余裕が作りやすく、そのまま巡航ペースを維持しやすいというメリットがあります。
どんなランナーに向いているか
・フルでサブ3〜3.5を目指している
・レース用シューズに「反発の強すぎる暴れ感」を求めない
・普段からテンポ走やビルドアップを行っている
・フォームの安定感を重視する
こういったタイプのランナーには、エンドルフィンプロが合いやすい傾向があります。逆に「ゆっくり長時間走るLSDが中心」「反発はとにかく強いほうが好き」という人には、やや硬さが気になる可能性があります。
サイズ感とフィットの注意点
シリーズ共通の傾向として、幅はタイト寄り。普段のランニングシューズと同じサイズで合う人が多いものの、甲が高い人・幅広の人は0.5cmアップすることもあります。フィットは前足部にかけてしっかりホールドされ、ゆるい作りではありません。
雨天の滑りやすさを指摘する声もあるため、レース使用時は路面コンディションを踏まえておくのがおすすめです。
練習メニューとの相性
・テンポ走
もっとも相性が良いメニュー。足取りが軽く保てるので、設定ペースをキープしやすいです。
・レースペース走
フルの本番想定で使用したとき、後半のフォーム維持に寄与しやすいのがこのシューズの強み。ペースが落ちにくい印象があります。
・インターバル
短い距離の繰り返しにはやや硬さが気になることも。Speed 4 のほうが扱いやすい場合があります。
旧モデルとの違い
前作 Pro 3 よりクッションの沈み込みが減り、弾む感覚がより強まりました。またアッパーのホールド感も安定し、走行中のブレが少なくなっています。重量はやや増えているものの、総合的な推進感は確実に向上しています。
シューズ選びで迷っている人へ
エンドルフィンプロは“クセの少ないカーボンシューズ”で、レース専用としてだけでなく、週1〜2回のポイント練習にも普通に使えるモデルです。
耐久性の高さはコスト面でも安心感があり、初めてのカーボンシューズとして選ぶ人にも向いています。
レースでのペース維持に課題がある、後半の失速を抑えたいという人は一度試す価値が大いにあります。
サッカニー エンドルフィンプロで走りを変える
レース用シューズは「自分の走り方との相性」が最も大切です。エンドルフィンプロは、強い反発だけで速くするのではなく、走りの“効率”を底上げしてくれるタイプ。速さと安定性の中間にあるバランスを求めるランナーには非常に頼りになる相棒になります。
特にフルマラソンで記録を伸ばしたい人、疲労が溜まった後半で崩れやすい人には、シューズの恩恵を感じやすいはずです。ぜひ自分の走り方、ペース、課題に照らしながら、一度手に取ってみてください。
#サッカニー #エンドルフィンプロ #ランニングシューズ #カーボンシューズ #フルマラソン #シューズレビュー #ランニング #マラソン

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