- cx400ツアー インプレ:まずはざっくり結論から
- スペックと特徴:100インチ+300gの王道セッティング
- 打感インプレ:柔らかいけれど芯はある
- ストロークインプレ:フラットドライブ主体にちょうどいい
- サーブ・ボレーインプレ:振り抜きと面安定性のバランスが良い
- 比較インプレ:CX200 や CX400 とどう違う?
- ストリングセッティング例:RPMブラスト 125 との相性
- こんな人には合う、こんな人には合わない
- cx400ツアー インプレ:どんな人におすすめか総まとめ
- cx400ツアー インプレ:まずはざっくり結論から
- スペックと特徴:100インチ+300gの王道セッティング
- 打感インプレ:柔らかいけれど芯はある
- ストロークインプレ:フラットドライブ主体にちょうどいい
- サーブ・ボレーインプレ:振り抜きと面安定性のバランスが良い
- 比較インプレ:CX200 や CX400 とどう違う?
- ストリングセッティング例:RPMブラスト 125 との相性
- こんな人には合う、こんな人には合わない
- cx400ツアー インプレ:どんな人におすすめか総まとめ
cx400ツアー インプレ:まずはざっくり結論から
先に結論から話すと、cx400ツアーは「柔らかい打感が好きだけど、ちゃんと飛んでくれないと困る」という中級〜上級プレイヤーにかなりハマるラケットです。
100平方インチ・300g・バランス320mmという、いわゆる黄金スペック寄りの数値でありながら、フレーム厚23mmのボックス系形状と独自のカーボンレイアップのおかげで、打った瞬間にボールが“乗る”感覚が強いのが特徴。
フラットドライブ系のストロークで厚く当てても腕にガツンとくる衝撃は少なく、スピンをかけても中軌道で素直に伸びていきます。
・「飛びすぎず、飛ばなさすぎず」のちょうど良さ
・ディフェンスでも面を合わせるだけである程度深さが出る安心感
・ネットプレーでのホールド感と面安定性
このあたりが、実際に試したときに強く感じるポイントです。反対に、「とにかく軽くてラクなモデル」や「ガンガンスピンを暴れさせたいモデル」とは少し方向性が違うので、そのあたりを意識して読み進めてもらえればと思います。
スペックと特徴:100インチ+300gの王道セッティング
まずはスペックを整理しておきます。
cx400ツアーの主な仕様は次の通りです。
- フェイスサイズ:100平方インチ
- 重さ:300g(フレーム)
- バランス:320mm
- フレーム厚:23mmフラット
- ストリングパターン:16×19
数字だけ見ると「かなり無難な黄金スペック」に見えますが、フレーム形状とカーボンの積層設計がしっかり効いていて、打ち味はかなり“しっとり系”。
同じスペック帯の中でも、ボールをつかんでから押し出すホールド感が強く、「飛びの良いボックス系ラケット」というイメージが近いです。
メーカー独自の振動吸収素材やストリングパターンの最適化により、オフセンターでも挙動が安定しやすく、ラリー中のミスヒットが少し減ったように感じる人も多いと思います。特にヘッド外側の剛性が高められているので、相手の強打を受けてもフェイスがブレにくいのが好印象です。
打感インプレ:柔らかいけれど芯はある
実際の打感は、「かなり柔らかめだけど、ちゃんと芯も感じる」というバランスです。
インパクトの瞬間、ボールがフェイスに吸い付いてから“ボコッ”と出ていくような感覚があり、ポケット感を求める人にはかなり気持ちいいタイプ。
それでいて、フレーム自体はしっかりしているので、当たり負けしてボールが失速するような印象はあまりありません。
・柔らかさ:10段階で8前後
・打球音:やや低めの鈍い系
・打ち応え:厚く当てるとしっかり手応えあり
特に、フラットドライブでコート深くに押し込みたい人にとっては、「飛ぶけど暴れない」ちょうどいい塩梅です。
逆に、「パーン!」と乾いた打球音と即球離れのシャープな感触が好きな人には、少しモッサリ感じられるかもしれません。
ストロークインプレ:フラットドライブ主体にちょうどいい
ストロークでの印象をもう少し細かく見ていきます。
攻撃時:厚い当たりでコートを“押せる”
ベースラインからしっかりスイングすると、中軌道のフラットドライブが気持ちよく飛んでいきます。
100インチらしい許容範囲の広さがありつつ、ボックス寄りのフレームが打球方向をきちんと指示してくれるので、「狙ったところに打てた感」が強いです。
厚い当たりで打ち抜くときも、ボールをつぶしている感覚がはっきり伝わるので、ストロークで主導権を握りたいプレイヤーにとっては心強い武器になります。
ディフェンス時:合わせるだけでもそこそこ飛ぶ
守備的な場面では、面を合わせるだけでネットを越えてくれる“お助け感”もあります。
完全なディフェンス専用ラケットほどのラクさはないものの、相手のボール威力をそのまま使って深いボールを返しやすく、ラリーをつなぐ場面でミスを減らしやすい印象です。
特にバックハンドスライスやロブで苦しくなったとき、ボールがフェイスに乗ってくれるおかげで、コントロールしやすいのが好ポイント。
ディフェンスから一発で形勢逆転…とまではいかなくても、「とりあえず深く返して体勢を立て直す」には十分な飛びがあります。
スピン性能:自然に回転がかかるタイプ
スピンについては、「意識しなくても自然にかかる」タイプ。
16×19パターン+やや広めのマス目のおかげで、普通にスイングするだけでほどよい回転が乗ります。
ただし、極端なスピン特化ラケットほど高弾道でグリグリに曲がるわけではなく、軌道はあくまで中〜やや高め。
フラットドライブ寄りのスイングで現代テニス向けの回転量を確保したい、というニーズにはピッタリです。
サーブ・ボレーインプレ:振り抜きと面安定性のバランスが良い
サーブ:スピード系が打ちやすい
300g×320mmというスペックと細めのフレームの組み合わせは、サーブでも効果を発揮します。
ラケットヘッドが走りやすく、振り抜きにストレスを感じにくいので、力み過ぎなくてもフラット系のスピードサーブを打ちやすいです。
セカンドサーブは、スイングさえしっかりできれば十分なスピン量が得られますが、スピンの“エグさ”を求めるならストリングで調整したいところ。後で触れますが、回転系ポリと組み合わせると、キック系サーブの跳ねや曲がりが一段階アップします。
ボレー:一度受け止めてから運べる安心感
ネットプレーでは、ホールド感の強さがかなりメリットとして出てきます。
相手の強打をブロックするときも、フェイスがボールを一度受け止めてから押し出してくれる感覚があり、ボールが暴れにくいです。
・タッチ系ボレー:角度をつけたアングルやドロップが狙いやすい
・ローボレー:球持ちが良く、持ち上げやすい
・ポーチボレー:振り抜いても面がブレにくい
ダブルスでネットに出る機会が多い人ほど、この“面の安定感+ホールド感”の組み合わせを評価しやすいと思います。
比較インプレ:CX200 や CX400 とどう違う?
同シリーズの中で悩む人が多いのが、CX200とCX400との比較です。
CX200:しなり重視の本格派
CX200は、98平方インチ・305g・薄めのフレームというスペックで、よりアスリート向けの性格。
・しなり量が多く、ボールを自分でつぶしていく打ち方に向く
・面サイズが小さいぶん、芯を外すと難易度は高め
・狙ったコースに“線を書く”ようなコントロール性能
「自分のスイングでガンガン打ち込んでいきたい」「打ち応えが欲しい」という人にはこちらが合いやすいです。一方、ラクさや守備の安心感はcx400ツアーの方が上です。
CX400:軽くてよく飛ぶオールラウンド
CX400は、同じ100インチでも285gと軽量で、バランスもややヘッド寄り。
・スイングスピードがそれほど速くなくてもボールが飛ぶ
・操作性が良く、ダブルスやレクリエーションプレーでも扱いやすい
・テンション次第でかなりラクなセッティングにできる
「とりあえずラクに楽しみたい」「毎週末のテニスで疲れたくない」という人にはCX400の方がマッチしやすいです。
その中間に位置して、競技志向寄りに振ったのがcx400ツアーというイメージですね。
ストリングセッティング例:RPMブラスト 125 との相性
ラケットの性格を決めるうえで、ストリング選びも重要です。ここでは一例として、ポリエステル系のRPMブラスト 125との組み合わせを挙げます。
ポリ×低めテンションでスピンと安心感を両立
cx400ツアー自体がそこそこ飛ぶラケットなので、試合志向のプレイヤーであればポリエステル1.25mm前後を45〜50ポンドあたりで張るとバランスが取りやすいです。
RPMブラスト 125のようなスピン系ポリと組み合わせると、
- ストロークの弾道を少し高めにしつつコート内に収めやすい
- セカンドサーブの回転量と跳ねが増す
- 打感は適度にシャープになるが、ラケット側の柔らかさがカバーしてくれる
といったメリットがあります。
肘や肩に不安がある場合は、ポリよりもやわらかいナイロン系やマルチフィラメントを50ポンド前後で張るのも選択肢です。その場合、ラケット本来のソフトな打感がさらに強調され、「とにかく柔らかさ重視」のセッティングになります。
こんな人には合う、こんな人には合わない
合いやすいプレイヤー像
- しっかりラケットを振れる中級〜上級プレイヤー
- フラットドライブ主体で、必要に応じてスピン量を増やしたい人
- シングルス・ダブルスどちらもこなすオールラウンダー
- 打感の柔らかさとホールド感を重視する人
- 守備面でもある程度の“お助け感”が欲しい人
部活〜一般大会レベルで、「一本で試合をしっかり戦えるメインラケット」を探している人には、とても現実的な選択肢になるはずです。
合いにくいプレイヤー像
- そもそもラケットを振り切るのがしんどい人
- 超軽量モデルの操作性に慣れている人
- グリグリ系の超高弾道スピンを最優先したい人
- カチっとした硬めの打感が好きな人
こういったプレイヤーは、CX400などの軽量モデルや、スピン特化系の他シリーズを試してみる方がしっくり来る可能性があります。
cx400ツアー インプレ:どんな人におすすめか総まとめ
改めてまとめると、cx400ツアー インプレとして感じたポイントは、
- 柔らかい打感としっかりした芯を両立したボックス寄りラケット
- 100インチ×300gの王道スペックで、攻守ともに穴が少ない
- フラットドライブ主体のプレーに特にフィット
- サーブ・ボレーでも振り抜きと面安定性のバランスが良い
- CX200よりラクで、CX400より競技寄りという“ちょうど真ん中”の立ち位置
という感じです。
今使っているラケットに「もう少し柔らかさが欲しい」「ディフェンスのときにもう少し助けてほしい」と感じているなら、一度試打してみる価値は十分あります。
逆に、今のラケットからスペックを大きく変えたくない場合や、軽さを最優先したい場合は、比較対象としてCX400も一緒に打ち比べてみると、自分にとっての“ちょうどいい一本”が見つけやすくなるはずです。
最後に、スペックの数字やインプレはあくまで目安なので、実際に自分のスイングで打ってみて「気持ちいいかどうか」を軸に選ぶのがおすすめです。
そのうえで、「攻めも守りも一通りこなせるメインラケットが欲しい」という人には、cx400ツアーはかなり有力な候補になると思います。
#cx400ツアー #テニス #テニスラケット #ダンロップ #ラケットレビュー #インプレ #テニスギア #ストリング
cx400ツアー インプレ|柔らかさと安心感を両立した黄金スペック候補
cx400ツアー インプレ:まずはざっくり結論から
先に結論から話すと、cx400ツアーは「柔らかい打感が好きだけど、ちゃんと飛んでくれないと困る」という中級〜上級プレイヤーにかなりハマるラケットです。
100平方インチ・300g・バランス320mmという、いわゆる黄金スペック寄りの数値でありながら、フレーム厚23mmのボックス系形状と独自のカーボンレイアップのおかげで、打った瞬間にボールが“乗る”感覚が強いのが特徴。
フラットドライブ系のストロークで厚く当てても腕にガツンとくる衝撃は少なく、スピンをかけても中軌道で素直に伸びていきます。
・「飛びすぎず、飛ばなさすぎず」のちょうど良さ
・ディフェンスでも面を合わせるだけである程度深さが出る安心感
・ネットプレーでのホールド感と面安定性
このあたりが、実際に試したときに強く感じるポイントです。反対に、「とにかく軽くてラクなモデル」や「ガンガンスピンを暴れさせたいモデル」とは少し方向性が違うので、そのあたりを意識して読み進めてもらえればと思います。
スペックと特徴:100インチ+300gの王道セッティング
まずはスペックを整理しておきます。
cx400ツアーの主な仕様は次の通りです。
- フェイスサイズ:100平方インチ
- 重さ:300g(フレーム)
- バランス:320mm
- フレーム厚:23mmフラット
- ストリングパターン:16×19
数字だけ見ると「かなり無難な黄金スペック」に見えますが、フレーム形状とカーボンの積層設計がしっかり効いていて、打ち味はかなり“しっとり系”。
同じスペック帯の中でも、ボールをつかんでから押し出すホールド感が強く、「飛びの良いボックス系ラケット」というイメージが近いです。
メーカー独自の振動吸収素材やストリングパターンの最適化により、オフセンターでも挙動が安定しやすく、ラリー中のミスヒットが少し減ったように感じる人も多いと思います。特にヘッド外側の剛性が高められているので、相手の強打を受けてもフェイスがブレにくいのが好印象です。
打感インプレ:柔らかいけれど芯はある
実際の打感は、「かなり柔らかめだけど、ちゃんと芯も感じる」というバランスです。
インパクトの瞬間、ボールがフェイスに吸い付いてから“ボコッ”と出ていくような感覚があり、ポケット感を求める人にはかなり気持ちいいタイプ。
それでいて、フレーム自体はしっかりしているので、当たり負けしてボールが失速するような印象はあまりありません。
・柔らかさ:10段階で8前後
・打球音:やや低めの鈍い系
・打ち応え:厚く当てるとしっかり手応えあり
特に、フラットドライブでコート深くに押し込みたい人にとっては、「飛ぶけど暴れない」ちょうどいい塩梅です。
逆に、「パーン!」と乾いた打球音と即球離れのシャープな感触が好きな人には、少しモッサリ感じられるかもしれません。
ストロークインプレ:フラットドライブ主体にちょうどいい
ストロークでの印象をもう少し細かく見ていきます。
攻撃時:厚い当たりでコートを“押せる”
ベースラインからしっかりスイングすると、中軌道のフラットドライブが気持ちよく飛んでいきます。
100インチらしい許容範囲の広さがありつつ、ボックス寄りのフレームが打球方向をきちんと指示してくれるので、「狙ったところに打てた感」が強いです。
厚い当たりで打ち抜くときも、ボールをつぶしている感覚がはっきり伝わるので、ストロークで主導権を握りたいプレイヤーにとっては心強い武器になります。
ディフェンス時:合わせるだけでもそこそこ飛ぶ
守備的な場面では、面を合わせるだけでネットを越えてくれる“お助け感”もあります。
完全なディフェンス専用ラケットほどのラクさはないものの、相手のボール威力をそのまま使って深いボールを返しやすく、ラリーをつなぐ場面でミスを減らしやすい印象です。
特にバックハンドスライスやロブで苦しくなったとき、ボールがフェイスに乗ってくれるおかげで、コントロールしやすいのが好ポイント。
ディフェンスから一発で形勢逆転…とまではいかなくても、「とりあえず深く返して体勢を立て直す」には十分な飛びがあります。
スピン性能:自然に回転がかかるタイプ
スピンについては、「意識しなくても自然にかかる」タイプ。
16×19パターン+やや広めのマス目のおかげで、普通にスイングするだけでほどよい回転が乗ります。
ただし、極端なスピン特化ラケットほど高弾道でグリグリに曲がるわけではなく、軌道はあくまで中〜やや高め。
フラットドライブ寄りのスイングで現代テニス向けの回転量を確保したい、というニーズにはピッタリです。
サーブ・ボレーインプレ:振り抜きと面安定性のバランスが良い
サーブ:スピード系が打ちやすい
300g×320mmというスペックと細めのフレームの組み合わせは、サーブでも効果を発揮します。
ラケットヘッドが走りやすく、振り抜きにストレスを感じにくいので、力み過ぎなくてもフラット系のスピードサーブを打ちやすいです。
セカンドサーブは、スイングさえしっかりできれば十分なスピン量が得られますが、スピンの“エグさ”を求めるならストリングで調整したいところ。後で触れますが、回転系ポリと組み合わせると、キック系サーブの跳ねや曲がりが一段階アップします。
ボレー:一度受け止めてから運べる安心感
ネットプレーでは、ホールド感の強さがかなりメリットとして出てきます。
相手の強打をブロックするときも、フェイスがボールを一度受け止めてから押し出してくれる感覚があり、ボールが暴れにくいです。
・タッチ系ボレー:角度をつけたアングルやドロップが狙いやすい
・ローボレー:球持ちが良く、持ち上げやすい
・ポーチボレー:振り抜いても面がブレにくい
ダブルスでネットに出る機会が多い人ほど、この“面の安定感+ホールド感”の組み合わせを評価しやすいと思います。
比較インプレ:CX200 や CX400 とどう違う?
同シリーズの中で悩む人が多いのが、CX200とCX400との比較です。
CX200:しなり重視の本格派
CX200は、98平方インチ・305g・薄めのフレームというスペックで、よりアスリート向けの性格。
・しなり量が多く、ボールを自分でつぶしていく打ち方に向く
・面サイズが小さいぶん、芯を外すと難易度は高め
・狙ったコースに“線を書く”ようなコントロール性能
「自分のスイングでガンガン打ち込んでいきたい」「打ち応えが欲しい」という人にはこちらが合いやすいです。一方、ラクさや守備の安心感はcx400ツアーの方が上です。
CX400:軽くてよく飛ぶオールラウンド
CX400は、同じ100インチでも285gと軽量で、バランスもややヘッド寄り。
・スイングスピードがそれほど速くなくてもボールが飛ぶ
・操作性が良く、ダブルスやレクリエーションプレーでも扱いやすい
・テンション次第でかなりラクなセッティングにできる
「とりあえずラクに楽しみたい」「毎週末のテニスで疲れたくない」という人にはCX400の方がマッチしやすいです。
その中間に位置して、競技志向寄りに振ったのがcx400ツアーというイメージですね。
ストリングセッティング例:RPMブラスト 125 との相性
ラケットの性格を決めるうえで、ストリング選びも重要です。ここでは一例として、ポリエステル系のRPMブラスト 125との組み合わせを挙げます。
ポリ×低めテンションでスピンと安心感を両立
cx400ツアー自体がそこそこ飛ぶラケットなので、試合志向のプレイヤーであればポリエステル1.25mm前後を45〜50ポンドあたりで張るとバランスが取りやすいです。
RPMブラスト 125のようなスピン系ポリと組み合わせると、
- ストロークの弾道を少し高めにしつつコート内に収めやすい
- セカンドサーブの回転量と跳ねが増す
- 打感は適度にシャープになるが、ラケット側の柔らかさがカバーしてくれる
といったメリットがあります。
肘や肩に不安がある場合は、ポリよりもやわらかいナイロン系やマルチフィラメントを50ポンド前後で張るのも選択肢です。その場合、ラケット本来のソフトな打感がさらに強調され、「とにかく柔らかさ重視」のセッティングになります。
こんな人には合う、こんな人には合わない
合いやすいプレイヤー像
- しっかりラケットを振れる中級〜上級プレイヤー
- フラットドライブ主体で、必要に応じてスピン量を増やしたい人
- シングルス・ダブルスどちらもこなすオールラウンダー
- 打感の柔らかさとホールド感を重視する人
- 守備面でもある程度の“お助け感”が欲しい人
部活〜一般大会レベルで、「一本で試合をしっかり戦えるメインラケット」を探している人には、とても現実的な選択肢になるはずです。
合いにくいプレイヤー像
- そもそもラケットを振り切るのがしんどい人
- 超軽量モデルの操作性に慣れている人
- グリグリ系の超高弾道スピンを最優先したい人
- カチっとした硬めの打感が好きな人
こういったプレイヤーは、CX400などの軽量モデルや、スピン特化系の他シリーズを試してみる方がしっくり来る可能性があります。
cx400ツアー インプレ:どんな人におすすめか総まとめ
改めてまとめると、cx400ツアー インプレとして感じたポイントは、
- 柔らかい打感としっかりした芯を両立したボックス寄りラケット
- 100インチ×300gの王道スペックで、攻守ともに穴が少ない
- フラットドライブ主体のプレーに特にフィット
- サーブ・ボレーでも振り抜きと面安定性のバランスが良い
- CX200よりラクで、CX400より競技寄りという“ちょうど真ん中”の立ち位置
という感じです。
今使っているラケットに「もう少し柔らかさが欲しい」「ディフェンスのときにもう少し助けてほしい」と感じているなら、一度試打してみる価値は十分あります。
逆に、今のラケットからスペックを大きく変えたくない場合や、軽さを最優先したい場合は、比較対象としてCX400も一緒に打ち比べてみると、自分にとっての“ちょうどいい一本”が見つけやすくなるはずです。
最後に、スペックの数字やインプレはあくまで目安なので、実際に自分のスイングで打ってみて「気持ちいいかどうか」を軸に選ぶのがおすすめです。
そのうえで、「攻めも守りも一通りこなせるメインラケットが欲しい」という人には、cx400ツアーはかなり有力な候補になると思います。
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