ポイズンアドレナ174H-LM インプレ|実釣で感じた強みと使いどころ

ポイズンアドレナ174H-LM(広告URL:https://www.amazon.co.jp/s?k=シマノ+24+ポイズン+アドレナ+174H-LM&tag=opason-22 )を実際に使ってみると、このロッドが持つ特徴は数字以上に“フィールドでの扱いやすさ”に表れる。ビッグベイトやマグナムクランクを中心に使うアングラーにとって、操作性・感度・汎用性のバランスが取りやすい一本だと感じた。ここでは、実釣目線で見えた使い勝手や、同シリーズとの比較、合うルアーの傾向などをまとめていく。


ポイズンアドレナ174H-LMの基本スペックと性格

このモデルは7フィート4インチ・ヘビーパワーという骨太な設定ながら、軽さと操作性が両立されているのがまず印象的だ。174H-LMという名前のとおり、ティップに低弾性カーボンが使われていて、巻き物との相性がとても良い。ビッグベイトやマグナムクランクの“振動の情報量”が大きいルアーでも、必要な感度を保ちながら弾きにくい特性がある。

ルアーウェイトは14〜56gまで対応する幅広さで、一般的なスイムベイトや1oz前後のチャターベイト、ブレード系にも自然に使える。さらに、自重が軽めに設定されているので、長時間の釣行でも疲れにくい点も実釣でありがたいポイントだ。


低弾性ティップが効く巻きの釣り

このロッドを握って最初に感じたのは「巻き抵抗の大きいルアーを楽に引ける」という部分。ティップが適度に柔らかく、バイトを弾かずに乗せやすい。低弾性カーボン特有の“しなやかさ”が、マグナムクランクやスイムベイトの動きを損なわず、振動を手元までしっかり伝えてくれる。

個人的に特に相性がいいと感じたのは、1/2〜1oz前後のチャター系。巻いている最中の”ブルブル感”が潰れにくく、ルアーの動きが変化した瞬間が分かりやすい。ウィードタッチの判断もしやすく、引き心地でレンジキープがしやすいのも強みだった。


ビッグベイトの扱いやすさとキャストフィール

ビッグベイト用のロッドはどうしても“棒っぽさ”が出がちだが、アドレナ174H-LMはそのイメージとは少し違う。ヘビーパワーではあるものの張りすぎず、振り抜きやすい。28〜45g前後のルアーが特に気持ちよくキャストでき、フルキャストも安定しやすい。

56g近いルアーになると少しティップが入りづらくなるので、強めのキャストより“押し出すように”使うほうが安心感があった。ビッグレイクでビッグベイトのサーチ用途に使っても飛距離は充分で、ロングキャストが必要な場面で使いやすい。


ボトム系リグも扱える守備範囲の広さ

ヘビーロッド=巻き物専用という印象を持っている人もいるかもしれないが、この174H-LMはジグやテキサス、フットボールなどのボトム系も意外と対応できる。ティップが入りやすく、ロッドを立てる角度によって“操作のしやすさ”が変わるのが面白い。

実際にフットボールヘッド+シャッドテールワームなどを使ってみると、底質の変化が分かりやすく、ウィードや石に当たった際の感触も手元に入ってくる。巻きからボトムへの切り替えもスムーズで、一本で釣りの幅を広げたい人には扱いやすいモデルだと思う。


18モデルとの違いとアップデートポイント

前世代の18ポイズンアドレナ174H-LM(広告URL:https://www.amazon.co.jp/s?k=シマノ+18+ポイズン+アドレナ+174H-LM&tag=opason-22 )と比較すると、やはり軽量化と操作性の向上が大きい。18モデルもマグナムクランク用途に向いた良いロッドだったが、24モデルはより汎用性が増している印象を受けた。

18モデルは“重さで乗せて投げる”感覚が分かりやすい反面、長時間使うと腕に疲れが出ることもあった。それに対して24モデルは軽さが際立っていて、キャスト・操作・回収といった動作が素直にできる。ビッグベイト用ロッドとしては扱いやすい、というのが正直な感想だ。


同シリーズや他番手との役割の違い

ポイズンアドレナシリーズは番手ごとに性格がはっきりしているので、174H-LMを選ぶ理由が明確にある。たとえば、173MHのようなバーサタイルモデルは軽め〜中量級のルアーもこなしやすいが、大型のスイムベイトやマグナムクランクになると少し張りが足りない。

その点で174H-LMは、ヘヴィー寄りの設定で重量級のルアーを無理なく扱える一本として位置づけられる。ただ、軽いルアーも扱える器用さがあるため、ビッグレイクの釣行で「巻き物と底物をロッド一本でこなしたい」という人にはこちらのほうが役立つケースが多い。


実釣でのファイト感とパワーのバランス

ファイト時のロッドの曲がり方も特徴的。ティップがしっかり追従してくれるので、急な突っ込みやジャンプにもロッドがついていく。バットはヘビーパワーらしくしっかりしているため、主導権は握りやすい。50アップクラスの魚とのやり取りでも、安心感のあるトルクが感じられた。

ドラグ設定によってはティップが程よく入るので、必要以上にバスに違和感を与えず、巻きの釣りでフックアウトを防ぎやすかった。


合わせるリールとライン選びの目安

リールは150〜200番サイズのベイトリールがバランスが取りやすい。マグナムクランク中心ならローギア寄り、スイムベイト中心ならミドル〜ローギアが扱いやすい。

ラインは
・20〜25lbフロロ…ビッグベイト主体
・16〜20lb…マグナムクランク、チャター主体
といった組み合わせがしっくりきた。フィールドのストラクチャー量やウィードの濃さで太さを調整するとよい。


ポイズンアドレナ174H-LM インプレ総まとめ

総じて、ポイズンアドレナ174H-LMは“巻き物と重量級ルアーを中心にしつつ、ボトムまで対応できる一本”という印象が強い。ヘビーロッドでありながら扱いやすく、低弾性ティップによるノセ性能が実釣の強みになっている。

ビッグベイト一本勝負のロッドではなく、幅のある釣りを展開したいアングラーに向いたモデルだと感じた。初めてビッグベイトやマグナムクランク用に専用ロッドを導入したい人にも選択肢として十分アリだと思う。


ポイズンアドレナ174H-LM インプレ|まとめの見出し

最後にもう一度、このロッドの魅力を簡潔にまとめると、

・低弾性ティップでバイトを弾かない
・巻きとボトムを両立できる守備範囲の広さ
・軽量化により取り回しやすい
・ビッグベイト〜中量級ルアーまで扱える

という点が特徴になる。実釣目線でも扱いやすいので、重量級ルアーを中心にステップアップしたい人には試してほしい一本だ。


#ポイズンアドレナ174HLM #バス釣り #ビッグベイト #マグナムクランク #釣具レビュー #タックルインプレ #シマノ #ルアーフィッシング

ポイズンアドレナ174H-LM インプレ|実釣で感じた強みと使いどころ

ポイズンアドレナ174H-LM(広告URL:https://www.amazon.co.jp/s?k=シマノ+24+ポイズン+アドレナ+174H-LM&tag=opason-22 )を実際に使ってみると、このロッドが持つ特徴は数字以上に“フィールドでの扱いやすさ”に表れる。ビッグベイトやマグナムクランクを中心に使うアングラーにとって、操作性・感度・汎用性のバランスが取りやすい一本だと感じた。ここでは、実釣目線で見えた使い勝手や、同シリーズとの比較、合うルアーの傾向などをまとめていく。


ポイズンアドレナ174H-LMの基本スペックと性格

このモデルは7フィート4インチ・ヘビーパワーという骨太な設定ながら、軽さと操作性が両立されているのがまず印象的だ。174H-LMという名前のとおり、ティップに低弾性カーボンが使われていて、巻き物との相性がとても良い。ビッグベイトやマグナムクランクの“振動の情報量”が大きいルアーでも、必要な感度を保ちながら弾きにくい特性がある。

ルアーウェイトは14〜56gまで対応する幅広さで、一般的なスイムベイトや1oz前後のチャターベイト、ブレード系にも自然に使える。さらに、自重が軽めに設定されているので、長時間の釣行でも疲れにくい点も実釣でありがたいポイントだ。


低弾性ティップが効く巻きの釣り

このロッドを握って最初に感じたのは「巻き抵抗の大きいルアーを楽に引ける」という部分。ティップが適度に柔らかく、バイトを弾かずに乗せやすい。低弾性カーボン特有の“しなやかさ”が、マグナムクランクやスイムベイトの動きを損なわず、振動を手元までしっかり伝えてくれる。

個人的に特に相性がいいと感じたのは、1/2〜1oz前後のチャター系。巻いている最中の”ブルブル感”が潰れにくく、ルアーの動きが変化した瞬間が分かりやすい。ウィードタッチの判断もしやすく、引き心地でレンジキープがしやすいのも強みだった。


ビッグベイトの扱いやすさとキャストフィール

ビッグベイト用のロッドはどうしても“棒っぽさ”が出がちだが、アドレナ174H-LMはそのイメージとは少し違う。ヘビーパワーではあるものの張りすぎず、振り抜きやすい。28〜45g前後のルアーが特に気持ちよくキャストでき、フルキャストも安定しやすい。

56g近いルアーになると少しティップが入りづらくなるので、強めのキャストより“押し出すように”使うほうが安心感があった。ビッグレイクでビッグベイトのサーチ用途に使っても飛距離は充分で、ロングキャストが必要な場面で使いやすい。


ボトム系リグも扱える守備範囲の広さ

ヘビーロッド=巻き物専用という印象を持っている人もいるかもしれないが、この174H-LMはジグやテキサス、フットボールなどのボトム系も意外と対応できる。ティップが入りやすく、ロッドを立てる角度によって“操作のしやすさ”が変わるのが面白い。

実際にフットボールヘッド+シャッドテールワームなどを使ってみると、底質の変化が分かりやすく、ウィードや石に当たった際の感触も手元に入ってくる。巻きからボトムへの切り替えもスムーズで、一本で釣りの幅を広げたい人には扱いやすいモデルだと思う。


18モデルとの違いとアップデートポイント

前世代の18ポイズンアドレナ174H-LM(広告URL:https://www.amazon.co.jp/s?k=シマノ+18+ポイズン+アドレナ+174H-LM&tag=opason-22 )と比較すると、やはり軽量化と操作性の向上が大きい。18モデルもマグナムクランク用途に向いた良いロッドだったが、24モデルはより汎用性が増している印象を受けた。

18モデルは“重さで乗せて投げる”感覚が分かりやすい反面、長時間使うと腕に疲れが出ることもあった。それに対して24モデルは軽さが際立っていて、キャスト・操作・回収といった動作が素直にできる。ビッグベイト用ロッドとしては扱いやすい、というのが正直な感想だ。


同シリーズや他番手との役割の違い

ポイズンアドレナシリーズは番手ごとに性格がはっきりしているので、174H-LMを選ぶ理由が明確にある。たとえば、173MHのようなバーサタイルモデルは軽め〜中量級のルアーもこなしやすいが、大型のスイムベイトやマグナムクランクになると少し張りが足りない。

その点で174H-LMは、ヘヴィー寄りの設定で重量級のルアーを無理なく扱える一本として位置づけられる。ただ、軽いルアーも扱える器用さがあるため、ビッグレイクの釣行で「巻き物と底物をロッド一本でこなしたい」という人にはこちらのほうが役立つケースが多い。


実釣でのファイト感とパワーのバランス

ファイト時のロッドの曲がり方も特徴的。ティップがしっかり追従してくれるので、急な突っ込みやジャンプにもロッドがついていく。バットはヘビーパワーらしくしっかりしているため、主導権は握りやすい。50アップクラスの魚とのやり取りでも、安心感のあるトルクが感じられた。

ドラグ設定によってはティップが程よく入るので、必要以上にバスに違和感を与えず、巻きの釣りでフックアウトを防ぎやすかった。


合わせるリールとライン選びの目安

リールは150〜200番サイズのベイトリールがバランスが取りやすい。マグナムクランク中心ならローギア寄り、スイムベイト中心ならミドル〜ローギアが扱いやすい。

ラインは
・20〜25lbフロロ…ビッグベイト主体
・16〜20lb…マグナムクランク、チャター主体
といった組み合わせがしっくりきた。フィールドのストラクチャー量やウィードの濃さで太さを調整するとよい。


ポイズンアドレナ174H-LM インプレ総まとめ

総じて、ポイズンアドレナ174H-LMは“巻き物と重量級ルアーを中心にしつつ、ボトムまで対応できる一本”という印象が強い。ヘビーロッドでありながら扱いやすく、低弾性ティップによるノセ性能が実釣の強みになっている。

ビッグベイト一本勝負のロッドではなく、幅のある釣りを展開したいアングラーに向いたモデルだと感じた。初めてビッグベイトやマグナムクランク用に専用ロッドを導入したい人にも選択肢として十分アリだと思う。


ポイズンアドレナ174H-LM インプレ|まとめの見出し

最後にもう一度、このロッドの魅力を簡潔にまとめると、

・低弾性ティップでバイトを弾かない
・巻きとボトムを両立できる守備範囲の広さ
・軽量化により取り回しやすい
・ビッグベイト〜中量級ルアーまで扱える

という点が特徴になる。実釣目線でも扱いやすいので、重量級ルアーを中心にステップアップしたい人には試してほしい一本だ。


#ポイズンアドレナ174HLM #バス釣り #ビッグベイト #マグナムクランク #釣具レビュー #タックルインプレ #シマノ #ルアーフィッシング

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