シーバスゲームのライン選びは、釣行の快適さやトラブルの頻度に大きく影響します。とくにPEラインは細さと強度、しなやかさ、コーティングの質など、少しの違いが使い心地を大きく変えてしまうことがあります。そこで今回は、シーバス用として定番になりつつある「シーガー R18 完全シーバス」シリーズを、実釣ベースの視点でじっくりインプレしていきます。
使用したのはフラッシュグリーンとステルスグレーの2種類。どちらも150m巻きで扱いやすい人気モデルです。
どちらも名前のとおりシーバス専用として作られており、飛距離・耐久性・視認性などのバランスを重視したラインです。では、それぞれの特徴や使って感じたポイントを順番に紹介していきます。
- シーガー R18 完全シーバスの特徴をわかりやすく整理してみる
- 飛距離はどうだった?キャストフィールを率直にレビュー
- フラッシュグリーンとステルスグレーの違いを実釣ベースで比較
- 号数の選び方:迷ったらここを基準にしてみる
- 耐久性と色落ち:使って感じたことをそのまま書く
- トラブルの少なさは魅力のひとつ
- リーダーとの組み合わせはどうする?
- 実釣で感じたメリット・デメリット
- シーガー 完全シーバス PE インプレまとめ|どんな人に向いている?
- シーガー R18 完全シーバスの特徴をわかりやすく整理してみる
- 飛距離はどうだった?キャストフィールを率直にレビュー
- フラッシュグリーンとステルスグレーの違いを実釣ベースで比較
- 号数の選び方:迷ったらここを基準にしてみる
- 耐久性と色落ち:使って感じたことをそのまま書く
- トラブルの少なさは魅力のひとつ
- リーダーとの組み合わせはどうする?
- 実釣で感じたメリット・デメリット
- シーガー 完全シーバス PE インプレまとめ|どんな人に向いている?
シーガー R18 完全シーバスの特徴をわかりやすく整理してみる
完全シーバスシリーズは、8本編みのPEラインで、コーティングはほどよく施されているタイプ。比較的しなやかで、キャスト時の抜けがスムーズなのが第一印象です。
編み込みの密度が高いことで、ガイド抜けの静かさや直線強度の高さも感じられます。シーバスゲームは連続キャストが基本なので、ラインの張りやコーティングの抵抗が少ないのはありがたいポイントです。
また、号数のラインナップが0.6〜1.5号まで揃っているため、湾奥の軽量ルアーからサーフの遠投ゲームまで幅広く対応できます。
飛距離はどうだった?キャストフィールを率直にレビュー
飛距離に関しては、思った以上に優秀でした。実際に河川や港湾で投げてみると、ミノーでもシンペンでも初速が素直に出るイメージ。表面のコーティングが強すぎないため、ラインがガイドにまとわりつくような抵抗がありません。
フラッシュグリーンもステルスグレーも、飛距離自体の差はほぼない印象。ただ、視認性の違いによって「ラインの軌道が見えるとき」と「見えにくいとき」で、操作のしやすさが変わる場面はありました。
風が強い日などはラインスラックを管理しやすいカラーのほうが扱いやすく、結果として飛距離を伸ばしやすいこともあります。
フラッシュグリーンとステルスグレーの違いを実釣ベースで比較
完全シーバスシリーズには2色が存在し、それぞれ役割がはっきり分かれています。
フラッシュグリーンの特徴
- とにかく視認性が高い
- 夜でもラインが見える
- 風の中でもラインメンディングがしやすい
- 色落ちは比較的早め
ナイトゲーム・河川のドリフト・常夜灯周りの釣りなど、「ラインの位置が見えたほうが圧倒的に有利」な場面で使うと、快適さが段違いです。
視認性を重視するなら、まずはこちらを選んで間違いありません。
ステルスグレーの特徴
- 魚から見えにくい色味
- 日中のクリアウォーターで違和感を与えにくい
- 視認性はかなり控えめ
- 色落ちは気にならない程度
とくに澄み潮のデイゲームや、岸際がクリアな運河などで効果的でした。魚にラインの存在を悟らせたくない場面では頼れます。
ただ、夜の真っ暗な場所ではほぼ見えなくなるため、トラブル時に手元でラインの位置を把握しづらい点は注意です。
号数の選び方:迷ったらここを基準にしてみる
完全シーバスシリーズの号数選びは、以下のように分けると判断しやすいです。
- 0.6号:とにかく飛距離重視のライトゲーム向け
- 0.8号:湾奥や港湾のスタンダード
- 1.0号:河川・河口・干潟のメインライン
- 1.2号:サーフや磯の遠投ゲーム
- 1.5号:大型狙い・荒い根周りのポイント
初めて使う場合は、0.8号か1.0号がもっとも汎用性が高くおすすめです。しなやかさと強度のバランスがよく、トラブルも起こりにくく感じました。
耐久性と色落ち:使って感じたことをそのまま書く
耐久性については、価格帯のPEラインとしては十分以上。ガイド摩擦やキャストを繰り返しても、毛羽立ちは感じにくい部類です。根ズレも軽度なら問題なくこらえてくれました。
一方で、フラッシュグリーンは色落ちが早いという印象は確かにあります。実釣数回で鮮やかさは薄くなり、徐々に白っぽく変化します。ただ、色落ちによって飛距離や強度が著しく低下するような変化は感じませんでした。
ステルスグレーは色変化が気にならず、長く同じ見た目で使えます。
トラブルの少なさは魅力のひとつ
キャスト時のトラブルが少ないのは、完全シーバスシリーズの大きなメリットに感じました。ラインの張りが適度にあり、スピニングリールでもバックラッシュが起きにくいタイプです。
とくにナイトゲームでの糸フケ管理は、フラッシュグリーンの視認性が本当に助けになります。初級〜中級者の方にも扱いやすいと感じました。
リーダーとの組み合わせはどうする?
PE0.8〜1.0号なら、フロロ3〜4号(12〜16lb)を合わせると汎用性が高くなります。河川・港湾・運河といった一般的なシーバスゲームではこの組み合わせでほぼ困りません。
サーフや磯で使うなら、PE1.2〜1.5号にフロロ4〜6号クラス。根の荒いポイントや大型の回遊に強くなります。
実釣で感じたメリット・デメリット
メリット
- 飛距離が素直に伸びる
- コーティングが適度でガイド抜けが良い
- トラブルが少ない
- 価格が手頃で巻き替えやすい
- カラーで使い分けしやすい
デメリット
- フラッシュグリーンは色落ちが早い
- ステルスグレーは夜に見えにくい
- とても柔らかいラインが好きな人には少し張りが強め
ただ、総合すると「ちょうどいい実戦的なバランス」を感じる場面が多く、価格帯を考えると満足度は高いシリーズだと思います。
シーガー 完全シーバス PE インプレまとめ|どんな人に向いている?
完全シーバスシリーズは、シーバスゲームでオールラウンドに使える優秀な選択肢です。
- 扱いやすいラインが欲しい
- 飛距離と耐久のバランスが良いものがいい
- 視認性やプレッシャー対策でカラーを選びたい
- コスパの良いラインを探している
そんな人にはぴったり。
まず一本試すなら、夜も昼も使いやすいフラッシュグリーンか、澄み潮でのプレッシャー対策をしたいならステルスグレーを選ぶと失敗しにくいと思います。
自分のフィールドや釣り方に合わせやすく、気軽に巻き替えられるラインとして、とても扱いやすいシリーズだと感じました。
#シーガーR18完全シーバス #シーバス #PEライン #釣り #インプレ #レビュー #ソルトルアー #note
シーガー 完全シーバス PE インプレ|耐久性と飛距離をしっかり確かめてみた話
シーバスゲームのライン選びは、釣行の快適さやトラブルの頻度に大きく影響します。とくにPEラインは細さと強度、しなやかさ、コーティングの質など、少しの違いが使い心地を大きく変えてしまうことがあります。そこで今回は、シーバス用として定番になりつつある「シーガー R18 完全シーバス」シリーズを、実釣ベースの視点でじっくりインプレしていきます。
使用したのはフラッシュグリーンとステルスグレーの2種類。どちらも150m巻きで扱いやすい人気モデルです。
どちらも名前のとおりシーバス専用として作られており、飛距離・耐久性・視認性などのバランスを重視したラインです。では、それぞれの特徴や使って感じたポイントを順番に紹介していきます。
シーガー R18 完全シーバスの特徴をわかりやすく整理してみる
完全シーバスシリーズは、8本編みのPEラインで、コーティングはほどよく施されているタイプ。比較的しなやかで、キャスト時の抜けがスムーズなのが第一印象です。
編み込みの密度が高いことで、ガイド抜けの静かさや直線強度の高さも感じられます。シーバスゲームは連続キャストが基本なので、ラインの張りやコーティングの抵抗が少ないのはありがたいポイントです。
また、号数のラインナップが0.6〜1.5号まで揃っているため、湾奥の軽量ルアーからサーフの遠投ゲームまで幅広く対応できます。
飛距離はどうだった?キャストフィールを率直にレビュー
飛距離に関しては、思った以上に優秀でした。実際に河川や港湾で投げてみると、ミノーでもシンペンでも初速が素直に出るイメージ。表面のコーティングが強すぎないため、ラインがガイドにまとわりつくような抵抗がありません。
フラッシュグリーンもステルスグレーも、飛距離自体の差はほぼない印象。ただ、視認性の違いによって「ラインの軌道が見えるとき」と「見えにくいとき」で、操作のしやすさが変わる場面はありました。
風が強い日などはラインスラックを管理しやすいカラーのほうが扱いやすく、結果として飛距離を伸ばしやすいこともあります。
フラッシュグリーンとステルスグレーの違いを実釣ベースで比較
完全シーバスシリーズには2色が存在し、それぞれ役割がはっきり分かれています。
フラッシュグリーンの特徴
- とにかく視認性が高い
- 夜でもラインが見える
- 風の中でもラインメンディングがしやすい
- 色落ちは比較的早め
ナイトゲーム・河川のドリフト・常夜灯周りの釣りなど、「ラインの位置が見えたほうが圧倒的に有利」な場面で使うと、快適さが段違いです。
視認性を重視するなら、まずはこちらを選んで間違いありません。
ステルスグレーの特徴
- 魚から見えにくい色味
- 日中のクリアウォーターで違和感を与えにくい
- 視認性はかなり控えめ
- 色落ちは気にならない程度
とくに澄み潮のデイゲームや、岸際がクリアな運河などで効果的でした。魚にラインの存在を悟らせたくない場面では頼れます。
ただ、夜の真っ暗な場所ではほぼ見えなくなるため、トラブル時に手元でラインの位置を把握しづらい点は注意です。
号数の選び方:迷ったらここを基準にしてみる
完全シーバスシリーズの号数選びは、以下のように分けると判断しやすいです。
- 0.6号:とにかく飛距離重視のライトゲーム向け
- 0.8号:湾奥や港湾のスタンダード
- 1.0号:河川・河口・干潟のメインライン
- 1.2号:サーフや磯の遠投ゲーム
- 1.5号:大型狙い・荒い根周りのポイント
初めて使う場合は、0.8号か1.0号がもっとも汎用性が高くおすすめです。しなやかさと強度のバランスがよく、トラブルも起こりにくく感じました。
耐久性と色落ち:使って感じたことをそのまま書く
耐久性については、価格帯のPEラインとしては十分以上。ガイド摩擦やキャストを繰り返しても、毛羽立ちは感じにくい部類です。根ズレも軽度なら問題なくこらえてくれました。
一方で、フラッシュグリーンは色落ちが早いという印象は確かにあります。実釣数回で鮮やかさは薄くなり、徐々に白っぽく変化します。ただ、色落ちによって飛距離や強度が著しく低下するような変化は感じませんでした。
ステルスグレーは色変化が気にならず、長く同じ見た目で使えます。
トラブルの少なさは魅力のひとつ
キャスト時のトラブルが少ないのは、完全シーバスシリーズの大きなメリットに感じました。ラインの張りが適度にあり、スピニングリールでもバックラッシュが起きにくいタイプです。
とくにナイトゲームでの糸フケ管理は、フラッシュグリーンの視認性が本当に助けになります。初級〜中級者の方にも扱いやすいと感じました。
リーダーとの組み合わせはどうする?
PE0.8〜1.0号なら、フロロ3〜4号(12〜16lb)を合わせると汎用性が高くなります。河川・港湾・運河といった一般的なシーバスゲームではこの組み合わせでほぼ困りません。
サーフや磯で使うなら、PE1.2〜1.5号にフロロ4〜6号クラス。根の荒いポイントや大型の回遊に強くなります。
実釣で感じたメリット・デメリット
メリット
- 飛距離が素直に伸びる
- コーティングが適度でガイド抜けが良い
- トラブルが少ない
- 価格が手頃で巻き替えやすい
- カラーで使い分けしやすい
デメリット
- フラッシュグリーンは色落ちが早い
- ステルスグレーは夜に見えにくい
- とても柔らかいラインが好きな人には少し張りが強め
ただ、総合すると「ちょうどいい実戦的なバランス」を感じる場面が多く、価格帯を考えると満足度は高いシリーズだと思います。
シーガー 完全シーバス PE インプレまとめ|どんな人に向いている?
完全シーバスシリーズは、シーバスゲームでオールラウンドに使える優秀な選択肢です。
- 扱いやすいラインが欲しい
- 飛距離と耐久のバランスが良いものがいい
- 視認性やプレッシャー対策でカラーを選びたい
- コスパの良いラインを探している
そんな人にはぴったり。
まず一本試すなら、夜も昼も使いやすいフラッシュグリーンか、澄み潮でのプレッシャー対策をしたいならステルスグレーを選ぶと失敗しにくいと思います。
自分のフィールドや釣り方に合わせやすく、気軽に巻き替えられるラインとして、とても扱いやすいシリーズだと感じました。
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